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更新日:2012年2月22日

平成21年第1回臨時会(第1日目)議事録

本日の会議に付した事件

日程

内容

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

諸報告
諸般の報告
近畿市議会議長会定期総会の報告
桜井宇陀広域連合議会の報告

委員長報告
議会運営委員会
美榛苑経営検討特別委員会
市立病院建設特別委員会
行政改革特別委員会

日程第4

承認第1号

専決処分の承認を求めることについて
(宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正について)

日程第5

承認第2号

専決処分の承認を求めることについて
(宇陀市税条例の一部改正について)

日程第6

承認第3号

専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について)

日程第7

承認第4号

専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について)

日程第8

承認第5号

専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)

日程第9

承認第6号

専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について)

日程第10

承認第7号

専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について)

追加日程第1
追加日程(第2号の追加1)

会期の延長について

日程第1
追加日程(第2号の追加2)

議長の辞職について

日程第1
追加日程(第2号の追加3)

議長の選挙について

日程第1
追加日程(第2号の追加4)

副議長の辞職について

日程第1
追加日程(第2号の追加5)

副議長の選挙について

日程第1

常任委員会の選任について
(総務文教常任委員会)
(福祉厚生常任委員会)
(産業建設常任委員会)

日程第2

議会運営委員会の選任について

日程第3

議会運営委員会の継続調査について

日程第4

市立病院建設特別委員会の継続調査について

日程第5

行政改革特別委員会の継続調査について

日程第6

政治倫理条例検討特別委員会の継続調査について

日程第7

美榛苑経営検討特別委員会の継続調査について

出席議員(20名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

井谷 憲司

2番

上田 德

3番

山本 良治

4番

峠谷 安寛

6番

大澤 正昭

7番

井戸本 進

8番

中山 一夫

9番

多田 與四朗

10番

山本 繁博

11番

森下 裕次

12番

坂本 徹矢

13番

山本 新悟

14番

辻谷 禎夫

15番

髙橋 重明

16番

土井 英治

17番

竹内 幹郎

18番

泉岡 正昭

19番

大西 進

20番

玉岡 武

21番

小林 一三

欠席議員(なし)

欠員(2名)5番、22番

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

前田 禎郎

副市長

森田 博

教育長

喜多 俊幸

総務部長

樋口 保行

総務部参事

菊岡 千秋

財務部長

中尾 辰彦

財務部参事

辻本 文昭

市民環境部長

石本 淳應

健康福祉部長

上田 順啓

農林商工部長

廣長 俊夫

都市整備部長

太田 政幸

土木部長

西田 茂

教育委員会事務局長

穴田 宗宏

水道局長

山下 勝史

市立病院事務局長

松村 光哲

市立病院事務局参事

竹内 均

保養センター美榛苑所長

臺所 直幸

会計管理者心得

尾崎 康二

介護老人保健施設
さんとぴあ榛原事務長

大西 茂

財務部財政課長

井上 裕博

総務部人事課長

桝田 守弘

   

開会時間(午前10時03分)

議長(玉岡 武君)

おはようございます。開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本日、平成21年第1回宇陀市議会臨時会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜りましてここに開会の運びとなりましたことを、心から厚くお礼申し上げます。
早いもので、昨年5月14日の役員構成の改選から1年が経過いたしました。今臨時会では議会の役員構成改選等の関係もあり、議事がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
さて、今臨時会に提出されました議案は、条例の一部改正並びに平成20年度補正予算の専決処分の報告など、重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、理事者各位には簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承おき願います。
本日の出席議員は20名であります。定足数に達しております。
よって、平成21年第1回宇陀市議会臨時会を開会いたします。

議長(玉岡 武君)

前田市長から招集のごあいさつがございます。

市長(前田 禎郎君)

おはようございます。本日、平成21年第1回宇陀市議会臨時会が開会をされるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、何かとご多用の中を臨時会にご出席を賜りまして、誠にありがとうございました。
本日提案をさせていただきます案件につきましては、先ほど議長のご案内がありましたように、条例及び予算の専決処分の承認をいただくという案件が7件でございます。
内容につきまして、後ほどまた説明をさせていただきますので、よろしくご審議をいただきまして、ご承認を賜りますようにお願いを申し上げまして、冒頭のごあいさつといたします。

議長(玉岡 武君)

これより、日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめ配布のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

日程第1 会議録署名議員の指名

議長(玉岡 武君)

日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において、15番髙橋重明議員、16番土井英治議員を指名いたします。

日程第2 会期の決定

議長(玉岡 武君)

日程第2「会期の決定について」を議題といたします。
お諮りいたします。
今臨時会は、本日5月20日、1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。

日程第3 諸報告

議長(玉岡 武君)

日程第3「諸報告」を行います。
4月21日に開催されました「第74回近畿市議会議長会定期総会」の報告を事務局長にさせます。

議会事務局長(山本 栄次君)

議長の命を受けまして、ただ今から第74回近畿市議会議長会定期総会出席の報告をさせていただきます。
平成21年4月21日午後1時30分から大阪府吹田市のホテル阪急エキスポパークにおいて第74回近畿市議会議長会定期総会が開催され、本市から玉岡議長と私、山本の2名が出席いたしました。
まず、近畿市議会議長会大阪府門真市議会日高議長から開会のあいさつ並びに来賓祝辞、祝電披露があり会議に入りました。
会議では、平成20年度近畿市議会議長会会務報告及び平成19年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算書について報告があり、審議の結果報告どおり了承されました。
次に、平成20年度近畿市議会議長会会計出納検査結果報告について報告され、審議の結果了承されました。
次に、議案審議に入り、支部提出議案として大阪府市議会議長会提出の市議会議員年金財政に対する緊急要望の提案があり、審議の結果、原案どおり可決され全国市議会議長会に提出されることになりました。
また、会長提出議案として、平成21年度近畿市議会議長会会計予算についてが議題となり、審議の結果、原案どおり可決されました。
次に、役員の選任が議題となり、平成21年度の会長は摂津市、副会長には高石市、近畿市議会議長会支部長の市には河内長野市、南あわじ市、和歌山市、大津市、向日市で奈良県は生駒市が推薦されました。
理事は17市、その中で奈良県では大和高田市と五條市、葛城市が理事に推薦されました。
監事は、三田市、草津市で、全国市議会議長会においては、宇陀市は地方財政委員に推薦され選任されました。
次に、会議終了後、研修会として、国際ジャーナリスト、蟹瀬誠一氏の講演で「世界の動向から読む日本経済と地方自治の役割」という演題で講演がありました。
次に、閉会式として前会長市や前支部長市に対して感謝状の贈呈、前会長市の門真市議会議長の謝辞、次期開催市議会議長の高石市議会議長のあいさつ、そして閉会となり記念撮影を終えまして、午後4時20分に定期総会を終了いたしました。
以上簡単ですが、第74回近畿市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。

議長(玉岡 武君)

次に、去る3月30日に桜井宇陀広域連合議会が開催されておりますので、出席議員の代表から報告を受けます。
桜井宇陀広域連合議会の報告を10番、山本繁博議員。

10番(山本 繁博君)

みなさんおはようございます。10番山本繁博でございます。ただ今議長の許可をいただきましたので、平成21年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会の報告をさせていただきます。
去る平成21年3月30日の月曜日午前10時から桜井市議場において、平成21年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会が開会されました。
宇陀市議会から大西議員、泉岡議員、土井議員、井谷議員と私山本の5名が出席いたしました。なお、欠席議員は、工藤議員、東議員、井戸議員の3名でした。
札辻議長の開会宣言、前田広域連合長から招集あいさつの後、会議に入り、議事日程により会議録署名議員2名の指名、会期は3月30日の1日間と決定し、広域連合長の提出議案の説明がありました。
提案された案件は、平成21年度桜井宇陀広域連合各会計予算3件と桜井宇陀広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正並びに公平委員選任同意の人事案件の合計5件で、慎重に審議した結果、各議案とも原案どおりこれを可決、同意いたしました。
また、議員による選挙管理委員、補充員の選挙が行なわれ、それぞれ4名が当選されました。
平成21年度各会計予算の概要につきましては、まず一般会計予算は、予算総額が1389万円で、前年度に比べ15万円、1.1%の増額であります。
歳入では、構成市村負担金が1180万円、国庫支出金85万1000円、繰越金が106万5000円などで、歳出の主なものでは、特別職並びに一般職職員の人件費合計1031万4000円、広域連合の所掌事務や障害程度区分認定審査業務を処理するために必要な経常的経費などで357万6000円が計上されております。
次に、ふるさと市町村圏基金特別会計予算は、前年度の繰越金を全額予算化されたため、予算総額は3980万円で、前年度に比べ2380万円、170%の大幅な増額であります。
歳入は、基金利子の財産収入が1200万円、繰越金が2545万円などで、歳出の主なものは、桜井宇陀ふるさと市町村圏計画に基づいて、基金の運用益を活用した観光や地域振興を図るために、観光探訪事業費52万2000円、歴史文化講演会事業費70万8000円、地域文化まちおこし支援事業費350万円、観光紹介及び物産展事業費97万8000円などと、平城遷都1300年祭の関連事業として観光案内板設置事業費580万円、観光ガイドブック作成事業費420万円など14の事業を実施するために必要な経費並びに基金積立金1600万円、職員の人件費180万円などが計上されています。
また、介護保険特別会計予算は、予算総額が5298万4000円で、前年度に比べ48万4000円、0.9%の増額となっております。
歳入は、構成市村負担金が4900万円、繰越金が393万4000円などで、歳出の主なものは、要介護・要支援認定審査を処理するために必要な経常的経費などで、審査会委員と一般職職員の人件費で1925万4000円、市村からの派遣職員の給与費負担金2400万円、その他介護認定に要する事務費などで973万円となっております。
次に、桜井宇陀広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、国家公務員並びに地方公務員の勤務時間が1週間当たり40時間から38時間45分に、1日当たり8時間から7時間45分に改正されることから、広域連合職員につきましても所要の改正が行なわれたもので、平成21年4月1日からの施行となっています。
次に、桜井宇陀広域連合公平委員の選任については、2市から1名ずつ、曽爾村と御杖村からは交替で1名となり、今回桜井市から大倉孝之氏、宇陀市から西浦淳介氏が選任され、これを同意いたしました。任期は、平成21年4月1日から平成25年3月31日までの4年間です。
桜井宇陀広域連合の行政委員につきましては、これまで7市町村から均衡に選任されておりましたが、委員は合併で宇陀市が占めていたことから見直しされたものです。
また、桜井宇陀広域連合選挙管理委員、補充員の選挙につきましても、構成市村から各1名ずつとなり、選挙管理委員には、桜井市から駒井正彦氏、宇陀市から中川好隆氏、曽爾村から瀧岡勇氏、御杖村から丸本昭次氏が、補充員には、桜井市から西本巳喜男氏、宇陀市から松平三千代氏、曽爾村から森本弘一氏、御杖村から高橋義美氏がそれぞれ当選され、議長から当選通知が送付されました。任期は、共に平成21年4月1日から平成25年3月31日までの4年です。
以上ですべての議案の審議を終え、午前10時21分に閉会いたしました。
大変簡単ですが、平成21年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会の報告とさせていただきます。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

以上で、諸報告を終わります。

日程第3 委員長報告

議長(玉岡 武君)

日程第3「委員長報告」を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、5月11日に議会運営委員会、4月13日に美榛苑経営検討特別委員会、5月12日に市立病院建設特別委員会、同日に行政改革特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査並びに調査いただいておりますので、各委員長から報告を受けます。
なお、委員長報告に対する質疑はすべての委員長報告終了後受け付けます。
初めに議会運営委員長の報告をお受けいたします。
多田與四朗委員長。

9番(多田與四朗君)

