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更新日:2014年9月19日
平成26年3月6日午前10時開議
日程 |
内容 |
|
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
1番 |
勝井太郎 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田德 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
15番 |
髙橋重明 |
16番 |
小林一三 |
14番山本新悟
2番、13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
教育長 |
石増次郎 |
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 | 西角政美 |
室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
○議長(中山一夫君)
おはようございます。
議員並びに理事者の皆様には、御多忙のところ御参集いただきましてありがとうございます。
午前10時00分開会
○議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は13名であります。
14番、山本新悟議員から午前中の欠席届が出ております。病気療養のため、これを受理いたしております。12番、山本繁博議員から午前11時30分より午後2時まで欠席届が出ております。病気療養のため、これを受理いたしております。
ただいまの出席議員は13名であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成26年第1回宇陀市議会定例会を再開いたします。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
これより議事に入ります。
○議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第1、報告第1号、専決処分の報告について(平成25年11月8日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)並びに日程第2、報告第2号、専決処分の報告について(平成25年12月26日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:健康増進課関係)の2件を一括して議題といたします。
理事者からの報告をお受けいたします。
内田総務部長。
○総務部長(内田一哉君)
失礼いたします。ただいま一括上程いただきました報告第1号及び報告第2号の2件につきまして御報告を申し上げます。
まず、報告第1号、専決処分の報告についてでございます。
本件は、平成25年11月8日午後6時ごろ、宇陀市室生多田659番地付近、市道奥山鳴谷線上において、相手方自動車が走行中、市道路面の穴に車輪がはまり、タイヤ及びホイールを損傷させたものでございます。
今回の事故は、道路面の老朽化により穴が発生していたところ、夜間ということもあり、穴に気づかず走行したことが原因でございます。再発の防止のため、速やかに穴の埋め戻しを行い、修復をいたしました。また、今後同様の事故が発生しないようパトロールを強化し、発見した場合は速やかに対処をいたします。
本件は12月3日、相手方と和解し、損害賠償金を支払うことで示談が成立をいたしました。また、本件は地方自治法の規定に基づく市長の専決処分指定事項に定める損害賠償額及びこれに伴う和解の範囲内でございましたので、専決処分をさせていただいたものでございます。
なお、損害賠償金につきましては、全国町村会総合賠償補償保険が適用されるものでございます。
次に、報告第2号、専決処分の報告についてでございます。
本件は、平成25年12月26日午後2時30分ごろ、宇陀市室生上笠間1680番地付近、市道小倉室生線上において、公用自動車で南方向へ走行し、交差点に差しかかったところ、東方向から進入してきた相手方自動車と衝突したものでございます。
今回の事故は、天候が雨天であったこと、走行していた道路が見通しの悪い下り坂であったことなどの状況も重なって、公用自動車が相手方自動車を発見し、すぐに停止操作を行ったものの、交差点内で衝突したものであります。
日ごろから注意を喚起をしておるところでございますが、再発防止に努めるため、公用自動車を運転する際の安全確認の徹底をするよう指示をいたしました。
本件は、ことし2月21日、相手方と和解し、損害賠償金を支払うことで示談が成立をいたしました。また、本件は地方自治法の規定に基づく市長の専決処分指定事項に定める損害賠償額及びこれに伴う和解の範囲内でありましたので、専決処分をさせていただいたものでございます。
なお、損害賠償金につきましては、財団法人全国自治協会自動車損害共済が適用されるものでございます。
以上2件について報告をいたします。
○議長(中山一夫君)
以上で報告が終わりました。
ただいまより報告第1号に対する質問を受け付けます。
質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質問なしと認めます。
次に、報告第2号に対する質問を受け付けます。
質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質問なしと認めます。
以上で、日程第1、報告第1号、専決処分の報告について(平成25年11月8日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)並びに日程第2、報告第2号、専決処分の報告について(平成25年12月26日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:健康増進課関係)に対する質問を終結いたします。
○議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第3、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についてから日程第7、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正についてまでの5議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております5議案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、5議案については、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この5議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、上田德議員、堀田米造議員、井谷憲司議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
初めに、日程第3、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
まちづくりの基本理念条例についてお尋ねをします。
よく多くの自治体がつくっているまちづくり基本条例とは、少しこれはまた趣旨の異なるものではないかとは思うんですが、まちづくり基本条例ですと、市の責務であったりとか、もっと住民の責務について明記をしてあったりするんですね。どちらかというと、このまちづくり基本条例ですと、最高規範性を持たせているものであったりとか常設型の住民投票についてとか定義されているものですけども、これはそうではなくて、まちづくり協議会を設置をしてまちづくりを行っていくという、まちづくり協議会のどちらかというと根拠の条例ではないかと思うんですが、今後このまちづくり協議会を設置をする条例をつくられていますけれども、今最初に述べたようなまちづくり基本条例であったり自治基本条例のような何か重要案件、例えば病院の建設のような何十億円もかかるような案件であったりとか合併のような大きなものが出てきたときに、住民投票を行うべきというようなことも出てくるかもしれませんが、そういうところですね、一般的なまちづくり基本条例に定義をされるようなものというのは今後用意する、この条例は基本理念としてでありますけれども、そうではなくて、もう一つのほうのまちづくり基本条例のほうを今後つくっていくべきなのかどうか。市長選挙もありますし議会の選挙もありますので、その辺の判断というのは恐らく新市長と新議会議員の議論でまた決まっていくのかなと思うんですが、現段階で、これは理念条例をつくった以上は、次はもう少しちゃんと市の責務と住民の責務を明記をして、それと権利を明記をしたまちづくり基本条例をつくっていくというための前段階としてつくったのか、それともあくまでも、まちづくり協議会を設置をしてまちづくりを行っていくということを明記をするためにつくった条例なのか、つくるための条例なのか、どちらなのか、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
今御質問をいただきました、まちづくりの基本条例あるいは自治基本条例と言われるものがございます。今回提案しておりますのは、これはまちづくり協議会を設置して、今後住民による自主的なまちづくりをやっていこうというための理念を定めたものでございまして、昨年来、まちづくり協議会を設立するために各地域でお話をしてまいりました。そのことを位置づけとして明文化していくということで、市民の役割あるいは市の役割、協議会の役割というものを明確化していこうということでございます。
御指摘の自治基本条例あるいはまちづくり基本条例といいますのは、市民参加でありますとか、あるいは情報公開あるいは審議会等のこととか住民投票、このようなところまで踏み込んで決めていくというものでございます。
実際奈良県におきましても、奈良県では生駒市、大和郡山市がこの基本条例というものを決めておりますけれども、全国で見ますと1742団体中303団体、これらが設置をしてますけども、今回提案してます条例というものは、まず、まちづくり協議会というものの位置づけをしていこうということでございまして、今後自治基本条例まで発展するかどうかということについては、まだ決めておるところではございません。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
御答弁ありがとうございます。
自治基本条例を最初につくったのは北海道のニセコ町でして、ニセコ町がまちづくり基本条例を制定に至ったのは、まず、まちづくりをしているしっかりまちづくり協議会のような母体があって、ちゃんと進めていたことというのが前提にあったと聞いています。まちづくり協議会をつくっていって、市と協働して新しい地域の協働の形というものができていったら、その次は、まちづくり協議会であったり住民の権利をしっかり明記をするために自治基本条例の制定を考えていこうという流れはできていくのかなとは思いますので、今すぐにやらなければならないことでもないでしょうし、今後どうしていくのかという議論も必要になってくると思います。
それに、自治基本条例は外国人参政権の問題とリンクをしているものがたくさんございまして、基本的に外国籍の方というのは、当然憲法で参政権というのは日本国民にしか認められておりませんので、地方議員にも首長にもなることもできませんし、国会議員にも当然なることはできません。ただ、自治基本条例で、重要案件について住民の何割かから請求があったときについては住民投票を行って、もちろん法的な拘束力はないんですが、首長と議会はそれを最大限尊重しなければならないというようなことを条文が書かれて、住民投票というのが行われることが起こり得ます。
そのときにどこまでの範囲を投票できる人にするのかというところは、もし自治基本条例を制定を視野に入れているのでしたら考えておく必要はあると思いますし、今国もそのような投票をする場合、どこまでの年齢を投票できる範囲にするかであったり、外国籍の方であったり永住している方をどう扱うかというのは議論が分かれているところでございますので、今後まちづくりを進めていって、また自治基本条例をつくっていくというステージに行ったときには、そのあたりのところをどうするのかというのは考慮していく必要もあると思いますし、今後この条例がちゃんと理念のとおり進んでいって、もう少し住民の権利であったり市の責務というものが明記されるような基本条例というのができていくのも一つの流れかと思いますので、ぜひしっかり進めていただきたいと思います。
この条例自体が完成形ではないと思いますし、まちづくりの基本理念というのは一定こういうものだというのは条例で定めることではなくて、何か宣言のようなものというのもあってもいいのかなと思います。
例えば西宮市でしたら、文教住宅都市宣言という宣言を50年前にしておりまして、その施策に基づいてまちづくりを行っていますので、沿岸部に石油コンビナートは絶対つくらないということを決めていたり、大学をしっかり保護をして学校をしっかり守っていくというようなことをやっています。宇陀市でも同じような宣言もございますので、しっかりそれに基づいてまちづくりをしていくことというのは大事だと思いますし、これは次の任期の間に考えていくべきことだと思いますし、総合計画の中でもそういうことというのは書いてありますので、しっかり改めてですが、10年ではなくて、ここから50年とか100年後を照らすようなまちの基本理念というものをもう一度考えて、これからまちづくりを行っていくべきだと思いますし、この条例がしっかり使われて進んでいくようにお願いしたいと思います。
以上です。ありがとうございます。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
勝井議員から今御指摘がございました。まさにそのとおりだと思いますので、今後の展開を待ちたいと思います。
今回の条例につきましては、市民が主役のまちづくりということを理念に置いておりますので、そういうことで条例自身の形態も通例の条例とは違いまして、ですます体ということで、そういう表現をしながら市民が主体の条例、市民のための条例ということにしております。
今後そういうまちづくり協議会が発展しまして、それの連絡協議会等ができてくると思いますが、そういう中で次の段階の基本条例に発展することになりましたら、またそういうことは検討していかないかんと考えております。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
済みません、もうやめようと思ったんですが、もう1回ありますので。
こういう条例をもしつくるときだったり、まちづくりの基本条例だったり住民にかかわりのあるものをつくるときは、ぜひ住民の方を入れてワークショップのようなものを行ったりとか議論をしながら、ぜひ条例をつくるプロセスというのを今後はつくっていってほしいと思うんです。これ、市の当局のほうでつくってやったら、市と当局はこう考えているよという、押しつけるわけではないんでしょうけど、そういうことを思う方もいるかもしれませんし、ぜひこの条例そのものは、あくまでもまちづくり協議会をつくってまちづくりを進めていくということですけれども、先ほど栗野部長もおっしゃられたような情報公開であったりとか市民の市民参画のところというのは、条例があってもなくてももっと進めていくべきところだと思いますので、つくるときにどうやって住民を巻き込んでいくのかだったり合意だったり物事、条文を書いていくときも、これもですます調にして住民にわかりやすいようにということでしたので、ぜひもう少し、もっと踏み込んで、いろんな方が行政の中の意思決定に少し影響ができるようにだったりとかですね。
どうしてもこの条例をつくったとしても、上意下達のような、市役所がこう考えていますよだったりとか市長はこう考えていますよといってまちづくりが進んでいくというようなことというのも、地元であったりとか地域でも聞くこともありますので、何か物をつくるとき、こういう条例をつくるときでも、一緒につくったというプロセスを市役所の当局と住民の全員というのはもちろん無理でしょうけど、参加をしたいと思う方が参加をして一緒につくっていったということをやっていくことが今後のまちづくりにおいて大変重要なことだと思います。
市長は何を考えているのかというのを見てまちづくりを進めていきますと、市長の交代のたびに住民がすべきことが変わっていく可能性もあります。地域をつくっていくことだったりまちづくりをしていくことというのは、これは私たちの世代だけじゃなくて、ずっと未来永劫続いていく、何代にもわたってつながっていくことだと思いますし、実際にお祭りとかもそうですが、はるか私たちの知らないような先祖たちが始めたことを1000年とかの単位つないでいってますから、まちづくりのことも恐らくそういう長い長い営みになってくると思いますので、ぜひそのあたりのところを考えていただいて、新しいものをつくっていくときでも、できる限り住民を巻き込んで、自分たちでやっているんだという意識を醸成するだけじゃなくて、その実感を持てるような施策というものを今後も進めていただきますように重ねて要望しまして以上といたします。
ありがとうございます。
○議長(中山一夫君)
答弁はよろしいですか。
ほかにございませんか。
11番、多田與四朗議員。
○11番(多田與四朗君)
まちづくりの基本理念条例等につきまして少しく質問をさせていただきたい、あるいは質問というよりも要望という格好になろうかと思うんですけれども、先ほど1番議員のほうからもございましたけれども、この理念条例というのは非常にわかりにくいなというような感じがするんです。1番議員の中で具体的な例として挙がってたのが箕面市の理念条例なんですけれども、この理念条例を見ますと総合計画、宇陀市にも総合計画がございますけれども、この総合計画の中で基本構想というような部分というのがあるんですけれども、6項目か7項目、どういう点にウエートを置いたまちづくりを進めていこうということが非常に具体的に書かれているんですけれども、箕面市の場合も、やはり具体的に各条項ごとにもう少し具体的に踏み込んだ形で書かれてるんですけれども、そこらがいろいろと条例を議会のほうに提案される場合に、いろいろと先進地の理念条例を踏まえながら、いろいろと条項等について考えられたとは思うんですけれども、そこらあたりちょっと。具体的には総合計画の基本構想、基本理念とのかかわりということについて、なぜこういう形になったのか、ちょっとその経過をお聞かせいただければありがたいなと思います。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
今回の条例の制定に至るまでの経過でございます。
このことは今御質問にもありましたとおり、平成20年3月に市の総合計画ができています。この中の大きな柱の6番目として、みんなで創る協働と参画のまちという位置づけをしております。その中で、市民が主体でやっていくということを明記しているわけでございますが、それを受けまして、平成25年3月でございますけれども、後期の基本計画ができました。この中で、以前ありました地域自治区が廃止になったことに伴いまして、新たな組織として今度は住民主体でやっていこうということで、まちづくり協議会という名前を挙げまして計画をつくっております。それが市民協働と参画の推進ということで位置づけをして今後の展開をするようにしております。
そういう進め方の中で、今回の理念条例につきましては、他市がつくっていますような先ほどもございました自治基本条例というような最終的な最上位の条例をこしらえるということもあるんですけれども、そこに至るまでに、まず市民が主体であるということを市民自身も認識をしていただくということで、文体も変えたこういう一番身近な条例をまずこしらえていくと、そういう中でまた今後の発展を待とうということで、一番今まで設立に当たりまして市民の方々にお話ししてましたその物の考え方、市民の役割、市の役割、このようなところをまず条例という形で明文化して今後につなげていくということにしていきたいということで、非常に条文自身は短うございますが、そういうところにとどめたということでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
