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更新日:2012年2月22日

平成21年12月定例会(第4日目)議事録

本日の会議に付した事件

日程

内容

日程第1

一般質問

 

小林一三

国政の政権交代に伴って、今後大きく変化が予想される地方行政の推進に、宇陀市は新年度予算を編成するにあたって、どのように対処し取り組まれるのか。について
新市、宇陀市の初代市長として、勇退をされるにあたり,前田市長の自己総括と,将来に夢ある宇陀市のまちづくりに託すことは。について

日程第2

議案第93号

宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について

日程第3

議案第94号

宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

日程第4

議案第95号

宇陀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

日程第5

議案第97号

宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例の一部改正について

日程第6

議案第110号

宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について

日程第7

議案第111号

桜井宇陀広域連合規約の変更について(総務文教常任委員会委員長報告)

日程第8

議案第99号

平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)について

日程第9

議案第101号

平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について

日程第10

議案第103号

平成21年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について(予算審査特別委員会委員長報告)

日程第11

議案第113号

宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について

日程第12

議案第114号

平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第5号)について

日程第13

同意第8号

宇陀市教育委員会委員の任命同意について

日程第14

同意第9号

宇陀市教育委員会委員の任命同意について

日程第15

同意第10号

宇陀市公平委員会委員の選任同意について

日程第16

同意第11号

宇陀市監査委員の選任同意について

日程第17

同意第12号

宇陀市財産区管理委員の選任同意について

日程第18

選挙第2号

宇陀市選挙管理委員会委員の選挙について

日程第19

選挙第3号

宇陀市選挙管理委員会補充員の選挙について

日程第20

発議第7号

子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書案について

日程第21

 

閉会中の継続調査について(議会運営委員会)

日程第22

 

閉会中の継続調査について(総務文教常任委員会)

日程第23

 

閉会中の継続調査について(福祉厚生常任委員会)

日程第24

 

閉会中の継続調査について(市立病院建設特別委員会)

日程第25

 

閉会中の継続調査について(行政改革特別委員会)

日程第26

 

閉会中の継続調査について(美榛苑経営検討特別委員)

出席議員(18名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

井谷 憲司

2番

上田 德

3番

山本 良治

4番

峠谷 安寛

6番

大澤 正昭

7番

井戸本 進

8番

中山 一夫

9番

多田 與四朗

10番

山本 繁博

11番

森下 裕次

12番

坂本 徹矢

13番

山本 新悟

14番

辻谷 禎夫

15番

髙橋 重明

16番

土井 英治

18番

泉岡 正昭

20番

玉岡 武

21番

小林 一三

欠席議員(1名)19番大西進

欠員(2名)5番、17番、22番

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

前田 禎郎

副市長

森田 博

教育長

喜多 俊幸

総務部長

樋口 保行

総務部参事

菊岡 千秋

財務部長

中尾 辰彦

財務部参事

辻本 文昭

市民環境部長

石本 淳應

健康福祉部長

上田 順啓

農林商工部長

廣長 俊夫

都市整備部長

太田 政幸

土木部長

西田 茂

教育委員会事務局長

穴田 宗宏

教育委員会事務局参事

吉村 泰和

水道局長

山下 勝史

市立病院事務局長

松村 光哲

市立病院事務局参事

竹内 均

保養センター美榛苑所長

臺所直幸

会計管理者心得

尾崎 康二

介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長

大西 茂

財務部財政課長

井上 裕博

 

 

開会時間(午前10時00分)

開会あいさつ

議長(玉岡 武君)

おはようございます。
議員の皆様にはご多忙のところご参集いただきまして、ありがとうございます。

議長(玉岡 武君)

ただいまの出席議員は18名であります。19番、大西進議員の欠席届を受理しております。
定足数に達しておりますので、ただいまから、平成21年宇陀市議会第4回定例会を再開いたします。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
これより議事に入ります。

日程第1 一般質問

質問番号14番(小林 一三)

議長(玉岡 武君)

日程第1、一般質問を行います。
第3日目に引き続き、残り1名の方の一般質問を行います。
一般質問の取り扱いはご承知のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。
一般質問最後の質問者となります21番、小林一三議員の質問番号14番、国政の政権交代に伴って、今後大きく変化が予想される地方行政の推進に、宇陀市は新年度予算を編成するにあたって、どのように対処し取り組まれるのか。
新市、宇陀市の初代市長として、勇退をされるにあたり,前田市長の自己総括と,将来に夢ある宇陀市のまちづくりに託すことは。についての質問をお受けいたします。
21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