9番多田與四朗でございます。ただいま、議長の許可をいただきましたので、議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成21年第1回臨時会の議会運営委員会は、正副議長及び全委員出席のもと、前田市長、森田副市長、喜多教育長、喜多教育長におかれましては新任ということで限られた時間ではございましたけど、一言ご就任のごあいさつを承りました。
樋口総務部長、中尾財務部長の出席を求め、平成21年5月11日午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配布させていただいておりますので、本臨時会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき、報告させていただきます。
まずは、今臨時会の会期は、先ほど議長より申し述べられ議決いただきましたとおり、5月20日、本日1日といたしますが、先の報告に記載させていただきましたように、人事院の臨時勧告に伴う国の法整備に伴い、宇陀市の期末手当に関連する条例の一部改正について、ご審議をいただかなくてはなりませんので、場合によりましては、会期を5月29日まで延長することになりますことを、まずもってご承知おきください。
なお、会期が延長された場合の再開日につきましては、国の動向に左右されますことから、現在のところ未定となっており、後日、事務局より連絡させていただくことになりますが、緊急にご連絡することになるかも知れませんので、予めご理解をくださるよう、よろしくお願いいたします。
なお、万が一、国の法改正が整わず、延長した会期内に、延長した会期内と申しますのは、先ほど申しましたように29日までということでございますが、再開できない場合は自然流会となりますので、よろしくお願い申し上げます。
次に、今臨時会における市長提出予定議案につきましては、別紙にもうたっておりますが、専決処分7件が本日提出されます。
専決処分の内容は、条例の一部改正案2件、平成20年度一般会計及び特別会計の補正予算案5件です。
議案の取扱いにつきましては、本日5月20日提案、即決といたしますが、先ほど、会期のところで報告させていただきましたが、期末手当に関連する各条例の一部改正案が提案された場合についても、即決となりますことをお含みおきください。
次に、議会の役員改選等についてでございますが、昨年5月の臨時会から1年が経過いたしました。役員改選期にあたります。なお、役員改選に関する案件は、議事日程を追加して行います。
まず、正副議長の改選につきましては、例年と同様、投票による選挙を基本として行う予定でございます。
また、常任委員会の委員数につきましては、昨年同様といたしますので、ご了解ください。
次に、特別委員会につきましては、平成19年5月8日の申し合わせ、皆様ご承知かと思いますが、この申し合わせにより今回は委員の改選はございませんが、正副委員長の改選について、ご協議をいただきますこととあわせて、本年3月27日の全員協議会において議長よりご提案がございました、皆様もご承知かと思いますが、特別委員会の存廃についても、各特別委員会でご協議をお願いいたします。
なお、政治倫理条例検討特別委員会並びに美榛苑経営検討特別委員会につきましては、所管の任務が終了するまでの任期とし、現状どおりといたします。ご承知おきください。
そのほか、議案以外の議会からの報告事項として、諸報告2件、閉会中の委員会報告が4件ございます。
また、その他のところで喜多教育長の方からお話がございまして、皆様もご承知かと思いますが、本年全国高校総体というのが行われますが、フェンシング会場がこの総合体育館で行われます。
これに当たりましては、皆さんもご承知かと思いますが、先の北京オリンピックのときに同志社大学の太田選手が好成績を納められて、フェンシングについての認識を新たにしたという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
このフェンシング会場ということでございますので、この本番が始まるまでに太田選手を本市にお迎えして、プレイベントを催す予定だということのご報告がございました。
詳細につきましては、また後ほどペーパーかポスターか何かそういったものでご案内があろうかと思いますので、ご承知おきいただきたいと思います。
以上、協議し午前11時25分に閉会いたしました。
今臨時会には、重要案件のほか議会の役員改選も予定されております。
審議が円滑に進みますよう、皆様のご協力を切にお願いし、簡単ですが報告とさせていただきます。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

次に、美榛苑経営検討特別委員長の報告をお受けいたします。
19番、大西進委員長。

19番(大西 進君)

おはようございます。美榛苑経営検討特別委員会の報告をいたします。
去る4月13日午前10時から宇陀市議会第1委員会室おいて、委員全員と議長、市長をはじめ、所管の関係職員の出席、並びに参考人として保養センター美榛苑マネージャーの伊藤保氏の出席を求めて開催いたしました。
美榛苑経営検討特別委員会を4月13日まで5回開催をして、各委員の方々から貴重なご意見、質問、要望をいただいたことを私と小林副委員長でまとめさせていただき、美榛苑経営検討特別委員会提言として、理事者側に提出させていただきました。
その朗読をさせていただきます。
宇陀市議会美榛苑経営検討特別委員会提言。平成21年4月13日。
平成20年9月11日本会議において設置された当委員会は、現在まで5回、平成20年10月14日、11月17日、平成21年1月8日、2月16日、3月5日と4月9日の協議会を開催し、監査委員から指摘があった美榛苑の存廃について、運営のあり方、営業内容についての検討を精査し、慎重に審議を重ねてまいりました。
美榛苑建設当初の目的、さらには今日までの美榛苑の存在が地域に果たしてきた役割と功績については評価をいたすところでありますが、時代の流れと共に自治体が公営企業を運営することは極めて困難になってきております。
その中にあって、これまでに各委員から出された意見、提案をまとめ当委員会からの提言といたします。
提言。
1、美榛苑管理運営・経営にあたる責任者については明確にすべきである。
2、職員並びにパート職員に徹底した研修を行い意識改革(もてなしの心)の高揚を図ること。
3、施設の改修による効果として見込んだ収益については必ず結果を出すこと、加えて経営改善の取り組みについては委員会での答弁を履行し、営業収支については赤字を出さないことを前提とする。
4、経営の健全化を図るために効果的な人員配置(人件費の削減)を徹底すること。
5、今後、2年間の経営状態の結果の検証については、短期的に状況を分析し、官から民への移行も視野に入れ、結果が出せなかった場合は施設の廃止、あるいは民間委託または売却を検討すること。
以上提言する。宇陀市長、前田禎郎様。
宇陀市議会美榛苑経営検討特別委員会。
以上の通りでございます。
その後、市長及び美榛苑の所長の方からご意見を述べていただきました。
美榛苑経営検討特別委員会提言に対する理事者側からの回答がでましたら、美榛苑経営検討特別委員会を開催いたしまして、6月定例会に報告させていただきます。
各委員からの提言以外の主な意見や質問の内容については、次のとおりでございます。
伊藤マネージャーの役割はどの位置にありますか。専門性で言うなら、伊藤マネージャーの知恵をどのように活かしていくかは、所長の責任である思います。
美榛苑の職員が、宇陀市の手本となって美榛苑の改革をして、見通しがつくと希望をもっていますので努力をお願いして、平成22年度には良い結果を出していただきたい。
平成21年度の決算には胸を張って答弁をできるように期待をします。
2年間で最終結論を出すので、総力を挙げてやってください。
今、目に見える部分でプラスマイナス収支をゼロにもっていかないと、頑張りますでは話にはならない。削るのは人件費しかない。
美榛苑の観光に大きく商工の影響があるが、どのような考え方でいますか。
行政改革について職員の提案制度を設け、かなりの提案があったと聞きましたが、それをどのように活かされているのですか。
目に見える形で、市民が納得のできる経営のあり方を示してください。
スピードアップを考えるならば、改修工事の取り組みを1日も早くして、利益を生むような努力をしていただきたい。
などの意見、質問、要望が出ました。理事者側の答弁、説明により委員各位、概ねご理解いただき、午前11時43分に終了しました。
以上、4月13日に開催いたしました美榛苑経営検討特別委員会の報告を終わらせていただきます。

議長(玉岡 武君)

次に、市立病院建設特別委員長の報告をお受けいたします。
2番、上田德委員長。

2番(上田 德君)

おはようございます。議席番号2番、市立病院建設特別委員会委員長の上田でございます。
ただいま議長から許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました市立病院建設特別委員会のご報告を申し上げます。
報告前に、新型インフルエンザの流行と国内、特に、関西神戸大阪での発症において、関西方面が新型インフルエンザの蔓延地域化となってしまうのも時間の問題かと懸念していましたが、昨日は舛添厚生労働大臣から国内が蔓延地域になるのも時間の問題ではないかといった発言も報道されておりました。
非常にインフルエンザの問題が顕著化されているところですが、そのような中で市長の指示の下、市役所職員の皆様を始め、健康福祉部、市立病院関係者はその中心になって対応に邁進いただいていることと感謝しています。
宇陀市民3万7000人の命と健康を守るため共々の努力を果たしたいと考えています。
それでは、報告を行います。
去る5月12日午前9時30分から宇陀市役所4階第1委員会室において、全委員と議長、理事者側から、前田市長、森田副市長を始めとして、関係所管職員の出席の下で特別委員会を開催しました。
私と市長のあいさつの後、会議では最初に担当の健康福祉部上田部長から、奈良県地域医療連携課が進めている「奈良県保健医療計画」ができるまで、宇陀市立病院の建設を待ってほしいという県の方針に沿って作業を継続しているが、健康福祉部としては、一日でも早く工事に着工できるよう、県の保健医療計画の進捗状況また、県の考え方について協議を行い、担当課はいつでも工事にかかれるよう準備をしていると経過説明の後、議題について、今後のスケジュールと医療計画の現状を一括して説明を受け、その後質疑を行いました。
議題一の、現在の状況及び今後のスケジュールについては、福森建設準備室長から説明を受けた内容について、議員の皆様には、既に委員会資料を配布済みですので内容を精査いただいていることと思いますが、概要をご報告いたします。
最初に許認可の関係につきまして、既に、1月29日に奈良県開発審査会で市立病院建替えについて了承され、その後、都市計画法に基づく建築許可申請について、3月30日付で、県知事の許可を受けた。今後は、最終段階の建築基準法に基づく建築確認の審査を受けている最中で、消防同意を得て確認が下りたなら、法的には工事が可能とのことでした。
建設計画のスケジュールについて、既に8月まで着工を待つことで全体計画の見直しを行い、計画の修正で23年度末完成が、24年7月末グランドオープンとなる。
今後の推移で、スケジュールは若干変更になるが、万全な準備をして一日でも早く整備ができるよう進めて行きたいので、理解と協力の要請があった。
次に、上田健康福祉部長から奈良県保健医療計画の現状について説明を受けましたが、特に資料等はございませんでしたので、概要を簡潔に報告させていただきます。
最初に、奈良県健康安全局、武末局長との協議内容について、県下の医療人口と医療種別の分析とそれによる医療体制の構築について、並びに医療従事者のいわゆる医師の確保と地域に必要な医療が行える医師の配置の医師派遣システムを作る。
今までは、病院ごとに医局に依頼して医師の派遣をしていたが、新しい考え方として、病院と医大そして、県の三者による協議によって協定か契約を交わし病院が安定した運営ができる医師派遣システムを作ることが基本的な考え方としているようであります。
次に、奈良県からの設計変更等の要請についての対応について、県の地域医療連携課は、宇陀市立病院の基本構想は十分理解を示し構想について尊重をしながら県全体の医療計画に反映していくということであり、宇陀市立病院側としては、今後の病院運営に支障をきたさないよう強く進言しており、そのことは県も十分理解を示していると判断しているようです。
従いまして、県の医療計画が8月頃には完全な計画ができないままでも、ある程度一定の方針が示されるであろうと考えているとのことでした。
この後、議案に対し一括して、質疑を行い委員各位から多岐わたる質問意見をいただきました。主な質問や意見の内容につきましては、次のとおりでございます。理事者の答弁の概要を併せて報告いたします。
1、奈良県保健医療計画の策定について、8月までに計画、または方針が示されないときの宇陀市の対応について。
2、奈良県保健医療計画によって、大幅な見直しが必要な場合の対応について。特に、病床数や診療科目の変更が伴うような事態はどうなるのか。また、大幅な変更が予測されないのに着工を待つ必要について。
3、設計変更に対する研究等について。
これらについては、担当課の答弁は、8月までに何らかの方針等が示されることに期待するとともに、県の方針としては、病床の使い方の変更などはあるかもしれないが、ハード面での大幅な変更はないと聞いている。
県の医療計画の考え方は従前のとおり東和医療圏での宇陀市立病院の機能分担方針を示す考え方と聞いており、計画について、若干の微調整には対応できると考えている。
また、委員からの質問には、病院の建物は、市の判断でいつでも着工して建設できると考えますが、竣工後の運営が大事であり、そのためには医師の確保が一番大切で、15診療科目の医師確保ついて、県との協議の進捗と併せてフレキシブルな対応をどう考えているのか。
市長からは、着工を待つ意味は、医師の確保ができなければ病院運営ができない。県の医療計画に応じて医師派遣ができるようしたいと考えており、県へは大幅な計画変更は困る、宇陀市の希望を入れて計画していくよう要望をしている。医師会との協議もあるが、8月には県の保健医療計画を出してくれるようこれも要望していると答弁がありました。
また、委員からは、建設に大きな設計変更は出ないという中で、県の医療計画が予定時期の8月に示されなかった時、何らかの対応が求められますが、県の医療関係者が問題視している、診療科目や、医師の人数等で、宇陀市周辺を医療圏としたときの諸課題に柔軟な対応の可否について。
また、県からの方針が示された中で宇陀市の基本構想、基本計画と県の保健医療計画との間に乖離があったときは、ハード、ソフト両面の計画において柔軟に対応していく考え方について質問がありました。
担当課の答弁は、県、医大の協力関係がないと医者の派遣を見込めなくなるが、現在までの県との協議の中で、宇陀市の計画は、理解をいただいていると考えているので、大きな計画変更は想定していないという答弁があった。
市長からも、1月末に県からの要請を受け、その結果、県の医療計画に沿って宇陀市の計画を進める計画であり、県からの計画に沿って建てる。
しかし、建てることが目的ではなく、市立病院がいかにして健全にうまく運営できることが大切であり、計画を無理に金科玉条のものとして進めていってよいものかとも考えており、県の方針により医療内容に変更等があれば、柔軟に対応していくように考えなければならない。
また、計画の進捗で8月までに方針が示されず先送りになることも予想されるが、1、2カ月とか定まっていれば、県の計画を待つこともできるが、先行き不透明な状況によっては、どこかのタイミングで決断しなくてはならないと考えている。と答弁がありました。
次に、全般的な内容について、数点質問と意見がありました。
最初に、榛生昇陽高校の福祉科に看護学科を加えるなどして、看護師の育成と確保を検討しては、との意見をいただきました。
次に、市民病院の診療サービスに対してよくない話を聞くが、病院への直接の苦情の現状について。
建設費用について予算時期と、現在では建設物価に差異を生じているが見直し等の作業の実施状況について。
経営管理者の設置について。
最後に、マスコミ報道のあり方について。
以上が委員会における主な質問意見の内容であります。
質疑ついては、いずれの事案にも理事者側の答弁、説明により委員各位、概ねご理解いただきました。
最後に、辻谷副委員長から、有意義なご意見等多くいただき参考になった思います。地域にあった病院建設の取り組み、多くの市民が安心して利用できる地域医療が提供できるよう協力をお願いします。と述べられ、午前11時19分に散会いたしました。
病院建設スケジュールが3カ月延期され、今だ着工の時期が明確化されない中にありまして、奈良県の地域医療連携課との協議を積極的に進めていただき、県の情報を早めに情報化していただくと共に、本委員会は、本来の役割を果たす努力を惜しまず発揮してまいりますので、議員各位のご理解をお願い申し上げ、以上を持ちまして、5月12日の閉会中に開催をいたしました市立病院建設特別委員会の報告を終わります。長時間ご静聴ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

