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更新日:2014年9月24日

平成26年6月定例会(第1日目)議事録

本日の会議に付した事件

平成26年6月11日午前10時開議

日程

内容

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

委員長報告(議会運営委員会)

委員長報告(議会改革特別委員会)

日程第4

諸報告

諸般の報告

全国市議会議長会定期総会の報告

奈良県市議会議長会の報告

行政報告

平成25年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について

平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について

平成25年度宇陀市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について

平成25年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書について

宇陀市土地開発公社の経営状況について

財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況について

日程

内容

日程第5

承認第3号

専決処分の承認を求めることについて

(内容)平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第6

承認第4号

専決処分の承認を求めることについて

(内容)平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第7

議案第31号

宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について
日程第8

議案第32号

宇陀市企業誘致条例の一部改正について
日程第9

議案第33号

平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について

日程第10

議案第34号

平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第11

議案第35号

平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第12

議案第36号

平成26年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第13

議案第37号

平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について

日程第14

議案第38号

平成26年度過疎地域自立促進計画の変更について

日程第15

議案第39号

平成26年度辺地総合整備計画の変更について

日程第16

同意第8号

宇陀市固定資産評価員の選任同意について

日程第17

諮問第2号

人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

(平成26年9月30日任期満了に伴うもの)

日程第18

諮問第3号

人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

(平成26年9月30日任期満了に伴うもの)

出席議員(14名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

山本裕樹

2番

廣澤孝英

3番

松浦利久子

4番

西岡宏泰

5番

西浦正哲

6番

宮下公一

7番

菊岡千秋

8番

八木勝光

9番

勝井太郎

10番

井谷憲司

11番

上田

12番

多田與四朗

13番

山本繁博

14番

山本新悟

欠席議員(無し)

欠員(無し)

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

竹内幹郎

副市長 中野

教育長

石増次郎

総務部長

内田一哉

危機管理監 宮下照美

企画財政部長

森本彰一

市民環境部長

堂芝一成

健康福祉部長

森本彦司

農林商工部長

山本喜次

建設部長

吉岡博文

教育委員会事務局長

水道局長

市立病院事務局長

吉岡義雄

会計管理者心得

出口司珠子

介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長

笹次悟郎

大宇陀地域事務所長

谷口康夫

菟田野地域事務所長 西角政美 室生地域事務所長 松岡保彦

午前10時00分

○議長(多田與四朗君)

開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

本日、平成26年第2回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かと御多忙のところ御出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚く御礼を申し上げます。

御承知のように、4月の27日に選挙がございました。定数2名減、14名の新しい議員によります第1回目の初めての議会でございます。

本定例会に提出されました議案は、条例の一部改正を初め、平成26年度補正予算、人事案件等々多くの重要案件が提出されております。

議員各位には慎重に御審議を賜りますとともに、会期中の本会議を初め一般質問あるいは各委員会を通じまして議会がスムーズに進行できますよう、皆様の御協力をよろしくお願いを申し上げます。

また、理事者各位には、簡潔明瞭にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願いを申し上げ、開会の御挨拶にかえさせていただきます。

開会に先立ちまして、議員各位に御連絡を申し上げます。

本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。

また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、御了承願います。

午前10時00分開会

○議長(多田與四朗君)

ただいまの出席議員は14名でございます。

定足数に達しております。

よって、平成26年第2回宇陀市議会定例会を開会いたします。

竹内市長から招集の御挨拶がございます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

おはようございます。本日ここに平成26年宇陀市議会第2回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用のところ御出席を賜りましてありがとうございます。

初めに、この時間をおかりいたしまして、一言おわび申し上げます。

このたび、市民の皆様よりお預かりいたしました日本赤十字社にかかわる募金のうち295万円という大金が行方不明となり、寄附をいただきました市民の皆様初め多くの関係者の方々に多大な御迷惑をおかけし、皆様方の信頼を損ねましたことに対しまして、心から深くおわび申し上げます。

今後警察の捜査結果を踏まえまして、不明金の処理、私自身も含め関係職員等の厳正な処分を検討するとともに、公金等の取り扱いについてのチェック体制の総点検を行うなど、再発防止に向け周知徹底し、万全を期してまいり、このような不祥事を二度と起こさないよう全職員が一丸となって、市民の皆様方の信頼回復に向けて真摯に取り組んでまいる所存でございます。改めまして、市民の皆様初め多くの関係者の方々に心から深くおわび申し上げます。申しわけございませんでした。

さて、今議会は市長及び市議会議員選挙後の初めての定例会でございます。開会に当たりまして、2期目の市政運営について私の所信の一端を申し上げまして、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

今我が国の状況は、一昨年発足した安倍内閣が掲げた経済政策、いわゆるアベノミクスの影響により、経済が回復基調にあると言われております。地方においては、その実感がまだまだ感じ取れない状況にあると考えております。また、過疎化、少子高齢化など、当市を取り巻く環境は非常に厳しく、人口問題研究所の2040年の推計人口は2万人を切ると推計されております。今回、増田元総務大臣が発表した日本創生会議では1万七千数百人にまで減少するとまで言われており、日本全国で消滅市町村が多数出るとの推測となっており、これから先のかじ取りが非常に難しい状況となっております。

しかし、このような難しい状況の中でも、市民の皆様とともに、宇陀市に住んでよかった、住み続けたいと思っていただけるような夢ある宇陀市づくりに全力で取り組んでまいりたいと考えております。

私は今回の市長選挙におきまして、1期4年間の成果を踏まえ、宇陀市の社会環境、自然環境、宇陀市の将来像をしっかり見据えながら、市民サービスを向上させつつ、今後のまちづくり、地域づくりをどのように行っていけばいいのかを熟慮し、市政運営に対するネクストビジョンに対して五つの基本姿勢を市民の皆様方にお示ししたところでございます。

その第1番目は、産業振興、地域振興についての取り組みについてでございます。

まず、地域コミュニティの中心的な存在である商店街や商工業の活性化を図るため、市内でお金が流通する仕組みを構築していかなければなりません。そのため、ウッピー商品券などを通じて市内の事業者を応援していきます。また、宇陀市の地理的要因、環境等を理解しながら、宇陀市に合った産業等を起業をされる方々を応援していこうとも考えております。さらに、悠久の歴史に育まれた風景、市内各地の資源を活用し、観光振興、地域づくりを行っていきます。

次に、農業の振興についてでございますが、6次産業化や関連企業などを支援していくと同時に、農業の新しい価値の創造を図っていきます。そして、製薬会社や農業法人とのコラボレーションによる商品開発、薬草のまちづくりを目指すほか、宇陀高原野菜など地域ブランドを確立し、インターネット販売を強化していきます。

最後に、林業の振興についてでございますが、現在市で取り組んでいます宇陀市産木材利用促進助成制度の利用方法、美しい森林づくり基盤整備交付金などの制度を広く周知し、宇陀市産材の消費の拡大を促すとともに、森林の環境保全を図ってまいります。

2番目は、ウエルネスシティ宇陀市実現に向けての取り組みでございます。

私は、全ての根幹である心身ともの健康が第一であると考えております。健康寿命を延ばし、高齢者が社会で活躍できる環境づくりを行う、こうした取り組みが人口減少、超高齢化社会に対する一つの解決策になると考えております。それらを実現するため、市民総参加の健康づくりとして、毎月、登山、ウオーキング、ラジオ体操、医療セミナーなどのウエルネスイベントを開催いたします。また、それとあわせて、市民の皆様方が気軽に楽しんでいただくために健康診断、ウエルネスイベント参加回数など関連行事を点数に置きかえ、健康ポイント制度を平成26年度より創設し、市民総参加体制を推進しているところでございます。

3番目は、定住・雇用促進についてでございます。

定住を進めるためには、道路交通網の整備は欠かせない課題となっております。そのため、都市計画道路東町西峠線を推進し、早期開通を目指しております。これにより、近鉄榛原駅のアクセスが格段によくなるだけではなく、国道165号線との合流もスムーズになると考えております。

次に、廃止路線の代替バスの運行を行うとともに、奈良交通などの公共交通を維持するため支援を行い、地域の皆様の移動手段の確保と利便性の向上を図ってまいります。

次に、雇用を促すために、市内遊休地及び遊休施設等市有財産の積極的な活用を図ることにより、まちづくりの拠点にするほか、新規就農者の確保、起業支援により、雇用の創造、地場産業振興のためのサポート、企業誘致の促進などに取り組み、雇用創出を図ってまいります。