11番、多田與四朗議員。
○11番(多田與四朗君)
御答弁ありがとうございます。
この分につきましては、総務文教常任委員会のほうに付託される案件でございますので、各委員の皆様のほうで、いろいろと十二分に審議を尽くしていただきたいということをお願いすると同時に、また、委員長報告の中でどういう御議論がされたということも踏まえつつ御報告も伺いながら、また、委員長報告に対して質問をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、日程第4、議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、日程第5、議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、日程第6、議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、日程第7、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についてから議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正についてまでの5議案は、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第8、議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案については、産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、山本良治議員、大澤正昭議員、髙橋重明議員、小林一三議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
5番、上田でございます。議長の許可をいただきましたので、少し御質問させていただきたいと思います。
まず、今回の宇陀市の道路占用料に関する条例を一部改正するということの根拠となりましたのが、全国的な土地評価の見直しから起こっておるということでございました。過日の提案説明の中でも宇陀市における土地評価をあらわすといいますか、地域評価をあらわす水準として5級になったと御説明がございました。
この5級というのは、もともと宇陀市は何級であったのか、そしてまた、それが今回何級になったのか。それと、この級に対する物の評価として、それが数字の低いのはどういう評価で、高くなればどういうように変化してくるのか、そこら辺がお聞きしたいなということで、今回は全て占用料が下がってきておるということでございまして、占用料が安くなるということは、それだけ宇陀市の土地を貸す場合に評価としての値が下がってるよという評価水準になったのかなと思うわけでございます。
したがいまして、今回この形で占用料を例えば第1種電柱の1本につき1年、占用料が310円というようになるわけですけれども、これは本則から言いましたら、ちょっとすぐに出てこなくて申しわけない、1000円ぐらいでしたか、1本1000円が今度は310円になったということで、約評価としては3分の1に下がっておるということになるわけでございます。
したがいまして、これが今後宇陀市のいろんな市政の中でどういう影響を及ぼしてこようかということを1点お聞きしたいということと、それから3回しかありませんので、一度に御質問の内容をしておきたいと思いますけれども、この適用になったのは一体何年度からこういう適用になってきておるのか。24年度なのか、来年、26年度からこの適用が始まっておるのか、既にもう25年度からこの適用の中で運用されておるのか。
といいますのは、吉野室生寺針線の国道の改修工事を行ってもらっておるわけなんですけれども、そのときに土地の買収価格が従前の部分とことしと若干変わってきておるということで、また土地の所有者から、同じ工事で同じように土地の協力をしておるのにどうして下がるんやというようなことで、いろいろと県の土木事務所の方には御足労をいただいて大変な努力をいただいて、そして地権者の御了解をいただいてきたというように聞いております。
したがいまして、平成25年度であれば、25年度に宇陀市が買収されております土地についてどのような評価額のもとで買収をされたのか。今一番よくわかるところでしたら、西峠東町線、この部分につきましては、25年度にも買収をされておると、このように理解をしておるわけですけれども、このときの買収におけるところの評価算定額の基準は現在のどの級を用いて買収をされたのか。そういったことも、この占用料が変わり、そして宇陀市の土地の部分がどのように変化するかによって、こういった部分にも影響を及ぼしたのではないかなと考えられますので、この点をもう1個お聞きしたいなということでございます。
あと、市道のいろいろな改修工事の中で、既に農道も含めまして改修のいろいろな拡幅工事なんかを進めていただいておるわけなんですけれども、そういった場合、宇陀市においても県と同じような形で、やはり評価の部分が見直されるのではないかなと予測がされますので、その点について土地等の提供者に対して十分な御理解がいただけるようなもの、そしてまた、県とそれから宇陀市との土地買収価格の算定根拠が変わっておるというようなことはあってはならん話だと、私はそのように考えておりますし、宇陀市と奈良県は別の株式会社であるから、それぞれの思惑でやってもうたらええんやというように捉えられておるのか、やはり公共事業におけるところの一定の土地評価に基づいた考え方のもとに、国も県も市も町村も同じ物の考え方の中で用地買収をされていくのか、そういったことについて少し御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしく御回答をお願いしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
たくさん質問ありがとうございます。それではお答えさせていただきたいと思います。
まず、5級となったということで、正式には第5級地が宇陀市に該当するということになりました。
この道路法施行令の改正に伴いますのは、おっしゃるとおり、地価の下落によりますところから見直しするということで改正するんですけれども、もともとそしたら宇陀市はどうであったかといいますと、もともとの道路法の考え方としましては、指定区域を甲乙丙という形で区分されておりました。その甲乙丙の中で、合併前につきましては丙、町村という形でありましたけれども、合併後、乙という形で宇陀市はそこの指定区域になりました。しかし、26年度から施行されます見直しによりまして、宇陀市は5級地という形になりました。
それから、その5級地の評価といいますか、そういう考え方、区分につきまして説明させていただきます。
まず、1級地といいますのは、地価の平均との特別区及び政令市を満たす人口50万人以上の市の地価の平均以上の市町村が1級地でございます。2級地が、地価の平均が特例市要件を満たす人口20万人以上の市の地価の平均以上の市町村で1級地以外のものが2級地です。3級地、地価の平均が人口20万人未満の市の地価の平均以上の市町村で第1級地、第2級地以外のもの。続きまして、第4級地、地価の平均が町村の地価の平均以上の市町村で、1級地、2級地、3級地以外のものでございまして、5級地がその他の市町村ということで、国土交通省のほうから宇陀市につきましては5級地ということで定められました。
それから、占用料が下がることによります宇陀市への影響はどういうことかといいますと、これにつきましては非常に占用料は下がってきますので、やはり使用料の部分でマイナスということになってくると思います。
それから、道路の買収価格の県と市町村との差異があるのかということでございますけれども、これにつきましては、その買収をする時期の地価公示価格によりまして鑑定をさせていただきまして、その鑑定の結果、買収価格を決定するということで、例えばその事業が長引きますと、当時例えば3年前、4年前に提示価格を示しておりましたものが長引きますと2年ごとに見直しがございますので、そのときの鑑定をもう1回やり直して価格を決定するという、これが買収価格の決定基準になっておりますので、差異が生じてくるということで、県と市の差異はほとんどございません。
それから、この道路占用の固定資産税の価格の決定につきましては、平成24年度分の固定資産税の価格を見て決定されたものでございます。
以上です。
○議長(中山一夫君)
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
市町村合併によって丙地から乙地、今度は級ですね、1級、2級、3級、4級、5級ということで、今お聞きしましたら、4級の市町村もあれば5級の市もあるということでございますので、じゃあ、宇陀市は市になっても、そういったこういう道路管理上の問題から言えば5級地ということで、町村並みの評価しかないということは、今後例えば過疎債が宇陀市全域に適用されるとかそういった形の財政面への効果というのは、低くなったことによって起きるのか起きないのか。
当然価格が占用料という形で下げられるわけですから、その分、市の財源の部分においてもそれなりのマイナス効果に派生するのではないかなということが感じられますので、そういった部分につきましては、国の基準が変わることによって国の考え方はそういったとこら辺にはどう考慮されてくるのか。ただ単に下がりましたよと、そのとおりにやりますわと言われていたんでは、まさに市町村が疲弊を来していくところはどんどん疲弊をするのではないかなと感じますので、そういった部分につきましては、やはりしっかりと今後の中で、安くなって市民の方は大変喜ばれると思いますけれども、それは市の価値が下がったというように私は感じ取ってはだめだと思いますけれども、でもそういうように奈良県全般から見たら、県のレベルから見て、じゃあ今後社会的資本を宇陀市にかけていこうとする場合、1級から5級があったとき、1級地域の市町村、市にかかわる部分と5級という評価になっておるところの道路管理に関する部分と、今度は何のために三つの段階を五つに分けたかということは、結局は国から交付金等で出されていくところの道路の管理の中にそういったことの影響があるのではないかなと今から予測されなければならないかなと思いますので、皆さん方の観点の中では、確かに道路管理の部分で評価の部分が1級から5級になって、5級ランクのところに合わせて占用料も変えたというようになるわけですけれども、今度そこに住んでおる我々の、皆さん方そこでおる方々につきましては、非常にこれはゆゆしき状況でつながっておるのではないかなと、そう私は感じましたけれども、そういった部分についてはどういうように市民の皆さん方に説明をしていけばいいんでしょうか。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
私どもも5級地に宇陀市が指定されたということで、非常に宇陀市の地価の評価は低いという判定をされたわけでございますから、その辺はちょっと非常に他市との矛盾を感じるところもあるんですけれども、地価の公示価格の平均、宇陀市の平均、奈良県の平均から見ますと、やはり宇陀市というのは平均しますので、山間部が多いということで評価が低かったということでありましたけれども、これが道路の事業なりこれからの維持管理の部分で影響するかと、これはされないのかなということは感じられます。
先ほども上田議員のほうもおっしゃいましたけれども、やはり占用料が下がることによる市の財政に係ります影響は、これは当然あります。しかし、今後の道路の維持管理に関する影響というのは、これはないと私は思っております。
以上です。
○議長(中山一夫君)
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
3回目の質問になりますので、もう最後になるんですけれども、市長にお尋ねしておきたいなと思うわけですけれども、市長がかねがね地域のほうへ行かれたときに、人口が減少し、そしてまた住みにくくなっている地域については、あなた方はもっとまちのほうへ出てきなさいよと、こういうような発言をされているとお聞きしております。それはすなわち奈良県から見れば、宇陀市はちょっとやめて桜井へ行きなさいよと、こういうことを言ってるのと同じことかなと私は感じるわけなんですけれども、実際にこういった形で5級、すなわちその他の市町村というまさに大ざっぱな部分で、今全国で1760市町村あるんですか、その中でこの5級というところにランクされた市町村というのは一体幾らぐらいあるのか、最後にですよ。そして、そのうち奈良県では今39市町村ですか、その中で5級というところに市は幾つあって、そして奈良県ではどういう形の中に宇陀市が今度ランクされたのかという部分もちょっとお知らせ願いたいなと思いますので。
実際本当に、これから県からの投資効果というものがこういった地域にどれだけこういった評価の部分で変わってくるのか、その一つのあらわれが奈良県の土木事務所なり、あるいは東部農林といった地域の部分が集合化されて、何とか市長の努力をいただいた結果、菟田野の地域事務所のほうに事務所を残していただく、サテライト事務所といった形で残していただくというようなお話を聞き、安堵しているところはあるわけなんですけれども、しかしながら、やはり投資効果という、あるいはこれからの投資に対する物の考え方というものは、このランクが非常にこれから大きく影響してくるのではないかなと。
そしてまた、この5級というランクを4級にするにはどんな努力が要るのか。ただ単のこのランクではないと思うんです。やはり行政の考え方の中で、それを区分したことによって何らかのやはり投資効果をはかるときの目安になってくるのではないかなと。そうすると、本当に特に周辺部、榛原駅を中心としたところで円を描いていって、そして1キロ四方、3キロ四方、そして10キロ四方と同周円を描いたとき、本当に周辺部の方々にこれからどれだけのそういった県の思い、あるいは市の思いというものがこういった形で、皆さん方の地域はもうこれから人が少ない地域なんですよとあっさり切られて、そしてもう投資をしませんよと、こういうようなことにつながってこないのかどうか。そこら辺をやっぱり市長の今の立場でお話をお聞きしておきたいなと思うわけでございます。
ただ単に級が下がって、占用料が3分の1になりましたよ、市民の皆さん方の負担が少なくなりましたよということの裏側には、もっと大きな宇陀市の課題を秘めておったのではないかなと私は感じさせてもらったわけでございます。
したがいまして、これからもこういうように宇陀市の地域に対する国の評価というものは、1700市町村のうちの何番目ぐらいになっておって、そしてこれからもその地域で住んでいかれる方がおられる限り、やはりしっかりとした社会整備の基盤というものは必要になってくるであろうし、同等のやはり福祉に対する思いも同じような状況。
ところが、やはりこういうような、これからは余り人が住まないよ、そういう可能性が少ないよというようにこの5級というものが示しておるのであれば、これは非常に地域づくり、まちづくり、まちづくり協議会の話ではないと思うんです。もっともっと大事なことが、この土地評価の部分で変わってきたということの重要性を秘めとると私は感じておるんですけれども、そういったことも含めて、数字の部分は所管の部長からお聞かせいただきたいし、こういった形で土地の評価ランクを示す等級が最低のランクになっておるということに対するこれからの市政の中で、どういった形でその地域の発展に取り組める部分ができてくるのかも含めて最後の答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
上田議員のほうから全国的に市町村の数とか5級地に係る数を申せということなんですけれども、内訳の中身はあるんですけど、数までちょっと把握できません。ただ、奈良県の中でどういう位置づけになっているかというのをお示しさせていただきたいと思います。
まず、2級地から申しますと、奈良県は1級地はございません。2級地から申し上げますと、奈良市、高田市、郡山市、橿原市、生駒市、香芝市、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、田原本町、上牧町、邑地町、広陵町、河合町です。それから3級地ですけれども、天理市、桜井市、葛城市、平群町、三宅町、4級地、五條市、御所市、高取町、明日香村、大淀町。最後に5級地でございます。宇陀市、山添村、曽爾村、御杖村、吉野町、下市町、黒滝村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村、以上でございます。
○議長(中山一夫君)
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
先ほど上田議員の意見の中で、宇陀市の都心のまちの中へ移ってくださいよという表現をされておるということなんですけれども、そういうことは申しておりませんので、はっきり申し上げておきたいと思います。
もう1点、道路占用料、土地の評価があってから、その以降に地域のまちづくりがあるのではなくて、地域の実情に応じて土地の占用料が決められてくるということでございますので、先にどちらがあるかということでございます。
そのために、私は今、地域に生活があり雇用があり産業振興がある、そしてまた、心も体も健康になりましょうというウエルネスシティを推奨させていただいております。そして市民協働という形の中で、まちづくり協議会というのを設立をお願いしておるところでございます。宇陀市の絶対的な評価を上げるためには皆さん努力しなければいけませんよということでございますので、議員の方々に私はいつも申し上げております。議員であるけれども、やはり地域のリーダーとなって頑張っていただきたい、こういうことでございます。
ですから、第三者の評価も含めて、このまま放っておきますと、2040年になりますと2万人というような宇陀市の人口推定がございます。そうならないためにはどうすべきかということだと思っております。ですから、今私、申しておりますような生活があり雇用があり産業振興を進めていきましょう、そしてまた心も体も健康になりましょうという政策を進めて、それを何とか宇陀市が住みよいまちの中で地域で安心して老後を過ごせるような、そしてまた子どもたちもしっかり産み育てられるような環境を整えていきたい、それが宇陀市の絶対評価を上げる一つの最善の選択であろうかと思います。
打ち出の小づちはございません。地道に努力するしかないわけでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正については、会議規則第37条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第9、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、福祉厚生常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、福祉厚生常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は、過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は福祉厚生常任委員会に付託いたしますので、多田與四朗議員、勝井太郎議員、峠谷安寛議員、井戸本進議員、山本新悟議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
再三にわたりまして質問許可をいただきましてありがとうございます。
この水道事業の関係で一、二点だけお聞きしておきたいなと思いますけれども、今回は財政処理の関係ですか、そのような関係でもって公営企業法の改定の部分でされるということでございますけれども、こういうときしか水道のことはなかなか私たち、皆さん方にお聞きをできないということで、実は水質の管理でございますけれども、室生地内に古大野という地域があるわけですけれども、ここの水道の配水池から送水されている水が、特に夏場においては濁る。濁るって極端に言えば茶褐色になるということでございまして、そんなことないやろうと、ちゃんと水質はきちんと水質基準に基づいて準備をさせてもらっていると私は考えておりますけれどもと、こういう話をしておりましたけれども、ふだんは余り問題ないけれども、特に夏場のとき、そして雷雨等の夕立なんかで急に増水がしたときとかそういったときに水が濁るんやと。したがいまして、お風呂にためたときの水というのは本当に茶褐色の感じになることが多いので困るということでございます。