おはようございます。21番議席、小林でございます。ただいま議長の許可をいただきまして一般質問を行います。今期定例会最後の質問者となりました。ぞうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、通告をさせていただいております質問をただいまから行います。
質問1番について。国政の政権交代に伴って、今後大きく変化が予想される地方行政の事業推進に、宇陀市は新年度予算を編成するにあたって、どのように対処し取り組まれていくのか。
去る8月の衆議院議員選挙におきまして新政権が誕生いたしました。政権交代によってマニフェストを基軸とした政策、施策の転換がはかられ、国政が大きく変化しつつあります。新政府は、諮問機関である行政刷新会議、仕分けチームを設置して、継続事業を含む新年度予算の概算要求について予算のむだを洗い出す事業仕分けを行い、その対象として447事業の見直しが行われ、また、すでに決定をして継続して進められている事業及び21年度1次補正予算についても、費用対効果の乏しい事業は凍結、廃止といった、各部門の見直しが指摘されて、廃止と決定した事業については交付金の返納も検討するという厳しいものとなっております。地方行政は今後、継続事業、並びに新規事業の推進にあたっては、基本から検証し、検討して判断をしていかなければならない、慎重な対応が求められております。政府の行政刷新会議による事業仕分けの主な対象となっている事業のなかで、宇陀市が現在進行中の事業及び計画している事業も多く含まれていると思われます。今後の事業推進におきましては非常に懸念をもっているところでございます。
地方交付税、交付金制度の見直しをはじめ、街づくり交付金、下水道事業、延長保育事業、生活保護費などの負担金、道路整備、河川改修など、さらに当市の基幹産業であります農林関係におきましては、中山間地域等直接支払制度、耕作放棄地再生利用緊急対策費、担い手育成農地集積事業、土地改良負担金対策資金、田園整備事業、里山エリア再生交付金、農道整備、灌漑排水等農業農村の整備など、農林関係事業は軒並みに廃止、あるいは見直しをされる見込みであります。さらに、宇陀市が次年度から事業家に向けて推進している新規事業につきましても仕分けの対象となっている項目もありまして、学校再編に係わる老朽校舎の改築事業に関しましても、従来の方針で実施できるのかと心配するところであり、教育関係事業の見直しも多く、当市の事業施策に直結する項目が多く含まれていると思われます。
事業費のなかでも、特に大きなウエイトを占めるまちづくり交付金は、市街地再開発や道路や河川、住宅の整備など、都市再生整備計画に位置づけられた事業の交付金であり、街の構築には欠かすことのできない交付金、いわゆる補助金であります。宇陀市では、まちづくり交付金事業を進めるなかで、都市計画道路の改良事業をはじめ、多くの事業を計画してまちづくりを推進しております。
宇陀の玄関としての役割を担う近鉄榛原駅周辺整備事業であります東町西峠線の改良事業は、旧町からの懸案でありましたが、平成19年度から事業化に取りかかっており、用地買収や補償交渉を進めてきている段階に今は入っており、投入した事業費については、これまでに交付金そして起債を含めまして約5億円以上にものぼる多額の投資を行ってきております。また、6月議会におきましては、駅南の整備も継続事業として順次進めていくと答弁をされておりますが、国の仕分けのなかでまちづくり交付金、その制度を見直し、廃止して、まちづくり事業はそれぞれの自治体に事業をゆだねる、という方針が打ち出されました。
端的に言えば、各市町村はそれぞれの体力に見合った財政規模にそって、まちづくりは自分たちでやりなさい、こういうことであろうかと思います。いわゆる、地方移管であります。従来は、人を限定した特定財源として公布されてきたまちづくり交付金は、今後は、自由な地方交付税交付金に算入されることになるようであります。そうなれば今後、まちづくり事業は各自治体の単独事業として事業化をしていかなければなりません。事業費は全額市町村の負担、一部は起債が含まれるわけでございますけれども、地方自治体それぞれの単費で賄わなければならないことになり、多額の事業費の負担を余儀なくされることになるようであります。