次に、行政改革特別委員長の報告をお受けいたします。
6番、大澤正昭委員長。

6番(大澤 正昭君)

おはようございます。6番、大澤正昭でございます。行政改革特別委員会の報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
ただいま議長の許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました行政改革特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、去る5月12日、午後1時30分から第1委員会室にて、議長及び7名の全委員の出席を得て、市長並びに関係理事者の出席を求め開催をいたしました。私のあいさつの後、審議に入りました。
当委員会では、2月18日開催の委員会より、部局毎に詳細に審議しており、前回は総務部について論議を行いました。今回の委員会では、今後の取り組みについて、健康福祉部、市民環境部、財務部について担当部長、担当課長より、資料に基づき、主に、企画課行政改革担当より行政評価のシステムの内容、財務部より徴収対策課の課題と業務内容、市民環境部からは、施設の統廃合による室生区の児童館について、また、榛原ごみセンターの廃止の件、健康福祉部からは、ぬく森の郷の管理運営状況などの説明を受けました。
委員からの主な質問や意見の内容については、次のとおりです。
一つ、榛原ごみセンターが3月で廃止になり、その施設で処理していたごみが東宇陀クリーンセンターで処理されているが、その運営についてはどうであるのか。
榛原ごみセンターで処理されていたごみは、東宇陀クリーンセンターに持ち込まれ処理をしている。その施設で3月末までは、約8トンの可燃ごみを処理していたが、あとの処理能力として、持ち込まれる7トンのごみを処理することになる。それを超えるごみを処理する場合、宇陀クリーンセンターへ持ち込む予定であるが、現在のところ処理量を超えるようなことはない。
一つ、施設の統廃合で、施設の稼動率があがり、また人件費の増加などが懸念される。宇陀市の今後のごみ処理計画についてどのように考えているのか。
現在、一般廃棄物の処理計画を策定中であり、この計画策定後、ごみ処理の基本計画を平成21年度末までに策定する予定である。
委員会の意見として、施設の統合だけの政策だけでなく、ごみの処理計画を早急に策定してごみの減少化を市として考えていただきたい。
一つ、プラスチック類の分別について、区によっても分別方法が違い、市民の苦情の声もあがっている。ごみ処理方法、対応についてはどうであるか。
現在は、リサイクルにそわない汚れたものまで収集しているが、プラスチックに対する国のリサイクルは進んでおらず、今後は可燃ごみで処理する方向で可燃ごみとして回収することになる。しかし、ペットボトル、発泡トレイなどリサイクル可能なものは、現在と同じくリサイクルとして分別して再生していく。また、このことにより、収集運搬料が約2900万円ほど削減される。
委員会の意見として、市として、ただごみを焼却処理するだけでなく、環境に考慮した循環型社会を構築するなど、ごみに対し新しい政策を考えていってほしい。
一つ、滞納に関する徴収体制について。
滞納額の徴収の基本は、過年度の滞納分から徴収するのが基本である。滞納金の時効を迎えるようなことがないよう徴収業務にあたりたい。
意見として、納税に関して不公平差が生じないよう徴収努力をしてほしい。
一つ、行政改革に関する行政評価について、また事業の拡大、継続、見直しの内容について。
行政評価について、ソフト事業対象に114種131事業の評価を実施した。正式な評価結果は9月に報告できる。拡大事業として、幼児用補助装置貸与事業、母子保健事業、耐震診断事業、森林環境緊急間伐事業、消費者生活相談、市内観光施設の整備などがある。縮小見直しについては、各種講座、公民館事業、交流センター事業、総合センターでの文化スポーツ振興団での事業など類似事業などであり、事業の配分、範囲の統一を見直して縮小していく。
行政評価制度そのものの見直しについては、身内で内部評価していることは甘いと認識しており、外部評価委員会を設けて、厳しい評価を行っていくように考えている。
評価制度そのものをバージョンアップすることも考えている。平成22年度から、行政改革大綱とその実施計画の見直しを行うよう、当委員会の意見を盛り込み、今秋10月にも懇話会を開催して審議していく。
一つ、職員ができる業務で、現在業務委託しているものの再検討について。
業務委託について、まとめて委託するなど委託の方法なども調査し経費削減を目指し、また資格を有する調査なども、資格をもつ職員で対応するように対応している。
一つ、ぬく森の郷の喫茶の運営について。
併設しているお風呂の運営も縮小しており、それに伴う喫茶の利用者も減少している。喫茶事業は内容を精査して縮小の方向で、民間委託などを検討している。
意見として、この喫茶が廃止検討しているなら、この施設を訪問する方の地域の方へのおもてなしの意味で、地域の方々の活力で運営できるよう検討していただきたい。
一つ、ごみの収集運搬の業者選定に関することについて。
宇陀市に実績のある業者に指名を行い業者選定を行っており、業者とも相談を行いながら、常に適正な委託金額で運用できるよう考えていきたい。
以上のような質疑意見で慎重審議を行い、最後に、宇陀市が合併したことで、その効果の出るような行政改革をもっと慎重審議をして、すすめていただくよう意見しまして、午後3時28分に散会しました。
以上をもちまして、簡単ではありますが、行政改革特別委員会の委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

各委員長の報告は以上であります。
10番、山本繁博議員。

10番(山本 繁博君)

桜井宇陀広域連合定例会の報告の中で、町村圏基金特別会計予算総額を3980万円と報告しましたが、これは3780万円ということで訂正させていただきます。議事録よろしくお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

私も確認のため事務局長に聞きましたが、よく気付いていただきました。ありがとうございました。書記の方で訂正しておきます。
それでは、これより質疑に入ります。
議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。
次に、美榛苑経営検討特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。
次に、市立病院建設特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
9番、多田與四朗議員。

9番(多田與四朗君)

ただ今、玉岡議長より発言のお許しをいただきましたので、数点報告に対しての質問をさせていただきます。
私は3月議会のときもそうでしたし、会期中の予算委員会のときもそうだったのですが、同じことを質問させていただいていますが、一向に県の保健医療計画の進捗状況が定かでないと。
先ほど委員長のお言葉にもありましたが、先行きが本当に不透明であると。それで、あるところに聞くと、こんなん今年度中にはできませんよと。来年になるのとちゃいますかと。というようなオフレコということで、その真意の実態というのは定かではございませんが、そういうような話をうかがったわけでございます。
宇陀市としては、報告のとおり本当にいつでも着工にかかれるということでスタンバイをしている状況であると。あらゆるですね、例えば設計の見直しもハード、ソフト面の設計の見直しも含めて、いろいろな角度でその場合はどうするのだという、これも一つの危機管理だと思うのですが、対応をしているというようなところで、県は実際これ計画ができなくて、そういう先ほどの話がデマか何か分からないですが、そういうようなことだったらこれ遅れるのですね。
開院は遅れるは、あるいはそういう懸念される病床数の変更、あるいは診療科目の変更、あるいは大きく言えば設計の見直しね。こんなことが起きた場合にどうなるんですか。住民の皆さんが本当に心配されていますよ。
今回の新型インフルエンザの件も、仮にこう水面下で蔓延しているというような話もうかがっているわけですが、厚生省はじめとして対応が迫られているわけですが、これそんな時に起こった場合にどのような対応になるんですか。
私は、何か知らないけどパニックが起きるような感じがしますので、とにかく県が、県としては私率直に言ったら、県が宇陀市へ足を運んで実はこれこれだということで、きっちりと逐一報告すべきだと、それが当たり前ではないかと、私は強くそのような気持ちで関係各位に臨んでいただきたいと、強く要望したいところです。
委員長として、答弁ができるような部分があるならばお答えいただきたいと思いますが、できなければそれは私の強い要望だということで、関係各位から県へ対してしっかりときつくご要望いただきたいと、そのような気持ちでございます。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

答弁ができるのならばというご意思ですので、上田委員長の意思にお任せしますが。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

ただ今、委員の方から数点についてご質問がございました。議員がおっしゃるとおりでございまして、非常にこう財布のひもではなしにですね、方針のひもを県に握られた状態の中で、今市立病院の審議を進めているというところです。
従いまして、議員ご心配のように、県の医療計画の策定時期につきましては、特別委員会の中でも非常に議会並びに市長とのやり取りの中で、年度内にいわゆるこの8月という一定の期間の中に、何らかの方針が出るのかという点につきましては、強く委員会としても意見なり質疑を重ねてまいっております。

この5月12日の断面での市民病院事務局並びに建設準備室、そして理事者であります市長の感覚としましては、何とか8月中には正式の計画ではなくても、ある程度の方向を示したものが示されるであろうというような感触でおられるということです。
従いまして、私はこの5月の臨時議会の前に開催をいたしましたのは、あくまでもこのスケジュールが大切な時期にきているということも拝察しまして、その点で何とかこのスケジュールの進捗、あるいは管理というものをきちんと議会の中でも整理しておく必要があるというような部分から、この特別委員会の中でこのスケジュールの再確認をいたしまして、一応8月までの4カ月間後ろに建築着工時期が延びましたので、その分でのまずは修正が出されております。
従いまして、医療計画の策定につきましては、私も直接局長とお話もしたこともございますし、そいういった部分からさらに進めていかなくてはならないというように考えていますが、今の理事者側の判断としましては、8月を目途に何らかの方針が県から示されるというのが現在の議会として感触を持っているところでございます。
また、県の方針に対するいろいろな設計変更等につきましてですが、診療科目15、病床数176という中でですね、そういった中で、県の方からそういった変更もあるかもわからないと。
ただ、今のところは先ほども報告しましたように、宇陀市の病院建設基本構想並びに基本計画というものを十分に奈良県も理解をし、その計画に対して尊重されているという返事をいただいているということです。
しかしながら、療養型の部分とかそういった医療内容の中で、病床数の割り振りがあるかもしれないという中で、先ほど報告しましたように、病床に変更があるかもしれないというのはそういった意味でございまして、176に今のところは市立病院側も176が担保されるように努力をされているということです。
しかしながら、県の方針の中で、病院の規模と先ほど申しました医療圏そういったものの総合判断の中で、市立病院としての病床数が仮に変更されるような場合がありましても、そのときはそれでまた市立病院建設準備室並びに病院事務局あるいは健康福祉部などで基本構想の再変更なり、基本計画の変更といった中で、また議会の中で審議が持たれるのではないかというように考えております。
それから、最後のインフルエンザの部分については、特に質問もございませんでしたし、質問しようかという副委員長のご意見もありましたが、病院建設に関しての部分ということで、そういった部分につきましては、健康福祉の方で私もこの委員会の前に福祉部長に直接お電話させていただき、また、副市長ともお話させていただいて万全な体制をとっておるという報告をいただいておりますので、今のところは議員ご心配の部分の中で、一応インフルエンザの部分につきましても、市としては考えておられると、私の情報の中でご報告をしておきたいと思います。
以上で、質問のすべてに回答になったかどうか、答弁になったかわかりませんが、以上でござます。