宇陀市が経営されてるそういった上水道あるいは簡易水道、そういった部分については、そういった水の濁りに対する点検というようなものについても一定の水準を持っていただいておるのかなと思うわけですけれども、こういった余剰金が出てくるようなとき、そういった地域のそういった対策に充当することはできないのかどうか、それをまず1点お聞きしたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
こういうようなところは、今私がお聞きしたのはたまたま室生地内の方のお話なんですけれども、よそにはないのか。いろいろと水道の建設については、それぞれに歴史的な経緯を持って、そして地域の皆さん方に安心・安全な給水を進めるということで事業を展開していただいておると考えておりますけれども、そういった部分につきまして、そういったことの申し出はこの配水池以外からもお聞きされているのかどうなのか。そういった現状把握の部分を含めましてお尋ねしておきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
堤水道局長。
○水道局長(堤正明君)
水道局の堤でございます。今、上田議員さんからおっしゃられました古大野の飲料水供給施設でございますが、夏場、確かに色度2という数字が出ております。一応水質基準では5までが飲料水として適合されるということになっておりますが、やはりおっしゃるとおり、お風呂場へ入れますとやや色がついたような状態になっておりますが、一応基準の範囲ではおさまっているところです。
今後は、今、室生にも受水地、県営水道をためる受水タンクもこしらえておりますが、いずれはその水から古大野のほうへポンプアップし供給を図っていきたいと、このように考えております。
古大野以外の色度の高い地域でございますが、その点についてはございません。
以上です。
○議長(中山一夫君)
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
済みません、私、勉強不足で本当に申しわけないんですけれども、色度2というのは先ほど色度5までということで、数字が高くなるほどいいのか、低くなるほど悪いのか、そこら辺がちょっと素人にはわかりませんので、色度2というのはどういうことなのか。
それから、やはり水に色がついているよということはお認めいただいておるのかな、色度ゼロというのはあるのかないのか。飲料水の色度というのはちょっと私もよくわかりませんのでね。普通、市役所でいただく水道の水は色度何度なのかということから含めて、色度2という水は、じゃあコップに入れたときにその色が見えるのか見えないのか。
やっぱり地域の方々は飲めないとおっしゃってるんですね。気持ちが悪くて飲めないとおっしゃってるんです。あるときは、やっぱりそういうときは市役所から給水車が来て水を持ってきてくれることもあるというような事実もおっしゃってくださっております。
したがいまして、先ほど県営水道が入ってくるよということでございますけれども、それは28年、29年の話かなと思うわけでございますので、もし許されるのであれば、まだ26年、27年、28年と3年近くの期間そういった形で、今まで辛抱したからこれからも辛抱せよと言えばそれまでかもわかりませんけれども、やっぱり地域の方々だけじゃなしに、新たにあの土地に住まわれてる方もおられるわけです。何が一番困りますかと聞いたら、水ですと言われました、水ですと。やっぱり水が気持ちよく飲めないと。
地域におられる方は、今までは雨が降ったら水は濁るもんやと思っておられたから当たり前なんですね。だから水が濁る前に、夕立が来る前にためておくなりなんなりするということが習慣、日常的に起こってるんやけれども、やはり新しくあそこに住まいを求めて来られた方というのは、そういう感性というのは少し違うと思うんです。やはり水道から出る水というものは、きちんときれいな水が出てくるもんやなと思うわけです。
ですから、今回のこの中では、こういったお金というものは、こういう会計処理をするよということですけれども、本当に必要なところにお金を使っていただいて、そしてその上での余剰金の処理というものはありがたいと思いますけれども、やはり必要とされている地域の方々のその施設というものにもう少し投資をしていただくというお考えをいただきたいなと思うんですけれども、そういった点。
5までのうちで2がいいということは、多分かなりいいと考えておられるのかなと、5が一番悪いのかなと私は自分で今判断しておりますけれども、その辺で、飲めるからいいというだけでは、やっぱり飲料水は違うのではないかなと。やっぱり色がついていないこともまず第一の条件ではないかなと考えたりしますけれども、その点はいかがでございましょうか。
○議長(中山一夫君)
堤水道局長。
○水道局長(堤正明君)
上田議員さんおっしゃるとおりで、色度ゼロというのが透明な水でございます。5までというのは、やはりササ濁りといいますか、見た目でコップに入れたときに、2ですとやや濁ってるというのを感じる程度のものが2と判断していただいて結構かと思います。
そういう施設に投資をすればというお話でございますが、あの古大野の地域におきましては、今一般農道の工事が進められようとしております。その辺の関係もありまして、すぐに県水が入れば送りたいという気持ちは持っておりますが、農道の関係もありまして、その辺ちょっと地元さんに待っていただいておるというのが現状でございます。
以上です。
○議長(中山一夫君)
5番、上田德議員。
○5番(上田德君)
そしたら、色度2は我慢して飲みなさいというのが宇陀市の見解と理解してよろしいですか。また、色度2という水に対して、常時2ではないと思うんですがね、常時2じゃなしに、常時は色度ゼロが適正な水ではないんですか。範囲を認められておるのが5までやということなので、それは飲料水として飲んでもおなかを壊しませんよという基準なんですかね。そしたら、ササ濁りというのは、どういうように我々理解したらいいのかわからんけども、どうぞ5までの水は飲んでくださいではないと私は思いますけどもね。やはり、きちんと同じ水道料金を払っておられるわけですから、その辺の公平性から考えていったら、やはり私たちだけがなぜそんな濁った水を飲まなきゃならないのと、こういうように発展的に解釈されたらちょっと困りますのでね。
やはり、水が濁ったときの対応というものはしっかりと考えていただきたいと思いますけれども、その対応策について、今実際に行われている対応策、それと今後その県水が給水されるまでの間に実施していただけるような対応策、それについてもし方策、方針が示されるようでしたらお聞きして最後の質問とさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしく御回答を求めたいと思います。
○議長(中山一夫君)
堤水道局長。
○水道局長(堤正明君)
濁度2の水が飲めないということはないんですけれども、一応水質基準の中では適合ということになっております。
ただ、見た目にやはり飲むというのには、ちょっと抵抗があるかなと思います。ですので、一旦はお風呂以外の部分については煮沸なりしていただいて飲んでいただきたいとは思っております。
ただ、あの古大野に関しましては、水源が奥に二つ大きなため池がございます。そのため池のやはり水がたまっているところに落ち葉が落ちたりとか、いろんなそういう色度に関係するものが水に溶け込みまして、水源がちょっと不安定要素があります。ですので、議員さんおっしゃるように、早期に県水が送られる状態になれば一日でも早く送りたいと考えております。
以上です。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、会議規則第37条の規定により、福祉厚生常任委員会に審査を付託いたします。
ここで午前11時25分まで休憩いたします。
午前11時10分休憩
午前11時25分再開
○議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
○議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第10、議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案については、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、上田議員、堀田議員、井谷議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
7番、峠谷安寛議員。
○7番(峠谷安寛君)
失礼します。
消防団の報償金に関する条例ですが、その金額が5万円ほど底上げされるので、消防団にとっては大きなことだと思います。また、消防団員が入団してくるのがかなり少なくなっている状況で、今後宇陀市はほかに消防団に対して何か対策はとっているのか。また、団員が少なくなることに対して機械の充実等は考えておられますかどうですか、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
亀井危機管理監。
○危機管理監(亀井一憲君)
失礼します。
今回の条例改正につきましては、5年以上勤務した消防団員が退職される場合の一律5万円の退職金の引き上げと、こういう条例でございます。
御指摘の部分につきましては、合併当初から消防団員のなり手が少なくなってまいりまして、徐々にではありますけれども、減少傾向にあります。いろいろ時代背景もありまして、それぞれ自治会を通じまして、消防団あるいはそれぞれの部を通じまして消防団員の勧誘に努めていただいているところなんですけれども、いろいろ核家族化あるいは就業構造の変化等に伴いまして、都市部のほうにお勤めに出られるということで、なかなか地域に定住されている方々が少なくなっているということで、なかなかなり手がないような状況でございますけれども、継続してそういう勧誘にも努めていきたいと思っておりますし、事務局といたしましても、ホームページあるいはうだチャンを通じまして、消防団の活動やあるいは魅力の発信を行いまして、その勧誘の一助としていただけたらなと思っております。
それから、装備・資機材につきましては、消防団員そのものの個人装備につきましても基準のほうも改正されてきまして、それぞれライフジャケットであったりとか、あるいは個人装備であったりというものについては、逐一支給等を行いまして整備を図っているところでございます。
機材につきましても、今現在消防団におきましては、再編計画ということで、それぞれ地域の消防団の部の統廃合を含めまして再編に努めていただいておるところでございますけれども、その辺を踏まえまして機動力の整備ということもあわせて、一度にはいきませんけれども、更新を順次かけていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
以上です。
○議長(中山一夫君)
峠谷議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正については、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第11、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてから日程第15、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成25年度補正予算関係5議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております補正予算関係の5議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、補正予算関係の5議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この補正予算関係の5議案は予算審査特別委員会に付託いたしますので、堀田米造議員、勝井太郎議員、上田德議員、峠谷安寛議員、大澤正昭議員、多田與四朗議員、髙橋重明議員、小林一三議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑の際には、各会計補正予算書のページ数もあわせて申し述べていただきますようお願いいたします。
質疑の進め方ですが、日程に従いまして、それぞれの予算書に基づき会計別に質疑を受け付けます。
一般会計につきましては、補正予算書に沿って歳入歳出とも款別に進めます。
それでは、日程第11、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についての質疑を受け付けます。
2ページから6ページの第1表「歳入歳出予算補正」及び11ページから13ページの事項別明細書は款ごとの質疑がございますので、省略します。
7ページから8ページ、第2表「繰越明許費」及び9ページから10ページ、第3表「地方債補正」については、歳出に関する質疑が終了いたした後に質疑を受け付けます。
初めに、歳入の14ページ、1款市税。
質疑はございませんか。
○議長(中山一夫君)
14ページから15ページ、2款地方譲与税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
15ページ、3款利子割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
15ページ、4款配当割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
15ページ、5款株式等譲渡所得割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、6款地方消費税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、7款ゴルフ場利用税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、8款自動車取得税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、9款地方特例交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、12款分担金及び負担金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、13款使用料及び手数料。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
○議長(中山一夫君)
17ページから19ページ、14款国庫支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
19ページから20ページ、15款県支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
21ページ、16款財産収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
21ページ、17款寄附金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
21ページ、18款繰入金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
22ページ、20款諸収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
22ページから23ページ、21款市債。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
歳入に関する質疑が終わりましたが、ここで歳入全般に関する質疑がございましたら受け付けます。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
先ほど聞き漏らしてしまって流れたわけですけれども、繰入金の21ページのいわゆる寄附金であるわけですけれど、この中で、ふるさと応援寄附金ということで本年度は50万円という補正額2002万円ということになっておるわけですけれど、現在までに何件ほどの行為がなされておるか。また、新聞紙上を見てみますと、寄附をいただいた方には、その地域のいわゆる産物を贈っているということで、非常に他市については効果を奏しているというようなことで、その地域の納税者、寄附者にしても、他市への他県への産物をいただくことを楽しみながら寄附をしていくというようなことが報道されている部分が多くあるわけですけれども、宇陀市については物品券みたいなものを贈るんだというようなことも聞かされてきておるわけですけれども、もう少しユニークな発想というのか、寄附をしていただけるそういう雰囲気をもう少しつくらんといかんのと違うかなというように思っているわけですけれども、今現在どれほどの寄附者があるのか、また、どの地域が多いのか、それに伴ってどういう工夫をしておるのかというようなことを教えていただきたいなと、こんなように思います。
○議長(中山一夫君)
内田総務部長。
○総務部長(内田一哉君)
失礼いたします。総務部、内田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま御質問いただきましたふるさと応援基金寄附金の件でございます。
今回の補正におきまして、2002万円の補正をさせていただいておるところでございますけれども、まず、25年度の現在までの寄附者の件数と寄附額で申し上げますと、寄附者につきましては11件でございます。寄附累計額については2052万円ということで、補正後の予算額に合致をいたします。
寄附をいただくための例えば雰囲気づくりの醸成ということでございますけれども、現在は寄附をいただいた方に対して市内の例えば美榛苑またはあきののゆ、道の駅で使えるクーポンというものをお渡しをしているというのが現在のところのお礼という形でございます。
御指摘のとおり、新聞紙上では、寄附をしますと寄附額以上の地元特産品の謝礼がもらえるということで、どんどん寄附額をふやしておられる自治体も確かにあるということは承知をしております。それにつきましては、本来ふるさと寄附の趣旨からどうなのかという反対の意見もあるのも承知はしております。そういうことも勘案しまして、現在の方法がよいのかどうか、もう少し工夫が必要なのかどうかということは今後また検討していきたいと思います。それによりまして、確かに寄附者の数に影響を与えておるのは事実であると、このように理解はしておるところでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
ありがとうございます。
ただ、宇陀市の場合は合併して9年目というようなことで、非常に知られてない部分がございます。やはり広報することがより大事な部分はございますので、そのことによって、寄附よりも、いわゆるサービスの部分が多いと、決してそうではないのと違うのかな、やっぱり知らしめる、宇陀市のすばらしいところ、観光のこともそうですし、そういうことを行政としてはやっぱりとっていかんことには、いわゆる欲なことを考えておれば、昔の童話のように犬が橋の上へ肉くわえていって映っとるやつを見て泣いてほえたために、その肉が落としたというような童話もございますように、やはり宇陀市はもっともっと知らしめていく、知ってもらう、そんなことの行為が大事と違うんかなと。
他市はそんなことを言っても件数もかなり、その物をいただくために楽しんで寄附をしているというような実態もよく報道もされておりますし、ネットで見てもそんな事象が多いわけですので、工夫をしてもらわんと、あかの抜けたようなやっぱり行為で宇陀市というものを十分PRすると。まだPR不足です、全て。それが市長がいつも言ってる観光にしても、やっぱり低迷していくそんな要因にもなっておりますので、そういう口伝えでやっぱり伝えていただくことが我々宇陀市には乏しいのと違うかなというように感じております。
