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更新日:2015年1月8日

平成26年9月定例会(第1日目)議事録

本日の会議に付した事件

平成26年9月5日午前10時開議

日程

内容

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

委員長報告(議会運営委員会)

委員長報告(議会改革特別委員会

日程第4

 

諸報告

・諸般の報告

 

東宇陀環境衛生組合議会臨時会の報告

桜井宇陀広域連合議会臨時会の報告

宇陀衛生一部事務組合議会臨時会の報告

奈良県広域消防組合議会臨時会の報告

近畿市議会議長会理事会の報告

奈良県市議会議長会の報告

・行政報告

宇陀市立病院事業特別会計継続費精算報告書について

日程

内容

日程第5

議案第41号

宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について

日程第6

議案第42号

宇陀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

日程第7

議案第43号

宇陀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

日程第8

議案第44号

宇陀市立こども園条例の制定について
日程第9

議案第45号

宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について

日程第10

議案第46号

平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について

日程第11

議案第47号

平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第12

認定第1号

平成25年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について

日程第13

認定第2号

平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第14

認定第3号

平成25年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第15

認定第4号

平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第16

認定第5号

平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第17

認定第6号

平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第18

認定第7号

平成25年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第19

認定第8号

平成25年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第20

認定第9号

平成25年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第21

認定第10号 平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第22

認定第11号

平成25年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第23

認定第12号

平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について

日程第24

認定第13号

平成25年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について

日程第25

認定第14号

平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算認定について

日程第26

議案第48号 宇陀市道路線の認定について

日程第27

議案第49号 桜井宇陀広域連合規約の変更について

日程第28

報告第3号 平成25年度財政健全化判断比率の報告について

日程第29

報告第4号 平成25年度資金不足比率の報告について

日程第30

報告第5号

平成25年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告について

日程第31

同意第9号 宇陀市財産区管理委員の選任同意について

出席議員(13名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

山本裕樹

2番

廣澤孝英

3番

松浦利久子

4番

西岡宏泰

5番

西浦正哲

6番

宮下公一

7番

菊岡千秋

8番

八木勝光

9番

勝井太郎

10番

井谷憲司

11番

上田

12番

多田與四朗

13番

山本繁博

   

欠席議員(1名)

14番山本新悟

欠員(無し)

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

竹内幹郎

副市長 中野

教育長

石増次郎

総務部長

内田一哉

危機管理監 宮下照美

企画財政部長

森本彰一

市民環境部長

堂芝一成

健康福祉部長

森本彦司

農林商工部長

山本喜次

建設部長

吉岡博文

教育委員会事務局長

水道局長

市立病院事務局長

吉岡義雄

会計管理者心得

出口司珠子

介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長

笹次悟郎

大宇陀地域事務所長

谷口康夫

菟田野地域事務所長 西角政美 室生地域事務所長 松岡保彦
市監査委員 籠谷順司    

午前10時00分

○議長(多田與四朗君)

皆さん、おはようございます。開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

光陰矢のごとしということわざがございます。本当に月日のたつのは早く、宇陀のこの美しい里も9月の稲刈りのシーズンを迎えておるところでございます。

ところでこの夏、本当に大荒れの夏であったと思います。日照時間も短く不安定な天候で、そして列島各地で大きな水害、土砂災害が発生しております。とうとい命が失われ、そして家屋が水につかり、そして消失された家庭も本当にたくさんございます。幸い宇陀の里は大難を小難に、小難を無難に乗り切らせていただき、本当にこうして収穫の9月を迎えることができましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。

しかしながら、御承知のように、8月夏の終わりから今日まで10日間、75歳の御高齢者がお一人行方不明になっております。ただいまも捜索中でございますけれども、一日も早く元気なお姿を私たちに見せていただきますことを心から念願をしておるところでございます。

先ほども申し上げましたように、この8月の列島の災害で亡くなられた方に心から御冥福をお祈りさせていただきたいと思います。

以上、冒頭の御挨拶にかえさせていただきます。着席させていただきます。

本日、平成26年第3回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かと御多忙のところ御出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚く御礼申し上げます。

本定例会に提出されました議案は、平成25年度決算認定関係14件のほか、26年度補正予算、条例の制定等多くの重要案件が提出されております。

議員各位には慎重に御審議賜りますとともに、会期中の本会議や一般質問あるいは各委員会を通じまして、議会が円滑に進行できますよう皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

また、理事者各位には、簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会の言葉といたします。

開会に先立ちまして、議員各位に御連絡を申し上げます。

本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長、副市長、教育長、籠谷代表監査委員ほか関係者の出席を求めました。

また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可しておりますので、御了承願います。

午前10時05分開会

○議長(多田與四朗君)

ただいまの出席議員は13名であります。

14番、山本新悟議員の欠席届を受理しております。理由は病気療養のためでございます。

定足数に達しております。

よって、平成26年第3回宇陀市議会定例会をただいまより開会いたします。

竹内市長から招集の御挨拶がございます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

おはようございます。本日、平成26年第3回宇陀市定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様の御参集を賜り、厚くお礼申し上げます。

それでは、開会に当たりまして、一言御挨拶をさせていただきます。

初めに、このたび広島市内で発生した土砂災害によりお亡くなりになられた方へのお悔やみを申し上げますとともに、被災した方々に心よりお見舞い申し上げます。また、行方不明の方が一刻も早く発見されますことをお祈り申し上げたいと思います。

当市におきましても、8月9日から10日にかけ台風11号が近畿地方に上陸し、道路、田畑、河川など被害箇所の総数は260カ所を超過しましたが、幸いにも人的被害の報告は受けておりません。また、今回の台風11号では、かなりの雨量が予想されたことから、対策が後手にならないようにいち早く2号動員体制をとり、150名を超える職員を動員し、災害対策本部を設置した上で夜通し警戒に当たったところでございます。その際、夜中ではありましたが、大雨に関する特別警報が発令される可能性があったことを考慮し、うだチャン11で生放送による災害準備情報を発信し、それに合わせ一部の避難所を開設いたしました。

消防団の皆様初め自治会長の皆様におかれましては、夜中にもかかわらず、災害防除並びに避難所開設などに御協力をいただきましたことに対し深くお礼申し上げます。これから先、避難所の場所、運営などにつきまして再度検討し、市民の皆様の安全に万全を期してまいる所存でありますので、議員の皆様におかれましても御協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

さて、政府は日本創生会議が発表した人口減少などの課題に対応し、地方創生を進めるため、地方に仕事をつくり、地域の特性に配慮しながら課題を解決するこうした取り組みによって、東京への人口の一極集中に歯どめをかけ、個性と魅力あるふるさとをつくっていかねばならないとしており、2015年度予算編成では、成長戦略や地方再生のために政府全体で総額4兆円の特別枠を設定されました。

また、安倍晋三首相は今月3日、党役員人事と内閣改造を行い、第2次安倍内閣を発足し、改造内閣の重要課題の一つとして地方創生を挙げ、人口減少、超高齢化といった構造的な課題に真正面から取り組んでいくと述べ、新たなポストとして石破茂地方創生大臣を置き取り組みを本格化させるとし、それに合わせ、首相を本部長とするまち・ひと・しごと創生本部を早期に設置するとしております。

当市におきましても、地域を元気にするには人口減少に歯どめをかける必要を痛感しており、人口減少に対する対策を全庁的に推進するとともに、意識の共有化を図るため、今月1日付で宇陀市人口減対策本部を設置いたしました。これにより、宇陀市の社会環境や自然環境に合った産業振興や雇用の確保など各種施策の実施に向け取り組むとともに、東部圏内の住民の皆様の健康を維持するため、市立病院の健全な運営や教育の充実などについても推進し、少しでも人口減少に歯どめをかけていきたいと考えているところでございます。

さて、今定例会で審議いただく案件は、条例の制定5件、補正予算事案2件、決算事案14件、宇陀市道路線の認定等のその他の事案2件、人事案件1件、財政健全化判断比率の報告などの行政報告3件、合わせて27件となります。

今議会で平成25年度一般会計、特別会計などの決算状況を御報告し、その御承認をいただくわけでございますが、一定の行政改革、合併特例事項に対する努力の成果が見られてきたのかなと感じております。しかしながら、それ以上に人口減に伴う働く世代の減少など、宇陀市を取り巻く環境は以前にも増して厳しいものとなっております。このような状況を打開するため、ウエルネスシティ宇陀市関連、産業振興などの補正予算を計上しておりますので、何点か説明させていただきます。

まず初めに、従前より行っております大和当帰苗の安定供給を目指す栽培委託料についてでございますが、これは奈良県の研究により、大和当帰は通常育苗期間は1年かかりますが、加温ハウスで育苗することにより6カ月程度に短縮することが可能になったことを受け、今年度は来年4月に間に合うよう10万本の苗を確保したいと考えております。これにより、薬草によるまちおこしを目指すとともに、平成24年度から大和当帰の葉が食用に利用できるようになったことから、薬草の6次産業化や薬草料理にも力を入れ、食によるウエルネスシティ宇陀市の実現を目指したいと考えております。

次に、包括ケア推進費として計上しております地域包括ケア総合センターの設置についてでございます。設置についての意図、その理念について少し触れさせていただきたいと思います。

今、少子高齢化に伴い、医療や介護などの社会保障費用は急激に増加しており、国の財源の大部分を占めていることから、社会福祉制度が変革されようとしております。厚生労働省は、将来的に介護保険制度の見直し、比較的介護の少ないとされている要支援1及び2の認定者に対するサービスを地方自治体に移管するとしております。

そのような状況の中、宇陀市におきましても、高齢者や高齢者のみの世帯が増加すると推察され、病気や高齢になってもできる限り住みなれた我が家、地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が必要不可欠であると考えております。

地域包括ケア総合センターの設置は、奈良県内市町村では初めての試みとなりますが、私の選挙公約でもございますネクストビジョンの一環として実現に向けて努力していきたいと考えております。

最後に、市民の皆様、議員各位の御理解と御支援を心からお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶にかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

これより日程に入ります。

本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。朗読を省略いたします。

 日程第1会議録署名議員の指名

○議長(多田與四朗君)

日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において5番西浦正哲議員、6番宮下公一議員を指名いたします。

 日程第2会期の決定

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

お諮りします。

後ほど議会運営委員会委員長報告でもありますが、今期定例会は、本日から9月29日までの25日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、会期は本日より9月29日までの25日間と決定しました。

 日程第3委員長報告

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第3、委員長報告を議題といたします。

閉会中の委員会開催につきましては、8月25日に議会運営委員会、9月2日に議会改革特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査いただいておりますので、委員長から報告を受けます。

なお、委員長報告に対する質疑は、全ての委員長報告終了後に受け付けます。

初めに、議会運営委員会の報告を受けます。

9番、勝井太郎議会運営委員長。

○9番(勝井太郎君)

おはようございます。議席番号9番、勝井太郎でございます。議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。

平成26年第3回定例会の議会運営委員会は、正副議長及び5名の委員の出席のもと、竹内市長、中野副市長、石増教育長、内田総務部長、森本企画財政部長の出席を求め、平成26年8月25日午前10時から市議会第1委員会室で委員会を開催いたしました。

委員会報告につきましては、事前に報告書を配付させていただいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果について概要をまとめさせていただき、報告をさせていただきます。

本定例会における市長提出予定議案につきましては、条例制定4件、条例の一部改正1件、補正予算2件、決算14件、その他議案2件、人事案件1件、行政報告4件が本日提案されます。

議案の取り扱いにつきましては、条例の制定の部制定案、議案第41号から44号の4件、条例の一部改正案、議案第45号1件及びその他議案、議案第48号1件につきましては、福祉産業常任委員会に付託をいたします。その他議案、議案第49号の1件は2日目に質疑、討論、採決を行います。

次に、予算関係、補正予算2件につきましては、予算審査特別委員会に付託をいたします。

次に、決算関係14件につきましては、決算審査特別委員会を設置の上、決算審査特別委員会に審査を付託いたします。

委員会に付託する案件は、本会議2日目に質疑、委員会付託を行い、委員会での審議を経て本会議最終日に委員長報告、報告に対する質疑、討論の後、採決を行います。

次に、人事案件の同意1件につきましては、本会議初日に提案、最終日質疑の後、採決を行います。

次に、行政報告3件につきましては、本会議初日に提案、2日目に理事者側から報告を受けた後、各項目ごとの質問を行います。また、諸報告1件につきましては、本会議初日に報告を受けた上で質問を行います。

次に、閉会中の委員会報告2件は、本会議初日に報告をいたします。また、諸報告6件の東宇陀環境衛生組合議会、桜井宇陀広域連合議会、宇陀衛生一部事務組合議会、奈良県広域消防組合議会、近畿議長会、県議長会につきましては、本会議初日に報告をいたします。

次に、議会へと送付された意見書等は配付資料のとおりでございますが、趣旨に賛同の上、提出者、賛成者となられる方がおられましたら発議として取り扱いをさせていただきます。

委員会の行政施策の議員派遣は最終日に提案をさせていただきます。

次に、一般質問についてでございます。一般質問は本会議3日目の22日、4日目の24日を予定をしております。もし2日間で終わらない場合につきましては5日目にも一般質問を行います。

発言通告書の受け付けは、本日午前8時30分から開始をして午後1時に締め切りをいたします。通告書は通告者御自身が御持参をください。公務等でやむを得ず代理人に託した場合は、議長、副議長が協議をした上で、受理、不受理及び発言順について決定をいたします。

一般質問は、1人3問以内、議員の発言時間は質問も含め30分以内とし、質問回数は30分以内であれば制限なしといたします。なお、一問一答制度と一括質問制度の選択制を導入しております。発言通告書に選択欄がございますので、御記入をよろしくお願いいたします。

発言の順番は受け付け順といたします。同種の質問につきましては正副議長が調整を行います。当該議員には連絡をする場合がございますので、御留意をよろしくお願いいたします。また、通告書は、できるだけ具体的な内容の記載をよろしくお願いいたします。

議事の進行上、理事者の答弁が重複する場合については、議長において答弁を割愛する場合がございますので、御了承をよろしくお願いいたします。

一般質問につきましては、報道機関から要請があった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表をいたしますので、御理解をよろしくお願いいたします。

一般質問は、質問及び答弁とも、わかりやすく簡潔に行うよう御留意を願います。

その他全般につきましては、前期定例会どおり、関係する議案はなるべく一括で上程をし、議案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は議長の指名により議会事務局長が朗読をいたします。議案の内容によっては、討論を省略した上で採決を行います。