このような状況になりますと、財政の脆弱な当市にとりましては、多額の投資をして事業を継続できるのか。非常に厳しい状況である。このように思うわけでございます。
国の新年度予算はまだ不透明な部分もあります。12月中には新年度予算の編成を終えたいとして報道されておりますけれども、まだ不透明な部分があり、年明けに持ち越す可能性もあろうかと思います。しかし、政権交代に伴って、これからは国の方針が大きく変わることは間違いなく予測できると思います。
国の役割と地方の役割が激変する状況のなかで、今後は地方の役割がますます増して、重要なものとなってまいります。宇陀市の新年度予算につきましては、市長の任期満了に伴って骨格予算となりますが、継続事業並びに総合計画を進めていくなかで、国の事業仕分けによって見直し対象となっている地方交付税交付金の見直しをはじめとして、ソフト、ハード事業について、予算編成にあたっての対応と方向性はどのように考えておられるのかご答弁を各担当課からいただきたいと思います。
次に、質問2番に移ります。
新市、宇陀市の初代市長として勇退されるにあたり、前田市長の自己総括と、将来に夢ある宇陀市の未来に託すことはについて質問を行います。
前田市長は、昭和62年4月に県職員を経て、旧榛原町の収入役として就任をされました。以来、助役、町長として行政に携わっていただき、多くの実績と功績を残されて、平成18年1月1日、旧菟田野町、大宇陀町、榛原町、室生村の3町1村が合併をいたしました。そして、新市、宇陀市が誕生し、その初代市長として就任され、合併直後の多岐、多難な市政運営を宇陀市のトップリーダーとして、豊富な行政経験を活かし、持ち前の英知と卓越した手腕を発揮されて、それぞれ4区の伝統と文化を大切に育みながら、一体化にむけたまちづくりに今日まで努力を重ねてこられました。そして早くも4年が過ぎようとしております。
平成の大合併は、国による三位一体の行財政改革のうずの中での苦しい決断であり、まちの生き残りをかけた合併でありまして、バラ色の合併とはほど遠い苦渋の選択で、旧大宇陀町では合併の賛否を問う住民投票が行われるなど、非常に厳しい環境のなかでの合併でありました。
合併直後の6月には北海道夕張市が財政破綻、いわゆる倒産をいたしました。そして財政再建団体に陥ったわけであります。国においては夕張市の破綻を機に、全国に財政の健全化を促す喚起を行い、全国的な傾向にある財政の危機的状況の未然防止のための法律、財政健全化法が施行されました。そして、各自治体の財政状況を4指標で判断して、自治体の健全化を促進するシステムが法制化されて、厳しい財政判断指導の中にあって自主財源の乏しい宇陀市は、財政的にも非常に厳しく危機的状況にあるなかで、前田市長は常々言われていた言葉、人は健康でなければいけない、まちも健康で、元気でなければいけない。健康な体、健康なまちには活力が宿る。このことが、前田市長の口癖であったわけであります。
前田市長は就任直後から、まず健康で元気なまちにしていかなければいけない。こういうコンセプトのもとに健全な財政基盤の充実を目指して行財政改革に取り組み、リーダーシップを発揮されて改革を強力に推進し、財政の健全化に努めてこられました。
財政状況の厳しい中にあっても、住民サービスの基本である生活基盤のインフラ整備及び福祉の向上施策、地域医療の充実など、安心して住み続けていただけるまちづくりに4年間初代市長として公平、公正の立場で市政に取り組まれてこられましたご苦労に対して、私は、敬意と評価をいたすところでございます。
前田市長におかれましては、今期定例会が宇陀市長職として最後の議会となりました。そこで、市長を勇退されるにあたっての自己総括と未来に向けて限りなく持続する宇陀市の、夢あるまちづくりに託すことについての所感、その所感とあわせまして、本日は、うだチャン11、テレビ放送を視聴されておられる方がたくさんおられると思います。その方々に対しましてもメッセージをあわせてお聞かせをいただきたいと思います。
以上をもちまして、私の壇上からの第1回目の質問を終わります。よろしくご回答、ご答弁をお願いいたしたいと思います。