先ほどちょっと質問しておる中で、11件の中でのどんなところからのいわゆる寄附者があるのか、もう一度答えていただきたいなと、こんなように思います。
○議長(中山一夫君)
内田総務部長。
○総務部長(内田一哉君)
失礼いたします。再度の御質問でございます。
まず、謝礼につきましては、先ほど答弁をさせていただいたとおりでございまして、これは寄附をいただいた方に対する一つの謝礼であると、お礼であるということで、ひとつ御理解いただきたい。
市外へのどんどんPRしなさいというようなことでございますけれども、もちろんそれにつきましても、現状を申し上げますと、例えば市内のもちろん集客施設はもとより、市外公共施設、例えば近くでしたらば、県外の方もたくさんおいでになられます針テラスでありましたり、例えば中南和の観光情報拠点の橿原市の観光交流センター、かしはらナビプラザですね、ここでありましたり、県立の万葉文化館でありましたりというようなことで、パンフレットを置かせていただいたりというようなことで周知の対応はさせていただいておるところでございます。
今後につきましても、その謝礼につきましても広報につきましても、先ほどあかの抜けた対応をせよということでございます。もちろんそういうことも勘案しまして検討していきたいなと思います。
あと、寄附者でございますけれども、本来ふるさと寄附の趣旨は、市外の方が宇陀市に対してその施策を応援してあげようということで寄附していただくというのが趣旨でございます。寄附をしていただいた額は、その大半が所得税、市民税の控除を受けられるということで、ふるさと納税とも呼ばれておるというものでございます。そういうところから、多くはやっぱり市外から寄附をいただいておるところですけれども、市内の方が寄附をいただく場合もたくさんございます。
ちょっと先ほど申し上げました11件の内訳は今持っておりませんけども、なぜ宇陀市に寄附をしていただけるのかということを尋ねられる機会がありましたら尋ねておりますけれども、やはり出身地であるとか、例えばホームページを見て興味が湧いたとか、そういうやっぱりありがたいお答えもいただいておるというところでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
理解しました。
ただ、このすばらしさを伝えていく。それは各地域でこれを取り組んでおる多くの市に対して、いろいろしていない者からの言い分として、ちょっと趣旨が外れてるの違うかというような部分があるわけですけれども、しかし、こういう時代ですので、多くの人たちは、やっぱりその地域が好きやと、だからするんやと、ふるさとには関係はないけれどもするんや、そんな思いでたくさんの方がその地域を見直しているというか、に対して寄附をしているというようなこともございますので、四季薫るという市長のいつもおっしゃっておるそんなところがどんなところかというようなこともネットでも、あるいは何かの形でやっぱりそのすばらしさを訴えていくいい材料になるのではないかなと、私はそのように思っております。
今後ともそういうことも検討に入れながら、実入りが少ないのにというようなことから始まると何もできないよということになりますので、ひとつよろしくお願いしたいなと思います。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
回答はよろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
次に、歳出に移ります。
24ページ、1款議会費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
24ページから27ページ、2款総務費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
27ページから30ページ、3款民生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
31ページから32ページ、4款衛生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
32ページから34ページ、5款農林水産業費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
34ページ、6款商工費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
35ページから36ページ、7款土木費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
36ページから37ページ、8款消防費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
38ページから41ページ、9款教育費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
41ページ、10款災害復旧費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
41ページ、11款公債費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
それでは、7ページから8ページ、第2表「繰越明許費」の質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
次に、9ページから10ページ、第3表「地方債補正」についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
以上で歳出に関する質疑が終わりましたが、ここで歳出全般に関する質疑がございましたら、受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
一般会計補正予算に対する質疑は以上です。
これをもちまして、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についての質疑を終結いたします。
次に、日程第12、議案第10号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第10号の質疑を終結いたします。
次に、日程第13、議案第11号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第11号の質疑を終結いたします。
次に、日程第14、議案第12号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第12号の質疑を終結いたします。
次に、日程第15、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第13号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてから議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成25年度補正予算関係5議案につきましては、会議規則第37条の規定により、予算審査特別委員会に審査を付託いたします。
ただいまから午後1時30分まで休憩いたします。
午前11時52分休憩
午後1時30分再開
○議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
○議長(中山一夫君)
引き続きまして、日程第16、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についてから日程第28、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についてまでの平成26年度当初予算関係13議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております当初予算関係13議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、当初予算関係13議案については、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は、過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この当初予算関係の13議案は予算審査特別委員会に付託いたしますので、堀田議員、勝井議員、上田議員、峠谷議員、大澤議員、多田議員、髙橋議員、小林議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑の際には、各会計予算書のページ数もあわせて申し述べていただきますようお願いいたします。
質疑の進め方ですが、日程に従いまして、それぞれの予算書に基づき会計別に質疑を受け付けます。
一般会計につきましては、予算書に沿って歳入歳出とも款別に進めます。
各特別会計につきましては歳入歳出に分けさせていただき、企業会計につきましては全般について行います。
それでは、日程第16、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についての質疑を受け付けます。
2ページから8ページの第1表「歳入歳出予算」及び11ページから13ページの「事項別明細書」は、款ごとの質疑がございますので省略します。
9ページ、第2表「債務負担行為」及び10ページ、第3表「地方債」については、歳出に関する質疑が終了した後に質疑を受け付けます。
初めに、歳入の14ページから15ページ、1款市税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
15ページから16ページ、2款地方譲与税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、3款利子割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、4款配当割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、5款株式等譲渡所得割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
16ページ、6款地方消費税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、7款ゴルフ場利用税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、8款自動車取得税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、9款地方特例交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
17ページ、10款地方交付税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
18ページ、11款交通安全対策特別交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
18ページから19ページ、12款分担金及び負担金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
19ページから22ページ、13款使用料及び手数料。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
22ページから25ページ、14款国庫支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
25ページから30ページ、15款県支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
30ページから32ページ、16款財産収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
32ページ、17款寄附金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
33ページ、18款繰入金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
33ページから34ページ、19款繰越金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
34ページから36ページ、20款諸収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
37ページ、21款市債。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
歳入に関する質疑が終わりましたが、ここで歳入全般に関する質疑がございましたらお受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出に移ります。
38ページから39ページ、1款議会費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
39ページから63ページ、2款総務費。
質疑はございませんか。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
それでは、質問をさせていただきます。
まず、総務費の47ページ、企画費でお尋ねをしていきたいと思います。
13節のいわゆる委託費にかかわる件についてでございますけれども、この中で臨時室生口大野駅の案内所係員の配置委託料ということで168万円を見ておるわけでございます。これについてもう少し説明をしていただきたいな。といいますのは、いわゆる事業シートを見せてもらっても、当分の間、試験的に改札出口付近に案内所を張りつける、いわゆる配置する、このようになっておるわけですけれど、御案内のように、室生口大野は三本松と2カ所ということであるわけでございますけれど、特に観光地の出入り口ということで、非常に大事な部分があるわけです。その必要性については以後の委員会等々でも聞かされておるわけでございますけれども、観光客やあるいは一般市民の利用者の利便性、いわゆる安心・安全を確保するためには大変必要な部分がございます。
特に室生口大野につきましては、観光客は来る。近鉄の言い分には、いわゆる観光シーズンには係員を配置すると。さらには、もし何かがあったときには榛原から係員が出るということでございまして、市の考え方のもとに、ここへ何とかそういう問題を、観光の案内も含めてですけれども、設置してあげようということで、今回こういう予算化をされたわけでございますけれども、まずその委託方法とかあるいは委託内容、そして勤務時間等についてどのようにお考えになっておるのか、お聞かせを願いたいと思います。
時間的な配分もございますので、総務費にかかわって続けて質問させてもらってよろしいですか。
○議長(中山一夫君)
3問いけますよ。
○6番(山本良治君)
3問いけますけども、全体でまず。
○議長(中山一夫君)
はい。
○6番(山本良治君)
それから、総務費の中の54ページの17目まちづくり支援費の中から、いわゆる企画財政部にかかわるものとして出ておるわけでございますけれども、19節にありますいきいき地域づくりの補助金ということで1300万円というようなことで出されております。これにつきましても、非常に市長の考え方といいますか、幅広く何とか地域をようしていこうやんかということで発想で今年度は企画をされ、まちづくり協議会というものも出されてきております。これは一定地域づくり、あるいは里づくりとしては、私は大いに賛成でありますし、ありがたいことだなというように思うわけですけれども、この内容を見せてもらうと、午前中の意見でもありましたように、銭だけがまちづくりじゃないよ等の意見もございました。
しかしながら、地域が非常に疲弊しておる、そして高齢化も進んでおるというようなことの中で、何とかまちづくり、いわゆる市から外れた地域おこしは地域でやりなさいよと、いつも市長のほうからは地元に対するプレッシャーというのは確かに出ております。だけども私は、何ぼかやっぱり市という形の中で応援をしてもらいながら進めていってもらわなければならんというように思うわけでございます。
そんな中で、事業シートの69ページにもございますように、まちづくり協議会を推進する中において、生き生きした地域づくりができるような応援をすると、さらには対策事業として市外住民との交流事業やコミュニティビジネス事業あるいは高齢者生きがいづくり事業、世代交流事業、子ども応援事業あるいはそういうことが計上されてきております。これもありがたい話だなというように思っておるわけですけれども、御案内のように、25年度は仮に私どもの地域にしてみると20万円であるわけですね。今回は25万円というような予算計上もしていただいて、さらに頑張るところは30万円の頑張り支援をしていこうやんかというようなこと、これはどこであるか、私はよくわかりませんけれども、そんなことで計上されております。
しかしながら、この例えば今の25万円、30万円といいますと、55万円をいただいて、そして応援していただくことは、先ほども申しましたようにありがたいことではあります。けれども、これほとんどソフトだけであって、地域おこしというのはやっぱり金もかかるということであります。といいますのは、何せ高齢化が進んでおる関係上、なかなかその高齢者の方々に頑張ろうや、頑張っていこうやんかというようなお声かけをしてもいかん。そんな中で、やっぱり地域外の交流が必要とするならば、もう少し従来からのいわゆる伝統文化を奮い立たそうとすれば、他の地域からも応援を求めながら、やっぱり伝統文化というのはさらに求めていきたいと、そんな考えも多くのまちづくりの中では考えておられると思います。
ある人と話をして、既にできた方と話をしてたら、わずか何十万円ともらって何ができるんぞのうと。頑張れ頑張れと言うても何にもできんやないかと。運動会や盆踊りだけで、まちづくりみたいなんできへんねんと。何とか地域おこしをもう少しやっぱり頑張っていこうとすれば、できないというようなことを話をしていたのもほん最近であるわけですけれど。
だからその後で、いわゆる私もようそこまでも突っ込んで内容がわかりませんでしたので言わなかったわけですけれども、市長はタウンミーティング等々で、頑張るところは支援していこうやんかと、しっかりとした計画立ててこいよという話はそれぞれの地域は聞いてきております。それとて先ほども申しました高齢化が進んでいく中では、なかなかけつ叩きをしてもできてこない。そんな中で、本当に計画を今計画をどの地域も立てる時期であるわけですけれども、計画を立てても、その担保とする中身がわからない、わからないわけですね。行政の場合ですと、これは補助金事業でもとれるやんかというようなことがわかっても、地元のまちづくり協議会の中では、なかなかそれまで把握できないというのが現実であります。
そういうことですので、もし私の尋ねたいのは、そういう事業を加えていきたい、交流館事業もそうですけれども、やっていきたいといった場合、市のほうから補助金事業をとるなりいろいろな方策をもって、どのあたりまで応援をしていただけるものかなというように思うわけです。地域はそれで活気づけるようなことをやろうとすれば、従来の運動会やあるいは盆踊りやというような方策だけでは、やる者もなかなかやった気がしないと思うし、地域としても従来どおりの方法ではなかなか乗っていきにくいというのか、いうように思うわけですので、そういうものに対するどこまでをどのような御支援をいただけるものかなというように思いますので、その件についてまずお尋ねを申し上げたいなと、こんなように思います。
そういうことで、二つについて、まちづくり支援費、それから企画費というようなことでお尋ねをしていきたいと思います。
○議長(中山一夫君)
森本企画財政部次長。
○企画財政部次長(森本彰一君)
失礼します。
公共交通担当の企画のほうで近鉄駅係員無人化のほうは担当させていただいておりますので、私のほうからただいまの質問について答えさせていただきたいと思います。
まず、近鉄無人化につきましては、12月の議会で予算化させていただいたときに方向性を示させていただきました。去る2月26日の総務文教常任委員会のほうでも、その後の経過説明をさせていただきましたので、資料は議員の皆様に配付させていただいたところでございます。