以上の内容をもちまして、会期は先ほど議決をいただきましたとおり、本日から9月29日までの25日間といたします。本会議は、本日及び9日、22日と24日並びに26日、予備日として29日に開催をいたします。また、委員会の日程でございますが、総務文教常任委員会協議会を9月11日に、福祉産業常任委員会を12日、決算審査特別委員会を16日、17日の両日、予算審査特別委員会を18日に開催をいたします。

次に、平成26年第4回宇陀市議会定例会の日程につきましてでございますが、12月3日金曜日から12月22日月曜日の20日間といたします。本会議は12月3日、5日、15日、16日、19日といたします。予備日として22日にも開催をいたします。

以上を協議をして、午後0時44分に閉会いたしました。

今定例会には多くの重要案件が予定されております。審議が円滑に進みますよう皆様の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

以上、委員長報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

議会運営委員会委員長報告が終了いたしました。

次に、議会改革特別委員会の委員長報告をお受けいたします。

9番、勝井太郎委員長。

○9番(勝井太郎君)

議長より許可をいただきましたので、議会改革特別委員会の委員長報告を続けてさせていただきます。

6月議会閉会から本日までの間に、7月1日、15日、29日、8月19日の4回の協議会と9月2日に委員会を開催をしております。会議の概要と決定した事項についての御報告を申し上げます。

協議会については報告義務はございませんが、議論の過程の報告があると思いますので、簡潔に報告をさせていただきます。

7月1日の協議会では、議会だよりのあり方について議論を行っております。

まず、できる範囲からできることをやっていこうという意見が複数の議員より出されております。議会だよりを自分たちで出すに当たって、どのくらの負担があるのかも調べるために、実際に原稿を各委員で書いてみる、そのようなことをしていくということの確認をいたしました。

定例会の日程を告知をするビラを今ある予算の中で議員がつくり配布をしていくこと、配布については、広報うだへの挟み込みと駅等での配布を行う。そのためのたたき台を各委員がつくる。ここまでの確認をして会議を閉会いたしました。

続いてですが、7月15日に行われました協議会では、議会改革に関するアドバイザーとして立命館大学法学部の駒林良則教授にお越しをいただき、意見交換会についての御意見やその他疑問点についての御意見をお伺いさせていただきました。また、定例会告知ビラの作成のための部会を立ち上げることといたしまして、山本副委員長、松浦委員、西岡委員並びに委員長の私、勝井の4名でビラの作成を具体的に進めていくということを確認をさせていただきました。

意見交換会につきましては、委員から意見を聞いた上で、先行事例や反対に失敗した事例などがあるのではないかということを調査をしていくことを確認をいたしました。

7月29日の会議では、作業部会が作成をいたしました議会定例会の告知ビラについて実際に提示をして、その確認を行っております。

8月19日の議会では、完成をしたビラの確認と実際に街頭で配布をする日程の確認を行いました。9月1日、9月2日の午前6時より午前8時までの日程で、榛原駅、室生口大野駅、三本松駅の三つの駅でビラの配布を行うことを確認をしております。1日は10名の議員が、2日は8名の議員が参加をしていただきまして、1200枚のビラを市民の方にお渡しをさせていただいております。

最後にですが、委員会の報告をさせていただきます。

9月2日午前9時30分より市議会第2委員会室におきまして、松浦委員、西岡委員、宮下委員、西浦委員、井谷委員、多田議長及び委員長の私、勝井が出席をして議会改革特別委員会を開催をしております。山本裕樹副委員長、山本繁博委員が一身上の都合により欠席をしております。

委員会では、ここまで協議をしてきた内容について確認を行った上で、次のことについて確認をしております。

定例会告知ビラについては、9月議会に引き続いて12月議会、3月議会でも引き続き作成をして配布行っていく。

意見交換会については、実施に向けての調査研究をさらに進めていく。

会議規則、委員会条例などの課題の洗い出しを行うとともに、質疑、質問に関する反問や議員間での討議についてなど、議会内部に関する事項についての議論を今後深めていくということ。

また、休憩をとってでございますが、委員会の運営であったりその他自由に意見をお伺いをしております。

最後にですが、その他事項として、議員などの電子器具の使用について、議場内での飲食についての意見が委員よりございました。

以上、会議を行い、午前11時44分に閉会いたしました。

以上で議会改革特別委員会の委員長報告を終わります。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

議会改革特別委員会委員長報告が終了いたしました。

これより質疑に入ります。

初めに、議会運営委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質疑はないようでございます。

質疑なしと認めます。

次に、議会改革特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質疑なしと認めます。

以上で委員長報告を終結いたします。

 日程第4諸報告

○議長(多田與四朗君)

日程第4、諸報告を行います。

初めに、6月30日に開催されました東宇陀環境衛生組合議会の報告をお受けいたします。

3番、松浦利久子議員。

○3番(松浦利久子君)

おはようございます。議席番号3番、松浦利久子でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、平成26年東宇陀環境衛生組合議会臨時会の報告をさせていただきます。

東宇陀環境衛生組合議会臨時会は、去る6月30日午前9時58分より東宇陀クリーンセンターにおいて開催されました。

宇陀市議会から、勝井太郎議員、上田德議員、多田與四朗議員と私、松浦利久子の4名が出席いたしました。

曽爾村、御杖村の議員を合わせ10名全員出席で議会は成立し、今回、東宇陀環境衛生組合議員に新たに宇陀市及び御杖村から選出されたことによる議席の指定を行い、続いて会議録署名議員の指名及び会期決定がなされました。

次に、議長選挙が行われ、宇陀市、上田德議員が指名推選により議長に就任され、鈴木管理者の挨拶後、議事に入りました。

審議の過程について報告をいたします。

付議されました案件は、平成26年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算及び東宇陀環境衛生組合監査委員の選任同意の2議案でありました。

議決第3号、平成26年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算(第1号)については、大規模な施設修繕等に伴い、歳入歳出1801万4000円を増額し、予算総額1億9726万9000円とするものであります。全会一致で可決されました。

同意第1号、東宇陀環境衛生組合監査委員の選任につき同意を求めることについては、前任の監査委員の辞任により後任の監査委員に山本良治氏を選任することについて同意を求めるものであります。全会一致で同意されました。

以上、議事日程が全て終了し、午前10時25分に閉会いたしました。

これで東宇陀環境衛生組合議会臨時会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

次に、7月2日に開催されました桜井宇陀広域連合議会の報告をお受けいたします。

11番、上田德議員。

○11番(上田君)

おはようございます。11番、上田德でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、平成26年桜井宇陀広域連合議会第1回臨時会の報告をさせていただきます。

桜井宇陀広域連合議会第1回臨時会は、去る26年7月2日水曜日午前10時15分から桜井市議会議場において開催されました。

宇陀市議会からは、廣澤議員、宮下議員、菊岡議員、八木議員と私の5名が出席いたしました。なお、桜井市議会選出の我妻議員が欠席をされておりました。

最初に、東山議長の開会宣言、そして桜井市長の松井広域連合長からの招集挨拶の後、会議に入りました。

会議では、今回宇陀市から桜井宇陀広域連合議員に新たに選出された議員5名による議席の一部変更が行われ、次に会議録署名議員2名の指名、さらに、会期を7月2日の1日間とすることを決しました。

続きまして、広域連合長の提出案件として、監査委員の選任につき同意を求めることについてが議題となりました。

これは、識見を有する監査委員の任期が7月20日をもちまして満了することに伴うもので、宇陀市大宇陀嬉河原の中森和生氏を再度選任することに同意をいたしました。なお、委員の任期は4年間であります。

この後、追加議案として桜井宇陀広域連合議会の役員改選が行われました。

まず、中谷 誠副議長が辞任されたことに伴い、副議長の選挙についてが追加議案となり、選挙の結果、指名推選により桜井市の東 俊克氏が当選されました。

次に、東山利克議長が辞任されたことに伴い、議長の選挙についてが追加議案となり、選挙の結果、指名推選により御杖村の中谷 誠氏が当選されました。

また、議会選出監査委員の岡田光司氏が辞任されたことに伴い、監査委員の選任につき同意を求めることについてが追加提案され、桜井市の藤井孝博氏を選任することに同意しました。

以上、全ての議案について審議し、午前10時48分に閉会をいたしました。

なお、本会議の前に午前9時30分から、桜井市議会第1委員会室におきまして全体協議会が開催されました。

まず、今期臨時会の提出案件であります監査委員の選任についての同意を求めることについて説明があり、その後、今年度の議員研修について協議し、議員研修については議長一任とされたほか、宇陀市議会議員において条例訂正の提案が上程されております広域連合事務局の移転について説明があり、その移転先は桜井市初瀬1629番地の1、桜井東ふれあいセンター分館の2階とのことになりました。なお、一部の事項について質問がありましたが、事務局からの答弁でおおむね了解をいただきました。

以上、簡単ではございますが、平成26年桜井宇陀広域連合議会第1回臨時会並びに全体協議会の報告とさせていただきます。終わります。

○議長(多田與四朗君)

次に、7月23日に開催されました宇陀衛生一部事務組合議会の報告をお受けいたします。

10番、井谷憲司議員。

○10番(井谷憲司君)

おはようございます。議席番号10番、井谷憲司でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、宇陀衛生一部事務組合議会の報告をさせていただきます。

去る7月23日水曜日午前10時より、平成26年第1回宇陀衛生一部事務組合臨時議会が宇陀市役所4階大会議室において開催されました。

宇陀市からは、組合議員として山本裕樹議員、西岡議員、西浦議員、宮下議員、菊岡議員、勝井議員及び私、井谷の7名が出席いたしました。山本新悟議員については欠席でございました。

このたびの臨時議会は、4月に執行されました宇陀市議会議員選挙により委員の多くがかわったため、役員の選任でございました。

議案審議に入る前に、管理者であります竹内市長より挨拶、議員14名の紹介があり、その後、年長議員の曽爾村の奥西議員が仮議長に選出され、議事に移りました。仮議長の議事進行により仮議席の指定、そして議長選挙が行われ、議長に宇陀市の勝井議員が指名選出され当選されました。その後、議席の指定及び会議録署名議員の指名及び会期の決定がなされました。続いて、副議長に曽爾村の坂井議員が指名選出され当選されました。

議案につきましては、同意第2号の監査委員の選任について事務局より説明を受け、選任されたのは、東吉野村の津川議員が監査委員として選任され、全会一致で承認されました。

以上、同意第2号の案件の審査を行い、午前10時46分に閉会いたしました。

以上で、7月23日に開催されました宇陀衛生一部事務組合臨時議会の報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

次に、7月24日に開催されました奈良県広域消防組合議会の報告をお受けいたします。

5番、西浦正哲議員。

○5番(西浦正哲君)

おはようございます。議席番号5番、西浦でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、平成26年4月1日に発足いたしました奈良県広域消防組合組合議会第1回臨時会の報告をさせていただきます。

奈良県広域消防組合議会第1回臨時会は、去る平成26年7月24日木曜日午後2時20分から、かしはら万葉ホール、レセプションホールにおいて開催されました。

宇陀市議会から、組合議会議員であります私、西浦が出席をさせていただきました。

今回、発足後、初めての議会開催となることから、当組合管理者である森下 豊橿原市長の挨拶の後、最初に臨時議長の選出が行われ、総議員25名のうち最年長である下市町の川北 肇議員が選出されました。そして、臨時議長により仮議長の指定、議長選挙が行われ、指名推選の方法により、天理市の大橋基之議員が臨時議長から指名され、議長に選出されました。

議長就任の挨拶の後、議席の指定及び会議録署名議員の指名及び会期の決定がなされ、続いて副議長の選挙が指名推選の方法により行われ、桜井市の松井正剛議員が大橋議長から指名され、副議長に選出されました。

次に、審議の過程について報告いたします。

奈良県広域消防組合議会の会議規則や傍聴規則、議員の任期または組合管理者の専決処分事項に関する議案について、松井議員を提案者、そしてその他全議員を賛成者とする4議案が提案され、全て可決されました。

組合の運営等に必要な条例として、消防本部及び消防署の設置に関する条例、一般会計・特別会計予算に関する条例、職員等の人事に関する条例など、71の管理者が専決処分をした条例等の承認事案についても全て可決されました。

監査委員の同意案件については、天理市の梅﨑浩充氏と議会選出監査委員で五條市の牧野雅一議員について同意されました。

続いて、議第1号、職員定数条例の一部改正について、野迫川消防事務を運用するに当たり8名を増員し、職員数を1295名とすることで可決されました。

議第2号、高機能消防指令センター契約の締結について及び議第3号から8号の高規格救急自動車、消防ポンプ自動車、水槽つき消防ポンプ自動車の財産の取得について全て可決されました。

さらに、平成26年度奈良県広域消防組合宇陀・吉野・中吉野・野迫川の消防事務特別会計補正予算についても可決され、全ての議案について審議され、午後3時56分に閉会いたしました。

以上、簡単ではございますが、奈良県広域消防組合議会第1回臨時会の報告とさせていただきます。終わります。

○議長(多田與四朗君)

以上で、各組合議会の報告が終了いたしました。

引き続き議長会の報告を議会事務局長がさせていただきます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

議会事務局の増田でございます。私のほうから、2件の議長会の報告のほうをさせていただきたいと思います。

まず最初に、近畿市議会議長会理事会の報告をさせていただきます。

去る7月17日木曜日午前11時から、大阪府泉佐野市のホテル日航関西空港におきまして近畿市議会議長会第1回理事会が開催され、多田議長と私、増田の2名が出席をさせていただきました。

まず、泉南市議会議長、中尾会長の挨拶の後、出席市議会議長及び事務局長の自己紹介がありました。

次に、報告事項としまして、4月15日から7月16日までの近畿市議会議長会会務報告があり、了承がされました。

次に、市議会議員共済会審査委員会委員につきまして、2年間近畿部会から推薦することとなっており、本年度は滋賀県大津市が9月までの6カ月、奈良県御所市・生駒市が10月から3月の間それぞれ3カ月推薦のほうした旨報告があり、了承がされました。

次に、国と地方の協議の場等に関する特別委員会委員について、近畿部会として副会長市の大阪府四條畷市議会議長を推薦した旨報告があり、了承がされました。

次に、議案審議としまして、平成25年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算について提案及び監事の監査報告があり、審議の結果、原案のとおり認定されました。