議長(玉岡 武君)

3番、山本良治議員。

3番(山本 良治君)

お許しをいただきましたので、若干、委員長報告に対しての質問、それからそれについての回答の部分でなければですね、今委員長報告に対する質問ですので、市長の方からも本当はいただきたいわけですが、それはまたの機会にしたいと思いますが、この合併でですね、1番の条件と言いますか、5本の柱という形の中で、いわゆるCATV、ケーブルテレビとこの病院の問題については非常に大きな課題として、大きな問題として合併をしてきた、これは市長の約束ごととしているわけです。
私の言いたいのは、いわゆるその時点でこういう問題というのは既にわかっていたのではないかなと。そして、あるいは市長の選挙にですね、公約として、そして立候補するにいたって、そのときにいわゆる国会議員も出席をしながら、この市の市立病院には全面的に協力するというような大きな支援が私は確か応援の中にあったように思うわけです。
その辺りを十分国会議員も通じながら、奈良県医療のことでありますが、やはり補助金等の問題からいけば、国会議員も十分な責任はあると私は思うわけです。奈良県には多くの国会議員もいますが、その辺りを私は市としてどれ程動いて、協力を求めているのかと、若干思うのです。
今の報告の中では、もちろん課題としては、いわゆる検討特別委員会であり、建設に対する検討ですので、それ以上のことは検討しないと思いますが、強いては、その辺りが1番大事であると私は思うわけですね。
予算措置もこれだけの財源のないところでございますので、こんなことは3年も前からわかっていると思います。それが特別委員会という中で、どうしようかということになっているわけでして、その辺りの当初の誤りがあったのではないかと。
さらにはですね、先ほどから言ってます医療圏の問題、東和医療の問題の中で、例えば人数176床、15科ということで進めているわけですが、私の質問したいのは、委員長に質問したいのは、先ほど若干ふれていたのですが、もし縮小されるのならば、この今7階建て15科に対することが縮小することが可能か、これは大きな問題で、6階というのと7階というのと大きな費用が変わってくるだろうと思うのですが、そんなことを論議しているのかお聞きしたい。
今の場合、市長に質問できるかどうかわかりませんが、委員長の報告に対する質問としては、そういう変更がもしあったときに、後ほど考えるのはなくに、準備室はそのくらいのことを腹くくっておかないことには、ある中で仕事をしているわけではないので、私はそのように感じますので、そんな論議をされているのかどうか、委員長お願いしたいのです。

議長(玉岡 武君)

3番、山本良治議員に申し上げます。

理事者については本会議もございますので、一般質問等でしていただくということで、今日は委員長の所見というか、答弁があればここでお受けしておきますので、ご了解ください。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

ただ今、病床数の変更等が起こったときに設計等の中でどのように対応していくのか、そのことについて市の考え方を話しているのか、ということでございます。
そのように私は解釈していますが、病床数176につきましては、平成20年3月議会の中で皆さん方もご承知のとおり176床がどうのこうのという話もございましたけども、最終的にこの176というものを位置付けて基本構想、基本計画の中に示された病床数として確認をしているわけです。
委員会の中でも、本当にこの176という病床数が県の医療審議会等の中で変更された場合に設計変更はどうするのだ、という質問もございまして、それは当然その数に合わさなければならないのではないかというような感触を持っていますが、ただ、この176を決められたときに、奈良県並び医大そして宇陀市の3者によりまして、それなりの論議を重ねられたとこのような委員会の中での報告も聞いています。
従いまして、そのときは当然県としましては東和医療圏としての位置付けの中で、宇陀市立病院が必要であるというご報告もいただいております。
そういった中で、この176床に対する物の見方はまだまだ流動的な部分はある反面ですね、先ほどちょっと申し上げました医療内容の中で、例えば療養型の中にそのウエイトを占めるとか、そういった中での部分でソフト運用の中にそういった変更が及ぼされる可能性はあるにしても、ハード面での176というものが変更される可能性は非常に少ないというのが病院準備室並びに病院事務局、理事者の考え方と私は理解をしています。
従いまして、ただいま山本良治議員の方から大幅な変更が病床数として出た場合の考え方ということにつきましては、病院事務局としては、今のところはやはりソフト面での変更という中での医療内容の変更が主であるという感触を県と持っているのではないかと、私の主観ですが感じております。
そういったことでご理解をいただいて、私も委員長報告の中でそういった部分については、慎重に言葉を選んで報告させていただいております。
そういうことで、病院も本当にこう176床が多いという県の方針であれば、それは委員会としましてその部分の設計変更には応じていただくという旨を伝えておりますし、そういった理解をしていただければよいかと考えております。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

3番、山本良治議員。

3番(山本 良治君)

もう1点ですが、先ほどから療養型医療にという意見もあったように思うのですが、療養型であれば現在のいわゆる北側の病棟が有効に使われるのでは。今までは、同じ176床を広げられないかということの中で、北側は別のいわゆる建築基準云々の問題の中で、無理ということでございましたが、療養型であればそのものを移して階数を少なくするというようなことも可能ではないかと感じるわけですが、その辺りの論議を委員会の中でされておったかどうかお聞きしたいと思います。

議長(玉岡 武君)

2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

北館の運用につきましては、平成20年12月のときでしたか、図面が出たときに北館の利用ということで、主に管理部門が中心になっていくということです。1、2階のリハビリの部分が残るということでございます。
従いまして、そういった部分について、療養型の部分を北館の側に移すといったという議論はしていませんし、また、一時そういった話で北館をうまく利用したらどうかといった中で、病床の一部を北館にもっていってはという話も委員会の中でもしておりました。

しかしながら、その分のつきましては、北館の分については動線が悪くなるという部分も含めまして、後々看護師さんなり医師がその階を使うにあたって、新館との連携等の動線がうまくいかないといったような説明もございまして、基本的には、2階以上を管理部門に使っていくということのご報告をいただいておりまして、あそこに療養型といった位置付けの中で、新たな病床を作るという報告は聞いておりませんので、その点につきましてお考えがございましたら、一般質問等で確認していただければよいかとこのように思います。

議長(玉岡 武君)

これにて質問を終結いたします。
次に、行政改革特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。

それでは、11時30分まで休憩いたします。
時間厳守でお願いします。

午前11時23分休憩
午前11時32分再開

日程第4 承認第1号から日程第5 承認第2号まで

議長(玉岡 武君)

休憩前に引き続き会議を開きます。
以上で、委員長報告を終結いたしました。
次に、日程第4、承認第1号から日程第5、承認第2号までの条例の一部改正に係る専決処分の報告2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

失礼いたします。それでは命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書1ページをお開きください。
承認第1号、専決処分の承認を求めることについて。
宇陀市行政改革推進懇話会条例(平成18年宇陀市条例第223号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に2ページです。
専決処分書。
宇陀市行政改革推進懇話会条例(平成18年宇陀市条例第223号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
なお、改正条文の朗読は省略させていただきます。
次に4ページです。
承認第2号、専決処分の承認を求めることについて。
宇陀市税条例等の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に5ページです。
専決処分書。
宇陀市税条例等の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。

議長(玉岡 武君)

理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。ただ今一括上程いただきました承認第1号及び承認第2号の2議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。なお、審議資料及び条例改正の新旧対照表を参考にしていただきたいと存じます。
まず、承認第1号、宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正についてであります。
本件は、行政改革の一環といたしまして、効率かつ的確に市民のニーズに対応するため、平成21年4月1日に組織改編を行ったことに伴うものです。
この改正では、宇陀市行政改革推進懇話会を所管していた行政改革推進室が、平成21年4月1日から総務部企画課において所掌することによるものです。
次に、承認第2号、宇陀市税条例等の一部改正についてであります。
本件は、現下の社会・経済情勢等を踏まえ、地方税法等の一部改正が平成21年4月1日から施行されたことに伴うもので、主な改正は次のとおりです。
まず、第1条による宇陀市税条例の一部改正といたしまして、固定資産税の非課税の規定の適用を受けることができる者に社会医療法人等を加え、平成21年4月1日から実施しております。
次に、平成21年度以後の所得税において住宅借入金等特別税額控除の適用がある者のうち、平成11年から平成18年までまたは平成21年から平成25年までの間に居住の用に供した場合、当該年分の住宅借入金等特別税額控除から当該年分の所得税額を控除した残額がある者については、翌年度の市民税において当該残額に相当する額を市民税所得割額から控除するものです。この改正は、平成22年1月1日から実施します。
次に、固定資産税については、平成21年度評価替えにおいても、税の公平の観点から、引き続き負担水準の均衡化を図る負担調整措置を実施します。なお、商業地等、住宅用地、農地等も同様に継続とし、据置年度である平成22年度及び23年度において地価に関する指標から下落傾向が見られる場合には、価格の修正ができる特例措置を継続します。この改正は、平成21年4月1日から実施します。
次に、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る市民税の課税の特例の適用期限を平成26年度まで延長することとし、平成21年4月1日から実施しております。
第2条による宇陀市税条例の一部改正といたしまして、長期優良住宅に係る固定資産税の減額措置について、減額措置の適用がある旨の申告書を提出する際に添付すべき書類として、長期優良住宅の認定通知書等の写しを規定します。この改正は、平成21年6月4日から実施します。
第3条による改正といたしまして、平成20年4月30に施行いたしました、宇陀市税条例の一部を改正する条例の一部改正でございます。
平成21年1月1日から平成23年12月31日までの間における上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する税率を市民税で1.8%に軽減します。また、上場株式等に係る課税配当所得及び課税譲渡所得等の金額に対して課する市民税の特例の適用期限を平成23年12月31日まで延長しました。これらの改正は、平成21年4月1日から実施しております。
なお、本件は平成21年3月31日に専決処分をさせていただき、4月1日から施行しております。
以上2件について、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終りました。
これより、各議案ごとに質疑に入ります。
はじめに、日程第4、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて。宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

3月の議会で組織改正をされたという中でですね、今回財務部の財政課の行政改革室を総務部企画課の行政改革室に変えられたと。そのことによって、今回この行政改革推進室がもっている部分のその頭が変わったもんやから条例を変えないかんというような話ですが、行政改革というものは、そもそもなんであるかということの基本的な考え方に立ちますと、いかに経費を抑え、そしてより効率的な行政を運用するかという部分の中で、当初、企画部があったおりには企画部の中に行政改革の担当部署がございました。
しかしながら、企画というのは今度逆に言いますと、企画というのはいろいろな角度から宇陀市がいかに活性化し、いかに市民のサービスを向上できるか、あるいは、市民にどれだけの負担をいただきながら、そして新市宇陀市の姿を作っていくかという大切な企画の部署でございます。
その中にあって、ともすれば経費を削減し、そして必要な財源を縮小していくという部分の考え方が強い行政改革の部署を同じ部の同じ中であるということは、これは水と火を双方でもって片方で燃やしながら片方で火を消すという、相反するその行政上の機構ではないかと私は感じます。
ただ、企画力を上げて、そして行政上のコストを上手くして、そして行政効果を高めるこういう部分の企画というのは頼もしいわけですが、企画というのは、本来的には宇陀市のこれから5年後、10年後踏まえた中での先行投資も含めたものの考え方がそこになくてはならないと思いますが、それが行政改革という部分と企画という部分と同じ課の中でうごめくということは、果たして市民の中にそのことがよく理解されながら進んでいくのかというような懸念をしていますので、そういった部分についてのご答弁をお願いします。

議長(玉岡 武君)

以上の質疑に対して、答弁を提案者の森田副市長。

副市長(森田 博君)