それを簡単にここで説明申し上げますと、平成25年7月に近鉄のほうから一部駅係員無人化ということで宇陀市役所のほうに説明に来られました。宇陀市内においては、室生口大野駅と三本松駅が担当が無人になるという御説明でございました。それを受けまして、その後、数回にわたりまして市長そして担当者のほうから近鉄本社のほうに出向きまして、無人化は避けてくださいという要望、多々いろいろ協議もさせていただいたところでございます。その要望の結果、近鉄のほうからは、この計画は粛々と行わせていただくと。ただ、一部粘り強く交渉させていただいた結果、観光の繁忙期だけは駅係員を配置する日を設けますという配慮をいただいたというところを報告させていただいたところです。
また、12月の補正予算において、市のほうで無人の案内所を設置して、安心・安全または観光客のもてなしといったところを配慮させていただくということで予算を上げさせていただいたところでございます。
それと、市民の皆様に対しての周知でございますが、これは室生地区の自治会長様宛てに住民の周知文書を配付させていただきましたところ、また、うだチャンネルまたは市のホームページにおいても周知を行わせていただきました。こういった経過でございます。
次に、12月の予算可決後の報告をさせていただきますと、この案内所が2月7日に設置させていただきました。その内容でございますけれども、案内所であるプレハブの設置を、約7.83平方メートルのプレハブ設置をさせていただきました。
そしてその運用方法でございますけれども、25年度3月31日まではシルバー人材センターのほうに委託をさせていただきまして、室生口大野の案内所の周辺の清掃または声かけ、また高齢者等の困っている方への介助、そして外来者に対する観光案内、こういったことをしていただいております。現在のところ7名でローテーションをしていただいているということです。その設置時間でございますけれども、午前9時から午後5時まで委託をしておるところでございます。
次に、その設置した2月7日から現在までの運用の状況を簡単に説明させていただきますと、近鉄のほうの改札の無人化になったことによります遠隔操作の件数は、近鉄に問い合わせましたところ133件、それから案内所のほうの事例は、声かけ対応、高齢者・妊婦への介助等29件、それから観光案内が297件、1日平均で17件、最大1日40件ほどあったと聞いております。まだ観光繁忙期でもないにもかかわらず、これぐらいの案内の件数があるということをお聞きしております。特に室生寺に行くバスの時間待合所としても利用していただいているということで、大変役に立っているということを聞いております。
最後に、新年度の26年以降どうするかという御質問でございますけれども、平成26年の12月までこの臨時案内所を設置して、その利用状況から観光等に関する問い合わせ、案内などが多いという事例もございますので、例えば今後宇陀市観光協会であったりそういった方々に活動費をお渡しして運用をお願いするといった方法、全くそういう団体が見つからなかった場合には、引き続きシルバー人材センターを活用すると、こういう方法を考えております。
ただ、実証、検証をさせていただいたときに、この案内所はその場所に必要でないということになりました場合には、またこれは撤去することも考えざるを得ないんですが、また撤去したとしても、下のバスの待合関係に置くとかいうこともできますので、その辺はしっかり考えさせていただきたいと思っております。
それから、身体障がい者の対応につきましては、現在のところ1件もないということですけれども、事前に近鉄のほうの榛原駅のほうに電話して事前対応を求めないと対応できないということです。それにつきましては、近鉄構内のことですので、市としてはなかなかそれはタッチできないところですが、ただ、事前に連絡が近鉄に要りますよということについては総務文教常任委員会のほうでももっと周知しなさいということで、実は来月の4月の広報にそれを周知すること、それから、一昨日、障がい者の団体の会議のときに、その団体の皆様に周知させていただいたところでございます。
今後特に交流人口をふやそうという宇陀市の方針からいたしますと、室生寺等へ訪れられた観光客のおもてなしをいかにするかということも踏まえて、今後この臨時案内所の方向を決めさせていただきたいと思っております。
以上です。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
予算書の55ページ、質問のありましたいきいき地域づくり補助金の件でございます。
先ほど御指摘のありましたとおり事業別シートにも詳細を記載させていただいておりますが、今後まちづくり協議会が活動する中で通例分の補助金、これではもう既に均等割、人口割、面積割で金額は決まるわけでございますが、これ以上のいろんな活動に対しまして支援をしていくということで、新しくこの新しい枠組みを決めております。実際には、これから設立が終わりまして活動する中では、人的支援として指導員の配置あるいはワーキングあるいは研修会等いろんなことを通じて、これからのまちづくりのあり方については研究を進めていこうと考えております。
また、この追加の補助金につきましても、いろんな形のものを比較する中で、協働という意味で、まちづくり協議会だけに任せるのではなくて、行政との協働の中で我々が支援できるものについてはやっていこうということで予算化をさせてもらっているものであります。
実際には、先ほど御指摘のありましたように、コミュニティビジネスでありましたり高齢者の生きがいづくりあるいは見守り、子どもの支援と、いろんな多岐にわたる事業があるわけでございますが、それらにつきまして上限を30万円と1件決めまして、そういうことで支援をしていこうと考えております。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
ありがとうございます。
さきのいわゆる企画の関係の室生口大野の問題ですけれども、大変努力はしていただいておるのはありがたいわけですけれども、これは公共交通の中で複数の方々がやっぱり乗降されるわけでして、宇陀市内のいわゆる障がい者の方への心遣いといいますか、広報はできても、他市から、あるいは他村から来られる皆様方へのやっぱり報道といいますか、我々がわかっても、たまに来るその人たちのやっぱり心のもてなしが大事と違うんかな。いわゆる駅からいろいろな方法を使って下のバス停まで行ってもバスがない、タクシーもないというようなことで、5時過ぎた以降の室生寺までの便については、なかなか来るお客さんにしてみたらそんなことがわからんもんで、うろうろしてるというようなことが実態があるようでありますので、そのあたり、事前に近鉄のほうへ申し出よというのは、これは内輪の話といいますか、市内の方々への話であるわけですけれども、そんなことはわからんわけですね。
特に室生口大野については乗降するのに非常につらい階段があり、そしてしかも、そこまで駅に入るまでのことが非常に問題視されておりますし、さらには構内は構うことはできないということでありますけれども、私いつかも言ったように、目につかない分、いわゆるここで市が設置した案内所から見えない、見えづらい。これは近鉄の責任と言えばそうであるわけですけれども、やっぱり心のもてなしということをよく使いますけれども、室生へ行ってもってすぐ室生、室生寺というような形になるわけです。そんな中行っても、まあ不便なところやみたいな話で伝わっていくようにも聞くわけです。
これは、やっぱり、市が観光客を求めていこうとしてる中で非常にマイナス面で私はあるように思うわけです。これはいたし方ないということであればそれまでですけれども、そういうもてなしの部分というのがやっぱり大事と違うんかな。さらには5時以降も入ります。そんなときにどうするんやっていうことになれば、構内は近鉄の責任や、構外は地元の責任やというようなことだけで済まされるものかなというような思いがします。
そのあたり、時間外、これは24時間ありますので大変なことだろうというように思うわけですけれども、やっぱり周知をしていかなければならんのと違うかなと、こんなようにも思います。
また、まちづくり支援ということで、今もってはなかなかそのことは、行政としては協働といえども非常に難しいとは思うけれども、それなりのやっぱり覚悟でなかったら、地域は地域で考えよと言うだけでは、私は非常に進んでいかないのと違うのかなというように思うわけです。これは私から悪い言葉で言えば、行政の逃げたような話と違うのかな、もう少し、やるからには具体的なことも含めてその事業調整もあるだろうというように思うわけですけれども、いわゆるそれぞれの地域には特例法もありますし、過疎法もございます。そんな中で対応を考えていく。
さらには、その業を、そのやりようをわかっておるのは行政であるわけですね。どういう事業があるよ、それにはこういう手だてがあるよということは行政しか知らんわけでございますので、そんなことをやっぱり支援員が責任を持つのかどこかわかりませんけれども、いつかも言ったように、新潟ではそれぞれの協議会には職員が配置されているというような実態も私たちは目の当たりにしてきたわけでございますので、そのあたりもきっちりと押さえないとあかんの違うかな。
実はきょう朝方のテレビを見てたら、また後ほど衛生のほうでも話しますけれども、ある事業をやってるんやと、そうしたときに私、そこの名古屋のほうでしたけれども、電話を入れたら、その問題はまちづくり課のほうでその事業をやっておりますので、そちらのほうへ聞いてくださいみたいな窓口でした。うちもそれぐらいの事業課が設置されておりますので、それはいいとは思うけれども、そういうことで、非常に幅広い中で地域はまちづくり、事業そのものは多くがやっぱり協力体制で自分の里を自分でやろうという認識のもとにやってるわけですけれども、高齢化は進んでおるわ、経費はないわということになったら、何ら従来どおりと変わらへんやないかというようなことで言っておられる。
しかし、自分らそれに発言した者に係ってくるわけです、かかわりを持たそうとするわけですけれども、市長もタウンミーティングのときに頑張るところはせいぜいあれするやんけということを言うてたやんかというような落ちつき方をしようとするわけですね。だから、そういうことになったときに、それを執行者といいますか、今回特にこの3月、4月、予算計上を地域のまちづくり協議会では、その事業を推進する中で、何しよう、こういうことをすることがええやろうかというようなことでやってるわけですけれども、しかし、市のほうへ出しても通るやら通らんやらわからんようなことをその中で言うて、なかなか地域は乗ってこない。
もちろん行政というのは、補助金事業でやろうとすれば、受けてみんことにはどんな事業をやろうかいうことはできません。行政もとってみなできんというような部分がありますので、さきにもありました基金もある。そんな中で、どのくらいの程度があったらやれるんやでというようなやっぱり心づもりみたいなものを聞かせてもらうことによって、我々は進める側としてはやっぱり指導できるの違うかな、そこへ乗っていけるの違うかなとこんなように思いますけども、もう一度お答え願いたい、このように思います。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
地域づくりの補助金の件についてのことでございます。
今のところ各団体からまだ具体的ないろんな要望が出ておりませんので、具体的なことはなかなか答えにくいわけでございますが、例えば25年度でしたら、山本議員も御協力いただきましたけれども、室生寺のライトアップ事業とか、これにつきましても協働ということで、やはり備品については行政のほうで設置をすると、人的支援は地元でいただくと、このような役割分担のもとに大きく成功させていただいたということもございます。そういうことの積み重ねだと思っております。
現在のところ、具体的にこれということはありませんので、300万円の予算枠でございますけれども、いろんな形でそういうことで知恵を絞り、また捻出をしながら進めていくことであろうかと、一般論でございますが、そういうことになろうかと思っております。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
最後です。
行政もなかなかそれはいいというのは地域にかかわる問題ですので、なかなか言えないと思うけれども、私は少なくとも地域から出てくるそういう願い事は、やっぱり聞いていただけるようなことでなかったら、ここで言っております先ほど申し上げました多世代の交流事業であるとかコミュニティビジネス事業であるとか高齢者が持つ生きがいを求めたそういう事業であるとかいうのは、それぞれの事業が見出せるものだと私は思っております。だから、そんな方向でやっぱり進めてもらわんと、ただうたい文句は大きいこと言うたけど、中身に入ってみると、従来の自治会がやってることとひとつも変わらんやんか、大そうらしいこと言うたってみんな一緒やんかみたいな話で終わってしまうと長続きはしないのと違うんかな。
経費出してもらうのがベターやとは思いませんけれども、やっぱり人を1人寄せるや先ほども出ておりました室生寺のライトアップ、非常に皆さん方好感持って見ていただいておる。去年は雨が降りましたので、ライトアップも少しうまくいってないわけですけれども、私は大いに期待をしてきておりますし、次も頑張っていかなあかんなというような話も地域でもやってるわけですので、ああいうことの中でひとつよろしく願いたいなと思います。
市長、私、今そういうことで、市長のタウンミーティングでおっしゃっておる頑張れよと、頑張ったところについては精いっぱい市としても頑張っていくやんかというようなことも皆さん方が聞いておりますので、そのあたり、なかなか言いづらい部分があるということも私は理解しておりますけれども、ひとつよろしく市長の考え方をお伺いしたいなと思います。
○議長(中山一夫君)
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
いきいき地域づくり補助金について御質問いただきました。
いろいろ地域の課題はたくさんあろうかと思います。これは、ある一定の地域の中でまちづくり協議会を応援させていただいておるんですけれども、地域の協力を得なければ前に進まない事業とか行政が行うより地域で実施したほうがより効果的な事業を中心にと考えております。
先ほどおっしゃられたイベントだけでは活性化にならないということでございますけれども、地域の望んでいることを、地域ができることを、地域がやりたいことをやっていただきたいということでございますので、大きく地域が活性化するということではなしに、地域の実情があろうかと思います。先ほど話が出ました室生寺のライトアップ事業もそうではないかなと思っておりますし、また、これから高齢化が進みますと、ウエルネスシティというのを盛んに推奨させていただいておりますので、筋力アップの教室とかそんなことも取り組んでいただけたらなと思っております。
そしてまた、先ほど話のありました高齢者の見守り等も地域の事業として取り組んでいただいたほうが、より効果的になるのではないかなと思っておりますので、難しく考えないで、地域のできること、そしてまた地域が求めていることをもう一遍原点に返って考えていただいて、そしてまた行政といろいろ相談していただいてしていっていただけたらいいと思います。
今おっしゃった一口300万円ということではなしに、予算書の中にはたくさんの宇陀市の政策的な事業がございます。それをうまく議員の方々も理解していただいて、行政がするのやったら単に教室を開催しますよということだけなんですけれども、地域が自発的にしていただくのであれば、参加者も大きくふえるかと思いますので、そんなことも含めながら御検討いただけたらと思っておりますし、また、担当職員も地域に出ていっていただいて、保健センターの事業も含めてしていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
私も今の内容に若干かぶる部分が出てきたら申しわけないんですが、予算書の55ページになります。事業別シート69ページということで、今のいきいき地域づくり補助金ということで、予算書のほうでは合算して1319万1000円ということで、事業別シートの中では、いきいき地域づくり補助金20団体分、全体で1019万1000円、それ以外に活動支援補助金ということで30万円の10団体、合計300万円ということでなっております。
まず1回目の質問では、この算定根拠について、基本的なことかもしれませんが、それをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
いきいき地域づくり補助金のことについて御説明を申し上げます。
今ありましたように、予算書の55ページのこの補助金ですが、総額が1319万1000円ということでございます。これについては当初予算案の概要書の中の12ページにも少し詳しく書いてございますが、大きな柱としまして、3番目に住みよい地域創造プロジェクト、こういうことを進めますその中心的な事業として、まちづくり協議会の推進を掲げているわけでございます。
その補助金の内訳としまして、いきいき地域づくり補助金が1019万1000円と、それからこの26年度、新しく新規としまして、地域づくりの活動支援補助金300万円と、この二つを合わせて1300万円余しという補助金にしてございます。
通例の補助金1000万円につきましては、これは毎年定額ということになります。これは積算基礎としまして、その協議会の規模に応じまして均等割が20%、それとその協議会の全体の人口割で70%、面積割で10%とこういう積算の基礎をもとに計算をするわけでございますので、協議会の規模によりまして、毎年この金額はほぼ定額になってしまうということでございます。
ところが、実際にいろんな活動をする中で、小さい団体ですと非常に補助金も小さくなって活動に支障が出るということもございます。新たな事業につきましては別枠が必要であろうということで、別としましてこの上限30万円の範囲内で、当初ですので10件ということで、それだけの予算枠をこしらえて、行政としてもそれに対応していくということを考えておるところでございます。
先ほどからもいろんな事業メニュー出ておりますけども、究極のところは、この地域づくり協議会のほうでお願いすることは、その地域の活性化であり、あるいはその地域の住民の安心・安全を推進するということに尽きるかと思います。そのためには、高齢者の見守りあるいは生きがいづくり、それから子どもさんの支援あるいは積極的なコミュニティビジネスとか域外との交流事業と、いろんなことがメニューとしては考えられます。そういうことに対応していくために一応そういう枠を設けさせてもらっているということでございます。
先ほど市長も申されましたとおり、これは特別枠で設けている分でございますが、通例この予算書の中にはいろんな各款にわたりまして事業メニューを持っております。そういう中での事業も活用しながら、あわせてこういう臨機応変に対応する補助金も新設しながら対応していきたいなと考えるところでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
それでは、20団体全体に対しての基本的には大体毎年定額での活動の応援ということでいう分は結構なんですが、もう一方の30万円の10団体につきまして、一応今年度末で全体では20という想定の中で、今年度で約15団体が設立の予定であるということでお聞きいたしておりますが、この10団体についての今度募集の方法というんですかね、それについてはどういう形でこの10団体を決定されていかれる予定なのか、その点についてお尋ねしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
現在のところ、まだこういう要望が出ているわけではありませんので、具体的な話はできませんが、各協議会のほうでは来年度に向かっての計画づくりされておられると思います。今後そういう要望が出てくるかと思いますが、まだこれについてどういうようにそれを採択するかというルール化はしておらないところでございます。その規模あるいは件数に応じて、今後やはり現実に応援、対応していかないかん部分はあろうかと思っていますが、交付要綱をまずこしらえる中で、そういうところを具体的に決めていきたいと思っております。