次に、協議事項としまして、平成26年度近畿市議会議長会行事予定について、理事会の運営について、各種会議の運営について提案があり、審議の結果、原案のとおり了承がされました。

次に、その他としまして、全国市議会議長会副会長・監事の役員数の変更に係る会則改正(案)について、副会長4名を6名に、監事5名を3名へ変更に向けて現在調整中であり、来年開催予定の第91回定期総会に会則改正(案)を提案予定であることが報告されました。

最後に、次回理事会は10月24日に開催されることとなり、開催当番市となります京都府木津川市議会、西岡議長から挨拶の後、中尾会長の挨拶で理事会が終了しました。

次に、第2回奈良県市議会議長会の報告をさせていただきます。

去る8月1日金曜日午後2時から、橿原市の橿原ロイヤルホテルで第2回奈良県市議会議長会が開催され、多田議長、井谷副議長と私、増田の3名が出席をしました。

まず、7月27日にお亡くなりになられました橿原市議会副議長の植田様への哀悼の意をささげるため黙禱が行われました。

次に、大和高田市議会議長、西川会長の招集の挨拶の後、第1回議長会以後に新しく再任または就任されました奈良市の土田議長、東久保副議長及び大和郡山市の出口議長、尾口副議長の紹介がありました。

次に、表彰状贈呈については、奈良県市議会議長会議員表彰規程に基づき、4年以上正副議長の職の方が1名、2年以上正副議長の職の方が9名、40年以上市議会議員の職の方が1名、同じく35年以上の方が2名、同じく25年以上の方が1名、同じく20年以上の方が2名、同じく15年以上の方が8名、同じく10年以上の方が6名、総数30名の被表彰者に西川会長から各市議会代表者へ表彰状が贈呈されました。本市からは、4年以上正副議長の職にあった方としまして中山一夫氏が、10年以上市議会議員の職にある方としまして、多田與四朗議員、山本繁博議員がそれぞれ表彰され、西川会長から多田議長が代表受領しました。

次に、諸報告につきましては、5月16日から7月31日までの県市議会議長会事務報告及び4件の会議出席報告があり、了承されました。

次に、協議事項の全国市議会議長会副会長・監事の役員数の変更に係る会則改正について、副会長4名を6名に、監事5名を3名に改正するに当たり、全国市議会議長会から意見を求められていることの提案があり、審議の結果、各市から意見はなく、本会からの意見はなしとすることで了承がされました。

最後に、その他としまして、県市議会議長会の今後のスケジュールについて報告があり、会議日程は全て終了し、西川会長の閉会の挨拶により会議を終了いたしました。

以上簡単ですが、近畿市議会議長会及び奈良県市議会議長会の報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

以上で議会からの諸報告を終わります。

続きまして、行政報告を受けます。

宇陀市立病院事業特別会計継続費精算報告書についての報告をお受けいたします。

吉岡市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(吉岡義雄君)

おはようございます。市立病院事務局の吉岡です。よろしくお願いいたします。

平成21年度から進めてまいりました宇陀市立病院建設事業が平成25年度をもって完了いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定に基づき、継続費の精算報告をさせていただきます。

先に事業の経過について御報告いたします。

本事業は、当初、事業年度を平成21年度から平成24年度とし、65億円の継続費を設定し、工事を進めてまいりましたが、平成23年3月に発生いたしました東日本大震災の影響によります建設資材の延納等によりまして工期がおくれ、完成予定が平成25年度に延びることになったことから、平成24年9月第3回定例会におきまして、事業年度の延長変更と、建設工事費につきましても工期及び事業内容がほぼ確定してまいりましたことにより事業費の減額補正を行い、継続費の変更を御承認いただきました。したがいまして、変更後の継続費につきまして精算報告を申し上げます。

本事業は平成21年度に事業を開始いたしまして、平成23年12月に第1期工事、入院棟が完成、同月より順次供用を開始いたしました。続いて平成25年1月に第2期工事、外来棟が完成し、1月15日より外来診療を開始いたしました。同年4月に駐車場等外構工事が終了いたしまして、平成25年4月末の工期をもって、全ての事業が完了いたしました。

それでは、別添の継続費精算報告書をごらんいただきたいと思います。

5年間の全体計画におきまして、総事業予定額59億7787万円に対しまして58億3444万2485円の支払い義務が発生いたしました。1億4342万7515円が不要となっております。

この支払い義務発生額の財源内訳でございますが、企業債等が38億5260万円、一般会計からの出資金が12億9254万9401円、国県支出金が5億4040万2000円、病院の自己資金であります損益勘定留保資金等が1億4889万1084円となっております。

以上、簡単ではございますが、継続費の精算報告とさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

ただいまより行政報告に対する質問を受け付けいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

ないようでございます。

以上で行政報告を終結いたします。

これより休憩いたします。

会議は午前11時15分に再開いたしますので、それまでに議場にお入りください。

午前10時58分休憩

午前11時15分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 日程第5議案第41号から日程第8議案第44号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第5、議案第41号、宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてから日程第8、議案第44号、宇陀市立こども園条例の制定についてまでの4議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。本日定例会の議案書1ページをごらんいただきたいと思います。

議案第41号、宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について。

宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて2ページから23ページにわたります条例の内容につきましては、大変条項が多いですので、概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承をお願いをいたします。

まず、2ページからでございます。

宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例。

第1章、総則。

趣旨。

第1条、この条例は、特定教育・保育施設に係る子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下「法」という。)第34条第2項及び第46条第2項の規定に基づき、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定めるものとする。

そして総則の第2条におきましては定義について、続いて3ページでございますが、第3条におきましては一般原則についての規定とされております。

続いて、4ページの第2章でございます。特定教育・保育施設の運営に関する基準としまして、第4条におきましては、利用定員に関する基準の規定となっております。

続いて第5条におきましては、第2節ということで、運営に関する基準につきまして、この第5条から13ページの第34条までの条項におきまして、運営に関する基準等についての規定と条項がされております。

続きまして、14ページでございます。14ページのやや上のほうですが、第3節といたしまして、特例施設型給付費に関する基準としまして、まず35条におきましては特別利用保育の基準、そして第36条におきましては特別利用教育の基準について規定がされております。

次に、15ページの第3章でございます。第3章におきましては、特定地域型保育事業者の運営に関する基準となりまして、第37条におきまして利用定員に関する基準、そして16ページでございますが、第2節ということで、運営に関する基準につきまして第38条から20ページの第50条までの条項で規定がされておるところでございます。

次に、21ページの第3節をごらんいただきたいと思います。

第3節、特例地域型保育給付費に関する基準としまして、第51条では特別利用地域型保育の基準、そして第52条では特定利用地域型保育の基準について規定がされております。

そして22ページでございます。

附則。

施行期日。

第1条、この条例は、子ども・子育て支援法の施行の日から施行する。

そして、附則第2条におきましては特定保育所に関する特例について、第3条におきましては施設型給付費等に関する経過措置について、そして23ページでございますが、第4条におきましては利用定員に関する経過措置、そして第5条につきましては連携施設に関する経過措置についての規定がされておるところでございます。

続きまして、24ページでございます。

議案第42号、宇陀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について。

宇陀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて25ページから44ページにわたります条例内容につきましても、条項が多いですので、先ほどと同様概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。

まず、25ページからでございます。

宇陀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例。

第1章、総則。

趣旨。

第1条、この条例は、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第34条の16第1項の規定に基づき、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めるものとする。

次に、第2条から30ページの第21条までにおきまして、基準または原則などについて規定がされておる条項となっております。

次に、31ページの第2章をごらんいただきたいと思います。

31ページにおきましては、第2章、家庭的保育事業につきまして、第22条から第26条にわたりまして規定のほうがされております。

次に、32ページでございます。

第3章、小規模保育事業の区分または基準につきまして、27条から37ページの第36条で規定がされておるところでございます。

次に、37ページの第4章をごらんいただきたいと思います。

第4章につきましては、居宅訪問型保育事業について、第37条から第41条で規定がされております。

次に、38ページの第5章でございますが、第5章、事業所内保育事業について、第42条から42ページの48条で規定がされております。

次に、43ページをごらんいただきたいと思います。

附則。

施行期日。

第1条、この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成24年法律第67号)の施行の日から施行する。

そして、附則第2条におきましては食事の提供の経過措置、そして第3条におきましては連携施設に関する経過措置、第4条につきましては小規模保育事業B型等に関する経過措置、第5条におきましては利用定員に関する経過措置について規定がされておるところでございます。

次に、45ページをごらんいただきたいと思います。

議案第43号、宇陀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について。

宇陀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、46ページから51ページの条例の内容につきましては、先ほどと同様、条項が多い関係もありますので、概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承をお願いをいたします。

まず、46ページでございます。

宇陀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例。

趣旨。

第1条、この条例は、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第34条の8の2第1項の規定に基づき、放課後児童健全育成事業(法第6条の3第2項に規定する放課後児童健全育成事業をいう。以下同じ。)の設備及び運営に関する基準を定めるものとする。

次の第2条から51ページの第21条につきましては、放課後児童健全育成事業の設備または運営の基準について規定がされておるところでございます。

次に、51ページをごらんいただきたいと思います。

附則。

施行期日。

第1条、この条例は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成24年法律第67号)の施行の日から施行する。

そして附則第2条におきましては、職員の経過措置について規定がされております。

続きまして、52ページをごらんいただきたいと思います。

議案第44号、宇陀市立こども園条例の制定について。

宇陀市立こども園条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、53ページから55ページの条例内容につきましては、先ほどと同様、条例の項目が多い関係がありますので、概要をもって朗読にかえさせていただきたいと思いますので、御了承を賜りたいと思います。

まず、53ページでございます。

宇陀市立こども園条例。

設置。

第1条、小学校就学前の子ども(以下「子ども」という。)に対する教育及び保育並びにその保護者に対する子育ての支援を総合的に実施するため、宇陀市立こども園を設置する。

第2条におきましては、第1号でこども園について、第2号について保護者についての定義が規定がされております。

次に、第3条では名称、所在地及び定員ということで、こども園の名称、所在地及び定員は、次のとおりとするということで、まず宇陀市立大宇陀こども園の所在地は、宇陀市大宇陀拾生806番地、定員が270人、宇陀市立室生こども園の所在地が宇陀市室生三本松1284番地、定員が135人の規定となっております。

次に、第4条におきましては入園の承諾について、第5条については承諾の取消し等について、そして第6条については委任についての規定となっております。

次に、附則。

施行期日。

第1項、この条例は、平成27年4月1日から施行する。

そして、附則の第2項以下につきましては、第2項につきましては準備行為について、第3項につきましては宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、同じく第4項では宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、第5項につきましては宇陀市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について、同じく第6項では宇陀市立幼稚園設置条例の一部改正について、同じく第7項では宇陀市立保育所設置条例の一部改正について、同じく第8項では宇陀市立保育所における一時保育の実施に関する条例の一部改正について、それぞれ本条例の制定に伴います一部改正ということで附則に規定のほうがされております。

以上、大変概要ではございますが、朗読とさせていただきます。失礼いたします。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第41号から議案第44号までの4件について提案理由の説明を申し上げます。

この4件は平成24年8月に公布され、平成27年4月から施行が予定されている子ども・子育て支援法、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律及びこの2法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律のいわゆる子ども・子育て3法に伴う子ども・子育て支援新制度によるものでございます。

新制度では、幼児期の学校教育・保育の総合的な提供、保育の量的拡大・確保、教育・保育の質の改善、地域の子ども・子育て支援の充実を目指し、認定こども園の普及、地域型保育事業による保育の量的拡大、新たな教育・保育要領による教育の質の向上、地域のニーズに応じた利用者への情報提供の仕組みづくり等、子どもの健やかな成長のため適切な環境がひとしく確保されるよう、子ども及びその保護者に対し必要な支援給付及び支援事業を計画的に行っていくこととされております。

新制度に当たり、議案第41号から議案第43号までの3件については、法により条例に各基準を定めることとされたものであり、議案第44号については、新制度の趣旨を受け、本市として幼児期の学校教育・保育の総合的な提供を行っていくため定めるものでございます。

基準を定める条例の制定に当たっては、地域の実情に応じ、国で示されている基準を十分に参酌することとされており、本市におきましては、この基準と異なる特段の事情や地域性が認められないことから、国で示されている基準に準拠した内容とすることとしました。

まず、議案第41号、宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてでございます。

本件は、自治体から学校教育法、児童福祉法等に基づく認可等を受けた教育・保育施設及び事業の中から、市が子ども・子育て支援法に基づく給付を行う特定教育・保育施設、特定地域型保育事業を確認するための基準について定めるものでございます。

具体的な基準といたしましては、特定教育・保育施設等における利用定員、運営上遵守すべき事項等施設の運営に関する基準等を定めております。

施行日は、子ども・子育て支援法の施行の日でございます。

次に、議案第42号、宇陀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてでございます。

本件は、家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業を市が認可するための基準について定めるものでございます。

具体的な基準といたしましては、それぞれの事業における施設の利用定員、職員の資格及び配置等、施設の設備及び運営に関する基準等を定めております。

次に、議案第43号、宇陀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてでございます。

本件は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営について、その質を確保するために基準を定めるものでございます。

具体的な基準といたしましては、事業における職員の資格及び配置、施設の設備に関する基準等を定めております。

議案第42号及び議案第43号の2件の施行日は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日でございます。

最後に、議案第44号、宇陀市立こども園条例の制定についてでございます。

本件は、幼児期の学校教育・保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進し、一人一人の子どもが健やかに成長することができるよう本市にこども園を設置するものでございます。

設置するこども園は、従来の幼稚園と保育所それぞれの認可を受けなければ設置できない施設ではなく、幼保連携型の施設として、単一の施設となります。

具体的には、既に施設が一体である大宇陀保育所、大宇陀幼稚園を宇陀市立大宇陀こども園に、室生保育所、室生幼稚園を宇陀市立室生こども園として、新制度に伴い新たに設置するものでございます。

なお、附則により、こども園の設置に伴う所要の改正、各保育所・幼稚園の廃止等について規定しております。

施行日は、平成27年4月1日でございます。

以上4件について御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております議案第41号から議案第44号までの4議案は、本日は提案説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第41号、宇陀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第44号、宇陀市立こども園条例の制定についてまでの4議案の質疑は、次の本会議で行います。