4番目は、市民との協働についてでございます。

市では、地域の身近な問題の解決に向けて地域が一丸となって取り組んでいただいている市民総参加型の組織、まちづくり協議会の設立を推進しております。現在自治会長を中心とした地域の皆様の御尽力により、市内20カ所を想定しておる地域のうち13地域でまちづくり協議会を設立いただいており、ほかの地域においても御検討いただいております。これにより、市民の皆様方が積極的にまちづくりに取り組む体制ができつつあります。市としても3月議会において県内初となるまちづくり基本理念条例を制定し、支援体制を整えているところでございます。

次に、民間活力の応援、連携として、まちづくり活動応援補助金などによる各種イベント運営、自立への支援、NPOやボランティア活動への支援を積極的に行い、多様な主体による市民の協働による共助社会づくりを推進していきます。地域の実情、地域の求めるものを地域の方々とともに、また宇陀市が地域に求める政策を地域の方々とともに考え、試験的に実施していきたいとも考えております。

5番目は、教育・福祉の充実についてでございます。

安全で安心して子育てができるまちであるために、教育施設の耐震化に取り組んでおります。現在学校施設の耐震化率は84.44%でありますが、優先的に事業化し、平成27年度には耐震化率100%を目指します。

また、心を育み、人間力を高める取り組みとして、子どもたちの豊かな感性を育てるために、うだ・アニマルパークや農業と連携した命の情操教育を行っていきます。

次に、福祉の充実策として、高齢者の支援事業にボランティア活動や地域活動を取り入れた介護予防事業を通じ、ウエルネスシティ宇陀市構想の実現を目指します。

また、地域福祉計画として、福祉、医療、介護が連携した地域包括ケアシステムを構築することにより、住みなれた自宅で老後が過ごせるような環境を整えてまいります。そのために、選挙中から申し上げておりました包括介護支援センターを市立病院の近くに配置し、宇陀市民のトータルの福祉の向上を目指し、市民の安心・安全を提供していきたいと考えております。

これらのネクストビジョンを実現するため、引き続き行財政改革を積極的に推進し、効率的な市役所の実現に向けた取り組みを進めるとともに、時代に対応した行財政運営の実現と持続可能な財政構造の確立を目指してまいります。

なお、これらの施策につきましては、26年度当初予算並びに今定例会によります補正予算に計上しているものもございますが、大部分についてはこれからとなりますので、今後庁内で十分論議し、早期実現に向けて取り組んでまいります。

また、市政のかじ取りを行うに当たっては、日ごろから申し上げているとおり、市民の声を大事にしながら、これまで以上に市民の声を大切にしながら、市民が真に必要とするものをしっかり見きわめ、宇陀市をマネジメントしていくという基本的な考えのもと、宇陀市の今をよくする、将来もよくするとの思いの中で市政運営に取り組んでいきたいと考えております。

今後とも議員並びに市民の皆様のさらなる御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、2期目に当たっての施政方針といたします。

最後に、今定例会で御審議いただく案件は、専決処分の承認案件2件、条例の制定2件、補正予算案件5件、人事案件3件、その他の案件2件、行政報告6件、合わせて20件となります。どうぞ慎重に御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

ありがとうございました。

○議長(多田與四朗君)

これより日程に入ります。

本日の議事日程は、あらかじめ配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 日程第1会議録署名議員の指名

○議長(多田與四朗君)

日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において3番松浦利久子議員、4番西岡宏泰議員を指名いたします。

 日程第2会期の決定

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

お諮りします。

後ほど議会運営委員会委員長報告でもありますが、今期定例会は、本日から6月27日までの17日間といたしますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、会期は本日から6月27日までの17日間と決定いたしました。

 日程第3委員長報告

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第3、委員長報告を議題といたします。

閉会中の委員会開催につきましては、5月27日に議会運営委員会、5月26日及び6月3日に議会改革特別委員会が開催されておりますので、各委員長から報告を受けます。

なお、委員長報告に対する質疑は、全ての委員長報告終了後に受け付けます。

初めに、議会運営委員会の報告を受けます。

9番、勝井太郎議員。

○9番(勝井太郎君)

9番、勝井太郎です。議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。

平成26年第2回定例会の議会運営委員会は、正副議長及び6名の委員の出席のもと、竹内市長、中野副市長、石増教育長、内田総務部長、森本企画財政部長の出席を求め、平成26年5月27日午前10時から市議会第1委員会室におきまして開催をいたしました。

委員会報告につきましては、事前に報告書を配付させていただいておりますので、概要をまとめさせていただき、報告をさせていただきます。

本定例会における市長提出予定議案につきましては、専決処分2件、条例の一部改正2件、補正予算案5件、その他の議案2件、人事案件3件、行政報告6件が本日提案をされます。

議案の取り扱いにつきましては、専決処分の承認につきましては、本日提案、2日目に採決といたします。

条例の一部改正案、議案第31号1件及びその他議案、議案第38号、議案第39号の3件につきましては、総務文教常任委員会に付託をいたします。

条例の一部改正案、議案第32号の1件は、福祉産業常任委員会に付託をいたします。

次に、予算関係で、補正予算5件につきましては、予算審査特別委員会に付託をいたします。

これまでの案件の審議方法につきましては、本会議初日に提案をいたします。

委員会に付託する案件は、本会議2日目に質疑、委員会付託を行った上で、委員会での審議を経て本会議最終日に委員長報告、報告に対する質疑、討論の後、採決を行います。

次に、人事案件の同意1件及び諮問2件につきましては、本会議初日に提案、最終日質疑の後、採決を行います。

次に、議会関係の発議1件、発議第3号、労働者保護ルールの見直しに関する意見書案につきましては、本会議最終日に提案、質疑、討論の後、採決を行います。

次に、行政報告6件につきましては、本会議初日に理事者側から報告を受けますが、各項目につきましては、本日質問を行います。

次に、閉会中の委員会報告2件は、本会議初日に報告します。また、諸報告2件の県議長会、全国議長会につきましても、本会議初日に報告をします。

次に、議会へと送付された意見書等は配付資料のとおりでございます。趣旨に賛同し、提出者並びに賛成者となる方がおられましたら発議として取り扱いをさせていただきます。

次に、一般質問は本会議3日目の23日、4日目の24日を予定をしております。終了しない場合につきましては5日目も行います。

発言通告書の受け付けは、本日午前8時30分から開始しております。午後1時に締め切りをさせていただきます。通告書は通告者御自身が御持参をください。公務等でやむを得ず代理人に託した場合は、議長、副議長が協議をした上で、受理、不受理及び発言順を決定いたします。

一般質問は、1人3問以内、議員の発言時間は質問も含め30分以内とし、質問回数は30分以内であれば制限は行いません。なお、一問一答制と一括質問制度の選択制を導入しております。発言通告書に選択欄がございますので、御記入をお願いします。

発言の順番は受け付け順といたします。同種の質問は正副議長が調整を行います。当該議員に連絡をする場合がございますので、御留意を願います。また、通告書は、できるだけ具体的な内容を御記入をよろしくお願いをいたします。

議事の進行上、理事者の答弁が重複をする場合におきましては、議長において答弁を割愛する場合がございますので、御了承をよろしくお願いいたします。

一般質問に関しましては、報道機関から要請があった場合は発言議員名と発言要旨の事前公表を行います。御了承をよろしくお願いいたします。

一般質問は、質問及び答弁とも、わかりやすく簡潔に行いますよう御留意願います。

その他全般につきましては、前期定例会どおり、関係する議案はなるべく一括上程を行い、議案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は議長の指名により議会事務局長が朗読をいたします。議案の内容によりましては、討論を省略して採決を行います。

以上の内容をもちまして、会期は先ほど議決いただきましたとおり、本日から6月27日までの17日間といたします。本会議は、本日及び13日、23日、24日並びに26日、予備日といたしまして27日に開催いたします。また、委員会の日程ですが、総務文教常任委員会は6月17日、福祉産業常任委員会は16日、予算審査特別委員会は18日に開催をいたします。

次に、平成26年第3回宇陀市議会定例会の日程につきましては、9月5日金曜日から9月29日月曜日までの25日間といたします。本会議は9月5日、9日、22日、24日、26日、予備日として29日に開催をいたします。

その他といたしまして、夏のエコスタイルにつきましては、5月13日火曜日から10月31日金曜日まで実施をいたします。ノー上着、ノーネクタイを励行し、議員章着用を省略をいたします。

議会改革特別委員会におきまして、今後専門的なアドバイザーを招いて研修審議をしていくということを報告を受けましたので、確認をしております。

付託案件の委員長報告については、質問の取り扱いについて委員より御意見がございましたので、今後正副議長と議会運営委員会正副委員長で協議をしていくことになります。

以上の事件を協議をし、午前11時2分に閉会をいたしました。

今定例会には多くの重要案件が予定されております。審議が円滑に進みますよう皆様の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