ちょっと今のところは、そこまでのことしか申し上げられない状況でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
先ほど市長も山本良治議員の質問に答弁もされてましたので、重複してくる内容になるのかなとは思うんですが、もう一度市長のほうに確認だけしたいと思います。
補助金でございますので、やはり地域によって、企画財政部長のほうからも説明ありました、大きな人数の多いところの金額は大きくなる、少ないところだと少額になる可能性がある、その中でさらに補助のできるような体制をという話もございました。
やっぱり気をつけなければならないのは、この補助金のみならず、これは全体どの補助金もそうですが、やっぱり補助金ありきということではなくして、やはりこういうことをしたい、今定額の分で、これは毎年恒例になってる継続してされてるいろんな行事等々含めてやっていくんだというところで、ただ今後またこういう取り組みをして地域のさらに活性化、またそういう機運を高めていきたいというところで、そういう起爆剤にしていきたいというところでこれを活用してもらうという意味やと思うんですが、金額に関して、やっぱり今上限ということがありましたので、もちろん10万円でいけるところは10万円ということになってこようかと思うんですが、逆にもう少しかかるところであれば、その辺の幅というんですかね、それを持たせながら、要するに協力どんどんしますよと、まちづくりの皆様の姿に対して市もしっかり協力しますという姿勢、これは必要だと思います。その中で、補助金ありきという形になってしまうと、あるからじゃあ何か募集して使おうというようになってしまうと、それはちょっと言い方は悪いですけど、ばらまきのような形になってしまうと、これは決してよくないというように思います。
ですから、やっぱり決してそういうようにならないように、本当に地域の人がこういうことをしたい、これをもってさらに今の地域づくりを進めていきたいという機運の中で、そういうものに対してしっかり応援していくという姿勢、そのスタンスだけはやっぱり堅持していただきたいと思うんですが、その辺の見解、確認について、もう一度市長、答弁お願いします。
○議長(中山一夫君)
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
非常にわかりにくい話でいろいろ御議論いただいておるんですけれども、地域によって本当に望むものはおのずと変わってこようかと存じます。ですから、天満台住宅地でありますと、高齢者がふえて高齢化率がふえて、いろんな提案もさせていただいておるんですけれども、高齢者の方々が居場所が少ないように思うものですから、居場所があったらいいなということもおっしゃっておりますし、また、今後社会保障そのものも見直していかなければいけないということで、30万円という枠は持っておりますけど、それは単に企画書を出していただきたいということでございまして、企画書プラス政策的なまた予算もついてこようかと思いますので、それをプラスをしていただいて、いろんな提案を行政にしていただきたいと思います。
行政がしなければいけないという事業は、やはり行政もまた大きく関与して積極的に応援していきたいと思っておりますし、ですから、もう一方では絶えず地域の活性化とおっしゃっておるんですけど、本当に高齢化率が高くて活性化も図れないということであれば、やはり見守りとか高齢者の事業も必要であろうかと思いますし、また、今特に問題になっております獣害対策につきましても、獣害対策の政策的な経費はたくさんメニューはあるわけでございますけれども、それらにプラスアルファして、このいきいき地域づくり補助金を使ってそういう企画書をつくっていただいて鳥獣を捕まえるとか、そんな企画も必要ではないかなと思っておりますし、それは行政が考えるよりも地域の方々が考えていただいたほうがより効果的であろうかと思いますし、より地域の同意も得やすいのではないかなと思っておりますので、その30万円という幅にはとらわれることなしに、先ほどおっしゃったような単なる予算消化に終わらせることのないように、企画書をあくまで持ってきてくださいと話をさせていただいております。
必要な基本的な経費はその他の人口割とか、また地域割の中で、ある一定の金額を決めさせていただいて、そのプラスアルファの事業については、この企画の中で対応させていただきたいと思っておりますし、また、担当者といろいろ御相談いただけたら十分対応していけるかなと思っておりますし、できるだけ地域の企画につきましては認めていきたいと思っておりますし、積極的に関与してもいきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
それでは、63ページから85ページ、3款民生費。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
続けての質問になると思います。失礼します。
予算書の69ページになります。3目の老人福祉費です。事業別シートでは77ページと78ページになろうかと思うんですが、ここに介護施設整備準備補助金、それと施設開設準備経費補助金というのがございます。事業別シートのほうで小規模多機能型居宅介護施設を整備することにより在宅での生活継続を支援するというようにあります。これについての詳細についてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(中山一夫君)
森本健康福祉部長。
○健康福祉部長(森本彦司君)
健康福祉部の森本でございます。ただいま御質問いただきました小規模多機能型居宅介護施設の整備についての補助金の件でございます。
この補助金は、二つございますけれども、一つは、その施設を建築する分の補助金、もう一つは施設を開設するための準備の備品を対象とする補助金の二つでございます。
この補助金は宇陀市のほうの介護保険の事業計画というのを今現在第5期でございますけれども、第4期のときから地域のほうで高齢者の方が生活をしていただくという国、それから介護保険の制度の方向性にのっとりまして、今現在居宅介護サービス事業というものと、それから今現在この地域密着型サービスというこの二つのサービス事業を充実することで、地域で高齢者が住みやすい環境をつくっていこうという方向性がございました。
第4期の介護保険計画のときも、それから今回24年、25年、26年という第5期の宇陀市の介護保険事業計画のときも、この地域密着型の施設について必要であるということで需要を見込んでおったわけですけれども、そういう施設が必要であるということで募集も行っておったわけですけれども、ずっと広報等で募集もしながら事業者のほうにも声もかけながらさせていただいておったわけですけれども、やはり居宅ということが中心になりますと、どうしても単価が安くなるというようなことで、なかなか事業者として手を挙げていただくところがなかったんですが、昨年、広報で募集いたしましたところ手を挙げていただくということで、この事業を行っていただくことになりました。
この補助金は市のほうで募集は行いますけれども、補助金は100%県のほうからの補助でございまして、市の通り抜けの補助金になるというような補助金でございます。
この事業についてちょっとした概要ですけれども、名前はちょっとややこしいんですけれども、わかりやすく言いますと、宇陀市で生活をしていただくのに、当然家でおっていただくときには居宅介護ということで家のほうに訪問もしていただかないかんし、それから施設介護ということで、デイサービスに施設にも通っていただかないけませんし、やはり家族の方々の疲労とかいろんな状況とかを考えますと、それからその方の病状とかも考えますと、ショートステイということで泊まりもしていただかないかんというこの三位一体ということで、三つのサービスが1人の方にその必要に応じてできるようなそういう施設でございます。
この施設については、受け入れが大体宿泊のほうといいますか、ショートステイのほうは9名まで、居宅介護ということで家のほうまで見に行くということであれば25名までというような、大体そういう細かく言えばそういう基準はございますけれども、そういう形で、家庭で見守りながら高齢者の人をその施設で入ってもうたり来てもうたりということで助けていくという、こういう事業ということでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
ありがとうございます。
ちょうど来年、27年度から、今部長のほうからもお話ございましたが、27年度からは、この介護保険の事業計画が第6期に入っていくということで、今国のほうも地域包括ケアシステムということで、これは医療も含めて、医療、介護、あと生活、福祉支援ということの連携という中で、今後の高齢化にしっかりと対応していく地域づくりをしていこうというものでございますけれども、今県のほうでもいろんな取り組みが宇陀市については奈良県の中でも非常に力を入れて取り組んでいるということで、高い評価をいただいているということをお聞きいたしております。
また、詳細については私も今後またしっかりもう少し確認をしていきたいと思うんですが、そういう中にあって、非常に今後の高齢化、宇陀市はもちろんそうですけれども、対してやはり必要な事業になってくると、重要な事業になってくると思います。全員が施設に入らないという状況ももちろんありますので、そうした中で居宅また家族の疲労を少しでも和らげるという意味でのデイサービスであったりとかいうことは大変重要な事業になってくると思います。
そうした大変な大きな位置づけにもなってくると思うんですけど、そうした意味で、今後のこういう事業に対してのもう少し入り込んだ考え方といいますか、それをお聞かせいただければと思います。
○議長(中山一夫君)
森本健康福祉部長。
○健康福祉部長(森本彦司君)
ただいま井谷議員がおっしゃいましたとおりでございまして、宇陀市といたしましても市長が常々申し上げておりますように、医療それから保健それから介護、この辺の連携を持ちながら、新しい形をつくっていくということで積極的に今動いているところでございます。
そういう中において、こういう小規模多機能型の施設が今後どのような状況になってくるかわかりませんけれども、これを生かしながら病院等とも連携して、また包括支援センターとも連携しながら取り組んでいきたいなと、健康福祉行政のほうを取り組んでいきたいと、このようなことでございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
ないようでしたら、85ページから95ページ、4款衛生費。
質疑はございませんか。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
ありがとうございます。
87ページの健康づくり費の中で聞いていきたいなと思います。
この健康なまちづくりプロジェクトというのを見せてもらっておるわけですけれども、それでよかったかな、民生費かなと思ったりもいろいろするわけですけれども、とりわけ健康づくり費ということの中で、お話を進めていきたいなと、このように思うわけですけども、この健康まちづくりプロジェクトを見せてもらう中で、いろいろ項目が7項目もあるわけですけれども、健康づくりといってもいろいろ市のほうから取り組んでいただいております、いわゆる室内の健康づくりの体操であるとか、あるいは各地域でもやっているテレビでもやっておりますタオル健康づくりとか、いろいろあるわけですけれども、私はゲートボールをやらせていただく機会がありますので、そこへ時々ですけれども、なまくらして欠席がちであるわけですけれども、非常に高齢の皆さん方が多くやっております。
その中で、生き生きとやってるなと思うスポーツは、やっぱりグラウンドゴルフであるとか今言ったような事業がたくさんゲートボールとかあるわけですけれど、見てたらやっぱり競争するそういう意識を持たすスポーツ、軽スポーツといいますか、室内スポーツといいますか、そんなものがあれば、高齢の皆さん方が生き生きしとると。やっぱり点数のとり合いみたいな話ですので。
きょうも実は先ほどちょっと触れましたように、テレビを見ておりますと、名古屋のほうで今盛んにやっておる事業がございまして、このあたりは見てたら車椅子に乗ってでもやってるし、足の悪い方でも腕だけでやってる。と申しますのは、カーリングというのをやっておりましたけれども、オリンピックの中でやっておりましたけれども、この今カローリングというのは、まさに氷の上か板の間、いわゆる体育館あるいは集会所の広い廊下があれば、そこでもやれるようですけれど、そんな事業をやっておりました。これについては全くのいわゆる今言うておりますカーリングと同じものです。ただ、畳の上じゃなしに、フロアのところでやっておった。そんなことで、見ておれば非常に楽しくやってる。しかも脳の活性化につながるような状況もありました。
今現在話を聞いておれば、日本カローリング協会というのが出ておるようで、40万人口にも達しておるというようなことを聞かされました。早速NHKのほうへも聞いてしたら、名古屋のほうが主としてやってるというようなことでございました。
私は、やっぱり健康づくりというのは、黙ってやっておることも大事ですけれど、やはり脳の活性にもつながるということが一番いいの違うかなというように思います。その中で、教育委員会でも持ってるようであるわけですけれども、室内のいわゆるゲームです、健康器具ですけれども、軽スポーツですけど、そんなものを例えばこのまちづくり協議会でもやっていきたい、健康づくりしたいといったときに、先ほどからいわゆる経費ばかり使うのが脳と違うと言うけれども、なかなか地域では費用の出し方が難しいわけで、そういう事業も、このいわゆる健康づくりという中で取り入れていかれるものかどうか。それなら私の言うように、各地域では小学校の室内体育館もございますし、各地域で持っておる集会所みたいなものもありますし、そんなところで、脳の活性化も含めた中で、屋外ですと雨が降ったらできないよというような問題もありますけども、いわゆる室内であれば、数多くの室内器具がスポーツ器具があるわけですけど、そんなこともやっぱり取り入れていくことが、求めておるウエルネスシティの目指すところでないかなと、こんなようにも考えるところでありまして、そういうことを先ほどからも出ておりますように、事業計画としたら、それはもう認められるやんかというようなことにもつながっていくのではないかな。しかし、限られた予算枠の中ではなかなか難しいだろうなというようなことは理解はできますけれど、一考する余地はあるかないかをお聞かせを願いたいと思います。
○議長(中山一夫君)
森本健康福祉部長。
○健康福祉部長(森本彦司君)
ただいまの御質問は、ウエルネスシティ宇陀市でいろいろと取り組んでいる中の一環として、地域で健康器具等を設備していくというようなものも対象としてはどうかというような御質問のようにおとりいたしました。
ただいまの御質問ですけれども、ことし、今予算書を見ていただきましたように、健康づくり費、87ページ、88ページ、特に89ページですね、89ページの負担金、補助及び交付金のところに健康事業補助金という形で100万円を計上いたしております。
これにつきましては、おはようラジオ体操事業と申しまして、まちづくり協議会に各地域でラジオ体操を地域で実施していただければ、こういう補助金を使っていただいてラジオを買っていただいたりいろんな備品を準備していただいたりということで、各地域に準備させていただこうというものでございまして、これが今年度はこういうような形で進んでおりますけれども、今後これからウエルネスシティ宇陀市を広めていく、また、まちづくり協議会等の地域で広げていくにおいて、これがやはり健康として、健康のためにいいとか、それから介護予防になるとか高齢者のための生きがいづくりになるというようなものであれば、ウエルネスシティの宇陀市の事業として採択していく方向性もあるのかなと思っております。
今お話を聞きましたカローリングなんかが単価がどれぐらいつくのかわかりませんけれども、もし高価ということであれば、もしかすれば生涯学習のほうでいろんな軽スポーツの備品等もありますので、そういうもので貸し出しの形にするとかいろんな方法がございますけれども、議員おっしゃいましたそういう健康づくりに対する地域が取り組んでいただけるということであれば、そういう要望等またお声もお聞かせいただきながら、今後のまちづくり協議会の活性化も兼ねたウエルネスシティ事業に利用していきたいなと、このように考えております。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
ありがとうございます。
ぜひ今年度は無理でも、やっぱりそういうことがお年寄り、我々もその年寄りの部類に入るわけですけども、やっぱり考えて行動を起こす、そのことが脳の活性化にもつながるのではないかなと。
先ほど出ました教育委員会で持っておりますのは限界がございますし、いわゆる申請を一々出していくというようなことも、これはスポーツする中では大事なことであるわけですけれども、その地域へ、いわゆるまち協の地域、関の山できても20です、計画の中では。そんな中で将来的なスポーツとして伸ばしていくことがいいの違うかなと。
そして、先ほど出ておりました戸外のスポーツ、これは天候に左右されますので、やっぱり室内でのそういう軽スポーツというのもこれから取り上げていく。ちなみに、カローリングの一つの重さというのは2キロほどらしいです。普通の雪の上のやつは6キロか5キロかみたいならしいですけども、年寄りの方や障がいを持った方でも軽く持ち上げられてやれるということで朝も聞かされておりましたので、ぜひ今後において、そういう楽しい体づくりもできるよというようなものも含んで計画をしていただければありがたいなと、こんなように思いますので、今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
答弁はよろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
それでは、95ページから106ページ、5款農林水産業費。
質疑はございませんか。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
申しわけございません。私、予算委員会に入っておりませんので何回もすかみたいなこと聞いたみたいな話ですが、よろしくお願いします。
104ページの19節で、いわゆる負担金、補助及び交付金ということの中で、地域で育む里山づくりの事業補助金あるいは宇陀市里山の広葉樹林再生事業ということで予算化されております。私、昨年度もこの件について何とか地域、市長がいつもおっしゃっております黒木ではあかんぞというような話も踏まえてですけれども、何とかならんかという場所もございまして、共同山ですけども、あるわけです。
ただ、これらのそれぞれの事業の内容を見ますと、樹木が、いわゆる杉やヒノキが何割以上なかったら該当しないとかいうような話もございましたし、あるいはこういう地域で育む事業については県費であるから該当しないというような話がありましたので、これはしようないなというような思いをしているわけですけれども、最近、杉山やヒノキ山以外に、手入れをしないがために混住といいますか、あらゆるものが落葉樹じゃなしにあるわけです。私はそういうものを何とか伐採をする中で、広葉樹であり景観木でありそんなものに植樹がえをしていくことが、その地域の鬱蒼としたものがなくなって、あるいは私が今言わんとしてるのは、その部分で鹿が非常にそこへ寄ってしまって子どもも産むと。補助事業の中で村全体を網で囲ったわけですけど、なかなか右から追えば左へ逃げ、左を追えばというような形で、出切らんわけです。そんなことで非常に困っておるわけですので、私はそこを何とか景観木といいますか、もみじなり桜なりをやっぱり手入れすることによって、それを植えることによって地域の活性化にもつながるしというような思いをしておるわけですけれども、従来のように基準からいけばだめよというような話じゃなしに、宇陀市里山の広葉樹林というようなことででも道をあけていただければ、また地域の活性化につながるのではないかなというように私は思っておるわけですけど、この件について策があるいは宇陀市の要綱が変わりさえすれば認められる部分があるとすれば何とか認めていただきたいなというように思います。