 日程第9議案第45号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第9、議案第45号、宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正についてを議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼をいたします。本日の議案書56ページをごらんいただきたいと思います。

議案第45号、宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について。

宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例(平成18年宇陀市条例第113号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて57ページでございます。

宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部を改正する条例。

宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例(平成18年宇陀市条例第113号)の一部を次のように改正する。

第2条第1号ア中「母子及び寡婦福祉法」を「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に改め、同号イ中「母子及び寡婦福祉法第17条に規定する配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)と死別した男子で現に婚姻(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含む。以下同じ。)をしていないもの又はこれに準ずる者」を「母子及び父子並びに寡婦福祉法第6条第2項に規定する配偶者のない男子」に改め、同号エ中「母子及び寡婦福祉法」を「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に改める。

附則。

この条例は、平成26年10月1日から施行する。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野君)

失礼いたします。副市長の中野でございます。ただいま上程いただきました議案第45号、宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。

本件は、平成26年10月1日に、ひとり親家庭に対する支援施策の充実を目的に母子及び寡婦福祉法が改正されることによるものでございます。

具体的には、母子及び寡婦福祉法の名称が母子及び父子並びに寡婦福祉法に改称されることに伴い、条例において引用している同法の名称について改めるものでございます。

また、現行条例において定義しております配偶者のない男子についても同法に定義されるため、当該条文を引用し、条例に規定するものでございます。

なお、この条例は、平成26年10月1日から施行するものでございます。

以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております議案第45号は、本日は提案説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議がないようでございます。

異議なしと認めます。

よって、議案第45号、宇陀市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。

 日程第10議案第46号及び日程第11議案第47号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第10、議案第46号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について及び日程第11、議案第47号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についての2議案を一括議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。本日の議案書58ページをごらんいただきたいと思います。

議案第46号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について。

平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて59ページでございます。

議案第47号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野君)

失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第46号から議案第47号の補正予算2議案について提案理由の説明を申し上げます。

それでは、各会計ごとに補正の概要について説明をさせていただきます。

まず、議案第46号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてであります。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8637万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ183億7337万6000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。

第2条、地方債の追加及び変更は、「第2表 地方債補正」による。

平成26年9月5日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正予算では、平成25年度に交付されました地域の元気臨時交付金を基金に積み立てておりました8262万2000円を取り崩し、既決の予算または今回の新規事業に充当いたしました。また、平成26年度における新たながんばる地域交付金の交付額決定に伴い、施設等の整備事業といたしまして4888万1000円を計上いたしました。

また、平成25年度一般会計決算繰越額が確定したことにより、将来の財政負担に備えるため、当初予算計上しておりました宇陀市財政調整基金の取り崩し2億円を全額減額いたしました。

次に、歳出から説明をさせていただきます。

一般会計補正予算書の13ページから歳出の各款ごとに内容を説明させていただきます。

まず、総務費の一般管理費におきましては、9月末の退職者に係る退職特別負担金1054万5000円、財産管理費では、公用車の買いかえとエコ化による購入費263万6000円、菟田野地域事務所を平成27年2月より県の宇陀土木事務所と東部農林事務所へ貸すためのセキュリティと個人情報保護の観点から、防犯シャッター設置工事180万7000円及び施設修繕費で123万8000円を計上しております。

企画費では、薬草栽培を来年度から本格化するに当たりまして、その苗を確保すべく秋まきを行う委託事業費300万円、また、ことし2月に設置いたしました室生口大野駅前の臨時案内所につきまして、さらに来年3月まで継続するための経費43万1000円、桜井宇陀広域連合事務所移転に伴う宇陀市負担金55万8000円、地域金融機関から融資を受け地域資源を活用した新規事業を行う企業に対して、国庫補助金が市の予算を通じて交付される地域経済循環創造事業交付金が500万円。生活安全対策費では、防犯灯をLED化する自治会に対して防犯灯設置事業補助金88万9000円。まちづくり支援費では、まちづくり協議会活動支援事業として、旧守道小学校の一部修繕費150万円。社会保障・税番号制度導入費では、社会保障・税番号制度に係る対応例規整備業務委託140万4000円、同じくシステム改修委託料など423万2000円を計上しております。

次に、賦課徴収費では、個人住民税の配当割控除、株式等譲渡所得割控除に係る還付金が増加したため420万円を、また指定統計費では、県委託金の確定に伴う追加経費40万5000円を計上しております。

次に、15ページをごらんいただきたいと思います。

款の民生費でございますが、新たに設置をいたしました包括ケア推進費におきまして、(仮称)地域包括ケア総合センターを開設する費用251万1000円及び開設に当たり榛原保健センターの修繕工事700万円と現在の地域包括支援センターの事務関係移転費用122万1000円を計上しております。

次に、児童措置費では、保育所児童措置費、保育所運営費過年度精算分返還金と私立保育園補助金で109万2000円を計上しております。生活保護総務費におきましては、自立相談支援事業及び住宅確保給付金支給が円滑に実施できるよう、その準備を行うため緊急雇用創出事業臨時特例基金事業48万2000円を計上いたしました。

次に、17ページをお願いをいたします。

款衛生費でございます。

保健衛生総務費におきまして、病院建設工事事故に係る損害賠償請求事件弁護士費用129万6000円。また、火葬場運営費におきまして、大野・向渕馬場出火葬場解体補助金130万円を計上しております。

同じく17ページの款農林業費でございますが、農業委員会費といたしまして、農地台帳システム整備事業950万4000円、農業振興費におきましては、農地・水保全管理支払交付金127万6000円、被災農業者向け経営体育成支援としてパイプハウス補助を264万8000円、宇陀農産物品評会への県補助金財源更正、また県が進める農地利用の集積集約化を行う中間管理機構の業務受託費用40万1000円、林業振興費では、森林整備事業として、美しい森林づくり基盤整備交付金事業1082万5000円を計上しております。

18ページをごらんください。

款商工費でございます。

観光費につきましては、観光地の景観を守るため、観光資源保全事業といたしまして100万円を計上しております。

同じく18ページの款土木費でございますが、都市公園総務費におきまして、大規模建築物等耐震診断支援事業としまして321万円を計上しております。

次に、19ページをごらんください。

款消防費の非常備消防費では、消防団員安全装備品整備事業として37万9000円、災害対策費では、災害対策対応として災害時備蓄品購入費65万9000円と県補助金の確定による財源更正を行っております。消防施設費では、水冷式可搬消防ポンプの入れかえとして777万6000円を計上しております。

同じく19ページの款教育費でございますが、事務局費といたしまして、小学校スクールバス2台分の購入費1382万3000円を計上しておりますが、うち1台は事故による買いかえでございますが、保険金200万円が雑入として計上いたしております。

学校管理費では、菟田野中学校大規模改修工事設計委託料等を1025万円、社会教育総務費では、文化会館の舞台調光操作卓の入れかえとして機械器具費1387万8000円、公民館費では、非常勤職員の人事異動に係る賃金の増額281万4000円を計上しております。そのかわりといたしまして、体育施設費では同じく281万4000円を減額しております。また、6月に計上いたしました総合体育館改修工事の追加事業といたしまして、1億3100万円と温水プール改修事業の財源更正を計上しております。

次に、20ページをごらんいただきたいと思います。

款災害復旧費では、公共土木災害復旧費で台風11号による災害復旧工事8880万円を計上いたしております。

一方、財源となります歳入でございますが、予算書の9ページをごらんいただきたいと思います。

歳入では、まず国庫支出金の主なものといたしまして、台風11号による災害復旧費負担金4002万円、社会保障・税番号制度システム整備補助金2534万5000円、美しい森づくり基盤整備交付金1082万5000円、がんばる地域交付金4888万1000円などを計上しております。

次に、10ページでございます。

県支出金で主なものといたしまして、農地台帳システム整備事業補助金861万8000円、活力あふれる応援補助金の合計667万円、大規模建築物耐震診断支援事業補助金128万4000円などを計上しております。

11ページからの繰越金でございますが、地域づくり推進基金繰入金といたしまして、平成25年度に交付されました地域の元気臨時交付金の積立額8262万2000円を取り崩し、充当いたしております。また、繰越金を2億8310万2000円計上したことに伴いまして、将来負担に備えるため、財政調整基金の取り崩し2億円を減額いたしております。

12ページからの諸収入では、スクールバスの事故に伴う保険金200万円などを計上しております。

最後に、市債につきましては、地域づくり推進基金繰入金や活力ある応援補助金を充当したことに伴いまして、土木債の合併特例債で440万円、消防債の緊急防災・減災事業債を700万円、教育債の過疎債で4120万円を減額しております。

逆に、台風11号による災害復旧工事による災害復旧債2170万円、榛原保健センター改修事業では民生債の合併特例債660万円、追加をいたしました総合体育館改修事業で教育債の合併特例債7600万円を新たに計上いたしております。これに基づきまして、予算書5ページにあります第2表の地方債補正につきましては、必要な額の追加及び変更を行っております。

以上が一般会計補正予算(第2号)の主な概要でございます。補正予算額3億8637万6000円で、当初予算と合わせますと歳入歳出総額183億7337万6000円でございます。

次に、議案第47号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。

予算書の1ページを朗読させていただきます。

第1条、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第2条、予算第4条本文括弧書中「不足する額5,199万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額15万9千円及び過年度分損益勘定留保資金5,183万1千円」を「不足する額5,619万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整分額47万円及び過年度分損益勘定留保資金5,572万円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。

第1款、資本的支出、既決予定額5200万円、補正予定額420万円、計5620万円とする。

平成26年9月5日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正予算では、入浴サービスの質の向上及び介護環境の改善を図る目的から、機械入浴装置設備事業といたしまして420万円の予算を資本的支出にて計上いたしました。

以上が、一般会計及び特別会計の補正予算の主な概要でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明を終了させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております議案第46号及び議案第47号は、本日は提案説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第46号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について及び議案第47号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についての2議案の質疑は、次の本会議で行います。

これより休憩いたします。

会議は午後1時10分に再開いたしますので、それまでに議場にお入りください。

午後0時03分休憩

午後1時10分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 日程第12認定第1号から日程第25認定第14号

○議長(多田與四朗君)

続きまして、決算認定関係議案を議題といたします。

お諮りいたします。

日程第12、認定第1号、平成25年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第25、認定第14号、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算認定についてまでの平成25年度におきます14会計の決算認定につきましては、本日は提案理由の説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し付託の予定でございますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、認定第1号から認定第14号までの決算認定関係14議案についての質疑は、次の本会議で行います。

なお、決算書に加え、監査委員の審査意見書及び決算年度における主要施策の成果説明書が添えられております。

審査意見書につきましては、提案理由説明の終了後、監査委員から御報告いただく予定でございます。

また、決算関係資料の事前配付も行っておりますことから、提案理由の説明につきましては、主要事項の説明等簡潔明瞭にお願いしたいと思います。

それでは、日程に従いまして、認定第1号から認定第14号までの14議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼をいたします。本日の議案書60ページをごらんいただきたいと思います。

認定第1号、平成25年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、61ページでございます。

認定第2号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、62ページでございます。

認定第3号、平成25年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、63ページでございます。

認定第4号、平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、64ページでございます。

認定第5号、平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、65ページでございます。

認定第6号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、66ページでございます。

認定第7号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、67ページでございます。

認定第8号、平成25年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、68ページでございます。

認定第9号、平成25年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、69ページでございます。

認定第10号、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、70ページでございます。

認定第11号、平成25年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、71ページでございます。

認定第12号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、72ページでございます。

認定第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分について、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第32条第2項の規定により、別冊のとおり議会の議決を求めるとともに、平成25年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、同法第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて、73ページでございます。

認定第14号、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算認定について。

平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算認定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

まず、認定第1号から9号まで。

出口会計管理者心得。

○会計管理者心得(出口司珠子君)

出納室の出口でございます。私のほうからは、平成25年度会計の決算の認定につきまして、認定第1号から認定第9号までの一般会計及び特別会計の決算について一括して御説明させていただきます。各会計の歳入歳出決算書をもとに、歳入歳出ともそれぞれ主な内容についての御説明とさせていただきたいと思いますので、御了承のほどよろしくお願いいたします。

それでは、まず決算書の1ページをごらんください。会計別決算総括表になっております。

一般会計について御説明させていただきます。

予算現額211億3692万円に対しまして、歳入総額199億6078万2688円、歳出総額188億8220万3263円となり、歳入歳出差引残額は10億7857万9425円となりました。

なお、翌年度へ繰り越すべき財源を控除しました実質収支は10億3049万8425円となり、また、当年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は5512万1100円のプラスとなっています。

以下の特別会計につきましては、この後、順次御説明させていただきます。

5ページをお開きください。

一般会計歳入歳出決算書について御説明を申し上げます。

まず、歳入についてでございます。

第1款市税につきましては、市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税の4税目での収入済額が28億3617万1608円となり、調定額30億8929万4858円に対する徴収率は91.8%となり、前年度より0.7ポイント上回りました。なお、不納欠損額は2485万5847円、収入未済額は2億2826万7403円となっております。

次の6ページ、第10款地方交付税につきましては、収入済額が91億8722万7000円となり、前年度より2.0%、1億7664万4000円の増となりました。

第12款分担金及び負担金では、収入未済額が215万5008円となりましたが、これは主に小・中学校の給食費負担金に係るものでございます。

次の7ページ、第13款使用料及び手数料におきましても、収入未済額が1937万1939円となりましたが、これは主に市営住宅使用料に係るものでございます。

次に、第14款国庫支出金につきましては、収入済額は20億1323万5852円となり、前年度より1億8009万1875円の増となっております。

主な内容としましては、民生費国庫負担金及び国の経済対策による地域の元気臨時交付金や社会資本整備総合交付金、学校施設環境改善交付金となっております。

続きまして、第16款財産収入におきましては、収入未済額が821万2000円でございますが、これは分譲宅地売払収入に係るものでございます。

8ページ、第20款諸収入における収入未済額481万5128円につきましては、水洗便所改造資金貸付金及び生活資金貸付金の貸付金元利収入に係るものなどでございます。

第21款市債につきましては、収入済額が22億2670万円となり、前年度に比べて2430万円の減となっておりますが、主なものとしましては、都市計画道路整備事業や大宇陀小学校建設事業及び小・中学校耐震化事業等に係るものでございます。

以上、歳入合計としまして、予算現額211億3692万円に対しまして、調定額202億4846万13円、収入済額199億6078万2688円、不納欠損額は2485万5847円、収入未済額は2億6282万1478円となりました。