以上で議会運営委員会の報告を終わります。

○議長(多田與四朗君)

次に、議会改革特別委員会の報告を受けます。

9番、勝井太郎議員。

○9番(勝井太郎君)

9番、勝井太郎です。ただいま議長より許可をいただきましたので、議会改革特別委員会の委員長報告をさせていただきます。

協議概要の配付をさせていただいておりますので、そちら参照いただけましたらわかりやすいと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは報告をさせていただきます。

去る5月26日並びに6月3日に会議を行いましたので、その概要について報告を行わせていただきます。

5月26日は午前9時30分より第2委員会室において、全委員並びに多田議長の出席によりまして、6月3日におきましては、同じく9時30分より第2委員会室におきまして、欠席されました山本繁博委員を除く委員並びに多田議長の出席をもちまして会議を行っております。

それでは順次報告をさせていただきます。

まず、5月26日の委員会では会議の進め方について協議をしております。協議の結果、次のように決定をいたしましたので、報告をさせていただきます。

検討の進め方については次のとおり決定をさせていただきました。

会議の進め方については、委員会を基本的に定例化をする。議会閉会月については、第1・第3火曜日の午前9時30分から会議を始めることを原則とする。また、議会開会月でも一、二回程度は会議を行う。ただし、他の公務が重なる場合や議長、正副委員長の日程が合わない場合については調整を行うこととする。会議については原則自由討議とする。ただし、発言をする場合には必ず挙手をして委員長の指名を受けることとする。会議にはホワイトボードを活用して論点の整理を行いながら行っていく。1議題の議論については原則30分以内とする。30分経過後に決をとることとする。ただし、追加の議論が必要だと認められる場合については委員長において15分程度の議論の延長を行う場合がある。それでも決まらなかった場合については、決まらなかったということをその会議の結論として次回以降に結論や議論を持ち越すこととする。委員会は8名の委員と議長並びに専門的知見を有する学識経験者若干名をもって構成をすることとする。委員会には立命館大学、駒林良則教授をアドバイザーとして招聘することを確認をしています。なお、駒林教授以外にも学生や市民の委員会の参加の依頼については提案がございましたので、今後検討していくことといたしました。

委員会の目的については、議会基本条例の制定を目指すものの、その扱いについては意見が26日ではまとまりませんでしたので、次回以降に議論を持ち越すことといたしました。

以上の議論を行い、午前11時5分に閉会いたしました。

続きまして、26日の会議を受けまして、6月3日にも引き続き会議を行いましたので、そちらについても報告をさせていただきます。

この会議につきましては、委員会の目的について、議会だよりの扱いについての2点が大きな議題としておりましたので、報告をさせていただきます。

委員会の目的につきましては、市民に開かれた議会の実現と議会機能のさらなる強化を行うための仕組みを再構築をするを目的といたしました。また、その目的を達成をするために、改善策については今後検討していくことといたしました。議会基本条例については、まず制定を目指しますが、まず議会運営のそもそものあり方について、会議規則や委員会条例の再度の確認を行うこと、議会運営やこの市議会が目指すべき理念について調査と研究を行うことを大きな柱とすることを確認をいたしました。

また、協議会という形ではございますが、今後のスケジュールについても検討をしております。議会だよりの扱いについてもあわせて検討いたしました。協議会ですので、確認事項、決定事項だけ簡潔に説明いたします。

議会だよりについては、発行は必要である。作業は進めていくが、それだけにはこだわらず、できるところから広報と広聴をどのようにしていくのかを課題を整理した上で、次回の委員会で正副委員長より案について提示を行う。今後の検討項目については、項目を整理をした上で、実施をするためのスケジュールを立てた上で提示をしていく。

以上のことを確認をして、午後0時46分に閉会をいたしました。

以上で議会改革特別委員会委員長報告を終わります。

○議長(多田與四朗君)

各委員長の報告は以上であります。

これより質疑に入ります。

初めに、議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

ないようでございます。

質疑なしと認めます。

次に、議会改革特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質疑はないようでございます。

質疑なしと認めます。

以上で委員長報告を終結いたします。

 日程第4諸報告

○議長(多田與四朗君)

日程第4、諸報告を行います。

5月28日開催されました全国市議会議長会定期総会及び5月16日開催されました奈良県市議会議長会の報告を議会事務局長にさせます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。議会事務局の増田でございます。私のほうから、まず第90回全国市議会議長会定期総会の報告からさせていただきたいと思います。

去る5月28日午前10時30分から東京都千代田区の日比谷公会堂で開催され、多田議長と私、増田の2名が出席をさせていただきました。

まず、開会式では、横浜市議会議長の佐藤会長の挨拶及び来賓としまして杉田内閣官房副長官、伊吹衆議院議長、伊藤総務大臣政務官から御祝辞をいただき、山崎参議院議長、全国市長会長、全国知事会長などからの祝電披露があり、新市紹介では岩手県滝沢市が新たに市制施行され、全国都市数は813団体となりました。

次に、表彰式につきましては、被表彰者2606名の中から2名の議長による代表受領及び大阪府大東市議会岩渕議員が議員歴50年以上の表彰状贈呈が行われました。

次に会議に入り、まず報告といたしまして、一般事務及び平成24年度各会計決算並びに地方行政委員会など7委員会からの事務報告があり、全て了承されました。

次に、議案審議については、各部会から提出されました省庁への要望25議案が、また会長提出議案としまして決議2議案が提案され、審議の結果、原案のとおり可決されました。

次に、役員改選につきまして、部会推薦役員として、理事51市のうち奈良県からは大和高田市が、評議員155市のうち奈良県からは天理市、五條市、宇陀市が、建設運輸委員会委員22市のうち奈良県からは橿原市がそれぞれ推薦され、選任がされました。

以上で議案審議は全て終了し、閉会式が行われ、昨年度の役員へ感謝状贈呈の後、佐藤会長挨拶で定期総会は終了いたしました。

引き続きまして、平成26年度第1回奈良県市議会議長会出席の報告をさせていただきたいと思います。

去る5月16日午前11時から、橿原市の橿原ロイヤルホテルで平成26年度第1回奈良県市議会議長会が開催され、多田議長、井谷副議長と私、増田の3名が出席をさせていただきました。

まず開会に当たり、大和高田市議会議長、西川会長の招集の挨拶及び各市の議長、副議長、事務局長の紹介、そして前会長の奈良市議会議長に対する感謝状の贈呈がありました。

次に会議に入り、諸報告では、本年2月20日から5月15日までの県市議会議長会の事務報告について報告があり、了承されました。

次に協議事項としまして、平成25年度奈良県市議会議長会会計決算について報告があり、審議の結果、報告のとおり承認されました。

次に、平成26年度奈良県市議会議長会会計補正予算(第1号)についてが議題となりまして、昨年度決算の承認に伴います繰越金の補正を行うもので、歳入歳出それぞれ31万1082円を増額し、予算総額を1009万1082円とすることが提案され、審議の結果、原案のとおり可決されました。

次にその他といたしまして、1件目は議長会県外都市視察研修についてが議題となり、例年どおり本年10月に実施予定とし、詳細などは会長一任となりました。

2件目は議員研修についてが議題となりまして、8月26日火曜日に開催することとし、内容などの詳細につきましては会長のほうで検討し、決まり次第、各市へ報告することで承認がされました。

最後に西川会長の閉会の挨拶により会議を終了いたしました。

以上、簡単ではございますが、第90回全国市議会議長会定期総会及び平成26年度第1回奈良県市議会議長会の報告とさせていただきます。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

以上で諸報告を終わります。

次に、行政報告を受けます。

なお、行政報告に対する質問は全ての行政報告終了後に受け付けます。

初めに、平成25年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についての報告を受けます。

森本企画財政部長。

○企画財政部長(森本彰一君)

企画財政部の森本でございます。よろしくお願い申し上げます。

平成25年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書につきまして御報告申し上げます。お手元の資料の行政報告資料と書かれました厚みのある資料のほうをごらんください。そちらのほうの1ページのほうをごらんいただきたいと思います。

繰越明許費繰越計算書につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、繰越明許費に係る事業の執行状況につきまして、財源内訳とともに繰越明許費繰越計算書を調整いたしまして、本定例会に報告させていただくものでございます。

今回報告させていただきます事業につきましては、本年3月の第1回の議会定例会におきまして、平成25年度一般会計補正予算(第4号)の中で繰越明許費を設定することにつきまして御承認をいただいている事業内容でございます。