議長(玉岡 武君)

中尾財務部長。

財務部長(中尾 辰彦君)

おはようございます。小林議員から新年度の予算編成に対する対応あるいは考え方についてご質問をいただきましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
本年の8月に誕生いたしました新政権は、平成22年度の新年度予算の編成にあたりまして、内閣府に設置されました行政刷新会議ワーキンググループによります事業仕分けが行われました。その後、予算編成の基本方針だけにつきましては、つい先般閣議決定をされたところでございます。このようなことはテレビ、新聞等でも毎日のように報道されておりまして、国民のだれもが関心を持ってご覧いただいていることと思います。
議員ご質問の当宇陀市におけます予算編成の対応でありますとか方針でございますが、未だ国の方からの明確な方針は示されておりません。新政権下での予算編成についても不透明な要素が多く含まれておりまして、私どもといたしましては不安感をもっておるというのは事実でございます。聞き及びますと、いくつかの交付金事業につきましては、宇陀市にとりましても影響が出てくるものと考えております。今後の宇陀市の財政運営にも少なからず影響が出てくると危惧をしております。また、道路、自動車税関係の暫定税率の存廃のありよう、あるいは地方への交付金のありよう等々につきましても、未だ明確には示されておりません。
とは申しましても、政策の転換でございますとか事業見直しはありますものの、全国には1770余りの地方自治体がございます。こういった自治体の根幹を覆すような大きな方向転換といったことを行われますと、国民生活に混乱を来たし、行政だけではございませんでして、経済にもかなり影響がでてくるということで、今日までどおりとは申せませんが、ある程度の手だては担保されているものと考えております。
そういったことから、宇陀市の新年度予算の編成にあたりましても、ほぼ例年どおりの事業費は確保できるものとの判断で、現在予算編成作業を進めているところでございます。
また、当宇陀市は、平成22年度の当初予算にあたりまして、宇陀市の舵取りを担っていただきます市長及び市議会議員選挙を3月に控えておりますことから、現在の予算編成を進めているなかで、政策的要素の大きい経費を除きまして、経常経費を中心とした骨格予算を組むこととしております。市長、市議会議員選挙の後に、新市長の方針、あるいは政策提言等々をいただきまして、それらを含めたうえで補正予算のお願いをすることになるかと考えております。おそらく来年の6月の定例会でご審議をいただくことになろうかと考えております。
当然、先ほどからの小林議員のご質問の、若干、そういったことで宇陀市の予算編成が遅れるということもございますので、国の方針もそのころには明確に、具体的に示されてくるといったことでの補正予算の提案になろいうかと考えております。
十分なお答えになったかどうかわかりませんが、今回のご質問に対する私の回答を以上とさせていただきます。

農林商工部長(廣長 俊夫君)

おはようございます。農林関係の事業仕分けについてご回答をいたします。
農林水産省の主な事業仕分けの対象になりました事業につきましては67事業ございまして、この事業のなかにも、事業のすべてが廃止、予算要求の縮小、来年度予算要求の見送り等の結果が出ております。
特に、宇陀市において現在取り組んでいる事業で影響がでる事業といたしまして、農道整備事業が廃止、耕作放棄地再生利用緊急対策が来年度予算は見送り、農地有効利用支援整備事業は国の事業としては廃止等でございます。なお、農道整備については、現在、県営事業において一般農道整備事業を実施しておりまして、全延長3390メートルのうち、あと3分の2の2250メートルが未整備であります。また現在、宇陀市において391ヘクタールの耕作放棄地がありますが、放棄地が増加傾向にあり、その解消及び食糧供給強化のため、有効利用の促進をはかるため、耕作放棄再生利用の推進にむけた取り組みを行っておりまして、市としても必要不可欠な事業であります。
農地有効利用支援事業につきましても、老朽化が進んでいる農業施設の維持管理費用の補助として取り組んでおりますが、市のみでは対応できない現状にあります。
以上のとおりワーキンググループの結果がそのまま予算に反映されますと、現在増加傾向にあります耕作放棄地がますます増加することが必至であり、担当部といたしましても耕作放棄地対策を重要課題として取り組んでいく必要があることから、今後、動向を見ながら、必要性について県をつうじ要望を行っていく所存でございます。以上、ご回答といたします。

都市整備部長(太田 政幸君)

おはようございます。都市整備部からまちづくり交付金事業、東町西峠線についてご回答をさせていただきたいと思います。
まちづくり交付金事業につきましても、国の仕分け作業のなかの項目であがっておりますが、現在のところまだ明確な方向は示されておりません。しかし、この都市計画道路、東町西峠線につきましては、新市まちづくり計画の主要事業として位置づけをされております。また、平成19年度から議員おおせのとおり事業化をさせていただきまして、用地交渉を進めてまいっております。
ワーキンググループの結果、そのまま国の方向が示されましても、県及び関係機関と十分協議を行いながら対応してまいりたいと考えております。以上、回答とさせていただきます。