よそでもそういうことがあると思います。人家から50メートル離れた位置にというようなことで、なかなか杉、ヒノキの伐採というのはなかなかやっぱり今になっても了解をしてもらいにくいというような事実もございますので、混住しているようなことも含めた山、1団地になりますか2団地になりますか、そういうことも認めていただければ、先ほど言いましたまちづくりをする一つの施策としていいのではないかなと、こんなようにも思ったりもしますけども、その件についてよろしくお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
山本農林商工部長。
○農林商工部長(山本喜次君)
農林商工部の山本でございます。山本良治議員の御質問にお答えをいたします。
宇陀市里山の広葉樹林再生事業、いわゆる樹種転換の件でございます。
この事業に際しましては、おおむね20アールというようなことを設けております。最大面積は設けておりません。
基本的な趣旨といたしましては、議員おっしゃったとおり、人家からおおむね50メートル程度までということになります。杉、ヒノキの里山針葉樹林を伐採して、クヌギやナラなどを植えていただくということでございます。
基本的に1事業地当たり50万円の補助としております。
杉、ヒノキとか雑木などの木が混雑ですか、混住しておる部分もあるかと思います。そういう部分につきましては、そういうのを伐採していただいて新たに苗木を植えていただくとか、杉やクヌギとかを植えていただくというような形をとっていただければ採択もしていきたいなとは思っております。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
ありがとうございます。
そういうことで、何とか鬱蒼とした我が里を、どの地域もあると思うけども、そういうことをやって活性化にもつなげていけたらなというような思いをしておりますので、ありがとうございました。
もう1点、次に、113ページ、13節の委託費、道路維持費の中での委託費……
○議長(中山一夫君)
山本良治議員、今言ってはるのは土木費になります。農林水産業費はよろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
ないようでしたら、106ページから111ページ、6款商工費。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
商工費で質問させていただきます。
予算書の110ページになります。13節の委託料で、滞在型周遊バス運行事業委託料ということで、事業別シートは152ページになります。
事業別シートの中では、この予算書と若干名前は違いますけれども、周遊バス運行費ということで載っておりますけれども、これについての詳細を説明をお願いしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
山本農林商工部長。
○農林商工部長(山本喜次君)
失礼いたします。井谷議員の御質問にお答えをいたします。
事業別シートでは、記紀・万葉推進事業の中の周遊バス運行費、これ70万円でございます。それで予算書の中では委託料、滞在型周遊バス運行事業委託料、これは50万円ということになります。この差異と、それから名称なんですけれども、滞在型周遊バス運行事業委託料でございまして、50万円とそれからあとの20万円は、印刷製本費の中にございます。チラシの製作費等々ございまして、これが20万円ここに計上してございます。
以上です。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
この内容についての詳細、御説明お願いします。
○議長(中山一夫君)
山本農林商工部長。
○農林商工部長(山本喜次君)
周遊バスの内容でございます。
この内容につきましては、奈良交通にお願いをいたしまして、乗り合いバスを榛原駅から大宇陀、また榛原駅から菟田野、これは通常の現在運行している乗り合いバスです。ただ、周遊をしてもらうとなれば、大宇陀・菟田野間が定期的には数がごくごくわずかで、桜井から上ってくるバスしかないと。これを大宇陀・菟田野間をつなげて榛原を起点にして周遊観光をしていただく。滞在時間を多くとっていただいて観光名所をめぐっていただく。それを乗り合いバスを利用していただくというような形をとりたいと思っています。
臨時バスでございますので、奈良交通さんにお願いをするというような形の補助金が50万円という形になります。それを1日2往復程度の臨時バスを運行するという形になります。その臨時バスなんですが、10月から12月の土曜、日曜、祝日で運行をしたいと考えています。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
最初この事業別シート等拝見させていただいたときに、私も将来的にこういうようになればいいなというイメージの中では、はとバス的な、そのシーズンに応じて、春と秋の限定のシーズンになりますけれども、宇陀市のいろんな観光名所をはとバス的なもので周遊しながら、また宇陀市に1泊していただくという、そういうような形を将来的に動線をつくっていければなというようなすごく思いとしてはありました。ですので、そういうものをちょっとイメージしてたんですが、これに関しては乗り合いバスを菟田野と大宇陀間もさらに便数をふやしてつないでいくという話で今お聞きして、わかりました。
やはり、こういう形でしていくということで、記紀・万葉の推進事業ということもあります。本当にそのPR、このシーズンにはこういうものがありますというところで、しっかりとこれを活用していただいて、宇陀市の名所、旧跡等々もしっかりと観光していただく、見ていただくということで、そういうPRをそれも本当にしっかりとした形で、この事業がやっぱり成功するということで進めていただきたいと思います。やはりそれが今後大きな宇陀市の観光という面の一つの大きなコンセプトの中で確立していける、またさらに展開していけるようなそういうような中で、ただ単にバスが出ますということではなくして、本当にそういったこの時期にここは非常にポイントになりますということもしっかりとアピールしながら、またホームページ等々でもアピールしながら、一人でも多くの交流人口をふやしていけるようにしていただきたいと思いますが、その点もう一度お願いします。
○議長(中山一夫君)
山本農林商工部長。
○農林商工部長(山本喜次君)
なるほど井谷議員のおっしゃるとおりでございます。将来的に井谷議員さんのおっしゃるようなバスの運行とかは今後課題として考えていきたいなと思っております。
こういう乗り合いバスを利用して、市内には観光名所たくさんございます。滞在型というのは、そこで長く時間をとっていただく。特別なバス、臨時バスはあるんですけれども、乗り合いバスを利用していただいて市内をめぐっていただくというのが基本的なコンセプトでございますので、どんどんPRして、議員おっしゃるようにPRしながら、これを進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
ないようでしたら、111ページから121ページ、7款土木費。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
先ほどは失礼しました。
112ページの道路維持費の113ページにございます委託料についてお尋ねをしていきたいと思います。
さきの雪、非常に行政の対応もしていただきましたし、地域の努力もありまして、大変ありがとうございました。今後はあの件につきましても積極的に地域の協力体制にひとつ協力をしてもらって、それこそ安心・安全を守るためによろしくお願い申し上げたいなと思います。
113ページの委託料の中で、道路草刈り取り業務委託の820万円ということで計上されております。これは私、さきの議会でも質問もさせていただきました。非常に地域によっては高齢化も進み、そして山間僻地のほうですと、市道といいましても両面を草を刈っていかなければならんというようなことで、非常に高齢化が進んでいる地域につきましては困っておるということでございます。これはさきの一般質問で申し上げてきました。
そこで、今回の820万円の計上されておりますけれども、これにつきましてのいわゆる基本的な考え方あるいは基準と申しますか、そのあたりをお教えいただきたいと思います。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
お答えさせていただきたいと思います。
市内の道路の除草作業につきましては、地域の皆様方には大変御迷惑と御苦労をかけているところでございまして、改めましてお礼申し上げたいと思います。
今の御質問ですけれども、基本的な考え方といいますのは、除草作業につきましては、幹線道路なり集落以外の道路なり、そういう幹線道路的な道路を基本としまして除草作業を行っているところでございまして、集落等につきましては、地域の方々にお願いしているというような状況でございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
今そのままで答えていただきました。ありがとうございます。
しかし、私もさきにも申し上げておりますように、本来のいわゆる道路管理というのは、これは交付税でも出ておりました。1億数千万円の交付税も出ております。そんな中で、やはり市の一つの責務としての分がございます。従来から地域のものは地域でというのは、これはよくわかりますし、従来やってきました。きょうの日までは、全部出合いといいますか、出役でやってきておるわけですけれども、昨今、高齢化が進んで、そのことがままならんよと。その日に休む場合には反則金といいますか、協力金といいますか、出してくださいと。しかし、それもまた非常に高齢化が進んで、そのときのお金をいただいてもどうにもならんねんと、人手が必要やというようなことで、状況としてはなってきております。
したがって、私はよくその状況というのはわかります。いわゆる私の言っておるのは業者に渡してというような言い方はしようと思ってません。なぜならば、いわゆる廃棄物処理法の中で、きちっとそのことがうたわれておるわけですね。金を払って業者にやらせることは産業廃棄物上違反になるわけです。従来ですと、前にも言ったかもわかりませんけれども、その地域で刈ったやつは山の中へ入れ込んでおって、それでうまくおさまってたわけですけれども、これが法律的にだめだということで持ち出さなければならんというようなことで、行政としては非常に困っておるケースがございます。
いわゆる業者やったらどんな業者でも来たら渡さなきゃならんと。これは産業廃棄物の処理法の中で加担してるような状況になりますので、法律的には非常に難しい問題が出てきますので、私はやっぱりまちづくり協議会というものができてくれば、そのあたりへの経費を出していただくと。方法はまたいろいろあると思いますけども、そしてまち協の中で、いわゆるその処理の仕方というのは私は考えていけば、地域のことやから地域としての処理というのは問題なくやれるのではないかな、こんなようにも思います。
ただ、従来のように何とか地域でやってくださいよと、今部長がおっしゃるように、基本的には基幹的な分野はやりますけども、地域のやつは地域でやれと、これはちょっと昔と違いますので、もう高齢化が進んで、前も言ったと思いますが、つえついて鎌持ち、鎌程度やったらいいけど、畦畔が高いわけですね。のりも高いし畦畔も高いしというようなことで、とてもそれができてこない。
それで従来からも保険というものを使った中で、共同作業の中、事故があったときには補償しますやんかというような、保険かけてあるやんかってそんなんでおさまるような時代でなくなってきましたので、ぜひこの私が申し上げている市道について、その中には里道もあります、地域では。市道だけでも私、それぞれの地域の長さ、1人当たりの長さ言っときました。榛原の場合は1人当たり13メートルほどやと。我々の旧室生村の場合は33メートルを担当しなければならんよというようなことを言ってきました。でも榛原の場合ですと、そんな名指しておかしいですけども、いわゆる舗装がしたとこほとんどやんかと。そんなことと里の地域を持ってる我々の地域では、そんなことを言うてられない。しかも個人負担を出して税金の二度手間やんかというようなことで我々はお叱りを受けております。
市の状況もわかりますけれども、せめて交付税一億五、六千万円のそのあたりをよく吟味していただきまして、道路の管理はやっぱり行政の姿を見せるということも大事です。あめねぶらしてもけつ叩きをしてるようなことだけではあかんので、そのあたりをもう一度御回答願いたいと思います。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
お答えしたいと思います。
議員おっしゃるとおり、地域によりましては高齢化が進みまして、道路の除草ができないというような状況になっておることは承知しております。もう状況では、地域によりましては市で全部やってほしいというような御意見も伺います。
しかし、除草ができないような状況を放置していくこともできませんので、限界集落的な地域につきましては厳しい状況ということでございますので、支援が必要と我々は考えておりまして、26年度の予算に少し反映させていただきました。
支援の仕方としましては、議員おっしゃるとおり、まちづくり協議会なりそういう団体を通じまして、試験的な運用になるかと思いますけれども、やっていきたいと、こう考えております。
以上です。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
市長、お疲れのところ大変申しわけございませんけれど、こういう実態が各地域で市長も歩かれた中で聞かされていることだろうというように思うわけですけれども、これは精いっぱいやっぱりやってます。地域では非常に人手の少ない中で、罰金を払ってでも何とかというようなことでやってることも事実でありますので、ぜひ実態を踏まえた、あるいは地域差のない行政の中でひとつお願いを申し上げていきたいなと思います。
一言、皆さん方もやっぱり聞いてる方々も期待をしております、市長の声を。ひとつ思いを述べていただきたいなと思います。
○議長(中山一夫君)
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
何回も申し上げますように、やっぱりまちづくり協議会も含めていろいろ連携しながら協力していただきながらさせていただきたいと思っておりますし、そんなことも含めて地域へ帰られて、しっかりまた応援していただいたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
失礼いたします。
予算書の113ページ、さきの山本議員と同じ委託料のところになります。道路ストック総点検委託料ということで、約1600万円、事業別シート154ページになります。
これはちょうど昨年の同時期になりますけれども、24年度の第5号補正で計上されました道路ストックの総点検事業ということで、そのときは6500万円ということで、今回の事業別シートの中では、一応見込みとしては6700万円ということで、この新年度については1670万円ということで計上されておりますけれども、2点お尋ねしたいと思います。
まず1点目は、この25年でされてきた点検についての進捗状況と、今後整備を伴うであろうその現状ですね、数多くある可能性もありますので、多い場合はポイントだけでも結構ですので、その状況をお聞かせいただきたいというのがまず1点。
2点目は、今回、前回が6700万円、今回が1670万円ということで、これでおおむね予定されている点検というのが大体終わるのか、もしくはまださらに27年度も引き続き点検が行われていくのかというその2点、まずお尋ねしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
○建設部長(吉岡博文君)
お答えさせていただきたいと思います。
道路ストック総点検につきましては、社会インフラの長寿命化、修繕コストの縮減等、平成24年度の5号補正によりまして承認いただき、実施してまいりました。
点検内容としましては、橋梁点検、トンネル点検、道路附属物点検、のり面点検でございまして、年度内の完了をということで予定として進んでまいっています。
特に橋梁長寿命化修繕計画につきましては、市内の全体553橋ございまして、そのうち主要道路15メートル以上101橋の点検が完了しておりまして、本年度、修繕計画を立てさせていただきます。それから年次的に修繕を考えていきたいなという予定でございます。
続きまして、2点目の質問にお答えさせていただきます。
小規模な452橋、残りの452橋につきましては、平成26年度においては20基、また近鉄線の上空や主要道路の上空にあり、橋梁の影響で第三者に被害を及ぼすというような橋梁につきましては、3基について今年度点検を行いまして、残りの橋梁点検につきましては年次的に今後も引き続きやっていきたいという予定になっております。
それから、こういうトンネルや道路附属物等につきましては、おおむね点検は終了しておりますけれども、緊急性、優先度を優先順位をつけまして今後修繕計画を行っていきたいと考えております。
以上です。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
ありがとうございました。
今最後におっしゃっていただきました、橋梁についての修繕計画を新年度の中でまた考えていくということでありました。やはり、国のほうも今後またいろんな形で長寿命化計画という部分に関しては補助等もあると思うんですが、点検終わったと、点検自体がこれは目的ではありませんので、それを今後どういう形で長寿命化につなげていくのかという、安全な施設にしていくのかということが、これが目的ですので、その出てきたいろんな今後緊急性のあるもの等々年次的に計画を練ってしていくということが重要になってくると思います。
ただ、やはり予算のこともありますので、したいけれどもできないとか、すぐにはできないとかいろんなハードルも出てこようかと思うんですが、まず計画のほうもしっかり練りながら、また予算のほうも、やはり必要なところには必要な予算はかけていかないといけないというところで、やはりこれはもう議会も一緒になってやっていかないといけないことでもあろうかと思いますので、きっちりと確実にやっぱり前へ進めていくことが必要になってくると思いますので、その点またしっかりした計画のほう立てていただきますようよろしくお願いします。
以上です。
○議長(中山一夫君)
答弁もうこれでよろしいですか。
それでは次に移るまでに、午後3時25分まで休憩いたします。
午後3時09分休憩
午後3時25分再開
○議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
122ページから125ページ、8款消防費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
126ページから149ページ、9款教育費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
149ページから150ページ、10款災害復旧費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
150ページ、11款公債費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
150ページ、12款予備費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
151ページから155ページ、給与費明細書。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
156ページ、債務負担行為支出予定額調書。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
157ページ、地方債の現在高調書。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
それでは、9ページ、第2表「債務負担行為」について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