事業の件数といたしましては17件に上り、繰越額の総額は13億5096万3000円となりました。既に収入しております特定財源はございませんので、平成26年度中に収入を予定します国・県支出金が3億3681万9000円、地方債9億6580万円、その他特定財源26万3000円となっております。

今回の繰越計算書の報告につきましては、一部事業で当初予算から計上していたものがございますが、ほとんどは昨年12月議会の補正予算に計上いたしましたものと今年3月に補正予算で計上いたしました国の好循環のための経済対策によるものが主なものとなっております。この内容は、6次産業化企業誘致のための伊那佐農産物加工所整備事業を初め、萩原12号線など定住交流促進のための都市計画道路整備、子ども・子育て支援新制度に向けた新たなシステムの構築、学校の耐震化や街なみ環境整備など教育、福祉の充実のための17事業でございます。

なお、それぞれの繰越事業につきましては、相手方との交渉あるいは発注の準備などの関係で時間を要し、年度末までに完了できなかった事由によるものでございます。今後は平成26年度へ繰り越しをさせていただく中で速やかに完了させていただき、それを目指すものでございます。

以上、平成25年度一般会計繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

次に、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について及び平成25年度宇陀市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について並びに平成25年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書についての報告を受けます。

堤水道局長。

○水道局長(堤正明君)

水道局の堤でございます。よろしくお願い申し上げます。

平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書につきまして御報告させていただきます。

この宇陀市簡易水道事業特別会計予算に係ります繰越明許費の設定につきましては、本年3月の第1回定例会におきまして御承認いただいたものでございまして、款総務費、項施設整備費の松井簡易水道事業及び田原簡易水道事業については、国の補正予算によるものと、宇陀土木事務所からの受託工事として、国道370号線野依交差点改良工事に伴う水道管本設工事費と合わせまして1億1690万円の繰り越しでございます。

今回、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、繰越明許費繰越計算書として本定例会において御報告させていただくものでございます。

繰り越しの事由につきましては、国の経済対策による平成26年度の前倒し事業として着工予定しましたところ、追加内示が本年2月6日付で年度内執行が困難になったものと、簡易水道室生地域県営水道受水施設整備工事については、県営水道工事との調整及び地元調整に時間を要したため、また、国道370号線野依交差点改良工事に伴う水道本管本設については、県の改良工事のおくれにより市水道管の本設工事の年度内執行が困難になったため、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越すものでございます。

以上、大変簡単でございますが、御報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

続きまして、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書につきまして御報告させていただきます。

この宇陀市下水道事業特別会計予算に係ります繰越明許費の設定につきましては、本年3月の第1回定例会におきまして御承認をいただいたものでございます。款下水道費、項下水道費の宇陀川流域下水道建設負担金と宇陀土木事務所所管道路建設工事に伴う下水道本管布設工事及び天満台地区管更生に係る3カ所の事業費6016万1000円の繰り越しでございます。

今回、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越明許費繰越計算書として本定例会において御報告させていただくものでございます。

繰り越しの事由としまして、宇陀川流域下水道建設負担金につきましては、国の経済対策により奈良県が行う宇陀川浄化センターの管理本館自火報設備更新工事が年度内に完了することが困難となったため、それに係る宇陀市が負担すべき建設負担金の執行を繰り越すものでございます。

次に、奈良県が行う国道370号線野依交差点改良工事に伴い、下水道管を移設する事業で、県工事の工程のおくれにより本工事の年度内執行が困難となったものと、天満台地区管路更生事業で年度内の完了に十分な工期を予定して工事請負契約を交わしたものの、本工事の特殊性から専門的な技術を持った協力業者が必要で、その協力業者がさきの東日本大震災による復旧・復興工事等で不足しておりまして、本工事請負業者が契約期限内に確実に完了できる業者を手配できなかったことで、年度内の完了が困難となったものでございます。

以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

続きまして、平成25年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書につきまして御報告させていただきます。

水道事業特別会計予算に係ります建設改良に要する経費の繰り越しにつきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づきまして、年度内に支出できなかった資本的支出の建設改良費1億5990万円繰り越すものでございます。

この繰り越し事由につきましては、継続事業である榛原(玉立・赤瀬・額井・山辺三)地区水道未普及地域解消事業について、本年、平成26年度の前倒し事業として着工予定しましたところ、追加内示が本年2月6日付とおくれたことに加え、工事の施工箇所が国道369号線であったことから、通行規制等に係る道路管理者協議及び地元調整に不測の日数を要したことから年度内完了が見込めず、平成26年度へ繰り越しさせていただくものでございまして、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、繰越計算書として報告させていただくものでございます。

以上、大変簡単でございますが、水道事業特別会計予算繰越計算書として御報告させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

次に、宇陀市土地開発公社の経営状況についての報告を受けます。

内田総務部長。

○総務部長(内田一哉君)

総務部の内田でございます。宇陀市土地開発公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき御報告を申し上げます。

資料につきましては、行政報告資料の5番目ということになっております。

平成25年度の土地開発公社の決算につきましては、去る5月26日に開催をいたしました理事会の御承認を得て、また、平成26年度の予算につきましては、本年3月26日に開催をいたしました理事会の御承認を得ました上で御報告を申し上げるものでございます。

まず、本文の朗読は省略をさせていただきまして、報告書に沿って概要を報告いたします。

お手元の資料、平成25年度の事業報告及び決算報告書を開いていただきまして、2ページでございます。

収益的収支の事業収益は、先行取得をいたしました榛原額井の所在でございます市民農園整備事業用地を宇陀市に買い戻しをしていただきました1164万1100円で、事業外収益は土地開発公社の現金預金の利息6万7625円でございます。これに対しまして支出は、保有地の売却減少に伴い、事業原価に用地売却額と同額を計上し、公社運営経費は3万5009円となっております。

次に、3ページの資本的収支につきましては、計上額、決算額はございません。

次に、4ページを見ていただきますと、土地開発公社の損益計算書になっております。また、めくっていただきまして、最終的に5ページでございます。

平成25年度末の土地開発公社の貸借対照表でございますけれども、現金で4763万8176円、保有土地の簿価といたしまして4155万5489円、市からの出資金500万円、これの合計で、右下になりますけれども、9419万3665円という保有資産となっております。以上が平成25年度の決算でございます。

資料をめくっていただきまして、平成26年度の予算でございます。

予算書の1ページにございますように、収益的収支は土地開発公社預金利息の9万3000円、公社運営経費の9万3000円を計上しております。

次に、資本的収支でございますけれども、土地開発公社当初予算の段階での土地の取引は予定されておりません。保有地の管理費用として10万円のみ計上をさせていただいております。

以上で、簡単でございますけれども、報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

最後に、財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況についての報告を受けます。

山本農林商工部長。

○農林商工部長(山本喜次君)

農林商工部の山本でございます。よろしくお願い申し上げます。

財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして御報告させていただきます。

報告書資料6番目をごらんいただきたいと思います。

平成25年度の経営状況につきまして御報告申し上げます。

当財団法人は、昭和53年7月18日、旧菟田野町の出資金300万円により設立されました。役員といたしまして、理事9名、監事2名で構成され、理事長は副市長が務めてまいりました。

主要な事業といたしましては、毛皮革製品の研究開発と毛皮革製品を内外へPRすることを通して宇陀ブランドの確立と販路の拡大を図り、毛皮革産業の振興と安定を狙いとしております。平成26年4月3日、菟田野産業振興センターにおきまして理事会が開催され、平成25年度事業報告及び清算報告され、原案のとおり承認されました。

事業内容につきましては次のとおりでございます。

平成25年度におきましては、奈良県の支援を受け、平成25年11月22日から24日の3日間、菟田野産業振興センターにおきまして、第32回奈良県毛皮革フェアINUTANOを開催いたしました。

歳入につきましては、県補助金が324万円、市補助金が522万9715円、出展者負担金が105万6000円、預金利息が2187円、雑収入が585円、前年度よりの繰越金が67万910円の合計1019万9397円となり、歳出につきましては、毛皮革フェア開催に514万3630円、県毛皮革協同組合連合会の助成金15万円、公社職員の人件費が福利厚生費を合わせまして477万2021円、委託費が11万1306円、一般管理費が2万1855円となりました。