続きまして、歳出について御説明申し上げます。

9ページをごらんください。

第2款総務費ですが、支出済額は23億8657万2513円となり、前年度に比べて11.9%、2億5292万2837円の増となっております。これは、地域づくり調整基金及びふるさと応援基金や財政調整基金への積み立てが増になったことによるものです。伊那佐農産物加工所整備事業で1億7274万円を翌年度へ繰り越ししています。

第3款民生費では、支出済額が45億9861万1220円となり、前年度に比べて2億3110万2812円の増となっておりますが、内容としましては、社会福祉費、児童福祉費、生活保護費で増額となっております。また、児童福祉費1322万4000円を繰り越しております。

次に、10ページ、第4款衛生費につきましては、支出済額は19億9036万6180円となり、前年度に比べ10.4%、2億3079万4110円の減となっております。

この主な内容としましては、宇陀市立病院事業特別会計への繰り出し金が減少したことによります。また、翌年度へは4190万円、上水道事業会計出資金事業に係る経費を繰り越しています。

第5款農林水産業費では支出済額5億1434万7212円となりましたが、前年度に比べて農業振興費や林業振興費などで増となっております。

第6款商工費の支出済額は3億7973万6662円となりましたが、主なものは保養センター事業特別会計への繰り出し金のほか、ナシガ谷前処理場事業、ワールドメイプルパーク管理委託事業などとなっております。

第7款土木費では支出済額が14億4212万809円となりました。前年度に比べて4億6423万3340円の増となっております。これは、道路ストック総点検及び市道整備や都市計画道路整備によるものです。なお、翌年度繰越額の5230万円は、下井足高萩線構造物設計事業及び市道萩原12号線道路改良事業となっております。

第8款消防費では支出済額は12億459万4406円となりました。

主な支出として、宇陀広域消防組合への負担金は9億6808万6000円で、全体の80.4%を占めています。なお、翌年度繰越額の1600万円につきましては、消防団組織再編に伴う大宇陀第1分団機庫等建設事業となっております。

続きまして、11ページをお開きください。

第9款教育費の支出済額は26億9634万8344円となり、前年度に比べて5.9%、1億6922万6008円の減となっております。

主な内容としましては、大宇陀小学校建設事業及び小・中学校校舎耐震化事業によるものでございます。なお、翌年度繰越額の9億9549万9000円には、小・中学校校舎耐震化事業及び宇陀松山城登城道整備事業などが含まれております。

次に、第10款災害復旧費では、支出済額は5678万1223円となっています。これは、公共土木施設災害復旧工事、農林業施設災害復旧工事によるものでございます。また、翌年度へ公共土木施設災害復旧工事及び農林業施設災害復旧工事5930万円を繰り越しております。

第11款公債費につきましては、支出済額は34億5256万3883円となっています。このうち元金の償還額は30億5177万2574円でありまして、平成25年度末の市債残高は276億4391万円となっております。

以上、歳出合計としまして、予算現額211億3692万円に対しまして支出済額188億8220万3263円で、執行率は89.3%となり、翌年度繰越額は13億5096万3000円となりました。

一般会計の歳入歳出差引残額は10億7857万9425円となっています。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

それでは次に、特別会計に移らせていただきます。

184ページをお開きください。

まず、住宅新築資金等貸付事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第3款諸収入で、収入済額が3316万3693円となりましたが、これは奈良県の回収管理組合からの貸付金償還金の返戻金でございます。

不納欠損額の1379万9697円は、貸付金の回収が著しく困難であるものを欠損処分しております。

また、第1款県支出金では、償還推進費県補助金として1034万9000円を収入しています。収入未済額が5億339万626円となりましたが、貸付金の元利償還金に係るものでございます。

歳入合計としましては、収入済額は5283万3390円となりました。

次のページの歳出ですが、第1款民生費の支出済額のうち587万円は、回収管理組合への負担金でございます。

第2款公債費における支出済額3021万1013円は、住宅新築資金等貸付事業の元利償還金でございます。

歳出合計、支出済額は4億724万484円となり、歳入歳出差引歳入不足額は3億5440万7094円となりました。この不足額は翌年度歳入から繰上充用させていただいております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

次に、192ページをお開きください。

霊苑事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款使用料及び手数料で、収入済額は346万7175円、収入未済額は84万2480円となりましたが、これは霊苑施設の管理料でございます。

歳入合計、収入済額は3114万3640円となりました。

次のページの歳出ですが、主なものは第1款霊苑事業費で、支出済額は2159万8393円となりました。

歳出合計では、支出済額が2226万2803円となりまして、歳入歳出差引残額の888万837円を翌年度へ繰り越しをしております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

次に、200ページをお開きください。

国民健康保険事業特別会計の事業勘定分でございます。

歳入の主なものは、第1款国民健康保険税で、収入済額は8億7426万6201円となり、調定額11億1030万2346円に対する収納率は78.7%でございます。不納欠損額が2470万9円、収入未済額が2億1133万6136円となっております。

次のページの第9款繰入金では、収入済額は2億6165万1834円となりましたが、これは一般会計及び国民健康保険財政調整基金から繰り入れたものでございます。

歳入合計、収入済額は42億9574万1456円となりました。

次のページの歳出に移らせていただきます。

歳出の主なものは、第2款保険給付費で、支出済額は28億8126万603円となりました。

205ページをお開きください。

歳出合計、支出済額は42億9324万8358円となり、歳入歳出差引残額の249万3098円は翌年度へ繰り越ししております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続きまして、206ページの国民健康保険事業特別会計の診療施設勘定分でございます。

歳入の主なものは、第1款診療収入ですが、収入済額が1億351万5961円となりました。また、第4款繰入金におきまして、事業勘定及び一般会計から2485万3000円を繰り入れております。

次のページに移りまして、歳入合計、収入済額は1億3878万8769円となりました。

次のページの歳出ですが、第1款総務費において支出済額が6837万4554円となりましたが、これは施設の管理運営費でございます。

また、第2款の医療費における支出済額は7509万8873円となりましたが、これは主に医薬品の購入費や医療用機械器具費でございます。

歳出合計、支出済額は1億4467万7022円となり、歳入歳出差引歳入不足額は588万8253円となりました。この不足額は、翌年度歳入から繰上充用させていただいております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

次に、244ページをお開きください。

介護保険事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款保険料で、収入済額が5億9235万1220円となりまして、調定額6億1791万6600円に対する収納率は95.9%でございます。なお、不納欠損額は53万1200円、収入未済額は2503万4180円となりました。

また、次のページの第8款繰入金では、一般会計と介護給付費準備基金から5億7595万7534円を繰り入れております。

歳入合計、収入済額は34億9638万4418円となりました。

次の247ページ、歳出ですが、主なものは、第2款保険給付費で各種介護サービス費、介護予防サービス費等の経費でありまして、支出済額は33億6394万4843円となり、前年度と比べて2億2428万5791円の増となっています。これは、介護サービス利用者の増加によるものでございます。

また、第4款地域支援事業では、介護予防事業及び包括的支援事業等の費用として、支出済額が6069万6106円となりました。

歳出合計、支出済額は34億9531万6556円となり、歳入歳出差引残額の106万7862円を翌年度へ繰り越しています。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

次に、272ページをお開きください。

簡易水道事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款分担金及び負担金ですが、これは受益者からの給水分担金及び工事負担金でありまして、収入済額が864万8250円、収入未済額は386万6139円となりました。また、第2款使用料及び手数料におきましては、収入済額が2億7115万2351円となりまして、調定額3億885万2891円に対する収納率は87.8%となっています。なお、収入未済額が3770万540円でございます。

第6款繰入金につきましては、一般会計及び簡易水道事業施設基金からの繰り入れで、収入済額は2億9998万7000円となりました。

歳入合計、収入済額は10億2097万4991円となっております。

次のページ、歳出ですが、第1款総務費の支出済額が7億3080万1426円となりました。これは、前年に引き続き水道未普及地域解消事業として松井簡易水道と田原簡易水道において施設整備工事を、大宇陀地域においては簡易水道統合整備事業を実施しております。

また、県水受水のため室生地域において、第5受水池建設工事を実施しているものでございます。

第2款公債費は、起債の元利償還金でありまして、支出済額は2億8641万1325円となりました。

歳出合計、支出済額は10億1721万2751円となり、歳入歳出差引残額の376万2240円は翌年度へ繰り越しをいたしました。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

286ページをお開きください。

下水道事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款使用料及び手数料で、収入済額は2億5188万4953円となり、調定額2億7006万2667円に対する収納率は93.9%で、収入未済額が1817万7714円となりました。

第3款繰入金では、一般会計から3億4770万円の繰り入れをしています。

歳入合計、収入済額は8億7388万7860円となりました。

次の289ページの歳出ですが、主なものは、第1款下水道費で、事業管理経費や公共下水道事業、未普及解消下水道事業などにより、支出済額は2億7118万799円となりました。

また、第2款公債費では、起債の元利償還金として、支出済額が5億8377万6241円となりました。

歳出合計、支出済額は8億5495万7040円となり、歳入歳出差引残額1893万820円を翌年度に繰り越しいたしました。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

298ページをお開きください。

土地取得事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款繰入金で、一般会計より1億823万4117円を繰り入れております。

歳出としましては、主に第1款公債費で、1億4243万4117円となりましたが、これは市債の元利償還金でございます。

歳出合計、支出済額は1億4249万977円となり、歳入歳出差引残額は0円となっております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

次に、304ページをお開きください。

後期高齢者医療事業特別会計でございます。

歳入の主なものは、第1款後期高齢者医療保険料で、収入済額は2億7692万9389円となり、調定額2億8218万9160円に対する収納率は98.1%で、収入未済額は525万9771円となりました。

第3款繰入金では、一般会計から1億1724万6053円を繰り入れしております。

歳入合計、収入済額は3億9907万3326円となりました。

次のページの歳出ですが、主なものは、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で、支出済額は3億9193万2864円となりましたが、これは、県内全ての市町村が加入する奈良県後期高齢者医療広域連合への納付金でございます。

歳出合計、支出済額は3億9905万8926円となり、歳入歳出差引残額の1万4400円を翌年度へ繰り越しております。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

以上、一般会計並びに八つの特別会計の歳入歳出の決算説明をさせていただきました。なお、314ページから322ページには各会計の実質収支に関する調書並びに財産に関する調書を添付させていただいておりますので、あわせて御参照ください。

以上、大変簡単ではありますが、決算認定の提案説明とさせていただきます。お手元の主要施策成果説明書とあわせて御高覧いただきまして、御審議を賜りますようよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

○議長(多田與四朗君)

引き続きまして、認定第10号、山本農林商工部長。

○農林商工部長(山本喜次君)

農林商工部の山本でございます。よろしくお願いいたします。

それでは、認定第10号、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定につきまして御説明を申し上げます。

なお、平成25年度決算につきましては、平成22年10月1日より株式会社休暇村サービスに指定管理をしておりますので、一般会計からの繰入金に指定管理者からの定額納付金などを加えたものとなっておりますことをまずもって御承知いただきたいと思います。

それでは、決算書の325ページをお開き願います。

平成25年度宇陀市保養センター事業決算報告書でございますけれども、1の収益的収入及び支出の収入の部につきましては、第1款美榛苑事業収益では、予算額6327万円に対しまして、決算額は1億3405万9908円となりました。第1項の営業外収益の内訳につきましても、同額となっております。

次に歳出でございますが、第1款の美榛苑事業費用では、予算額6327万円に対しまして、決算額は4927万5361円となりました。なお、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失及び第4項の予備費の内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。

次に、326ページの資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款資本的収入は予算、決算とも同額で7006万円となりました。

支出の部では、第1款資本的支出では、予算額7006万円に対しまして、決算額は7004万5915円となりました。なお、第1項建設改良費及び第2項企業債償還金の内訳は、表に記載のとおりでございます。

次に、327ページの損益計算書でございますが、第1項の営業収益はなく、第2項の営業費用といたしまして、3848万4328円の営業損失となりました。

3項の営業外収益と4項の営業外費用との差し引きにつきましては、8471万8327円の経常利益となりました。

この結果、前年度繰越欠損金10億9590万6212円と差し引きをいたしまして、当年度未処理欠損金は10億1118万7885円となりました。

次の328ページの剰余金計算書でございますが、資本剰余金は前年度と同額の97万8000円となってございます。

次に、329ページの欠損金処理計算書でございます。当年度未処理欠損金10億1118万7885円をそのまま翌年度の繰越欠損金といたしております。

次に、330ページの貸借対照表でございます。資産の部では、1の固定資産合計、2の流動資産を合わせまして、最下段にございます11億425万7703円となりました。

続きまして、331ページの負債の部であります。負債合計が12億3577万1514円となっております。資本の部では、4の資本金合計と5の剰余金合計を合わせました資本合計額はマイナス1億3151万3811円で、先ほどの負債合計と合わせた負債資本合計額は11億425万7703円となりました。

次に、附属資料といたしまして、332ページから334ページまでは事業報告書、335ページから336ページにかけまして事業収益費用明細書を、また337ページには固定資産の明細書、最後の338ページには企業債の明細書を添付させていただいておりますので、御一読いただきますようよろしくお願いを申し上げます。

以上、非常に簡単ではございますが、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出の決算の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

引き続きまして、認定第11号、吉岡市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(吉岡義雄君)

失礼いたします。市立病院事務局の吉岡でございます。よろしくお願いいたします。

それでは、認定第11号、平成25年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。

決算書341ページをごらんください。

決算報告書でございます。

まず、収益的収入及び支出でございますが、収入の部では、第1款病院事業収益は、予算額34億7820万円に対しまして、決算額27億8397万6531円となりました。第1項医業収益から第3項特別利益までは記載のとおりでございます。

次に、支出の部では、第1款病院事業費用は、予算額37億2820万円に対しまして、決算額は31億8668万2194円となりました。第1項医業費用から第4項予備費までは記載のとおりでございます。

次に、342ページ、第2、資本的収入及び支出でございますが、収入の部では、第1款資本的収入は、予算額3億1977万円に対しまして、決算額は3億1687万2983円となりました。第1項企業債から第4項長期貸付金返還金までは記載のとおりでございます。

次に、支出の部では、第1款資本的支出は、予算額6億590万966円に対しまして、決算額は4億5955万1254円となりました。第1項建設改良費から第3項長期貸付金までは記載のとおりでございます。なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億4267万8271円につきましては、過年度分損益勘定留保資金8889万3534円、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3994万2352円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1384万2385円で補塡しております。