ただ今、上田議員さんからの指摘でございます。確かにそういう面もあると思いますが、最初は企画部が存在していたときには、そのような企画とそして財政を別にした方がより効果的な体制ができるのではないかということで進んできたところです。
しかし、いろいろ点検する中で、やはり行政改革も将来的な市のビジョンも関連し、またましてや、総合計画との関連性が非常に強いという要素もございまして、そういう中で総合計画を担当する企画部門に一応、所掌変えをしたところです。

議長(玉岡 武君)

答弁はいいですか。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

行政改革の中には、行政改革プランというのがあって、各種のそれぞれの事務事業単位でいくら効果が出たか、いくら予算が減額できたか、あるいは決算の中で減額できたかというような精査をされると思います。
このときに、果たして企画という部門が、その機構の中で片側で行政効果というこの1番わかりやすい数値で表すときには、これは予算であり、決算が当初予算に対してどうであったか、あるいは前年度予算に対して今年度どうであったかという二つの指標をもって、これは行政改革効果という位置付けでされるわけです。
従いまして、片側で効果を高めようとすれば、当然行政改革の中身が厳しくなっていろいろな部分でのその精査をされると思いますが、片側で例えばこういう企画をすることによって市民の皆様が潤うんではないかな、例えば今年度予算もありましたけど、子育てプランなんかでぱっと1万なんぼのお金が出たわけですけども、これは予算の裏づけがあってはじめて出たわけですが、これとてやはり企画であったのか、総務であったのか、私ちょっと忘れましたけど、そういった片側でお金が入ってくるというときに、じゃあこれは行政改革の中で言ったら逆にお金が積まれたことによって、総合的に言えば行政効果が悪くなるのではないかという片方に影響するのではないかという意味で、私はもう少しこの点はしっかりと議論的に整理をしていただきたいと。わかりやすくしていただきたいと思います。
でないと、市民の皆さんがあれもしてほしい、これもほしいということに決してお答えしていただきたいと思いませんけども、そういうことすら片側で企画をしながら、片側で行政改革で切っていくという相反する両面を持っていると私は見受けるし、今、副市長の方からご答弁をいただきまして、新市発足のとおり、18年度は企画部の中の行政改革ということで進めてきて、その結果財務の方にくっつけた方がよりわかりやすいのではないかということで19年、20年の2カ年このように進めてこられました。
今年度から、またこの企画の方に戻されて企画と一緒になって、行政改革を進めようということは、企画の本来進めるべきそういった部分が同じ課の中にあって、片側ではできるだけ経費を抑えるという位置付けが強い行政改革のそういったものと抱き合わせの中で進められようとされていますので、その辺が先ほどの副市長のご答弁の中では、もう少しじゃあ企画は何をどのような提案をしたときにはきっちりと財源も付けた中での企画としての運営をしていくのか。ただ単に、人の持っているいろいろプランを切ってしまうだけの企画にならんではないかと。
やっぱり職員の皆さんがいろいろな分野で、いろいろな形の中で提案をされていることを行政改革でペケをうち、企画でまるをうって上手くいくのかと私は非常に懸念をするわけです。
もう一度、その辺につきましてそういう考え方を市として、やはり市民の皆さんにしてみればやはり企画というものは大切であり、これからの宇陀市を担っていく部分に新しい発想をどんどん入れなければならない分ではないかと。
それが行政改革という名の中で行政効果を高めると。100万円が今度は30万円にせなあかんからすまんけど70万円切れよというときに、新しい企画が果たして沸いてくるのかとこういう心配をするわけですが、その点について、もう一度再度お尋ねをしたいと思います。

議長(玉岡 武君)

菊岡総務部参事。

総務部参事(菊岡千秋君)

行革を担当する部門としてのお答えを申し上げたいと思います。上田議員おっしゃいましたように、行政改革と企画というところがブレーキとアクセルの関係だと。これぐらいの感覚だというご発言だと思います。
宇陀市が始まって以来合併で1番効果をもたらすのだということで、合併とともに最大の効果を行政改革も含めてこの間議論をしてきました。
その結果として、今年2月に開催した行革特別委員会でも当初26億の行革効果を出すのだとこういうことで、24億程度まではみられるようになってきました。後もう一息の効果でなんとか一次計画の26億まで達成できそうですよというこの前の行革の委員会でも報告してきたところです。
そいういった状況の中で、今この行革の所管変えをしたという状況ですが、平たく申し上げますと、行革そのものは行政ある限り課題でありますし、この行政改革そのものは、行政のあり方や仕組みをやはり変えていくんだと、これが第一でありまして、それに基づいて結果として効果として財政的な効果なり、そういったものを求めていくという形になっています。
これにつきましては、今まで行政がやってきた行政の仕組みや中身を点検をしながらやっていくということで、今企画の部門の方に移したわけですが、それがブレーキとアクセルを共に持ちながらということですので、そこを上手に巧みに使いながらということです。
この企画の中で、今後宇陀市の推進として総合計画を打ち立てたわけですが、それらがすべてその方向に向かっているのかどうかというような常々の点検をしなければなりませんし、その事業そのものの効果というものを図っていかなければならないということで、今回は財政部門から外しまして、企画の部門に付けていくと。
これがいろいろなところでも行政改革を行っているわけですが、ほとんどがそういった総務振興管理とあるいは企画といった部門で行政改革を担当しているという所以であろうと思います。
結果としての財政を求めていくそれのみではありませんので、行政改革そのものは行政の仕組みややり方を点検していくという大きな内容を含んでいるということで、今回その所管を企画の中に移していったということでご理解いただけたらと思います。

議長(玉岡 武君)

2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

3回目ですので質問の中で回答がいただければと思いますが、今菊岡参事の方からは行政のあり方について点検をしていくというお話がありました。正にそのとおりであろうと思いますし、そのことであれば、私はこの部門は企画ではなしに総務であると思います。
企画はあくまでも物を考え育てていく、総務というところは確かに行政全般を見て、そして行政の中であるべき姿、そしていろいろな部分、特に人件費なんかというのは総務の人事課がもっているわけですから、総務の総務というところが私はそういう立場で物を考えていかれればよいと思います。
特に、総務の中にはいろいろな補助金の部分も持っておられますし、そしてまた、1番宇陀市として大切にしていかなければならないこれからの協働という中での自治会等とのいろいろな整合性、そういうような物も含めてですね、やはり私はこの単に企画でいかれたのはその真意を私は計り知れないのです。
菊岡参事がおっしゃったように、アクセルとブレーキを同時に踏んで車を走らそうとするならばというのは正に私の表現よりも素晴らしい表現をしていただきましたが、アクセルとブレーキを踏むならば、アクセル側の課とブレーキの側の課をやはり別々でなければならないのではないのかと。
そのためには、私はこれは総務ではなかったのかなとそういうような気が私はします。
ですから、総務の中の話ですから、皆さん方の中で考えてもらってもよいと思いますが、確かに行政改革というのは、行政の中身をどうやって変えていくか、そして行政のあり方、機構のあり方そういうようなものをどうしようかというのを考えるならば、これは私の提言としては、総務課の中に置いていただいて、そして行政改革をみていく。
そして、企画の中では企画としてお金がかかるかもしれないけれど、こんなプランどうですか、というようなものが提言できるそういう環境というものを、やっぱり市役所の事務事業として、あるいは組織として作っていくことを提言をしてですね、もしご意見があれば、お答えいただきたいとこのように思います。以上です。

議長(玉岡 武君)

答弁ありますか。
菊岡総務部参事。

総務部参事(菊岡千秋君)

やり方、イメージの問題もあると思います。これまで行政改革に取り組んできた内容については、非常に節減なり合理化をしていきたいというようなことで、効果を求めて宇陀市の安定的な財政をこの行政改革で求めていこうという主眼がありました。
これからの行政改革のありようというのは先ほど申しましたように、行政そのもののずべてのありようを点検していきたいということで、一つには行政の経営というところに観点を変えながらやっていきたいと思っています。
いわゆる先ほどアクセルブレーキと言いましたが、行政改革そのものを非常にマイナス的な何とか押さえ込む、節減するのだというイメージで今まで進んできた状況もあったので、そういう捉え方もあろうかと思いますけれど、やはり行政の進捗経営というところに企画というところが大きく位置しますので、そこに合わせながら規格を進めるために、行政改革も同時進行型で進めていかなければならないとう観点の下に企画の部門に移したということで、ご理解いただけたらとこう思います。

議長(玉岡 武君)

3番、山本良治議員。

3番(山本 良治君)

私もこれ相当な異論があるわけです。と申しますのは、今参事から説明がありました。これは参事の今の立場の中での物の言い方であろうとこんなように思います。
私は市長にお尋ねしたいわけですが、企画というのはねむしろ我々に希望や市民に希望を与えていただく課でなかったらだめだと。もっと言えば、市長の考え方を将来に向かっての考え方を私はこういう考え方をもってこの方向で進めという支持の下にやってくるのがこれが企画であろうと。
ところが、今は先ほどからおっしゃているように、ブレーキとアクセルを一緒にもったようなことは、これは企画ではないと私はそんなことを思います。企画というのは、もっともっと市民に希望を与えるような課でなかったらだめだと私は思います。
それが市長のいわゆる市政に反映されてくるわけですね。よく我々以前にもありましたけど、俺は全体の予算を切るための長かい、というよいうな以前も我々職員であった時代にそういうことをよく聞かされました。
全然いわゆる首長の反映されるじゃなしに、予算全体の枠を切っている、今までこう見たら市長がほんまの進めているようなことがどこであんのかな、新しい部分はどこにあるのかなと私はいつも思うわけですが、それはもちろん大きなケーブルテレビの問題もありましたし、やっていかなければたくさんあるわけですけれども、しかし、希望の持てる市民が希望の持てるいわゆる新しい企画、そんなことがそしたらこれどこでやっていくんかなと。
今参事が財務部の担当でですね、総務部の担当でやっていけばそれこそやれやらんの話で形のよい説明でなるだとう、これはいたしかたないと思います。これは担当部署がそうであるんやから。
例えば、私は以前からも一般質問してますようにですね、デマンドの話をしてもですね、後先のことばっかり考えておる。そしたらどれだけ先進地へ行ってその素晴らしい方策、あるいはマイナス面もあるかもわかりませんですけども、それをどれだけ研究してきたんかというと財政のところから入ってしまってなかなか前へ進まれないというのが現状ではないかなと。
それでは企画ではならん。新しい事業というのは多少のリスクはあってもですね、やっぱりそれなりのことをしていかなければ思いが届かんと私は思います。
私が言いたいのは、やっぱり首長はですね、思いももっと新しい方策はあろうかというように思うのですが、ない足らんの話で進めるもんでその新しい研究課題を提言することが非常に至難困難でないのかな、そんなように思えてならんわけですが、その辺り市長どうですか。

議長(玉岡 武君)

前田市長。

市長(前田 禎郎君)

私の能力の問題かもわかりません。おっしゃるように。でも、私はこの企画というのはおっしゃるとおりの仕事をやるところだと思っています。
要は、私のトップダウンの話も必要かもわかりませんが、それぞれの市の行政の中でどうやったら一番よいだろうかということをそれぞれが判断をして、それを誰がどこでまとめるかというのが私は企画だろうとこう思っているのです。
今言っているように、財政の問題もありますし、いろいろな問題もあります。行政組織の問題もあろうと思います。いろいろな分野の中で考えて、例えばこの課を一つ作ったらもっといけるやないかというような問題まで行政改革の中でやっぱりやっていくのが私は行政改革だろうと思います。
財政の問題もありますが、行政組織そのもの自体も例えば一つの問題どこでもやる課とかすぐにやる課とかいう組織を作ろうという話はやっぱり行政改革の中から生まれてくるということもあろうかと思います。
ですから、もともとから私は財務部の話から出てたのは財務は財政の話ばかりになってきているので、やはり総務部の方が一番適当ではないだろいうかという感じはしておりました。
だから今おっしゃいますように、市長の能力もあるかもわかりません。そういう面では私も努力をしなければならないと思いますが、そういう面での職員の皆さんの私は企画力というものをやっぱり尊重していきたい。
そして皆さんにいろいろ物を持ち寄ってきてくださいよということで、それを企画の行政改革のところでまとめていただいて、私の方に答申をしてもらうということを私は重視をしていきたいとこう思っております。これからも整理していきたいと思います。
例えば、デマンドの話は山本議員の話は私も随分聞いてきました。みなさんが一生懸命やろうとして計画も立ててやっているんです。やっていないというのでは違うのです。
だからそれをすぐにやるという話になってくればそういうようないろいろな状況の中で企画がいろいろなことを考えながらやっていますので、決してそれをおろそかにしているというものではありませんので、今ここで申し上げておきたいと思います。以上です。