なお、資産につきましては、当初の出資金として定期預金の300万円と繰越準備金585円を合わせまして300万585円となりました。

次に、民間非営利部門の活動の健全な発展を促進し、従来の公益法人制度に見られるさまざまな問題に対応するため、新公益法人制度改革が平成20年12月1日より施行されていることにより、当公社におきましては、国が示す公益目的事業、学術、芸術、慈善その他の公益に関する事業であって不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与する事業の条件に該当しておりませんので、公益法人としては認められないこととなり、新公益法人制度改革で定められている日、平成25年11月30日をもって解散となり、その手続を踏むこととなりました。平成25年9月2日、菟田野産業振興センターにおきまして、イベント企画委員会及び出展者会議、臨時理事会が開催され、この法人の存続期間は平成25年11月30日までとする、及びこの法人の解散に伴う清算人は理事会において理事の中から選任するとする財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社寄附行為の変更また解散後におきまして公社が行ってきた奈良県の地場産業である毛皮革産業の振興について事業を継続していくために設立する宇陀市菟田野毛皮革産業振興協議会規約案について審議され、原案どおり承認・可決されました。

同時に、追加提案されました清算人の選出について審議され、理事のうちより奈良県毛皮革協同組合連合会理事長を選任し、承認・可決されました。これにより、平成25年11月30日に財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社は解散され、清算業務として奈良県への報告、公社の財産、公社解散に伴う登記事務、官報への掲載等を行ってまいりました。その後、平成26年4月3日、菟田野産業振興センターにおきまして、財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社清算報告会が開催されまして、清算内容につきまして承認されました。

また、残余財産であります出資金につきましては、寄附行為の30条に基づき、宇陀市に帰属するものとし、宇陀市に返還されております。なお、解散後におきましては、公社解散の翌日、平成25年12月1日に設立されました宇陀市菟田野毛皮革産業振興協議会によりまして、公社が行ってきた奈良県の地場産業である毛皮革産業の振興に向けて、その事業を継続していただいております。健全なる運営に向け努力してまいりますので、今後ともさらなる御支援、御協力いただきますようお願い申し上げまして、財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況についての御報告とさせていただきます。

○議長(多田與四朗君)

行政報告は以上であります。

ただいまより行政報告に対する質問を受け付けいたしますが、決して審査にならないよう御注意をお願いいたします。

それでは、ただいまより質問を受け付けます。

初めに、平成25年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についての質問を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問はないようでございます。

質問なしと認めます。

次に、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書についての質問を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問はないようでございます。

質問なしと認めます。

次に、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書についての質問を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問なしと認めます。

次に、平成25年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書についての質問を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問なしと認めます。

次に、宇陀市土地開発公社の経営状況についての質問を受け付けます。

質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問なしと認めます。

最後に、財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況についての質問を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

質問なしと認めます。

以上で行政報告を終結いたします。

これより15分間休憩いたします。

会議は午前11時15分に再開いたしますので、それまでに議場にお入りください。

午前11時02分休憩

午前11時15分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 日程第5承認第3号及び日程第6承認第4号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程に従いまして、日程第5、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)及び日程第6、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について)の2議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。

本日の議案書1ページをごらんいただきたいと思います。

承認第3号、専決処分の承認を求めることについて。

平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。

平成26年6月11日報告。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて2ページでございます。

専決処分書。

平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。

平成26年5月31日。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて3ページでございます。

承認第4号、専決処分の承認を求めることについて。

平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。

平成26年6月11日報告。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて4ページでございます。

専決処分書。

平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。

平成26年5月31日。宇陀市長、竹内幹郎。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野理君)

失礼いたします。副市長の中野でございます。よろしくお願い申し上げます。

ただいま一括上程いただきました承認第3号、専決処分の承認を求めることについて及び承認第4号、専決処分の承認を求めることについての2件について提案理由の説明を申し上げます。

まず、承認第3号、専決処分の承認を求めることについてであります。

今回、専決処分により補正させていただきました住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、平成25年度の決算を確定させるに当たり、歳入が歳出に不足するため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成26年5月30日付で、平成26年度歳入から繰り上げ充用を行い、平成25年度の歳入の不足を補塡したことによるものでございます。地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、5月31日付で専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市の住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5440万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億9480万8000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

平成26年5月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

住宅新築資金等に係る貸付金の回収業務につきましては、平成17年1月から奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合という一部事務組合を構成し、貸付金の回収に努めているところでございます。この回収管理組合からの返戻金をもって、特別会計の歳出である地方債の元利償還に充てる予算を組んでいるところでございますが、平成25年度においては3億5440万8000円の歳入が不足したため、平成26年度の歳入予算を増額補正し、繰り上げ充用を行ったものでございます。

今後も回収管理組合と担当部署の連携を深め、貸付金の回収に努めてまいります。

以上が、平成26年5月31日に専決処分いたしました住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。

次に、承認第4号、専決処分の承認を求めることについてであります。

今回、専決処分により補正させていただきました宇陀市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)につきましては、平成25年度の決算を確定させるに当たり、歳入が歳出に不足するため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成26年5月31日付で平成26年度歳入から繰り上げ充用を行い、平成25年度の歳入の不足を補塡したことによるものでございます。

地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、5月31日付で専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、診療施設勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ588万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5608万9000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

平成26年5月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

宇陀市国民健康保険直営診療所は、室生地域において昭和33年に開設され、東里診療所と田口診療所の2カ所の診療所を有しています。これらの直営診療所がある地域は過疎化、高齢化が進んでおり、ひとり暮らしや高齢者だけの世帯が多い上、交通の便が悪く、医療過疎地域になるため、第1次診療を行う僻地医療機関として地域住民の疾病の初期診療の場としての役割を担っています。

診療所の運営に係る歳入のほとんどが診療収入となっていますが、地域人口数の減少に伴い、患者数や診療収入等が年々減少しており、経費の削減等に努めてまいりましたが、平成25年度においては588万8253円の歳入が不足したため、平成26年度の歳入予算を増額補正し、繰り上げ充用を行ったものでございます。

今後も過疎地域における診療体制を確保するため運営内容の見直しを行い、経営改善を行いながら診療所の運営に努めてまいります。

以上が平成26年5月31日に専決処分をいたしました国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。以上2件につきまして、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております日程第5、承認第3号及び日程第6、承認第4号は、本日は提案説明までとし、6月13日に予定しております本会議2日目に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)及び承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について)の2議案の採決は、次の本会議で行います。

 日程第7議案第31号及び日程第8議案第32号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程第7、議案第31号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について及び日程第8、議案第32号、宇陀市企業誘致条例の一部改正についての2議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。

本日の議案書5ページをごらんいただきたいと思います。

議案第31号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について。

宇陀市代替バス事業に関する条例(平成18年宇陀市条例第244号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて6ページでございます。

宇陀市代替バス事業に関する条例の一部を改正する条例。

宇陀市代替バス事業に関する条例(平成18年宇陀市条例第244号)の一部を次のように改正する。

別表中、大人350円、小人180円を全ての区間、大人350円、小人180円、1区間以下の場合、大人180円、小人90円に改める。

附則。

施行期日。

第1項、この条例は、平成26年10月1日から施行する。

経過措置。

第2項、この条例による改正後の宇陀市代替バス事業に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後の利用に係る使用料について適用し、同日前の利用に係る使用料については、なお従前の例による。

続いて7ページでございます。

議案第32号、宇陀市企業誘致条例の一部改正について。

宇陀市企業誘致条例(平成21年宇陀市条例第16号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて8ページでございます。

宇陀市企業誘致条例の一部を改正する条例。

宇陀市企業誘致条例(平成21年宇陀市条例第16号)の一部を次のように改正する。

なお、8ページから9ページに条例改正内容について記載のほうがされておるというところでございますが、条項が多いという関係がございますので、概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。

第2条第4号では増設の、同じく第2条第5号では移設の定義の改正について記載のほうがされております。

次に、第4条及び第5条では雇用促進奨励金の追加について、また、第6条では事業者の指定要件についての改正内容となっておるところでございます。

次に、9ページをごらんいただきたいと思います。

第11条では雇用促進奨励金の交付申請について、そして第12条におきましては、雇用促進奨励金の交付要件についての追加条項となっております。

そしてその下のほうとなりますが、附則、施行期日。

第1項、この条例は、平成26年7月1日から施行する。

経過措置。

第2項、この条例による改正後の宇陀市企業誘致条例(以下「改正後の条例」という。)の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後に指定事業者の申請をする事業者について適用し、施行日の前日までに指定事業者の申請を行った事業者については、なお従前の例による。

第3項、この条例の施行の際、現にこの条例による改正前の宇陀市企業誘致条例の規定による指定事業者の指定を受けている事業者は、改正後の条例の規定による指定を受けたものとみなす。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野理君)