議長(玉岡 武君)

西田土木部長。

土木部長(西田 茂君)

それでは、続きまして土木部からお答えさせていただきます。
同じく政府の諮問機関であります行政刷新会議の行政仕分けの作業のなかに、宇陀市にとりましても重要な道路の整備事業も対象となっております。このことは平成22年度以降も市道の整備事業を進めるうえで、非常に心配しているところでございます。
担当部といたしましては例年どおり、6月の初旬ではございますけれども、平成22年度の道路整備事業の国庫補助金の概算要望を行っております。また、これに伴います修正要望も9月の下旬に行っております。また、2回目となる概算要望の修正も12月の初旬に行っておりまして、これらは県の道路建設課に提出を済ませております。市町村といたしましては例年どおり、とるべき要望事項は通常どおり行っておるという状況でございます。こうしたことから、道路行政の担当といたしましても、また、他の市町村の担当の方もそうであろうと思いますけれども、このことについては非常に心配をしている状況でございます。
私どもも県や土木事務所等とも、いろんな確認または協議等もさせていただいておりますけれども、例えば、先般ではございますけれども、県内で行われます国の直轄事業につきましては前年度より2割程度の削減になるようでございます。こうしたことから、供用開始の時期もずれ込むであろうというようなことも国の方から示されているようでございます。また、取り付け道となります国・県道も供用開始時期がずれ込むであろうというようなことも近畿地方整備局から言われているようでございます。また、県内の国・県道の事業につきましても、平成22年度の予算は21年度よりも2割程度減になるのではないかというようなことが県道路建設課に伝わっているようでございまして、こうしたことから、県では現在7割、8割程度の事業費として、2割程度減になった場合どのような影響がでるかということを土木部内で検討されていると伺っております。
また、市町村道に関します来年度の予算につきましては県ともいろいろ相談させていただいておりますけれども、国から県に対してもまだ情報が入っていないということでございます。しかし、合併してまだまだ市道の整備を進めなければならない宇陀市としましても、例年どおり交付金ないし補助金をいただけるように期待しているという状況でございます。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

2番目の答弁。前田市長。

市長(前田 禎郎君)

おはようございます。今回の議会のなかで、各議員の一般質問のなかでの温かいお言葉や、あるいはまた先ほどからの小林議員の温かいお言葉をいただきまして、心から感謝をいたしているところでございます。それでは小林議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
ちょうど平成18年の1月1日に旧4ヶ町村が合併をいたしまして、宇陀市という新しいまちが誕生をいたしました。
それぞれの自治体、いわゆる自治権を持つ、そしてまた実政、主体性を持つ4つの自治体が合併をいたしまして、新しく宇陀市という自治体が誕生をいたしまして、1月1日に発足をいたしました。そこで、この新市の舵取りをおおせつかってまいりました。
この4年間、この新しいまちの行政運営をしていくために、市民の一体感の醸成、そしてまた4つの自治体が持っている特徴を活かしながら、地域の均衡のある発展というものを目指してまちづくりを行いながら、市民の皆さんが幸せを感じる、そしてまた豊で住みよいまちを目指しながら、私の政治信条といいますか、生活信条であります、誠実ということをモットーに掲げて、愚直なまでに今日まで取り組んでまいりました。
新市まちづくり計画における651項目の事業調整、あるいはまた病院建設、ケーブルテレビ等、新市としての重点事業などに取り組んでまいりましたし、さらには新市としての基礎的な基盤づくり、行政改革を行いながら、財政の脆弱なこのまちの財政運営。思い返せばこの4年間はあっという間に過ぎ去ったような気がいたします。したがいまして、新市まちづくりはまだ今、緒についたばかりでありまして、これからの年月をかけて、内外に誇りうる宇陀市とするために、このまちづくりはこれから始まっていくのではないだろうかなと、本格的なまちづくりはこれから始まるのではないかなと、そのように思います。しかし、私には残された時間というものはありません。これからは、新しいリーダーのもとで、市民と行政が協働して、みんなで創る夢ある宇陀市、これを創っていただくことを願うばかりでございます。
宇陀市が誕生いたしましてから4年間、市長として勤めさせていただきました。来る2月11日に私の任期がまいるわけでございます。今日まで大過なく、こうして任務が終えることができましたのも、一重に市民の皆様方、議員の皆様方、そして職員の皆様方の温かい支えがあったらばこそと、心から感謝を申し上げている次第でございます。本当にありがとうございました。
2月11日までが私の任期でありますので、精一杯、その任務を遂行してまいりたいと、このように思っておりますので、どうぞかわらぬご支援とご協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
誠に簡単でありますが、お礼の言葉に代えて答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