議長(玉岡 武君)

3番、山本良治議員。

3番(山本 良治君)

市長の云々でなしにね、やはり新しいいわゆるこういう状況の中でですので、新しい事業というのは非常に難しい、それはわかりますけども、やっぱり企画というものがあってこそ市長の考え方というのは出てくるだろうと。
今のように、いわゆる行政改革あるいは財務のことを考えながら企画なんていうのはなかなか新しい発想もできないだろうなと思います。
企画なんていうのはむしろ、いわゆる過去の統計であるとか現状であるとか、そういうものをうまく使ってこの宇陀市の状況を推進していく、計画していくというのが私は本来の企画ではないかと思います。
私は過去に統計関係もいろいろと聞かされたことがあるわけですが、その地域地域のこれからの方策というのは過去の統計であってみたり、今後のその問題というのをやっぱり探り出していくその資料としなければどうあっても行政なんてできないよというのは過去にも聞いたこともあるわけです。
そんなことをしっかりとやっていかなければ、アクセルブレーキが一緒にもってできそうなことはないと、私は企画なんてできそうなことないと、私は思っているわけですが、従って、今後の課編成の中でやっぱり企画というのは、独立したものでなかったらなかなかいかないのではないかと私は思います。
これは私の考え方ですので、市長の思いで行政をやっていっていただくのですから、これは仕方ないのですが、しかし、市民が感じるところはそうではないかなと私は思います。
今後そういうような取組みをしてもらいながらもっともっとやっぱり企画というのは独立した形の中でやってもらって、そしてできるできやんは別であろうと。
しかしながらこういう計画もしながらも、市外や県外へ勉強しに行ってもらってですね、そして新しい希望の持てるようなことも大事ではないかなと。そして論議をしてあかんやつについてはこれあかんだろう、その変わり市民にも負担もかかるかもわからんけれども、そんなことを思ってならんわけです。
これにつきましては、答えをいただこうと思いませんけども、やっぱり企画は企画として独立させながら、市の状況づくりをしていただきたいということを要望していきたいと思います。

議長(玉岡 武君)

19番、大西進議員。

19番(大西進君)

先ほどお二人の意見を聞きながら1番私感じますのは、当然ここに改正案、現行案ということで示しておられますことについては一つ考えますと、今まだ行政改革の道半ばではないでしょうか。
と言いますのは、やはり私が先般質問をいたしました経常収支比率につきましても、非常に高い比率を示しているにも関わらず、そのことの結論がまだ出ていません。
やはり人件費で職員の人数の問題、そういうことについてこれから正に踏み込まなければならない。そのことにつきましては、当然財政部長である中尾さんが十分に熟知されていると思います。
当然、先ほどから言いますように、平成18年度の指数が107にも関わらず今年度も104と。これから人口の比率がどんどん目減りしていく分母に対して人件費そのものは人勧によって本年度は0.3パーセント見直しと。これにつきましては、15分の短縮業務があるということで下げられたわけで何ら下がっておりません。
そういうことも考えますと、これから正に本題に入る財政改革の課が重要なところに向けて企画課行政改革推進室というのが設置されるということは、正にお二人の方が言われたことは当然ですけども、私はまだまだこの改革については、これから踏み込む必要があると思います。その件について、財政部長にお聞きしたいと思います。

議長(玉岡 武君)

中尾財務部長。

財務部長(中尾 辰彦君)

先ほどから3名の議員さんの方からいろいろと所管のことについてお尋ねでございます。今また、大西議員の方から財務部担当としての意見ということですが、私の記憶しておりますのは確か3月にまず行政改革の担当部署を総務部署に置くという条例改正案を出させていただきまして、今回のこの懇話会条例というのは、この条例の中に財務部とあるいは総務部というような文言が出てきますので、今回の改正をお願いしたということですが、その前に確かに行政改革というのは、財政問題とかなり深い関わりがございます。
ある意味、私1年間行政改革の担当ということで所管をしていましたが、考えてみますと、行政改革という中にあたかも財政改革だけで数字的なもので財務部は1番近いということも考えられがちですが、行政改革はもう庁舎内にありますすべての部署に関わる業務で効率を上げていこうと。
その結果として、どれだけの効果額をあげていこうとこういうことですので、私は決して窓口が財務部から離れたからといって、財政健全の問題が遠のいたとか薄れていくとか、こういうような考えは毛頭もっておりません。
当然、他にもご意見ございましたように、他町村の例をみますとこの行政改革の窓口が財務部門でありましたり、総務部門でありましたり、あるいは企画の部門がもっている団体がございますので、この窓口云々そのものは私はさほど議員さん方には大変失礼ですが、所管が変わったからといって、宇陀市が後退の方向に行っているという認識はしておりません。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

19番、大西進議員。

19番(大西進君)

ただ一つお聞きしたいのは、発言力というのはどんな物でしょうか。例えばですよ、我々の1番の議長さんの役割り、副議長の役割り、総務委員長、また厚生委員長、その役割があってですね、発言というものはやはり重要になってきているのですね。
我々も一生懸命その役をこなしているわけです。そういう立場から言わせていただきますと、しっかりと部長の方が財政の面について指摘していかなければいけない部分については指摘していっていただきたいのです。
市長がこう言うからこうではなしに、それならば当然企画の方についてもですね、新しい見直しや事業を展開していく、また住民の方からの要望等を受け入れる中で、どこを削ってどこにそれを当てはめるのかしかないのです。
パイはうちないんです。なんぼありますの。市民税でもありませんがな。減っていってますやんか。そういうことを考えますと、やはりおたくの発言力というものがしっかりと独立行政の形の中で発言してもらわんことにはええがな、ええがなでいくと、これは私はあかんと思いますが、その点についてはどうでしょうか。

議長(玉岡 武君)

中尾財務部長。

財務部長(中尾 辰彦君)

私ども庁舎内には、議会の組織とは別に庁舎内の各部長級で行政改革推進本部という組織がございます。今まででしたら私の方がその推進本部の担当部長でございました。ある一方では予算等々を司る財務部長という2足のわらじのような形をしておりました。
今回のこの行政改革推進本部という部署が、今企画担当参事の方にいくということになれば、ある意味企画担当参事の方の行政改革としての立場の意見もお聞きする、私は私なりに当然行政改革の立場もございますけれども、やはり限られた予算財源ですので、粛々と財政問題についての立場で私の意見をどしどし言わせていただくつもりですし、最終的な選択肢は市長なり副市長らがご相談されて宇陀市の歩むべき道を選択されるとこのように思っております。

議長(玉岡 武君)

前田市長。

市長(前田 禎郎君)

いろいろと行政改革のやり方なり、いろいろ所管の問題等について議論があることはあります。元々からこの行政改革をやろうというときに、どういう組織でやるのかという問題が一つあったわけです。
ということは、いわゆる縦割りの話ではなく、横断的なとらまえ方を行政改革はやらなくてはいけない。それぞれのセクションで皆それぞれどういうことをやったらよいかというのは、それぞれのセクションでやるわけです。
それをどうするかということで、いわゆる幹事会を課長で構成しています。幹事会を作って、またもう一つは部長で構成しています、私が本部長になっています行政改革推進本部というのを作って、さらにまたそれぞれの懇話会などを作ってやっているわけですね。
だから、この行政改革推進室が他のセクションまでやるというのは、なかなか無理な話で、そういうところのものを全部持ち上げてどういう形のいわゆる全体的に行政改革をどうやろうかということで、今進めておるところでございまして、例えば行政改革推進室は今3人ほどの人数ですが、全部のセクションの改革をやろうと言ってもなかなかできない話です。
それぞれの課で、それぞれのセクションで、行革をどうやってやろうかということを進めている。そこで、取りまとめをここでやってもらっているということで、理解をしていただければと思います。
これからもそういう方法で進めていきたいなと。だから、大西議員のおっしゃたように、例えば発言力の問題とかは私は本部長でありますので、それは私の方で判断をさせていただくということにさせていただきたいと思っています。

議長(玉岡 武君)

これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立多数と認めます。
よって、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正について)は、原案のとおり承認されました。
それではここで休憩いたします。
13時15分まで休憩いたします。


午後0時16分休憩
午後1時17分再開


議長(玉岡 武君)

2分ほど定刻より遅れましたが、これより会議を再開いたします。
次に、日程第5、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例等の一部改正について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑はないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例等の一部改正について)は、原案のとおり承認されました。

日程第6 承認第3号から日程第10 承認第7号まで

議長(玉岡 武君)

続いて、日程にしたがいまして、日程第6、承認第3号から日程第10、承認第7号までの平成20年度一般会計及び4特別会計の補正予算に係る専決処分の報告5議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

議長の命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書15ページをご覧いただきたいと思います。
承認第3号、専決処分の承認を求めることについて。
平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
1枚めくっていただきまして16ページでございます。
専決処分書。
平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
次に17ページでございます。
承認第4号、専決処分の承認を求めることについて。
平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に18ページでございます。
専決処分書。
平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
次に19ページでございます。
承認第5号、専決処分の承認を求めることについて。
平成20年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に20ページでございます。
専決処分書。
平成20年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
次に21ページでございます。
承認第6号、専決処分の承認を求めることについて。
平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に22ページでございます。
専決処分書。
平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
次に23ページでございます。
承認第7号、専決処分の承認を求めることについて。
平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年5月20日報告。宇陀市長、前田禎郎。
最後に24ページでございます。
専決処分書。
平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年3月31日。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。

議長(玉岡 武君)