失礼します。ただいま一括上程いただきました議案第31号及び議案第32号の2件について提案理由の説明を申し上げます。

まず、議案第31号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正についてであります。

平成19年4月より、榛原大野線として市営有償バスが宇陀市役所から室生地域事務所まで運行しております。この路線は主たる停留所といたしまして、近鉄榛原駅、市立病院前、美榛苑、ぬくもりの郷及び室生口大野駅があり、使用料が1乗車全ての区間につき大人350円、小人180円に設定されております。

本件は、この使用料について、近鉄榛原駅から市立病院前までなどの1区間の利用についても設定を求める声が寄せられたため、市といたしましても、少しでも多くの方々に御利用いただけるよう、昨年の宇陀市地域公共交通活性化再生協議会の協議を経て、今回見直しを行うものでございます。具体的には、榛原大野線の1区間につき大人180円、小人90円を設けるものでございます。

なお、この条例は平成26年10月1日から施行するものでございます。

次に、議案第32号、宇陀市企業誘致条例の一部改正についてであります。

市内における地域産業の振興及び雇用機会の拡大を図るため、平成21年に企業立地を促進するための奨励措置を講じた本条例を制定し、市内に事業所を新設、増設または移設する指定事業者に対し、5年間の固定資産税相当額を交付する事業所新設等奨励金による企業誘致、既存企業の育成に努めてまいりました。しかしながら、内需の低迷などの影響により、企業が新たな投資を控えるなど、いまだ本条例を適用した企業立地には至っていない状況でございます。

本件は、このような状況を踏まえ、より効果的に企業立地の促進を図っていくため、奨励措置などについて見直し、拡充するものでございます。

具体的には、まず、奨励措置を受けるに当たり必要な指定事業者の要件について、事業所用地の取得に加え、貸借についても適用すること、また、事業開始に必要な従業員数を一律10人以上であったものを、新設では5人以上、増設または移設では新たに3人以上、投下固定資産額については3000万円以上から2000万円以上に改め、大規模な企業に限らず、より幅広い企業を誘致、育成できるように改めるものでございます。

次に、事業所新設等奨励金に加え、雇用促進奨励金を新たに設け、指定事業者が市内に住所を有する者を事業所の従業員として新たに3人以上継続して雇用したときは、1人につき20万円、300万円を限度とした奨励金を交付することにより、市民の雇用機会の拡大につなげるものでございます。そのほか、定義の明確化など、所要の改正を行うものでございます。

なお、この条例は平成26年7月1日から施行するものでございます。

以上2件につきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております日程第7、議案第31号及び日程第8、議案第32号は、本日は提案説明までとし、6月13日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第31号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について及び議案第32号、宇陀市企業誘致条例の一部改正についての2議案の質疑は、次の本会議で行います。

 日程第9議案第33号から日程第13議案第37号

次に、日程に従いまして、日程第9、議案第33号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についてから日程第13、議案第37号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成26年度補正予算関係5議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。

それでは、議案書10ページをごらんいただきたいと思います。

議案第33号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて11ページでございます。

議案第34号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて12ページでございます。

議案第35号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて13ページでございます。

議案第36号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて14ページでございます。

議案第37号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について。

平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第33号から議案第37号までの補正予算5会計について提案理由の説明を申し上げます。

今回上程をいたしました5会計の補正予算につきましては、御承知のように平成26年度の当初予算は4月に市長選挙を控えていたことから、経常的経費を中心とした骨格予算として予算編成いたしました。したがいまして、今回の補正予算は市長の政策を盛り込んだ最初の本格予算としての位置づけのもと、ネクストビションである五つの政策を中心に、いわゆる肉づけ予算を編成いたしました。

補正予算の編成に当たりましては、現在の宇陀市の特性や予断を許さない財政状況を踏まえる中で、3万3300人の宇陀市民の命と暮らしを守り、活力ある宇陀市を構築していくための一助として、より有効な施策と事業を選択し、重点的かつ効果的な予算となるよう、その配分に努めてまいったところでございます。

それでは、まず議案第33号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億4700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ179億8700万円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

第2条、債務負担行為の追加は、「第2表債務負担行為補正」による。

第3条、地方債の追加及び変更は、「第3表地方債補正」による。

平成26年6月11日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

歳出から説明させていただきます。

一般会計補正予算書の14ページをごらんください。

歳出の款別で主なものとして、まず総務費では、企画費において、市内完結路線の榛原ネオポリス線維持のための奈良交通路線バス運行補助金533万3000円、ウエルネスシティ事業の一環である薬草で元気なまちづくり事業としてイベント経費を50万円、自治振興費において、財団法人自治総合センターの決定を受け、コミュニティ助成事業1030万円を、生活安全対策費では防犯灯設置事業補助金の追加として71万4000円を計上しております。

まちづくり支援費では、市内で活動する団体が行う新たな取り組みを支援するまちづくり活動応援補助金200万円、まちづくり協議会のさらなる支援策として、いきいき地域づくり補助金90万円、室生地区まちづくり協議会が行う室生の郷にぎわい創設事業が国の100%補助の決定をいただいたことにより、過疎集落等自立再生対策事業850万円を計上しました。

新たに目を設置しました社会保障・税番号制度導入費では、マイナンバー制度をスタートさせるための社会保障・税番号制導入業務委託料237万6000円を計上いたしております。

次に、16ページをごらんください。

民生費では、社会福祉総務費において、消費税引き上げに伴い、一定の所得以下の方々への負担緩和のため、暫定的、臨時的な措置として国費100%による臨時福祉給付金支給事業8630万3000円と障害者福祉費において新たな障害者計画及び障害福祉計画策定事業499万3000円を計上いたしております。

また、人権交流センター費では、人権交流センターを1カ所に統合することによる菟田野人権交流センター大規模改修設計業務1570万2000円を、児童福祉総務費では子育て世帯への影響を緩和するとともに、子育て世帯の消費下支えを図る観点から、児童福祉総務費において国費100%による子育て世帯臨時特例給付金給付事業3032万7000円を計上いたしております。

次に、18ページをごらんください。

衛生費では、簡易水道費において簡易水道事業会計繰出金206万6000円、下水道費において下水道事業会計繰出金266万6000円を計上、火葬場運営費においては火葬場整備事業補助金100万円、じんかい処理費では一般廃棄物処理検討委託料292万円を計上いたしております。

次に、19ページをごらんください。

今年度新たにできた産業企画費において、市内の特産品、名産品を県外において広くPRし、販路拡大及び宇陀市の知名度の向上を図るための予算を40万3000円計上いたしております。

同じく19ページの商工費の観光費では、ウエルネス健康づくり推進事業の一環として110万1000円を計上し、還暦野球大会とハイキングマップ作成を行うことといたしております。

次に、20ページをごらんください。

土木費では、道路維持費において市内橋梁の点検を行い、安全性及び長寿命化を図るため、道路ストック総点検委託料1005万円を計上、また、市道の安全性、利便性を図るため、道路舗装維持補修工事として地域環境対策支援事業、市道椿谷線、深野峠青葉線、そのほか維持補修工事費と交通安全施設整備事業を合わせて2310万円を計上いたしております。

道路新設改良費では、社会資本整備総合交付金事業として、うだ・アニマルパーク周辺道路等整備事業、市道平井比布線、小倉室生線、市道春日野依線等1億6000万円を計上しています。

また、公園費では、天満台団地上部の産業廃棄物処理問題で取得した土地に東榛原市民農園整備事業2305万円、社会資本整備推進事業費では、榛原駅南の市道萩原12号線道路整備事業、墨坂通り線道路改良事業、大宇陀道の駅周辺のリノベーション事業として宇陀松山活性化事業を合わせて1億5640万円を計上いたしております。住宅管理費では、菟田野川原団地・下川原団地の北面外壁結露対策工事として、市営住宅補修工事450万6000円を計上いたしております。

次に、23ページの消防費では、災害対策費で非常時の情報伝達システムを構築する防災行政無線システム整備事業3億3232万7000円、奈良県防災計画見直しの重点項目と市の現状を反映した宇陀市防災計画見直し業務委託583万2000円を計上いたしております。

消防施設費では、消防団へ小型動力ポンプつき積載車更新716万3000円、消防団再編計画に基づく消防機庫撤去工事、防火水槽設置工事合わせて982万8000円を計上いたしております。

次に、24ページをごらんください。

事務局費では、教育センター事業充実のための臨時職員経費、市内小・中学校へのICT支援員派遣事業、財団法人日本サッカー協会の協力により、市内小学校5年生を対象にJFAこころのプロジェクト「夢の教室」開催事業、不登校児童・生徒等のための適応指導教室はばたき事業と教育相談(心理)、市内の子どもたちの基礎学力向上のための学びの広場プラン事業等の関係経費を計上いたしております。また、旧宇賀志小学校用地確定業務として、地籍調査業務委託料265万円を計上いたしております。