10ページ、第3表「地方債」について。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
以上で、歳出に関する質疑が終わりましたが、ここで歳出全般に関する質疑がございましたら受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
一般会計に対する質疑は以上です。
これをもちまして、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、特別会計の質疑に入ります。
日程第17、議案第15号、平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第15号、平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第18、議案第16号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
12番、山本繁博議員。
○12番(山本繁博君)
委託料で霊苑管理費委託料として60万3000円計上されておりますけれども、大宇陀の斎場ですね、これが2体焼けます。その中で、1体焼けるところが破損をしてます。これはいつになったら直るんですか、ちょっと教えてください。
○議長(中山一夫君)
堂芝市民環境部長。
○市民環境部長(堂芝一成君)
市民環境部の堂芝です。
今の御質問の件なんですが、榛原斎場の火葬場の件で一般のほうで入っている分で、今回、霊苑の特別会計のここの今御質問の委託料の60万3000円、これについては焼却業務に対する委託料は含まれておりません。
○議長(中山一夫君)
12番、山本繁博議員。
○12番(山本繁博君)
管理費というのは、その炉の端まで管理をするのが管理じゃないんですか。違いますか、斎場全体を管理するのが管理費じゃないんですか、違うんですか。
○議長(中山一夫君)
堂芝市民環境部長。
○市民環境部長(堂芝一成君)
この霊苑事業の特別会計についての管理については、これは霊苑の敷地内の管理でございます。それと、このバス運行委託料についても、これはいろんな時期的に墓参りをする方へのバスの通行のための委託というところで御理解をいただいたら結構かなと思います。
○議長(中山一夫君)
12番、山本繁博議員。
○12番(山本繁博君)
僕はね、霊苑、お墓の管理です。その中で一緒に伴っていくのは斎場あってのお墓なんですね。だから全体のことを考えてました。そういうことなんです。わかってもらえました、部長、わかってくれました。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもちまして、議案第16号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第19、議案第17号、平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第17号、平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第20、議案第18号、平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
失礼いたします。予算書の46ページになります。事業勘定のほうで、疾病予防費になります。事業別シートでは203ページになります。
保険事業費というところで、この中にさまざまな事業ございます。その中の一部ではございますが、上から2行目の事業概要のところの2行目のところでジェネリック薬品差額通知、あと希望カード作成、36万3000円という項目が事業別シートの中にございます。ちょうど24年度から、国民健康保険の中にジェネリックの希望カードが一緒にありまして、希望される方はそれを薬局の窓口で提示してジェネリックがあれば、ないものはもちろんしようがないですけれども、あるものはこれをということで、医療費の削減が可能になってくるということで、個人も行政もということでお話しさせてもらったこともあるんですが、これの状況についてどのような効果等々があったか、この事業の詳細及び事業の開始前と開始後の効果額について、その数字をお聞かせいただければと思います。
○議長(中山一夫君)
堂芝市民環境部長。
○市民環境部長(堂芝一成君)
ジェネリックの関係なんですが、これについても財政健全化に向けた取り組みとして、支出の増加抑制というところの中の医療費の適正化というところで実施しているところです。
ジェネリック医薬品につきましては、先発医薬品と同等であるものとして製造販売が承認のほうされております。一般的に先発医薬品に比べまして薬の値段が安くなっておる、また、差額通知につきましては、自己負担額が軽減されるとともに、医療費の削減にもつながってまいります。
差額通知につきましては、平成23年の10月の診療分から行っておるわけなんですが、2カ月に1回そのような通知も行っております。
市では全ての薬品がこのジェネリックの差額通知を行っているのではなく、例えば強心剤とか血圧降下剤あるいは血管収縮及び拡張剤、こういったものについて薬品の分類を定めながら、かつ差額がジェネリックと先発医薬品との300円の差がある薬品を対象に通知を行っているという状況でございます。
また、事業の効果につきましては、先ほど言いましたように、平成23年10月からの診察分でございますので、翌年の3月までで572万7000円、また、平成24年度の実績といたしまして2338万8000円、また平成25年度、これは年度途中で10月までの診察分なんですけれども、これの数値が2631万8000円というような感じで差額のほうが削減効果として出ておるという状況であります。
以上です。
○議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
○4番(井谷憲司君)
ありがとうございました。
23年の10月からということで、そのときは約572万円ということで、24年度で2338万円、平成25年度に関しては10月までで2631万円ということで、さらにこれからふえるであろうと思います。非常に大きな金額の医療費の削減といいますか、軽減につながっているということがあります。本当にそういう通知をその対象の方に通知するということは、非常に細かい作業もありますが、それがやっぱり大きな効果になってこういう形であらわれているということは非常に大事なことであろうかと思います。
その他の事業についても、これはもう日ごろからも言わせてもらってますが、保健センター等々でも、いろいろ対象の方にいろんな事業の中で呼びかけをしたり通知をしたり、いろんな形でその事業に参加を促しているという大変地道な作業ではありますが、それがやっぱり大きな効果を出してくるということはありますので、この事業もさらに継続してもちろんお願いしたいということと、ほかの事業についてもそういう形で呼びかけることによって大きく健康増進につながったり、またいろんな医療費の削減につながることもあろうかと思いますので、いろいろそういうことを検討しながらどんどん進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第18号、平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第21、議案第19号、平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第19号、平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第22、議案第20号、平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第20号、平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第23、議案第21号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第21号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第24、議案第22号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第22号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、企業会計の質疑に入ります。
初めに、日程第25、議案第23号、平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算についての質疑を行います。
この質疑は全般について行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第23号、平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第26、議案第24号、平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算についての質疑を行います。
この質疑は全般について行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第24号、平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
次に、日程第27、議案第25号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算についての質疑を行います。
この質疑は全般について行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第25号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
最後に、日程第28、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についての質疑を行います。
この質疑は全般について行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についての質疑を終結いたします。
各会計ごとの質疑が終わりました。
最後に、平成26年度宇陀市における全ての会計の予算案を通じまして、総括的な御意見等がございましたらお受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成26年度宇陀市の各会計当初予算案に関する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第16、議案第14号から日程第28、議案第26号までの平成26年度当初予算関係13議案につきましては、会議規則第37条の規定により、予算審査特別委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第29、議案第27号、工事請負契約の締結についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案については総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、上田議員、堀田議員、井谷議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
15番、髙橋重明議員。
○15番(髙橋重明君)
初日に説明をいただきました。この中で、契約金額が5億1840万円と出ておりますが、ちょうどこれ3月から4月、4月になりますと消費税が8%になりますが、この消費税は、これは除いてあるのか含んであるのか、その点ちょっとまず単純な質問をお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
内田総務部長。
○総務部長(内田一哉君)
総務部、内田でございます。よろしくお願いいたします。
お尋ねの契約金額5億1840万円につきましては、消費税込みの金額でございます。
以上でございます。
再度お答えいたします。
消費税につきましては、4月1日適用の8%の税率でございます。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
髙橋議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第27号、工事請負契約の締結については、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第30、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)及び日程第31、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)の2議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております2議案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、2議案については総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この2議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、上田議員、堀田議員、井谷議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
初めに、日程第30、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)の質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
次に、日程第31、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)の質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)の2議案は、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第32、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案については産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、山本良治議員、大澤正昭議員、髙橋重明議員、小林一三議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)は、会議規則第37条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
○議長(中山一夫君)
続きまして、日程第33、選挙第4号、東宇陀環境衛生組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
なお、この議案につきましては議長提案となっておりますので、私から提案理由を御説明申し上げます。
東宇陀環境衛生組合議会議員の補欠選挙につきましては、組合規約第5条第1項及び第2項の規定により、宇陀市議会から4名の議員を選出しておりますが、高見省次議員の辞職により、現在1名の欠員となっております。
組合規約第7条に「組合議員に欠員を生じたときは、当該欠員を生じた組合市村の議会において速やかに補欠議員の選挙を行わなければならない。」と規定されております。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
重ねてお諮りいたします。
指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
それでは申し上げます。
東宇陀環境衛生組合議会議員に山本良治議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました山本良治議員を東宇陀環境衛生組合議会議員として選出することについて御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました山本良治議員が東宇陀環境衛生組合議会議員に当選されました。
当選されました山本良治議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第34、選挙第5号、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙につきましては、市議会議員から選出する広域連合議会議員について、欠員が1名生じたため、市議会議員から1名を選出することになりますが、2名の立候補者がありましたので、奈良県後期高齢者医療広域連合規約に基づき、全ての市議会において選挙が行われることになったものです。
この選挙は、広域連合規約第8条の規定により、奈良県の全ての市議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになっておりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行えません。
よって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、候補者の得票数までを報告することにいたします。
これより投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は13名であります。
立会人を指名いたします。
会議規則第31条第2項の規定により、15番、髙橋重明議員、16番、小林一三議員の2名を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(中山一夫君)
なお、候補者名簿につきましては、お手元に配付しておりますので、参考にしてください。
投票用紙の配付漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
○議長(中山一夫君)
異状なしと認めます。
これより投票を行います。
念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。白票は無効といたします。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番、勝井太郎議員から順次投票をお願いいたします。
〔投票〕
○議長(中山一夫君)
投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
投票漏れなしと認めます。
これで投票を終了いたします。
ただいまより、開票を行います。
髙橋重明議員、小林一三議員、開票の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(中山一夫君)
開票の結果を報告いたします。
投票総数13票。これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち有効投票13票、無効投票0票であります。
有効投票中、天理市議会、廣井洋司議員12票、橿原市議会、竹森守議員1票。
以上のとおりであります。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
○議長(中山一夫君)
ただいまの選挙の結果につきましては、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。
これをもちまして、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を終わります。
以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、3月17日月曜日午前10時から行います。
なお、17日は一般質問の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
大変御苦労さまでした。
午後4時06分散会
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