再質問に移ります。
まず、質問番号1番の再質問をさせていただきます。
宇陀市は合併をして5年目を迎えるわけでございます。先ほどからも私は地方交付税交付金、この問題を大きく取り上げていますのは、脆弱な宇陀市の財政のなかで依存財源が40%を超え45%になっていると。その依存財源が地方交付税交付金ということでございます。その交付金とて6年目から、来年は5年目を迎えるわけでございますけれども、6年目からは段階的に減額をされていく。5年間は合併特例のなかで旧4町村のままの交付が担保されておったのですが6年目からは段階的に減額されていく。そのなかにありまして宇陀市は、先の一般質問にもございましたが、財政指標のなかで実質公債費比率が現在は21.5、さらに次年度から病院の建設が始まります。この建設におきましても合併特例債あるいは病院債等々を含めた起債をもって建設をされていくわけでございます。その部分につきましてもこの実質公債費比率が押し上げられる。さらには23年、24年、25年と起債償還のピークがやってまいります。そのなかにありまして、昨年のリーマンショックあるいは本年11月のドバイショック、そして、経済が大変混迷しているなかにあって、国内においては円高、デフレといった悪い状況がいっぺんに経済を疲弊させている。そういうなかで次年度におきましては自主財源、いわゆる市税でございますけれども、30億円を割るのではないかと、こういう心配をしております。先ほどからも次年度の予算編成につきましては、ある程度担保されていると思う。あるいは、従来どおりの編成を行う。確かにそういうことになる可能性もあるかと思いますが、やはり政権がかわりますと政治もかわってまいります。そういったなかにおいて、やはり国の動向をしっかりと見極めながら、今度の新年度予算につきましても、国で行っております仕分けではないですけれども、継続事業あるいは新規事業につきましても基本から見直しながら、国の動向とあわせて判断しながら進めていっていただきたい。確かに次年度は骨格予算ではありますけれども、事業予算は、先ほども答弁がありましたように、補正予算のなかで6月に本予算となる事業予算が組まれようかと思いますが、それまでにも、そういったかたちのなかでしっかりと中身の見直し、仕分けを行っていただきたい、これが私の言いたいところでございます。
この件につきまして、再度中尾財務部長から考えをお聞かせいただきたいと思います。

議長(玉岡 武君)

中尾財務部長。

財務部長(中尾 辰彦君)

私、先ほど答弁いたしましたが、なるほど、いま再質問いただいたとおりでございまして、ほぼ例年なみの財源の確保は国の何らかの手だてでしていただけるのではないかと、このように思っておりますけれども、いつまでも国に頼るというだけの問題でもございませんので、当然、宇陀市は宇陀市のなかで事業効果等々も考えながら、事業仕分けに近いものを行っていかなければならないと思っております。
先ほどと重複するかもわかりませんが、全体枠としての予算査定を行ってはおりますけれども、今後、肉付け予算をしたとき、それまでには国の補助金、交付金が一般財源的な交付金制度に改められるようなことも聞いておりますので、自らの財源は自らの事業費を決めるということの再検討もしていかなければならないのかなと。そういったことで、より慎重に今後の財政運営を預かっていきたいなと思っております。以上です。

議長(玉岡 武君)

21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

そういったかたちのなかで、しっかりと臨んでいただきたいなと思います。
次に、農林関係ですが、私は先の6月議会におきまして都市計画法第32条の改正による市街化調整区域の緩和制度について質問をさせていただきました。そのなかで部長の答弁は、宇陀市は振興施策につきましては20年度、昨年でありますけれども、農村振興基本計画を策定しているということで、その基本計画にそって農業施策を進めていくとの答弁をいただいております。しかし、先ほど答弁がありましたとおり、その基本計画に盛り込まれている項目について、今回の事業仕分けによって廃止された部分、これ多分に含まれているわけでございます。したがって、今後この基本計画にそって農業施策を実施していくについてはちょっと難があるのではないかなと私は思うわけでございます。
ある団体が、ちょっと前になるんですが、農業関係についての廃止、削減の見直しによって農業が維持していけないのではないかという理由でもって署名活動をされております。私の家にも署名活動で来られたわけでございます。
そういったかたちで、今後、国内におきましても放棄地がますます増えてきておるなかで国土が荒廃してまいっております。そんななかにおいて、各地域からそういう署名活動、あるいは陳情、請願、そういったかたちのなかで国へ続々と申請をされていくと私は予測しております。
宇陀市も国の方針がこうなったから、ではなくして、まだいろいろと取り組んでいかなければならない事柄について、やはり、今後、県、国に対して、しっかりと要望をしていただきたい。この辺の見解について。
それからもう1点は、農業振興基本計画。これはまだ昨年策定されたばかりでありますけれども、やはり政権交代があったということで早急な見直しをしていかなければならないと思うんですけれども、この2点について、再度質問をさせていただきます。