小学校費の学校管理費では、特別な教育的支援を必要とする子どもたちへの通級指導教室ほほえみの臨時職員賃金126万円を計上いたしております。

小学校費の耐震化事業費では、学校施設整備事業として、榛原西小学校体育館耐震補強設計業務931万円、中学校費の学校管理費では、室生中学校トイレ改修工事4960万円を、また、中学校費の耐震化事業費では、榛原中学校校舎耐震補強設計業務2581万円を計上いたしております。

文化財保護費では、松山地区の活性化のために文化財を活用した観光振興を目指し、史跡宇陀松山城跡保存整備事業及び登城道整備事業に4901万4000円、町家公開活用事業のために土地購入費931万9000円を計上、図書館費では、寄贈資料の有効活用のためのデータ化関係経費325万7000円を計上いたしております。

また、松山通りの道路美装化・街路灯整備として街なみ環境整備事業費に5629万円を計上いたしております。

体育施設費では、平成27年度に全国高校総体が開催されますことに伴い、総合体育館の改修事業4521万7000円を、また、安定営業のために室内温水プールの設備改修を1900万円計上いたしております。

最後に、28ページの災害復旧費では、公共土木施設災害復旧費において、地すべり災害復旧のための測量設計業務委託料1000万円を計上いたしております。

次に歳入につきましては、予算書10ページをごらんください。

まず、国庫支出金として総務費国庫補助金では、過疎集落等自立再生対策事業補助金850万円、民生費国庫補助金では、臨時福祉給付金給付事業費補助金及び事務補助金で8689万3000円、子育て世帯臨時特例給付金事業費補助金及び事務費補助金3093万8000円、土木費国庫補助金では社会資本整備総合交付金1億7763万5000円、リノベーション事業交付金2473万5000円、街なみ環境整備事業費補助金1783万4000円、地域住宅政策交付金175万円、教育費国庫補助金では、史跡宇陀松山城跡保存整備事業費補助金、重要伝統的建造物群保存地区保存事業費補助金、史跡森野旧薬園保存整備事業費補助金合わせて1069万円を計上いたしております。

11ページからの県補助金としては、市道整備として地域環境対策支援事業費補助金400万円、国庫補助金と同じく史跡宇陀松山城跡保存整備事業費補助金270万円等を計上いたしております。

財産収入では土地売払収入500万円を、繰入金ではアニマルパーク関連で奈良市からいただいております地域づくり推進基金繰入金1568万3000円、諸収入では自治総合センターコミュニティ助成金1030万円、同じくアニマルパーク関連での奈良県負担金を総務管理費雑入として1568万3000円計上いたしております。市債では、合併特例債、辺地対策事業債、過疎対策事業債、公共事業等債、緊急防災・減災債、合併特例債を計上し、一般財源として前年度繰越金10億683万4000円を計上いたしております。

以上が歳入歳出予算補正の内容であり、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ179億8700万円となります。

次に、予算書5ページをごらんください。

第2表、債務負担行為補正でございますが、防災行政無線システム整備事業として1件の追加をさせていただいております。

最後に、6ページから7ページをごらんください。

地方債補正では、新たに追加する地方債と変更する地方債についてお示ししております。

以上が今回の一般会計の補正予算(第1号)の概要でございます。

続きまして、議案第34号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。

予算書の1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ294万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1524万9000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

平成26年6月11日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正は、宇陀市営赤人霊苑使用者が安心快適に施設を利用できるよう、老朽化したトイレの改修のための設計業務委託料294万9000円を計上いたしております。なお、その財源は霊苑基金繰入金を充てております。

次に、議案第35号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4741万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7161万3000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。

平成26年6月11日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正は、水質向上のための室生古大野上水道の修繕376万円、業務効率化のために料金徴収委託料236万6000円、上水道会計と簡易水道の統合のための簡易水道資産台帳作成業務委託料670万円、宇陀市水道施設データ統合化業務委託料818万7000円、県営水道切りかえに伴う室生中央簡易水道整備事業設計委託料として測量設計業務委託料1470万円、室生地区簡易水道の老朽管布設取りかえ工事670万円等を計上いたしております。

次に、議案第36号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

平成26年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4606万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億4696万6000円とする。

第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。

第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。

平成26年6月11日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正は、簡易水道と同じく業務効率化のための下水道使用料徴収委託料306万6000円、施設の長寿命化のため、榛原第2中継ポンプ場の除じん機更新のための設計業務委託料600万円、老朽化が進んでいる天満台地区の管路更生事業3600万円を計上いたしております。これらの財源は国庫補助金で社会資本整備総合補助金2000万円、一般会計繰入金266万6000円、公共下水道債2340万円をもって充てております。

議案第37号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。

予算書1ページを朗読させていただきます。

第1条、平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

第2条、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予算額を次のとおり補正する。

科目、第1款水道事業収益及び第1款水道事業費用それぞれ既決予定額6億3800万円、補正予算額812万円、計6億4612万円。

第3条、予算第4条本文括弧書き中「不足する額8106万5000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額8万5000円及び過年度分損益勘定留保資金8098万円」を「不足する額1億601万3000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額175万7000円及び過年度分損益勘定留保資金1億425万6000円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。

科目、第1款資本的支出。既決予定額8664万7000円。補正予定額2494万8000円。計1億1159万5000円。

平成26年6月11日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。

今回の補正は、収益的収入及び支出では、簡易水道事業会計、下水道事業会計と同じく上下水道料金の滞納整理業務委託料812万円を計上しております。その財源として、水道料金268万8000円、下水道料金事務委託料と簡易水道料金事務委託料で543万2000円を計上いたしております。

また、資本的支出では、天満台地区の老朽管布設がえ工事800万円を初め、送水施設、浄水場等の改良工事など水道施設の維持管理工事を計上いたしております。

一方、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2492万8000円は、第3条にお示ししたとおり、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金をもって補塡します。

以上が5件の補正予算の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております日程第9、議案第33号から日程第13、議案第37号までの平成26年度補正予算の5議案は、本日は提案説明までとし、6月13日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第33号、平成26年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についてから議案第37号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成26年度補正予算関係5議案の質疑は、次の本会議で行います。

これより休憩いたします。

会議は午後1時30分に再開いたしますので、それまでに議場にお入りください。

午後0時09分休憩

午後1時30分再開

○議長(多田與四朗君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

14番、山本新悟議員より欠席届が出ております。ただいま午後1時30分から病気療養のため、これを受理しています。

 日程第14議案第38号及び日程第15議案第39号

○議長(多田與四朗君)

続いて、日程に従いまして、日程第14、議案第38号、平成26年度過疎地域自立促進計画の変更について及び日程第15、議案第39号、平成26年度辺地総合整備計画の変更についての2議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。

本日の議案書15ページをごらんいただきたいと思います。

議案第38号、平成26年度過疎地域自立促進計画の変更について。

平成26年度過疎地域自立促進計画の変更について、別冊のとおり過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号)第6条第7項の規定で準用する同条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

続いて16ページでございます。

議案第39号、平成26年度辺地総合整備計画の変更について。

平成26年度辺地総合整備計画の変更について、別冊のとおり、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律(昭和37年法律第88号)第3条第8項の規定で準用する同条第1項の規定により、議会の議決を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

中野副市長。

○副市長(中野理君)

失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第38号及び議案第39号の2件について提案理由の説明を申し上げます。

まず、議案第38号、平成26年度過疎地域自立促進計画の変更についてであります。

なお、審議資料及び別冊の宇陀市過疎地域自立促進計画資料を参考にしていただきたいと存じます。

今回の促進計画の変更は、産業の振興等を総合的かつ計画的に進めるためのものでございます。

資料の1ページ、産業の振興の事業計画の表、地場産業の振興の項に流通販売施設として「道の駅「宇陀路室生」農産物直販施設移設事業」を追加すること。

資料の2ページ、交通通信体系の整備・情報化及び地域間交流の促進の事業計画の表、市町村道・道路の項に「椿谷線舗装補修」を追加すること。

資料の3ページ、生活環境の整備の事業計画の表、廃棄物処理施設ごみ処理施設の項に「宇陀クリーンセンター設備改修事業」を追加し、消防施設の項中「宇陀広域消防組合」を「奈良県広域消防組合」に改めること。

資料の4ページ、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進の事業計画の表に「高齢者福祉施設老人福祉センター」の項を追加すること。