続きまして、343ページをごらんいただきたいと思います。

損益計算書でございます。

下段のほうで表記しておりますが、当年度純損失は4億312万2938円となりました。前年度繰越欠損金15億6355万48円と合わせまして、当年度未処理欠損金は19億6667万2986円となっております。

続きまして、344ページをごらんいただきたいと思います。

剰余金計算書でございます。資本剰余金の部では、資本剰余金合計の一番下段になりますが、当年度末残高は9億5995万9639円となっております。次に右側、利益剰余金の部では、利益剰余金合計の一番下段でございますが、当年度末残高はマイナスの19億6667万2986円となっております。

続きまして、345ページをごらんいただきたいと思います。

剰余金処分計算書でございます。

資本金で73億1934万3107円、資本剰余金で9億5995万9639円、未処分利益剰余金でマイナス19億6667万2986円が平成25年度の処分後の残高となります。

続きまして、346ページをごらんください。

貸借対照表でございます。

まず、資産の部の1、固定資産及び2、流動資産を合わせた資産合計は、下段に表記しておりますが、65億1769万6007円となります。

次に、347ページの負債の部をごらんいただきたいと思いますが、負債合計は2億506万6247円となり、資本の部の4、資本金及び5、剰余金を合わせた資本合計は、下段に表記しておりますが、63億1262万9760円で、負債資本合計につきましては、65億1769万6007円となっております。

次に、附属資料といたしまして、348ページから352ページにつきましては事業報告書、353ページから359ページまでは事業収益費用明細書、360ページに固定資産明細書、そして最後の361ページに企業債明細書をつけております。

以上、簡単ではございますが、平成25年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

引き続きまして、認定第12号、笹次さんとぴあ榛原事務長。

○介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長(笹次悟郎君)

失礼いたします。さんとぴあ榛原の笹次でございます。よろしくお願いいたします。

それでは、私のほうから認定第12号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定につきまして御説明申し上げます。

決算書の363ページをお開き願います。

決算報告書でございます。

まず1、収益的収入及び支出でございます。

収入の第1款介護老人保健施設事業収益は、予算額合計5億2000万円に対しまして、決算額は5億2117万2142円となりました。第1項施設運営事業収益から第3項特別利益までは記載のとおりでございます。

次に、支出の第1款介護老人保健施設事業費用は、予算額合計5億2000万円に対しまして、決算額は4億9269万4550円となりました。第1項施設運営事業費用から第4項予備費までは記載のとおりでございます。

次に364ページは、2、資本的収入及び支出でございます。

まず、収入の第1款資本的収入は、予算額合計10万円に対しまして、決算額は20万397円となりました。

次に支出でございますが、第1款資本的支出は、予算額合計5200万円に対しまして、決算額は5094万4068円となりました。第1項建設改良費、第2項企業債償還金は記載のとおりでございます。

この結果、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5074万3671円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額8万8745円及び過年度分損益勘定留保資金5065万4926円で補塡いたしました。

続きまして、365ページをお開きください。

損益計算書でございます。

まず下から3段目の当年度純利益は2640万7538円となりました。その下の段の前年度の繰越利益剰余金171万2536円と合計いたしましたその下の段、当年度未処分利益剰余金は2812万74円となりました。

次に、366ページは剰余金計算書でございます。

表の剰余金のうち右側の利益剰余金の項目の一番下の段でございます当年度末残高を御説明申し上げます。

まず減債積立金、これにつきましては1億1600万円、利益積立金は8600万円、そして当年度未処分利益剰余金は2812万74円となり、利益剰余金合計は2億3012万74円、資本合計は12億312万7606円となりました。

次に、367ページをお開きください。

剰余金処分計算書でございます。

表の右端に未処分利益剰余金がございます。2812万74円でございますが、これにつきましては積立金へ積み立てず、平成26年度へ繰り越すことといたしました。

次に、368ページは貸借対照表でございます。

まず、資産の部の1、固定資産と2、流動資産を合わせました資産合計は12億2752万9046円となりました。

次に、369ページをお開きください。

まず、負債の部の3、流動負債の合計は2440万1440円、そして資本の部の負債資本合計は12億2752万9046円でございます。

附属資料といたしまして、370ページから373ページにつきましては事業報告書、そして374ページから378ページにつきましては収益費用明細書、そして最後のページ、379ページにつきましては、固定資産明細書と企業債明細書を添付させていただいております。

以上、簡単でございますが、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算につきましての説明とさせていただきます。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

引き続きまして、認定第13号、堤水道局長。

○水道局長(堤明君)

水道局の堤でございます。よろしくお願い申し上げます。

それでは引き続きまして、認定第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。

歳入歳出決算書に基づき、主な内容について御説明申し上げます。

決算書381ページをお開きください。

1、収益的収入及び支出のうち収入は、第1款水道事業収益で、予算額5億1700万円に対し、決算額が5億204万6226円となりました。主なものとして、第1項営業収益の決算額は3億7499万3307円で、第2項営業外収益1億2705万2919円、第3項特別利益につきましては、記載のとおりでございます。

支出につきましては、第1款水道事業費用、予算額が5億1700万円に対し、決算額が4億7205万5807円となっています。主なものとして、第1項営業費用の決算額は4億2943万3967円で、第2項営業外費用4080万5762円から第4項予備費までにつきましては、記載のとおりでございます。

次に、382ページをごらんください。

2、資本的収入及び支出でございますが、収入は第1款資本的収入、予算額2億4650万円に対し、決算額が8373万6900円となりました。第1項企業債から第6項他会計補助金までにつきましては、記載のとおりでございます。

支出につきましては、第1款資本的支出、予算額が3億5552万8000円に対し、決算額が1億6612万9134円となっております。主なものとして、第1項建設改良費の決算額が1億343万8359円で、第2項企業債償還金につきましては6269万775円となりました。

この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8239万2234円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額186万7383円及び過年度分損益勘定留保資金8052万4851円で補塡いたしました。

次に、383ページをお開きください。

損益計算書でございますが、営業収益3億5714万7038円から営業費用4億2265万3213円を引きました営業損失が6550万6175円となり、営業外収益1億2664万6059円から営業外費用3014万4117円を引きました営業外利益が9650万1942円となっておりまして、この結果、経常利益は3099万5767円となりました。これに特別損益の172万9718円を引いた当年度の純利益は2926万6049円となり、この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金519万9785円を加えた当年度未処分利益剰余金は3446万5834円となりました。

次に、384ページ、剰余金計算書に移らせていただきます。

剰余金のうち、利益剰余金の当年度末残高は、減債積立金1億2600万円と利益積立金6500万円、建設改良積立金1億100万円となっておりまして、これに当年度未処分利益剰余金3446万5834円を加えた利益剰余金合計は3億2646万5834円となります。また、これに資本金21億1561万6964円と資本剰余金合計46億4206万3998円を加えた資本合計は70億8414万6796円となります。

次に、385ページをお開きください。

剰余金処分計算書(案)でございます。

当年度の未処分利益剰余金3446万5834円のうち、減債積立金、利益積立金、建設改良積立金にそれぞれ1000万円積み立て、残りの446万5834円を翌年度繰越利益剰余金として処分させていただくものでございます。平成25年度の決算認定とあわせて、利益剰余金の処分についても御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。

次に、貸借対照表でございますが、386ページに記載しております固定資産と387ページの流動資産を合わせた資産合計は72億6220万7333円で、固定負債と流動負債を合わせた負債合計は1億7806万537円となります。388ページ記載の資本金と剰余金を合わせた資本合計は70億8414万6796円、負債資本合計が72億6220万7333円となります。

以下、附属書類として、389ページから392ページに事業報告書、393ページから397ページに収益費用明細書、398ページに固定資産明細書、399ページから400ページに企業債明細書をそれぞれ添付させていただいております。

以上、平成25年度の宇陀市水道事業特別会計の歳入歳出決算についての説明とさせていただきます。まことに簡単ではございますが、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

それでは最後となりますが、認定第14号、宮下危機管理監。

○危機管理(宮下照美君)

危機管理監の宮下でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、認定第14号、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。

なお、宇陀広域消防組合の決算認定を宇陀市において実施することになりました経緯、また決算書の調整方法について先に御説明させていただきます。

宇陀広域消防組合は、宇陀市と曽爾村、御杖村の1市2村で消防団に関する事務を除く消防の事務を共同で処理するための組織でしたが、本年3月31日をもって解散し、平成26年4月1日に新たに宇陀市を含む奈良県内37市町村で構成する奈良県広域消防組合が発足いたしました。

地方自治法施行令第218条の2、規約による特別の定め及び奈良県広域消防組合規約附則第2号、事務の継承によりまして、宇陀広域消防組合の決算の調整、審査及び認定については、それぞれの組合を構成する市町村が行うものとすることにされましたことから、今回議会上程となったものでございます。

それでは、歳入歳出決算書をもとに、歳入歳出ともそれぞれ概要についての御説明をさせていただきたいと思いますので、御了承のほどよろしくお願い申し上げます。

それではまず、お手元の決算書の1ページをごらんください。

平成25年度宇陀広域消防組合一般会計実質収支に関する調書になっております。

区分1、歳入総額11億5618万8455円。区分2、歳出総額11億1492万6890円。区分3、歳入歳出差引額と区分5、実質収支額ともに4126万1565円でございます。なお、区分4、翌年度へ繰り越すべき財源と区分6、実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額ともに0円でございます。

次に、2ページをごらんください。

平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算書になっております。

まず、歳入の内訳についてでございます。

第1款分担金及び負担金につきましては、予算現額11億3166万6000円に対しまして、調定額及び収入済額ともに11億3166万6000円で、予算現額と収入済額の比較は0円でございます。これは、宇陀広域消防組合を構成しておりました宇陀市と宇陀郡、曽爾村、御杖村の1市2村の分担金によるものでございます。なお、歳入全体の約97.9%を占めております。

次に、第2款使用料及び手数料につきましては、予算現額28万7000円に対しまして、調定額及び収入済額ともに48万4730円でございます。

主な内容としまして、宇陀広域消防組合手数料条例に基づき徴収しました危険物事務及び証明書の発行に係る手数料でございます。

次に、第3款国庫支出金につきましては、予算現額1265万1000円に対しまして、調定額及び収入済額ともに1265万1000円でございます。これにつきましては、緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用しまして、宇陀市榛原萩原にあります当時の中消防署に配置されました救急自動車を更新した際の国庫補助金の受け入れでございます。

次に、第4款県支出金につきましては、予算現額764万8000円に対しまして、調定額764万1440円、収入済額394万3343円、収入未済額369万8097円でございます。平成25年度に奈良県消防学校に教官として派遣しました職員1名に係る人件費などを奈良県が負担するもので、前期と後期の2回に分けて受け入れるものでございます。後期分の受け入れは本年3月31日をもって宇陀広域消防組合が解散となり、同時に出納も閉鎖されましたことから、後期分369万8097円が収入未済となっております。なお、この分の県負担金は本年4月1日に発足しました奈良県広域消防組合、平成26年度奈良県広域消防組合宇陀消防事業特別会計にて5月21日に収納しております。

次に、第5款繰越金につきましては、予算現額519万5000円に対しまして、調定額及び収入済額ともに519万5682円で、前年度からの繰越金でございます。

次に、第6款諸収入でございます。予算現額216万円に対しまして、調定額及び収入済額ともに224万7700円でございます。

主な内容としましては、平成24年度事業で更新が完了し、一時登録抹消となって保管しておりました水槽つき消防ポンプ自動車の売却代金、またコミュニティ事業助成金などでございます。

以上、歳入合計としまして、予算現額11億5960万7000円に対しまして調定額11億5988万6552円、収入済額11億5618万8455円、収入未済額369万8097円となりました。

続きまして、歳出について概要を説明させていただきます。

3ページをごらんください。

まず、宇陀広域消防組合には消防本部一つと消防署が2カ所、分署が2カ所ございました。消防本部に係る経費が総務費であり、消防署や分署に係る経費が消防費として区分されておりました。

それでは第2款総務費でございますが、予算現額4億2237万9000円、支出済額3億8458万8894円、不用額3779万106円でございます。

主な支出の内容としましては、給料や職員手当などの人件費に2億7965万4996円、前年度からの繰り越し事業としての消防救急無線デジタル化工事委託料に2810万円、災害対応特殊救急自動車及び救命処置用資機材に2646万円、消防本部庁舎の空調設備改修工事に875万7000円でございます。

続きまして、第3款消防費でございますが、予算現額7億697万9000円に対しまして、支出済額7億227万6786円、不用額470万2214円でございます。

主な支出の内容としましては、給料や職員手当などの人件費に6億7624万8203円で、消防費の支出の約96.3%を占めております。

続きまして、第4款公債費でございますが、予算現額2838万5000円、支出済額2802万800円、不用額36万4200円でございます。

主な起債の内容ですが、消防本部庁舎の建設に係るもの、消防ポンプ自動車や救急自動車の更新事業に係るもので、元金の償還と利息の支払いでございます。

続きまして、第5款予備費でございますが、予算現額181万2000円、支出済額0円、不用額181万2000円でございます。

歳入歳出差引残額4126万1565円は平成26年4月1日付をもって、平成26年度奈良県広域消防組合宇陀市消防事業特別会計に全額雑入として収入されております。

以上、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算を説明させていただきました。

なお、決算書の12ページから16ページには附属書及び参考資料を添付させていただいておりますので、あわせて御参照ください。

以上、大変簡単ではありますが、決算認定の提案説明とさせていただきます。なお、お手元の主要施策の成果説明書とあわせて御高覧いただきまして、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

以上をもちまして、決算認定関係議案1号から14号まで提案説明が終了いたしました。

ただいまより休憩いたします。

会議は午後2時40分に再開いたしますので、それまでに議場にお入りください。

午後2時28分休憩

午後2時40分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。

お手元に平成25年度各会計の決算審査意見書が配付されております。

それでは、監査委員のほうから報告をお受けいたします。

11番、上田德監査委員。

○11番(上田德君)

失礼します。議席番号11番、本年5月の第1回臨時会で監査委員に選任同意をいただきました上田德でございます。議長のお許しを得ましたので、平成25年度決算の審査結果を申し上げたいと思います。