議長(玉岡 武君)

廣長農林商工部長。

農林商工部長(廣長 俊夫君)

ただいまの小林議員の質問でございます。確かにおっしゃるとおりでございまして、基本計画につきましては、やはり、農林関係、特に補助金で対応しているところが多いわけでございますので、国の方針が具体的になった時点をもちまして、この計画については、あらたな宇陀市の農業振興の方向の計画に変えていく所存でございます。
また、農業振興におきましても、新政権におきまして米の所得保障というあらたな事業もでております。詳細についてはまだ担当部局には来ておりませんが、これにつきましてはあらたな補助金ということで市内の米、やはり宇陀市においても米を主体にされる生産農家が多くございますので、十分事業を周知いたしまして対処する方向で推進してまいりたいと思います。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

手をこまねいている、という言葉は失礼にあたるんですけれども、これから、やはり国の動向をしっかりと把握しながら、要望するものはする、新しい事業は取り入れていく、それをしっかりと今後行っていただきたいと思うわけでございます。
次でございますけれども、時間がございませんので走りますがもう1点お願いしたいと思います。
これは、教育委員会の方ですが、大宇陀区小学校再編に伴う老朽校舎の改築であります。従来は、国における学校の改築につきましては、補助金は2分の1であったのが、今年6月ですが法改正によりまして耐震診断基準がIS値0.3以下の建物については子どもたちの安全を考慮いたしまして4分の3の補助金を支給すると改正されました。その方針のもとに、当初はよかったなということで改築計画を進めてきております。本当にグッドタイミングであったと喜んでおったわけでございますが、しかし、政権交代によってコンクリートから人へという方針のもとに、箱物につきましては厳しい見直しの対象となっているようであります。このことから、地域の人々は国の動向あるいは市の対応に大変心配をなさっております。補助金がカットされても建ててくれるんだろうかというご心配をされております。
しかし、大宇陀区の小学校3校は、来年4月1日から統合再編をされるわけでございます。そういう心配をされておられます方々に付属建物あるいは先ほど申し上げました補助金の動向も踏まえまして、地元の方が安心できるようなご答弁、考えをいただきたい。教育長にお願いいたしたい。よろしくお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

喜多教育長。

教育長(喜多 俊幸君)

小学校再編統合にかかわります建築費等についてご質問をいただきましたところですが、現在、計画的には、直近に建設をいたしました小学校の建設事業費等を参考に検討を行っているところでございます。
事業概要を含めまして、事業費につきましてはこのたびの補正予算に計上でお願いしております基本設計並びに実施設計事業をまず進めてまいります。しかしながら、その財源につきましては、現時点から考慮する必要がありますことから、公立学校の施設整備補助金や耐震化に伴います補助金で、先ほど議員申し述べられましたIS値が0.3、それより高くてこの基準にかかりませんが、このことにつきましても県の教育委員会とも、足を運んで協議をいただき、補助対象の優位なものについてご相談をさせていただいているところでございます。
なお、太陽光発電にかかる補助金とかあるいは木造建築材の使用とか、あらゆるものを研究しながら、その補助要綱に定まっているものを鋭意採用しながら建設に全力を尽くしてまいります。基本的には補助対象外の事業につきましては合併特例債をお願いしたいと思っております。
さきほどからの小林議員からの公債比率等からの関係からは若干反することになるかと思いますが、病院事業といい学校事業につきましては、大変大きな事業でございます。市の行政の根幹にかかわる事業ですので、ご理解をいただきまして、お願いをしていきたいとこのように思っているところです。
これにあたりましては、どのような金額であっても、財源に繰り入れ、一般財源の削減に努めまして、工事費につきましても精査しながら進めてまいる所存でございます。