資料の5ページ、教育の振興の事業計画の表、学校教育関連施設屋内運動場の項に「校舎」として「菟田野中学校大規模改修事業」を追加することなどでございます。

この変更につきましては、法律の規定に基づき、奈良県との協議を経て議会の議決を得る必要があることから、今回議会に提案申し上げるものでございます。

それでは、促進計画に追加及び変更する事業の概要を申し上げます。

まず、道の駅「宇陀路室生」農産物直販施設移設事業は、野菜を中心とした地域特産物を販売する農産物直販施設、いわゆるこもれび市場を道の駅「宇陀路室生」と同敷地内に移設することにより、訪れる観光客や道の駅利用者の利便性が図られ、野菜販売、土産物及びレストラン等の効率運営を目指すものでございます。

次に、椿谷線舗装補修は、地域の重要な生活道路となっている市道椿谷線が路面の老朽化により通行に支障を来しているため、舗装補修し、安全性及び利便性の向上を図るものでございます。

次に、宇陀クリーンセンター設備改修事業は、老朽化による焼却設備の更新に係るものでございます。

次の菟田野老人福祉センター耐震化事業につきましては、菟田野老人福祉センターは菟田野人権交流センターとの複合施設となっており、平成28年度に予定する人権交流センターの統合により拠点施設となるため、耐震補強・大規模改修事業を行うものでございます。

次の菟田野中学校大規模改修事業は、校舎等の屋根の老朽化により学校運営に支障を来すおそれがあるため、屋根のふきかえなどの改修を行い、施設の長寿命化を図るものでございます。

次の室生中学校屋内運動場改築等事業は、校舎1階の多目的トイレ、来客用トイレの新設及び生徒用トイレの洋式化等を行うものでございます。

最後に、室生西小学校屋内運動場新築等事業は、室生地域の小学校の統合に伴い、屋内運動場の新築、屋外運動場の改修及び周辺整備等を行うものでございます。

なお、今回の変更における事業について、特別措置として財政計画上有利な過疎対策事業債を予定するためのもので、事業の予算につきましては、さきの第1回定例会において議会の議決をいただいているもの、本議会において平成26年度宇陀市一般会計補正予算として上程いただいているもの及び平成26年9月以降に開会されます議会において提案を予定しているものでございます。

次に、議案第39号、平成26年度辺地総合整備計画の変更についてでございます。

なお、審議資料及び別冊の宇陀市辺地総合整備計画書資料を参考にしていただきたいと存じます。

今回の総合整備計画の変更は、平成18年6月に策定いたしました整備計画について新たな事業を追加するものであり、資料の1ページ、室生向渕辺地及び資料の2ページ、室生多田辺地につきましては市道椿谷線舗装補修事業を、資料の3ページ、室生上笠間辺地につきましては市道深野峠青葉線舗装補修事業を追加するものでございます。

この変更につきましては、法律の規定に基づき、奈良県との協議を経て議会の議決を得る必要があることから、今回議会に提案申し上げるものでございます。

それでは、整備計画に追加する事業の概要を申し上げます。

まず、市道椿谷線舗装補修事業は、地域の重要な生活道路となっている市道椿谷線が路面の老朽化により通行に支障を来しているため、舗装補修し、安全性及び利便性の向上を図るものでございます。この事業は平成26年度から平成30年度までの5年間の計画で、事業費は800万円、財源内訳といたしまして、特定財源として県の補助金400万円、一般財源400万円でございます。そのうち、辺地対策事業債の借り入れとして400万円を予定するものでございます。

次に、市道深野峠青葉線舗装補修事業は、市道椿谷線と同様に、老朽化により通行に支障を来している市道深野峠青葉線を舗装補修し、安全性及び利便性の向上を図るものでございます。この事業は平成26年度から平成30年度までの5年間の計画で、事業費は1950万円、財源内訳としましては、一般財源1950万円でございます。そのうち、辺地対策事業債の借り入れといたしまして1950万円を予定するものでございます。

なお、今回の変更におけるそれぞれの事業につきましては、特別措置として財政計画上有利な辺地対策事業債を予定するためのものでございまして、事業の予算につきましては、本議会におきまして、平成26年度宇陀市一般会計補正予算として上程いただいているものでございます。

以上2件につきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております日程第14、議案第38号及び日程第15、議案第39号の2議案は、本日は提案説明までとし、6月13日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、議案第38号、平成26年度過疎地域自立促進計画の変更について及び議案第39号、平成26年度辺地総合整備計画の変更についての2議案の質疑は、次の本会議で行います。

 日程第16同意第8号から日程第18諮問第3号

○議長(多田與四朗君)

次に、日程に従いまして、日程第16、同意第8号、宇陀市固定資産評価員の選任同意についてから日程第18、諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年9月30日任期満了に伴うものの人事案件3議案を一括して議題といたします。

事務局長に議案を朗読させます。

増田議会事務局長。

○議会事務局長(増田忠昭君)

失礼いたします。

それでは、本日の議案書17ページをごらんいただきたいと思います。

同意第8号、宇陀市固定資産評価員の選任同意について。

宇陀市固定資産評価員の選任同意について、宇陀市固定資産評価員に次の者を選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第404条第2項の規定により、議会の同意を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

住所、氏名、生年月日。

続いて18ページでございます。

諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。

人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

住所、氏名、生年月日。

続いて19ページでございます。

諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。

人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。

平成26年6月11日提出。宇陀市長、竹内幹郎。

住所、氏名、生年月日。

以上でございます。

○議長(多田與四朗君)

理事者から提案理由の説明を求めます。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

失礼いたします。ただいま一括上程いただきました同意第8号から諮問第3号までの3件について提案理由の説明を申し上げます。

なお、任命、推薦したい方の経歴等につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。

まず、同意第8号、宇陀市固定資産評価員の選任同意についてでございます。

本件は、宇陀市固定資産評価員に次の者を選任したいので、地方税法の規定により、議会の同意を求めるものでございます。

申し上げます。

宇陀市榛原萩乃里在住、中野理、昭和25年生まれでございます。

固定資産評価員は、市長の指揮を受けて固定資産を適正に評価し、かつ価格の決定を補助するために設置するものでございます。また、固定資産の評価に関する知識及び経験を有する者のうちから議会の同意を得て選任するものでございます。

中野氏は御承知のとおり、現在副市長として、市の政策及び企画についての政策判断や職員の指揮監督権にのっとって具体的な事務処理について監督するほか、これまでの経歴として、奈良県庁において、地域振興部長として地方税制及び財政に係る市町村の指導に携わるなど豊富な行政経験をお持ちであり、これまで培った知識と経験から、固定資産評価員として適任であると判断するものでございます。

次に、諮問第2号及び諮問第3号の2件についてでございますが、この2件は、いずれも今年9月30日に人権擁護委員の任期が満了することに伴うものでございます。法務大臣の委嘱決定までの手続に時間を要することから、本議会において、人権擁護委員法の規定により、議会の意見を求めるものでございます。

まず、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。

申し上げます。

宇陀市榛原天満台在住、片山聖、昭和22年生まれでございます。

本件は、現在人権擁護委員を務められている吉村順子氏の任期が満了することに伴うものでございます。

片山氏は、行政書士、調停委員として豊富な経験をもとに人権意識を培うとともに、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備え、人権擁護委員として適任であると認められるものでございます。

次に、諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。

申し上げます。

宇陀市室生大野在住、酒井靖志、昭和20年生まれでございます。

酒井氏は、現在人権擁護委員を務められておりますが、地域の実情を承知されているとともに、地域から信頼され、人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、引き続き人権擁護委員として適任であると認められるものでございます。

なお、この2件の委員の任期につきましては、人権擁護委員法の規定により、法務大臣の委嘱の日から3年間でございます。

以上3件について、御審議をよろしくお願い申し上げます。

○議長(多田與四朗君)

提案理由の説明が終わりました。

ただいま議題となっております日程第16、同意第8号から日程第18、諮問第3号までの3議案は、本日は提案理由の説明までとし、6月26日に予定しております本会議最終日に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(多田與四朗君)

異議なしと認めます。

よって、同意第8号、宇陀市固定資産評価員の選任同意についてから諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年9月30日任期満了に伴うものの人事案件3議案の採決は、本会議最終日に行います。

以上で、本日の日程は全て終了いたしました。

次の本会議は、6月13日金曜日午前10時から行います。

なお、13日は議案の質疑、委員会付託の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。

また、16日から各委員会が開催される予定となっておりますので、議員各位には慎重審議をよろしくお願いいたします。

本日は、これにて散会いたします。

大変御苦労さまでした。

午後1時51分散会

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