本日は代表監査委員の籠谷監査委員も御出席をいただいておりますが、私のほうから報告をさせていただきます。

報告に先立ちまして、ことしの夏の日本列島は台風を初め、歴史的な、また経験したことのない集中豪雨が全国で多数襲来をいたしました。被害に遭われ亡くなられた方々にはお悔やみを申し上げますとともに、被災をされた方々に対しましては、心からのお見舞いと一刻も早い復興・復旧をお祈りしたいと思います。

また、今月3日には第2次安倍改造内閣が発足し、実行実現内閣と位置づけ、地域創生に担当大臣を起用し、人口減少問題や地域経済の活性化に取り組む、まち・ひと・しごと創生本部が設置されるなど、地方に対する支援策が強化されてくることが期待できると思います。この機会に宇陀市においても政府の方針に追従し得る機能と体制の強化を図られたことは歓迎すべきことと感じております。

それでは、平成25年度決算の審査結果を御報告申し上げます。

審査意見書はあらかじめ配付をされておりますので、要点を御報告申し上げます。

近年、景気が緩やかに回復傾向にあると言われているものの、現役世代の減少、少子高齢化による人口減少などによる個人所得の減に伴う市税収入の減少など、地方財政を取り巻く状況が厳しい中、行政の透明性や市民に対する説明責任の向上を図ることなどが重要となってきているとともに、より効果的な行政運営の実現を目指すことが求められております。こうした状況の中に、私ども監査委員はさまざまな市民ニーズに応えられるよう持続性と効率性を持った行政を目指すべきとの考えのもと、審査を行ってまいりました。

それでは、平成25年度宇陀市一般会計及び特別会計決算並びに基金運用状況につきまして御報告を申し上げます。

審査の対象は、一般会計及び住宅新築資金等貸付事業特別会計など八つの特別会計の平成25年度歳入歳出決算及び決算附属書類です。

審査の方法としましては、地方自治法の規定により、市長から提出されました歳入歳出決算書及び決算附属書類が法令に基づいて作成されているか、計数は正確であるか、会計処理は適正であるかについて、籠谷代表監査委員とともに会計管理者所管の関係諸帳簿などと照合するとともに、必要に応じて関係職員に対する質問などの方法により行いました。

その結果、平成25年度歳入歳出決算及び決算附属書類は法令に準拠されて作成されており、その計数は照合の結果、誤りのないものと認められ、会計処理はおおむね適正に行われているものと認められました。

まず、決算の概要を申し上げます。金額は1000円単位で報告いたします。

2ページをごらんください。

一般会計と特別会計を合わせた予算現額は323億7028万9000円に対し、歳入は304億1210万1000円、歳出は296億5866万8000円となっており、翌年度へ繰り越すべき財源6631万2000円を控除した実質収支は6億8712万1000円となっています。また、平成25年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支では3632万6000円のプラスとなっています。

まず、一般会計の決算状況について御説明をさせていただきます。

一般会計は、予算現額211億3692万円に対し、決算額は歳入199億6078万2000円、歳出188億8220万3000円で、前年度に比べ、歳入は5億5683万3000円、歳出は5億9383万7000円で、それぞれ増加をしております。これは、歳入では、前年度からの繰越金や市税収入の減といった減少要因があるものの、地方交付税が増加したことに加え、自立支援給付費負担金などの県支出金が増加したことなどによるものです。

一方、歳出では、国家公務員に準じて実施した給与減額措置による人件費の減や市債償還額の減少といった要因があったものの、障害福祉に係る扶助費や小・中学校の校舎耐震化事業による工事請負費、財政調整基金等への積立金が増加したことなどによるものです。

その結果、歳入歳出差引額は10億7857万9000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は10億3049万8000円となっています。

特別会計全体では、予算現額112億3336万9000円に対し、決算額は歳入104億5131万8000円、歳出107億7646万4000円で、前年度に比べ、歳入では5億7842万5000円、歳出では5億7951万9000円で、それぞれ増加しています。これは、介護保険事業特別会計において、介護サービスの増とそれに伴う交付金が増加したこと、簡易水道事業特別会計において、室生地域県営水道受水施設整備事業費の増加とそれに伴う補助金等が増加したことなどによります。また、歯科診療所事業特別会計は前年度、24年度末をもって廃止をされています。

住宅新築資金等貸付事業特別会計において3億5440万7000円が、また、国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)において588万8000円の不足額がそれぞれ発生し、この結果、歳入歳出差引額で全体で不足額が発生することとなりました。

収入未済額の状況につきましては、4ページのとおりでございます。

一般会計では、不納欠損額は2485万5000円、収入未済額は2億6282万1000円です。不納欠損は市税によるもので、収入未済額は市税、公営住宅使用料などによるものです。

特別会計全体では、不納欠損額は3903万円、収入未済額は8億570万1000円です。不納欠損は国民健康保険税、住宅新築資金等貸付金、介護保険料によるもので、収入未済は住宅新築資金等貸付金償還金、国民健康保険税、介護保険料、簡易水道使用料、下水道使用料、後期高齢者医療保険料などによるものです。

一般会計、特別会計を合わせた市債残高の状況は6ページのとおりでございます。

平成25年度の発行額は27億6120万円、元金償還額は38億8146万5000円で、残高は374億3166万2000円となっています。平成24年度末に比べまして、未償還残高は減少しております。

地方財政状況調査表をもとに算出した普通会計ベースの財政指標は7ページのとおりでございます。

経常収支比率は94.2%で、平成24年度に比べて2.3%改善しています。これは、地方交付税が増加したこと、国家公務員に準じて実施した給与減額措置による人件費の減少などによるものです。また、これまでの市債の繰上償還などの取り組みや新規発行の抑制などにより、公債費負担比率、公債費比率、実質公債費比率についても平成24年度に比べて改善をしております。また、3カ年平均の財政力指数につきましても0.312で、平成24年度に比べて0.001ポイント上昇しております。

以下、審査意見を申し上げます。

72ページをごらんください。

今回の決算審査では、市税の収入未済額についてと歳出決算の不用額について特に注視をして審査を行いました。

まず、市税の収入状況については、調定額30億8929万4000円に対し、収入済額は28億3617万1000円であり、2485万5000円の不納欠損処理を行った結果、収入未済額が2億2826万7000円となりました。

前年度に比べると、収入未済額が3379万6000円減少しており、平成21年度以降、減少傾向にあります。昨今の厳しい経済・雇用情勢の中、生活困窮等による徴収業務は大変厳しい業務であると思われますが、市民の負担の公平と財源確保の観点から、極めて重要な課題と言えます。本市の財政を取り巻く環境が一段と厳しくなる中、債権は市にとって重要な資産であるという認識を持つとともに、日常の債権管理においても、滞納者に毅然とした態度をとるなど、なお一層の努力をお願いしたいと思います。

また、平成24年度において市税の収入率は91.1%で、県平均の収入率は92.8%となっている。県平均とは1.7ポイントの開きがあるので、なお一層の徴収努力を求めたい。

次に、歳出決算の不用額について、76ページから80ページにかけて1節内で500万円を超える不用額が発生した内容及び理由について、各課において聴取した内容を整理しました。不用の発生理由はいろいろとありましたが、事業執行のため、不足が生じないように考慮して予算計上していたが、見込みより少なくなったとの理由が多くを占めている状況です。

また、平成24年度からの繰越予算については特に不用が多く見られる結果となりましたが、先ほどと同様、事業執行のため不足が生じないように考慮して予算計上していたが、見込みより少なくなったとの理由がほとんどであることと、かつ繰越予算については減額補正ができないこともあって、このような結果となったことが各部署からの聴取で明らかとなりました。

いずれの場合も、やむを得ない結果となっておりますが、限られた財源の中で、さまざまな住民サービスに応えていくためにも、より精度の高い予算の執行管理をお願いしたい。

以上が、審査の具体的な内容となりましたが、決算審査のために各部署にヒアリングを実施し、幾つかの課題等が見られました。

まず一つ目が施策の選択と集中についてであります。

歳出は、限られた予算の中で施策の選択と集中を一層徹底して事業を実施する必要があります。社会情勢の変化や国・県の動向を的確に捉まえ、創意と工夫を重ねるとともに、さまざまな手法を取り入れて事業の遂行に期するよう努力をされたい。また、将来にわたる持続可能な健全財政を目指して効果的な財政運営に努められたい。

続いて、公金の取り扱いについてです。

公金の取り扱いについては、これまでも再三言われているように、公金管理は適正かつ正確に管理をされたい。また、職務で扱う公金以外の現金についても公金同様の管理を行われたい。

次に、防災についてです。

東日本大震災を契機に、災害に対する地域住民の安心・安全の確保が自治体に求められており、避難所となるべき学校施設の耐震化については大変意義のある事業と考えます。耐震化工事が実施できていない学校教育施設については、年次計画で実施されると聴取していますが、できる限り早急に完了されるよう努められたい。

また、自主防災組織の設立などソフト面の充実についても、地域住民とともに努力をされたい。

次に、社会保障の増加についてです。

本市は年々少子高齢化が進み、高齢化率も35%に迫る状況となる中、さまざまな社会保障は増加傾向にあります。また、国民健康保険事業特別会計(事業勘定)や介護保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計に対し、平成25年度は7億7100万円の繰出金を支出している状況です。

これらは年々増加傾向にあり、今後も増加することが予想されます。社会保障の充実は必要不可欠であるものの、今後の財政運営に多大な影響を与えることも予想されるので、職員の創意工夫で取り組んでいただきたい。

次に、公有財産の管理・活用についてです。

市では、公有財産の管理を充実させるため、公有財産台帳を整備し、公有財産をデータ管理しています。本市は町村合併したことによる同種施設があること、施設の老朽化が進んでいることもあって、財産の整理や活用、公共施設の統合などを積極的に進める必要があります。

特に、土地取得事業特別会計で保有している事業用地については、市債の償還内容を考察すると、平成30年度までに事業化を実施しなければならない状況にあります。

また近年、公共施設ファシリティーマネジメントとの考え方から、公共施設の将来の維持補修費を削減するために、公共施設の整理や活用を実施していく必要があります。

この問題は、第2次行政改革大綱にも示されているとおり、財政問題はもちろんのこと、地域住民の生活にも大きく影響を及ぼすこととなりますので、平成28年度までに国が策定要請されている公共施設等総合管理計画を策定され、早急に市の方針を示されたい。

最後に、新たな産業の育成についてです。

市では、特産品等認定・開発事業やジャパンsgを活用したインターネットによる特産品の発信・販売、第6次産業企業を誘致するための伊那佐農産物加工所改修事業など、新たな事業を発掘するため、市が先頭に立って産業の育成を行っていることに敬意をあらわしたい。今後これらが地元に根づき、地域住民が定住しやすい生活環境を生み出すため、トップセールスなどさまざまな誘致活動に努力をされたい。

一方で、毛皮革産業の支援などを目的にナシガ谷前処理場の運営を行っているが、処理場施設の老朽化が激しく、汚水処理ができなくなるおそれがあります。万一汚水処理ができなくなる事態となると、関係企業に影響を及ぼすだけでなく、近隣住民の生活環境にも多大な影響を及ぼすことが予想されるので、早急に対応されたい。

市民が求めているニーズは、ますます多様化しております。市民が何を必要としているのかを正確に捉まえつつ、職員一丸となって市民の負託に応えることを願い、一般会計及び特別会計の決算意見とします。

引き続きまして、平成25年度宇陀市公営企業会計決算につきまして報告を申し上げます。

審査の対象は、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計決算、同じく平成25年度宇陀市立病院事業特別会計決算、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計決算、平成25年度宇陀市水道事業特別会計決算で、審査の方法は、各事業の会計決算諸表が経営成績及び財政状況を適正に表示しているかどうかを審査しました。

また、決算諸表の表示については、決算諸表の計数と関係諸帳簿との照合、証拠書類の点検及び関係職員に対する質問等により検証しました。さらに、事業の運営につきましては、主として年度比率により事業の推移を把握し、その経営内容を分析いたしました。

その結果、審査に付されました決算諸表は地方公営企業法等関係法令の規定に従って作成されており、当年度の経営成績及び当年度末の財政状況を適正に表示していると認められました。また、関係諸帳簿及び証拠書類と照合、点検したところ、いずれも計数はおおむね正確で適正に処理されていると認められました。

それでは、保養センター事業特別会計について申し上げます。

2ページをごらんください。

決算の概要について、総収益は前年度に比べ7595万3000円増加し、1億3253万9000円、総費用は前年度に比べて167万7000円減少し、4782万円となっています。

保養センター事業特別会計の主な収入は、経営健全化に向けた一般会計からの補助金と、平成22年10月から保養センター美榛苑の管理運営をしている指定管理者からの定額納付金となっています。

この結果、8471万8000円の純利益が生じ、当年度未処理欠損金は10億1118万7000円となっています。

審査意見を申し上げます。

経営健全化に向けた取り組みについては、平成21年度に策定した経営健全化計画に基づき、保養センター事業特別会計の経営健全化を目指し、取り組んできました。

しかし、近年の社会情勢の変化や指定管理者移行に伴う経営方針の変更等により、当初見込んでいた事業規模を維持することが困難になったことから、平成25年度に現在の事業規模に見合った経営健全化計画の見直しを行い、一般会計からの繰出金について、当初1億円であったものを1億6700万円に増額して平成32年度解消に向けた健全化を進めています。

今年度は、一般会計からの繰出金が資本的収支だけでなく収益的収支の収益でも受け入れることになったことから、資金不足比率は昨年度より10ポイント悪化することになりましたが、一時借入金の負債は計画どおり減少している状況です。引き続き計画に基づく経営健全化に努められたい。

また、健全化計画終了後の保養センター事業特別会計の運営について今後どのような規模で事業を実施されるのか、市の方針を早急に示されたい。

次に、市立病院事業特別会計について申し上げます。

14ページをごらんください。

決算の概要について、総収益は前年度に比べて5億3915万2000円減少し、27億7856万2000円、総費用は前年度に比べて10億6471万9000円減少し、31億8168万5000円となっています。これは、薬剤処方を院外薬局へ移行したことによるもので、この結果、4億312万2000円の純損失が生じ、前年度繰越欠損金を加えた当年度未処理欠損金は19億6667万2000円となっています。