理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。
ただ今、一括上程いただきました承認第3号から承認第7号までの、補正予算関係5議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算の概要といたしましては、平成20年度予算の最終補正として事務事業の精算や補助金の確定、あるいは地方債の確定に伴う調整が主なものとなっております。
いずれも、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日付けで専決処分をさせていただきましたが、同法第3項の規定により議会のご承認をお願いするものであります。
詳細につきましては、お手元の審議資料にも掲載されておりますが、概要についてご説明を申し上げます。
まず、承認第3号、平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成20年度宇陀市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億1729万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ189億9644万8千円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
地方債の補正。
第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正による。
平成21年3月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の専決処分による補正予算の主な内容といたしましては、歳出関係では、基金積立や国保特会への追加繰出し金といった一部の増額要因も含まれておりますが、冒頭にも申し上げましたように、各種事務事業の精算、また各特別会計においても事務事業の確定により一般会計からの繰出金の額を精算しようとするもので、総額といたしましては2億1729万8千円の減額となっております。
順次、主なものからご説明をさせていただきます。
まず、総務費関係では、総務管理費、徴税費を合わせまして2607万2千円の減額となっています。
各種事業の執行精算による減額、あるいは国庫補助事業の事務費転用による有効活用等で一般財源を減額、また税源移譲に伴う住民税課税更正還付金の減額が主な減額要因となっています。
中でも、増額となっておりますのはふるさと応援基金の積立金2342万7千円でありますが、平成20年度分として、28件分として基金に積立を行うものです。
民生費関係では、国民健康保険事業特別会計、直営診療所分において、診療収入額が確定しましたので、今回不足分1120万円を追加繰出しするものであります。
また、介護保険事業特別会計においては、居宅介護及び施設介護サービス給付費ともに減額となっておりますので、一般会計からの繰出し金についても精算減額をさせていただくものです。
他にも事業費の確定による減額措置を取らせていただいておりますが、民生費総額では2800万2千円の減額となっています。
次に、衛生費関係でありますが、簡易水道事業特別会計及び市立病院事業特別会計繰出し金、実施設計経費分の精算で合わせまして3012万2千円の減額。
農林業費関係では、農業費、林業費ともに各種事業費の完成・確定による精算で合わせて1149万3千円の減額。
商工費においても、各種事業費の精算で1042万7千円の減額とともに、道の駅阿騎野宿の運営剰余金880万円を財政調整基金に積立を行うもので、差引き補正額162万7千円の減額。
土木費関係では、道路橋梁費事業や都市計画費事業における事業費が確定、執行残額を減額、下水道費においては下水道事業特別会計繰出し金の精算による減額をしたことにより、土木費で合わせて4612万1千円の減額としております。
続いて、消防費で130万6千円の減額、教育費関係で887万7千円の減額、災害復旧費で227万8千円の減額となっており、それぞれ各種事務事業費の執行済精算額を減額計上しております。
また、公債費においては、公的資金の補償金免除繰上げ償還にかかる元金償還額の確定により1740万円の減額と、平成19年度発行の市債借入れ分の利息が予想よりも低い金利で借入れられたことから4400万円の減額となっており、合わせて6140万円の減額となっています。
一方、歳入関係につきましては、地方譲与税、利子割交付金をはじめとした各種交付金では、国からの額の確定により補正計上をさせていただくもので、分担金、使用料、国・県支出金、財産収入においては各事業の精算による財源調整を行うものです。
寄付金の関係においては、先程の説明のとおり20年度分の総額として受け入れの予算計上措置を行い、基金積立とするものです。
繰入金の関係では、地域づくり推進基金の年度内繰替えをする必要があることから、3億2414万1千円を戻し入れすることとし、その財源調整のため、財政調整基金及び土地開発基金からの繰入金を充てることとしています。
次に、第2表、地方債補正の変更につきましても各事業の精算による発行額の変更となっており、合わせて3630万円の減額をすることとしています。
以上が、今回専決処分として補正をさせていただきました一般会計歳入歳出の総額2億1729万8千円の減額補正予算(第6号)の概要であります。
次に、承認第4号、平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)であります。
予算書を朗読させていただきます。
平成20年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
平成21年3月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回のこの会計の補正につきましては、予算総額の変更はございませんが、歳入の財源を振り替えるもので、直営診療所分において医療診療収入額が不足しますので、今回不足額分として1120万円を一般会計より繰り入れを行うものです。
次に、承認第5号、平成20年度、宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成20年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6420万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億2378万2千円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
平成21年3月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回のこの会計の補正につきましても、平成20年度に支払うべき居宅介護サービス給付費及び施設介護サービス給付費が確定してきたことによりまして、合わせて保険給付費9328万7千円を減額するとともに、一部の2907万9千円を介護給付費準備基金に積立てることとしています。
歳入では、保険給付費の減額にともなう国・県支出金及び支払基金交付金において所要の減額合わせて9692万7千円と、一般会計繰入金で1916万8千円の減額、前年度繰越金を精算して5118万7千円の増額、第三者納付金、損害保険事業者で70万円の増額を行うものです。
補正後の予算総額は、27億2378万2千円となるものです。
次に、承認第6号、平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成20年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8055万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億3776万7千円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
地方債の補正。
第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正による。
平成21年3月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正は、総務管理費においては各種維持管理経費の精算として修繕料、保守点検委託、浄水場ろ過機ろ材入れ替え工事、施設管理負担金及び簡易水道事業施設基金積立金等々合わせて3千万5千円の減額としています。
次に、施設整備費関係においては田原・松井簡易水道事業の精算として4011万7千円の減額、老朽管敷設替え工事、送配水管移設並びに敷設工事で724万1千円の減額となっています。
歳入においては、施設整備費の減額等による財源として、国庫補助金、県補助金、一般会計繰入金、基金繰入金、市債等の減額をすることとし、差引き補正総額8055万6千円を減額するとした予算となっております。
最後に、承認第7号、平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成20年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3300万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億1294万3千円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
地方債の補正。
第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正による。
平成21年3月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正の内容といたしましては、宇陀川流域下水道建設負担金の精算による減額、消費税及び地方消費税の納税額の確定による減額、及び公共下水道事業建設費において事業費の確定をしましたので、所要の減額補正を行うものであります。
歳入歳出補正予算額は3300万3千円の減額とし、補正後の予算額は18億1294万3千円とするものです。
以上が一般会計並びに特別会計4会計の補正予算の概要でありますが、冒頭に申し上げましたように、事業費の確定による地方債や国・県支出金の確定と、これに伴う各会計間の繰入金・繰出金の調整が主要な内容であります。
ご承知のように、宇陀市の厳しい状況下での財源のやり繰りであり、機会あるごとに不要不急な事務事業の不執行処置を徹底する中、職員が一丸となって可能な限り不必要な経費の節減に努めた結果の平成20年度の最終補正予算の編成であることにご理解をいただき、専決処分へのご承認をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終りました。
これより、各議案ごとに質疑に入ります。
まず、日程第6、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について)の質疑を行います。

質疑は、ございませんか。

髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

議席番号15番の髙橋でございます。専決処分の第3号について2点ばかり質問させていただきます。
基本的には提案理由にございましたように、交付金等の精算の減額に基づくものとは私どもは理解いたしますが、まず予算関係書類の4ページ款16財産収入減額6172万7千円、この内容について詳しくもう少しご説明をいただきたいと思います。
それから、引き続いて5ページ歳出の民生費の款3の民生費ですが、生活保護費も今回1500万円の減額になっています。
昨今、経済不況の中で生活保護を求める住民の方は多数あると聞いていますが、確かこれは4分の3は国と県の補助のはずですが、その点についても生活保護の現状についてお伺いしたいと思います。
また、基本的には決算で内容を詳しく聞くかもしれませんが、本審議にあたってまずご答弁をお願いします。

議長(玉岡 武君)

健康福祉部長。

健康福祉部長(上田 順啓君)

いま質問をいただきました生活保護費につきましては、当初予算でみておりました金額に対しまして、生活保護への申請が予算の範囲内ですみまして、残額が1500万円出たのでその分を減額させてもらうものです。

議長(玉岡 武君)

総務部参事。

総務部参事(菊岡千秋君)

財産売払収入の減額補正についてでございます。当初の額よりも6000万円実行の成果が上がっていないということで落とさせていただきました。
当初予算の中で積算しましたのは、菟田野区岩﨑におきます分譲宅地、それと室生区無山、西谷等の分譲宅地の処分、それと大きなのは榛原区天満台西の下水道処理施設跡。これが4680万円予算組みをしておりました。それが一つには天満台西の部分が売却に出ましたが、買手がつかなかったということで4680万円ございました。
それと、分譲宅地の件ですが、これにつきましては菟田野区では7件の契約が整いまして、この部分について売却が完了しています。
室生区についても7件ということで分譲宅地の契約を行って、ただこの予算額に届かなかった部分については、どうしても現在の経済状況の中で一括払いというのが叶わなかったということで、後残については年次均等割りの月割りで入れていただくということでの実行額に届かなかったという状況ですので、6000万円ばかしを減額させていただきました。以上です。

議長(玉岡 武君)

髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

上田部長にお願いしたいのは、その当初予算が減ったから減額したというのはこのとおりなんですよ。その生活保護の実態が非常に厳しくなっている中で、その状況内容を現状はどうなっているのかを私は質問したのです。
数字の問題は、当初予算が減ったから減額しているのはわかります。わかる範囲内で結構でございます。

議長(玉岡 武君)

健康福祉部長。

健康福祉部長(上田 順啓君)

経済状況の今の現況によりまして、生活保護が増えているというご指摘ですが、現在宇陀市の中におきましては、生活保護の対象者が今の経済状況の中で現状維持の中で推移していますので、今のこの生活保護費については、精算1500万円の減額になりました。

議長(玉岡 武君)

よろしいか。
他にございませんか
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑はないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。
よって、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について)は、原案のとおり承認されました。
次に、日程第7、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

ないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。
よって、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について)は、原案のとおり承認されました。
次に、日程第8、承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

ないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。
よって、承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)は、原案のとおり承認されました。
次に、日程第9、承認第6号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

ないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。
よって、承認第6号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について)は、原案のとおり承認されました。
次に、日程第10、承認第7号専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

ないようです。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。
よって、承認第7号、専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について)は、原案のとおり承認されました。

追加日程第1 追加日程(第2号の追加1)会期の延長

議長(玉岡 武君)

それでは、日程の追加をさせていただきたいと思います。
お諮りいたします。
会期の延長についてを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
休憩中に書類を配布してください。

午後1時49分休憩
午後1時55分再開

議長(玉岡 武君)

それでは、休憩前に引き続きまして会議を行います。
お手元に配布いたしました、資料の訂正をお願いします。
追加日程第2号となっておりますところを、第1号に訂正を各自にお願いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは追加日程第1号、会期の延長についてを議題としいたします。
お諮りいたします。
本臨時会の会期は、会期は本日までと議決されていますが、宇陀市議会会議規則第6条の規定により、本日5月20日から、5月29日までの10日間、延長いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は本日5月20日から5月29日までの10日間、延長することに決定いたしました。
ただ今より暫時休憩をいたしまして、全員協議会室におきまして全員協議会を開催いたしたいと思います。ご協力をお願いします。
10分間休憩をさせていただきますので、2時10分に全員協議会を全員協議会室で行いますので、ご参集をいただきますように、よろしくお願いいたします。

午後2時00分休憩
午後2時31分再開

日程第1 追加日程(第2号の追加2)議長の辞職について

副議長(山本 新悟君)

それでは、休憩前に引き続きまして会議を行います。
ただいま、玉岡議長より本日づけもって、一身上の都合により議長の辞職願が提出されました。
ただいまから、私が議事進行にあたらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
お諮りいたします。
議長辞職の件を日程に追加し、ただちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。

副議長(山本 新悟君)

追加日程第2号の1「議長の辞職について」を議題といたします。
なお、本件に関しましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますので、玉岡議長には退席をお願いします。
〔玉岡武議長退場〕

副議長(山本 新悟君)

お諮りいたします。
地方自治法第108条の規定により、玉岡武議員の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

異議なしと認めます。
よって、玉岡武議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
玉岡武議員の入場を許可します。
〔玉岡武議員入場〕

副議長(山本 新悟君)

玉岡武議員には、議長の辞職が許可されたことをお伝えいたします。
議長を退任されました玉岡武議員より発言を求められておりますので、これを許可します。

20番(玉岡武君)

早速、紳士協定によります退任の辞表をお認めいただきまして今議長よりご報告いただきました。ありがとうございます。冒頭のごあいさつにお話させていただきましたように、本当にあっという間の1年でございました。いろいろ今年は合併問題を含める、いろいろな数多くの課題がございました。
そんな中にあって、特に皆さん方にはおしかりもなくこうして今日まで無事にこの1年間議長を務めさせていただきましたことは、ひとえに各位の皆さん方の本当に暖かいご協力とご指導をいただきましたおかげだと思っております。
また、理事者の皆さん方にも、いろいろそれぞれ議会からのご意見等に含みます、住民のご意見等に含みますそんなことでいろいろとご理解ご協力を願ったところありますけれど、その点につきましても、いろいろとご配慮またはお力添えいただきましたことを、厚くお礼申し上げさせていただきたいと思います。
本当に改めまして議員さんはじめ、理事者の皆さん方にお礼を申し上げる次第でございます。諸事簡単でございますけども、ご挨拶に変えさせていただきます。ありがとうございました。
〔拍手〕

副議長(山本 新悟君)

玉岡武議員のあいさつがおわりました。

追加日程(第2号の追加2)議長の選挙

お諮りいたします。
ただいま、議長が欠員となりましたので議長選挙を日程に追加し、ただちに選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

異議なしと認めます。
よって、議長選挙を日程に追加し、ただちに選挙を行うことに決しました。
暫時休憩いたします。

午後2時38分休憩
午後2時55分再開

副議長(山本 新悟君)

会議を再開いたします。
追加日程第2号の2「議長の選挙」を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

異議なしと認めます。
よって、議長選挙の方法は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕

副議長(山本 新悟君)

ただいまの出席議員は20名であります。
次に、立会人を指名いたします。
会議規則第31条第2項の規定により、16番土井英治議員、17番竹内幹郎議員の2名を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。
白票は無効といたします。
〔投票用紙配付〕

副議長(山本 新悟君)

投票用紙の配付もれはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

配付もれなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕

副議長(山本 新悟君)

異常なしと認めます。
これより投票にうつります。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、議席番号1番井谷議員から順次、投票をお願いいたします。
〔投票〕

副議長(山本 新悟君)

投票もれはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(山本 新悟君)

投票もれなしと認めます。
以上で投票を終了いたします。
ただいまより開票を行います。
土井議員、竹内議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕

副議長(山本 新悟君)

開票が終了いたしましたので、結果を報告いたします。
投票総数20票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票18票、無効投票2票であります。
有効投票中、玉岡武議員10票、森下議員7票、髙橋議員1票以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。
よって、玉岡武議員が宇陀市議会議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕

副議長(山本 新悟君)

ただいま、議長に当選されました玉岡武議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
ここで玉岡武議員に当選の承諾およびごあいさつをお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

改めまして、皆さん方に心よりお礼を申し上げさせていただきます。先ほど協議会の中で、私が申し上げたその熱意が皆さん方に伝わったのかと、ありがとうございました。
私も議会生活は長いですが、こうして重責を預かったのはこの年期が1年。また、これからその1年をこうしたおかげで重責を全うさせていただくわけですが、皆さん方に住民から慕われる、また喜んでいただける、そういう庶民的な目線でしっかりと皆さん方と共に政治をさせていただき、そして、住民の皆さんの信頼を得る中で、次回私たちも改選ということになりますので、そういったこの1年間は国政、市長選挙も含めて、初心を忘れず私たちのこともしっかりと取り組んでいかなければならないと思っております。
先ほどから申し上げました、いろいろ市政や、また国政に関わる問題等々につきましては、しっかり皆さん方とご相談申し上げ、一つひとつお力添え賜わりながら、その解決に早く望ましていただきたいとそんな思いでございますので、どうぞ一つ、後任期中1年間もしっかりとサポートしていただき、また私をしっかり舵を取っていただいて、一つ住民に信頼を得られるそういう宇陀市の市政をできますように、くれぐれもお願いとご要望のような形になりまして申し訳ないですが、一つくれぐれもよろしくお願いいたしまして、簡単措辞ではございますが、議員さんまたは理事者の皆さん、くれぐれもよろしくお願いします。
感激もございまして、言葉にならない部分もございますが、正直ちょっと今回は厳しいなと思いつつ立候補をさせていただいたのですが、こういう結果にならせていただいたので、本当に初心忘れずしっかりとがんばりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
〔拍手〕

副議長(山本 新悟君)

これをもちまして、私の議事進行の職務を終わらせていただき、新議長と交代いたします。ご協力どうもありがとうございました。
玉岡武議長、議長席にお着き願います。
〔拍手〕

議長(玉岡 武君)

それでは、早速議長の座に着かせていただいて、進めさせていただきます。
ただいまから議会運営にあたらせていただきますので、どうぞ引き続きご指導ご協力をよろしくお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。

午後3時10分休憩
午後3時17分再開

追加日程(第2号の追加3)副議長の辞職について

議長(玉岡 武君)

会議を再開いたします。
ただいま山本新悟副議長より、本日付をもって一身上の都合により、副議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。
副議長辞職の件を日程に追加し、ただちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。

議長(玉岡 武君)

追加日程第2号の3「副議長の辞職について」を議題といたします。
なお、本件に関しましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますので、山本新悟副議長には退席をお願いいたします。
〔山本新悟副議長退場〕

議長(玉岡 武君)

お諮りいたします。
地方自治法第108条の規定により、山本新悟議員の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、山本新悟議員の副議長の辞職を許可することに決しました。
山本新悟議員の入場を許可します。
〔山本新悟議員入場〕

議長(玉岡 武君)

山本新悟議員には、副議長の辞職が許可されたことをお伝えいたします。
副議長を退任されました山本新悟議員より発言を求められておりますので、これを許可します。

13番(山本 新悟君)

皆さんのおかげで、1年間無事に副議長の議席を全うさせていただきました。ありがとうございます。今後ともまたよろしくお願いいたします。
〔拍手〕

議長(玉岡 武君)

山本新悟議員のあいさつが終わりました。

追加日程(第2号の追加4)副議長の選挙について

議長(玉岡 武君)

お諮りいたします。
ただいま、副議長が欠員となりましたので、副議長選挙を日程に追加し、ただちに選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、副議長選挙を日程に追加し、ただちに選挙を行うことに決しました。
暫時休憩いたします。
引き続き全員協議会室へお願いします。

午後3時21分休憩
午後3時31分再開

議長(玉岡 武君)

休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
追加日程第2号の4「副議長の選挙」を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、副議長選挙の方法は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕

議長(玉岡 武君)

ただいまの出席議員は20名であります。
次に、立会人を指名します。
会議規則第31条第2項の規定により、18番泉岡正昭議員、19番大西進議員の2名を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。
白票は無効といたします。
〔投票用紙配布〕

議長(玉岡 武君)

投票用紙の配付もれはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

配付もれなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕

議長(玉岡 武君)

異常なしと認めます。
これより投票にうつります。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、議席番号1番井谷議員から順次、投票をお願いいたします。
〔投票〕

議長(玉岡 武君)

投票もれはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

投票もれなしと認めます。
以上で投票を終了いたします。
ただいまより開票を行います。
泉岡議員、大西議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕

議長(玉岡 武君)

ただいまより開票の結果を報告いたします。
投票総数20票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票20票、無効投票数0票であります。
有効投票中、多田與四朗議員10票、大澤正昭議員7票、辻谷禎夫議員3票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。
よって、多田與四朗議員が宇陀市議会副議長に当選されました。
議場の閉鎖をときます。
〔議場開場〕

議長(玉岡 武君)

ただいま副議長に当選されました多田與四朗議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ここで多田與四朗議員に当選の承諾及びごあいさつをお願いいたします。

副議長(多田 與四朗君)

皆さま本日は誠にありがとうございました。いつも思うのですが、この5月の役選の時期というのは、非常に身も心もくたくたになります。やっと終わったかという思いでいっぱいでございます。
それぞれがそれぞれの抱負をしっかりと全員協議会の方で述べられました。どの方がなっても不足はないと、そんな思いで私は本会議場に臨ましていただいたわけです。
どれだけ自分がしっかりやれるのかわかりません。先ほど私の隣の10番議員、山本繁博議員が所信表明よりは短くしゃべれよと言われましたので、もう思いはたくさんありますが、これを一つ一つ形にしてまいりたいと思います。
玉岡議長の足を引っ張らずに、しっかりと、この我々にとっても4年目最後でございます。市長にも最後の1年でございます。
集大成の思いで、しっかりと、しっかりと行政と議会が一つになってがんばってまいりたいと、そのサポートを私はしっかりとやるつもりでございますので、皆様方の暖かいご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
甚だ簡単ではございますけども、お礼の言葉に変えさせていただきます。ありがとうございました。
〔拍手〕

議長(玉岡 武君)

それでは、暫時休憩いたします。
先ほどお話いたしましたように、後の委員会構成並びに正副委員長等のそれぞれの話し合いを一括してさせていただきたいと思いますので、引き続き全員協議会室にお入りいただきまして、早速その分に取り組んでいただきたいと思いますので、お願いします。

午後3時43分休憩
午後5時00分再開

議長(玉岡 武君)

休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
作成中の文書事務の都合で今やっていただいておりますが、とりあえず会議を1時間延長させていただきたいと思います。その後、委員会選任から入って時間内に終わらせていただく予定です。もう少しご協力をお願いします。
暫時休憩します。

午後5時01分休憩
午後5時03分再開

追加日程(第2号の追加5)第1常任委員会の選任について

議長(玉岡 武君)

それでは再開いたします。
日程第1「常任委員会委員の選任について」を議題といたします。
報告いたします。
まずはじめに総務文教常任委員会の委員8名を申し上げます。
2番上田德議員、6番大澤正昭議員、11番森下裕次議員、12番坂本徹矢議員、13番山本新悟議員、14番辻谷禎夫議員、20番玉岡武議員。
次に、福祉厚生常任委員会の委員7名を指名いたします。
3番山本良治議員、7番井戸本進議員、8番中山一夫議員、15番髙橋重明議員、16番土井英治議員、17番竹内幹郎議員、19番大西進議員、以上であります。
続いて、産業建設常任委員会の委員7名を申し上げます。
1番井谷憲司議員、4番峠谷安寛議員、9番多田與四朗議員、10番山本繁博議員、18番泉岡正昭議員、21番小林一三議員、以上を指名いたします。
ただ今、委員を選任しました3常任委員会の正副委員長の互選を行っていただいておりますので、引き続きご報告申し上げます。
総務文教常任委員会の委員長に上田德議員、同じく副委員長に大澤正昭議員。
引き続き、福祉厚生常任委員会の委員長副委員長を申し上げます。委員長に山本良治議員、副委員長に髙橋重明議員。
産業建設常任委員会の委員長山本繁博議員、同じく副委員長に井谷憲司議員、以上で報告を終わります。

追加日程(第2号の追加5)第2議会運営委員会の選任について

議長(玉岡 武君)

次に、「議会運営委員会委員の選任について」を議題といたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
議会運営委員会委員について、1番井谷憲司議員、2番上田德議員、3番山本良治議員、6番大澤正昭議員、7番井戸本進議員、10番山本繁博議員、11番森下裕次議員、15番髙橋重明議員、21番小林一三議員、以上の方々を指名選任いたします。
ただ今、委員を選任しました議会運営委員会の正副委員長を決めていただいておりますのでご報告いたします。
議会運営委員会の委員長に大澤正昭議員、同じく副委員長に小林一三議員、以上で報告を終わります。
次に、第4特別委員会の存廃について及び存続する特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告申し上げます。
地域開発特別委員会並びに環境水源対策特別委員会については、当初の設置目的を達成したと判断させていただきましたので、廃止することになりました。本日をもちまして消滅することといたします。
廃止を決定いただきました両特別委員会の委員各位には、これまでご尽力いただきましたことを深く感謝申し上げます。
市立病院建設特別委員会の委員長に森下裕次議員、同じく副委員長に辻谷禎夫議員。行政改革特別委員会の委員長に峠谷安寛議員、同じく副委員長に井谷憲司議員、以上で報告を終わります。

追加日程(第2号の追加5)第3から第7まで閉会中の継続調査について

議長(玉岡 武君)

次に、日程にしたがいまして日程第3、閉会中の継続調査について、議会運営委員会、日程第4、閉会中の継続調査について、市立病院建設特別委員会、日程第5、閉会中の継続調査について、行政改革特別委員会、日程第6、閉会中の継続調査について政治倫理条例検討特別委員会、日程第7、閉会中の継続調査について美榛苑経営検討特別委員会、以上5件を一括上程いたします。
お諮りいたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、また、各特別委員長からは、それぞれ所管する調査事項について、それぞれ、閉会中の継続調査の申し出がありました。
閉会中の継続調査については5件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、閉会中の継続調査5件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
お諮りいたします
ただ今議題となっております5件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
以上をもちまして、本臨時会に付された事件は、すべて終了いたしました。

閉会

議長(玉岡 武君)

それでは、閉会にあたり、前田市長のごあいさつをお願いいたします。
前田市長。

市長(前田 禎郎君)

臨時会の閉会にあたり、一言、ごあいさつ申し上げます。
本日提案をいたしました専決処分案件7件につきまして、慎重にご審議をいただきまして、ご承認を賜わりましたこと、誠にありがとうございました。
本議会において、議員各位からもいろいろとご意見なりご要望をいただきまして、この件につきましても、十分にこれを尊重いたしまして、執行にいかんなきを期してまいる所存です。
議員各位におかれましては、今後とも市政発展のためになお一層のご尽力を賜わりますようよろしくお願いいたします。
なお、正副議長に就任をされました玉岡議長、多田副議長、誠におめでとうございます。新市が誕生いたしまして、ちょうどもう4年を向かえておりますが、重要課題が山積しております。市政発展のために、ますますのご活躍をくださいますようご祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

それでは閉会にあたり、一言、ごあいさつ申し上げます。
本日、理事者から提案のありました専決処分の承認など、議員各位には、終始極めて熱心にご審議賜り、適切妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第であります。
宇陀市誕生後4年目に入り、私どもの任期もあと1年を残すところとなりましたが、今後、さらなる創意工夫を凝らした施策を展開し、将来に向けての活気と個性、魅力ある安心安全の都市宇陀市を築いていかなければならないと考えております。
まだまだ多くの課題がありますが、市民の負託に十分こたえていくこととあわせて、円滑な市政が展開できるよう、行政と一体となって取り組んでいくことが、我々市議会議員に課せられた使命であると痛感いたしておるところでございます。
本日から新体制により議会運営に当たってまいりますが、議員各位、執行部各位のこの上ないご理解、さらなるご支援をお願い申し上げますとともに、たゆまざるご研さんを賜りたく、重ねて各位にお願い申し上げる次第でございます。
今後、くれぐれも健康にご留意され、ご活躍されますことをご祈念申し上げ、ここに閉会のごあいさつといたします。
これをもちまして、平成21年第1回宇陀市議会臨時会を閉会させていただくことといたします。
本日は大変ごくろうさまでした。ありがとうございました。

閉会(午後5時12分閉会)

お問い合わせ

議会事務局総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-5771/IP電話:0745-88-9082

ファックス:0745-82-0139

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