審査意見を申し上げます。

宇陀市立病院は、大和高原地域の拠点病院となるべく、近年の高度医療に対応できる病院を目指して平成21年度から5カ年にわたり新病院建設事業を実施し、平成25年4月に全ての工事が完了しました。しかし、薬剤処方が院外薬局へ移行したこと、医師の不足、特に消化器内科医が不在になったことが収益に大きな影響を及ぼしており、早急に病院経営を立て直す方針を示す必要があると考えます。

医師不足の解消は、病院の損益分岐に大きな影響を及ぼし、かつ最大の効果を得られることから、消化器内科医を含め、医師20名以上の確保と病床稼働率80%以上を目指して病院経営に努めるとともに、医療サービスを低下させないよう努められたい。

次に、介護老人保健施設事業特別会計について申し上げます。

33ページをごらんください。

決算の概要について、総収益は前年度に比べて2363万7000円増加し、5億2051万4000円、総費用は前年度に比べて787万4000円減少し、4億9410万6000円となっています。

この結果、2640万7000円の純利益が生じ、前年度繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は2812万円となっています。

審査意見を申し上げます。

介護老人保健施設事業特別会計は、平成25年度から地方公営企業法での一部適用企業から全部適用企業へと移行され、これまで市長が施設管理者であったものが管理者を新たに設けることで、責任の所在が明確となり、経営判断など新しい管理者のもと、現場で判断できるように大きく変更されました。

その結果、平成24年度は純損益が発生し、施設開設以来、初の赤字決算となりましたが、平成25年度は大きく純利益を生み、黒字決算となっております。

しかしながら、施設の経営に目を向けると、人件費に係る比率が高く、費用の給与費は総費用の60%を超える状態となっています。今後も増加が予想される中で、引き続き経営努力に努められたい。

次に、水道事業特別会計について申し上げます。

47ページをごらんください。

決算の概要について、総収益は前年度に比べて469万3000円減少し、4億8379万3000円、総費用は2305万1000円減少して4億5452万7000円となっています。

この結果、当年度は2926万6000円の純利益が生じ、前年度繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は3446万5000円となっています。

審査意見を申し上げます。

水道事業特別会計は、第3次拡張計画について現在実施している玉立・赤瀬地区を残すだけとなり、水道普及率も94.3%となって、ほぼ当初計画をカバーできることとなりました。

しかし、設置済みの給配水管の老朽化問題が懸念されており、本市でも150キロメートル以上の管路更新費用の捻出が大きな問題となっています。また、平成28年度に予定されています簡易水道事業特別会計との統合により、施設整備など一時的な費用が発生すると予想されます。

これらの問題に対処し、安全で良質な水道を供給するためにも、適正な経営計画と体制を整えられたい。

また、未収金については、前年度と比べて126万7000円増加して1896万5000円となっています。なお一層の収納努力を実施されたい。

最後に、歳出決算の不用額について、発生についてはやむを得ないものと認められたものの、限られた財源の中で水道事業を運営していかねばならないため、より精度の高い予算の執行管理に努められたい。

引き続き宇陀広域消防組合一般会計決算につきまして御報告申し上げます。

審査の対象は、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計決算及び決算附属書類です。

審査の方法は、宇陀広域消防組合から提出されました歳入歳出決算書及び決算附属書類が法令に基づき作成されているか、計数は正確であるか、会計処理は適正であるかについて、関係帳簿と照合するとともに、必要に応じ、関係職員に対する質問等の方法により審査を行いました。

その結果、平成25年度の歳入歳出決算及び決算附属書類は法令に従い作成されており、その計数は正確であり、全会計処理はおおむね適正に行われているものと認められました。

決算概要については、歳入11億5618万5000円に対し、歳出11億1492万6000円で、歳入歳出差引額は4126万1000円となりました。

宇陀広域消防組合は、平成26年3月31日をもって解散され、翌4月1日をもって奈良県広域消防組合として新たに発足されたことから、差引額4126万1000円は奈良県広域消防組合の歳入として受け入れをされております。

また、3月31日をもって決算を打ち切っていることもあって、本来宇陀広域消防組合として受け入れるべき県補助金についても、奈良県広域消防組合で受け入れすることとなりました。

審査結果としましては、これまで宇陀広域消防組合として、宇陀市を初め1市2村における地域住民の生命と財産を守るべく活動されてきましたが、これまでの協議の結果、平成26年4月1日をもちまして奈良県広域消防組合へ移行されました。移行されたことに伴って、これまでの業務内容が低下することがないよう、今まで以上に地域住民の生命と財産を守っていただく組織の中核となるよう市としても働きかけを強めていただきたい。

決算審査に伴う意見は以上でございます。

最後になりますが、私ども監査委員は、その役割がますます重要となってきている中で、その使命をさらに重く受けとめ、今後とも宇陀市の公正かつ効果的な運営を確保すべく業務を遂行してまいることを申し上げ、報告を終わります。ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

監査委員からの報告が終了いたしました。

決算関係議案につきましては、あらかじめ御承認いただいたとおり、本日は提案理由の説明までといたします。9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し、付託の予定でございます。

これより暫時休憩いたします。

この休憩の間に決算審査特別委員会委員の指名の調整を行うため、全員協議会室へお集まりください。

午後3時20分休憩

午後3時27分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。

それでは、ただいま選出いただきました今期定例会における決算審査特別委員会委員に内定された方々の氏名を申し上げます。議席順に申し上げます。

議席番号1番、山本裕樹議員、議席番号2番、廣澤孝英議員、議席番号3番、松浦利久子議員、議席番号4番、西岡宏泰議員、議席番号5番、西浦正哲議員、議席番号7番、菊岡千秋議員、議席番号8番、八木勝光議員、議席番号9番、勝井太郎議員、以上の8名であります。

 日程第26議案第48号

○議長(多田與四朗君)

引き続きまして、日程第26、議案第48号、宇陀市道路線の認定についてを議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼をいたします。本日の議案書74ページでございます。

議案第48号、宇陀市道路線の認定について。

宇陀市道路線の認定について、次のとおり宇陀市道路線を認定するため、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

整理番号1688、路線名、城山線、起点、宇陀市大宇陀出新1390番先、終点、宇陀市大宇陀拾生1655番先、重要な経過地。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

それでは、理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第48号、宇陀市道路線の認定について提案理由の説明を申し上げます。

本件は、宇陀市大宇陀地区内にある史跡宇陀松山城跡へのアクセス道路として整備を計画しております市道城山線について、事業化を目的とすることによるものであります。

認定を行うのは、宇陀市大宇陀出新1390番地先を起点とし、宇陀市大宇陀拾生1655番地先を終点とする延長567.6メートルの区間であり、この道路の幅員は4メートルでございます。なお、今回の道路線の認定により、宇陀市道の認定路線は1688路線、延長は74万6943.2メートルとなります。

以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております議案第48号は、本日は提案説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第48号、宇陀市道路線の認定についての質疑は、次の本会議で行います。

 日程第27議案第49号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第27、議案第49号、桜井宇陀広域連合規約の変更についてを議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。議案書75ページをごらんいただきたいと思います。

議案第49号、桜井宇陀広域連合規約の変更について。

桜井宇陀広域連合規約の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第291条の3第3項の規定に基づき桜井宇陀広域連合規約(平成9年3月4日奈良県指令地第1161号)を変更したいので、同法第291条の11の規定により、議会の議決を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて76ページでございます。

桜井宇陀広域連合規約の一部を変更する規約。

桜井宇陀広域連合規約(平成9年3月4日奈良県指令地第1161号)の一部を次のように変更する。

第6条中「倉橋2116番地の2」を「初瀬1626番地の1」に改める。

附則。

この規約は、平成27年1月5日から施行する。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第49号、桜井宇陀広域連合規約の変更について提案理由の説明を申し上げます。

本件は、桜井宇陀広域連合の事務所の移転によるものでございます。

現在桜井宇陀広域連合の事務所があります建物は、建築後四十数年を経過しており、経年劣化に加え、現在の耐震基準を満たしておりません。

そのため、今後予測される大震災等の発生に備え、耐震基準を満たす桜井市初瀬の桜井東ふれあいセンター分館の2階に事務所を移転することに伴い、規約の変更を行うものでございます。

なお、この規約は、平成27年1月5日から変更するものでございます。

以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております議案第49号は、本日は提案説明までとし、9月9日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第49号、桜井宇陀広域連合規約の変更についての質疑は、次の本会議で行います。

 日程第28報告第3号から日程第30報告第5号

○議長(多田與四朗君)

続きまして、日程第28、報告第3号、平成25年度財政健全化判断比率の報告についてから日程第30、報告第5号、平成25年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告についての3議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。議案書77ページをごらんいただきたいと思います。

報告第3号、平成25年度財政健全化判断比率の報告について。

平成25年度財政健全化判断比率の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会に報告する。

平成26年9月5日報告。宇陀市長、竹内幹郎。

なお、各項目の比率につきましては、まず宇陀市の比率、次に宇陀市における早期健全化基準の順に朗読のほうをさせていただきます。

実質赤字比率、なし、13.03%。連結実質赤字比率、なし、13.03%。実質公債費比率、18.0%、25.0%。将来負担比率、174.5%、350.0%。

続いて78ページでございます。

報告第4号、平成25年度資金不足比率の報告について。

平成25年度資金不足比率の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第22条第1項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会に報告する。

平成26年9月5日報告。宇陀市長、竹内幹郎。

下の表でございますけれども、特別会計別に、まず資金不足比率、次に備考欄に記載しております事業規模の順に朗読をさせていただきます。

宇陀市簡易水道事業特別会計、なし、2億7507万4000円。宇陀市下水道事業特別会計、なし、2億5213万6000円。宇陀市保養センター事業特別会計、297.2%、3億8113万5000円。宇陀市立病院事業特別会計、なし、24億9380万9000円。宇陀市介護老人保健施設事業特別会計、なし、5億1065万3000円。宇陀市水道事業特別会計、なし、3億5714万7000円。

続いて79ページでございます。

報告第5号、平成25年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告について。

平成25年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第24条の規定で準用する同法第6条第1項の規定により、議会に報告する。

平成26年9月5日報告。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて80ページでございます。

宇陀市保養センター事業特別会計経営健全化計画実施状況報告。

1、計画と具体的な措置の状況。

(1)平成22年10月1日から指定管理者である株式会社休暇村サービスにより管理運営を行っており、同日から宇陀市保養センター事業特別会計は、農林商工部商工観光課の主管となり、引き続き宇陀市保養センター事業特別会計とその経営健全化計画の管理をしていくことになった。

(2)一般会計からの繰り入れについて、平成25年度に変更した計画のとおりに実施した。

(3)資金不足額は、解消可能資金不足額の減少により前年に比べ増加しているが、変更後の計画値に対しては減少している。同様に、資金不足比率についても減少している。

2、資金不足解消の状況。

それぞれ各年度ごとに区分欄の上段、当初計画Aから下段の資金不足額へそれぞれ各年度ごとに朗読をさせていただきます。

まず、計画初年度の前年度、これにつきましては資金不足額のみでございますが、12億7644万1000円。次、右横でございますが、計画初年度(平成21年度)、9821万6000円、4391万1000円、なし、▲5430万5000円、12億3253万円。第2年度(平成22年度)、6420万円、▲690万9000円、なし、▲7110万9000円、12億3943万9000円。第3年度(平成23年度)、▲1億4458万1000円、9187万円、なし、2億3645万1000円、11億4756万9000円。次に第4年度(平成24年度)、7048万円、8027万2000円、なし、979万2000円、10億6729万7000円。第5年度(平成25年度)、▲9390万5000円、▲6572万2000円、▲6572万2000円、2818万3000円、11億3301万9000円。第8年度(平成28年度)、2億6235万4000円、なし、2億6235万4000円、ゼロ、3億6068万3000円。第12年度(平成32年度)、1億7470万9000円、なし、1億7470万9000円、ゼロ、ゼロ。

続いて81ページでございます。

3、資金不足比率の状況。

まず、計画初年度の前年度のこれは実績値のみでございますが、275.1%。以後につきましては、各年度ごとに計画値、そして次に実績値の順に朗読をさせていただきます。計画初年度(平成21年度)、267.8%、291.2%。第2年度(平成22年度)、237.0%、333.7%。第3年度(平成23年度)、251.7%、316.1%。次に第4年度(平成24年度)、224.2%、287.2%。第5年度(平成25年度)、306.1%、297.2%。第8年度(平成28年度)、94.9%、なし。第12年度(平成32年度)、ゼロ、なし。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

報告第3号から報告第5号につきましては、本日は上程のみといたしますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、報告第3号、平成25年度財政健全化判断比率の報告についてから報告第5号、平成25年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告についての3議案の報告は、次の本会議で行います。

 日程第31同意第9号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程に従いまして、日程第31、同意第9号、宇陀市財産区管理委員の選任同意についての人事案件を議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。議案書の82ページをごらんいただきたいと思います。

同意第9号、宇陀市財産区管理委員の選任同意について。

宇陀市財産区管理委員の選任同意について、宇陀市財産区管理委員に次の者を選任したいので、宇陀市財産区管理会設置条例(平成18年宇陀市条例第205号)第4条の規定により、議会の同意を求める。

平成26年9月5日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

住所、氏名、生年月日。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者からの提案理由の説明を求めます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました同意第9号、宇陀市財産区管理委員の選任同意について提案理由の説明を申し上げます。

本件は、今年5月18日に宇陀市財産区管理委員に欠員が生じたことによるものでございます。

申し上げます。

宇陀市菟田野宇賀志在住、豊田誠康氏、昭和22年生まれでございます。

豊田氏は、平成22年から宇陀市民生委員児童委員を、また現在菟田野宇賀志自治会長を務められており、当該財産区の実情を熟知され、地元からの信頼も厚く、委員として適任であると認められるものでございます。

なお、委員の任期につきましては、地方自治法の規定により、選任の日から4年でございます。

以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております同意第9号は、本日は提案理由の説明までとし、9月26日に予定しております本会議最終日に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、同意第9号、宇陀市財産区管理委員の選任同意についての採決は、本会議最終日に行います。

以上で、本日の日程は全て終了いたしました。

次の本会議は、9日火曜日午前10時から行います。

9日は議案の質疑、委員会付託、一部討論、採決の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。

なお、会期中開催されます委員会などにおきましても、慎重審議をいただきますようよろしくお願いをいたします。

本日は、これにて散会いたします。

御苦労さまでした。

午後3時49分散会

お問い合わせ

議会事務局総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-5771/IP電話:0745-88-9082

ファックス:0745-82-0139

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