議長(玉岡 武君)

21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

それぞれの部分から答弁をいただきました。私が申し上げたいのは、やはり、大きく変わる政治の過渡期ということをしっかりと捉えていただきながら、新年度予算の編成、そしてその次に組まれる本予算の編成につきましても、しっかりとそのことを踏まえながら臨んでいただきたい、このことを要望いたしておきます。
それから終わりになりましたけれども、前田市長には宇陀市の初代市長としての総括と、次代に対する熱い想いをお聞かせいただきました。しっかりと我々は受け止めさせていただいたところでございます。この4年間トップとしての責任と使命を立派に果たされました前田市長に対しまして敬意と感謝を申し上げます。勇退されましたあとも健康には十分にご留意をいただきまして、宇陀市政、市民の幸せのため市の発展のために、今後もご指導、ご助言をいただきますようよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終了いたします。

議長(玉岡 武君)

小林一三議員の質問が終わりました。
ただいまより暫時休憩いたします。

午前10時55分休憩
午前11時06分再開

日程第2 議案第93号から日程第7 議案第111号

議長(玉岡 武君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、日程に従いまして日程第2、議案第93号から日程第7、議案第111号の6議案を一括して議題といたします。
ただ今、議題といたしました6議案につきましては総務文教常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務文教常任委員長の審査報告をお受けいたします。
2番、上田德総務文教常任委員長。

2番(上田 德君)

ただいま議長の許可をいただきましたので総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
去る12月10日午前10時から第1委員会室において委員7名全員の出席と、市長、副市長、教育長、総務部長、総務部参事、財務部長、教育委員会事務局参事、関係職員の出席により、付託をいただきました6議案を審査するため、総務文教常任委員会を開催しました。
また、10日の委員会では付託された議案6議案の内5議案の採決を行い、議案第111号、桜井宇陀広域連合規約の変更についてを当委員会として継続審議として10日の委員会を散会し、12月17日午後4時より委員会を再開し、第1委員会室において委員7名全員の出席と、市長、副市長、総務部長、総務部参事、財務部長、関係職員の出席に委員会を開催しました。
その委員会での審査結果を委員会審査報告書により報告いたします。
平成21年12月18日。宇陀市議会議長、玉岡武様。総務文教常任委員会、委員長、上田德。
委員会審査報告書。本委員会は、平成21年12月8日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
議案第93号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正について、原案可決。議案第94号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、原案可決。議案第95号、宇陀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第97号、宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例に一部改正について、原案可決。議案第110号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について、原案可決。議案第111号、桜井宇陀広域連合規約の変更について、原案可決。
委員会の詳細については、私と市長のあいさつの後、付託された各議案それぞれの詳細について担当部から説明を受けました。その後質疑に入り、各事件について審議いたしました。
まず、議案第93号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正についてであります。この条例は、平成22年4月から地域公共交通の代替としてデマンド交通が試験運行するよう計画されていることから、代替バス事業として運行している室生区2路線を、来年度1年間廃止することによる条例改定の件であります。
主な意見や質疑は、デマンド交通を導入するにあたり市の条例の整備は必要ないのか。並行して運行する無償バスについて4月以降の運用はどのように考えているのか。デマンド交通の試験導入について宇陀市全体での地域公共交通活性化に伴う計画であることの説明が足りないのではないか。この事業の主体は地域公共交通活性化再生協議会であるが、補助金を支出するにあたり市の条例制定などの必要性はないか。デマンド交通の試験運行にかかる年間の予算はどのように考えているのか。デマンド交通の利用方法について、また、利用のされ方の問題点について。宇陀市全域での地域公共交通の活性化の早期実現について。
次に、議案第94号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。
この条文については、宇陀市行政委員の報酬に関し5%のカットの抑制措置を廃止し元に戻すものであります。
主な意見や質疑は、この報酬の抑制措置廃止は行政委員から要望されたものか。この抑制措置廃止の意図はなにか。行政改革の計画期間の中で今回抑制措置廃止を行うが行政委員の任期に合わせて施行することはできなかったのか。
次に、議案第95号、宇陀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
この条例については、1ヶ月の超過勤務時間が60時間を越える職員に対し、超過勤務手当ての一部を代休に振替、職員の健康管理やコスト削減を求めるものであります。
主な意見や質疑は、現状の仕事の状況で代休消化が出来ていないかこれ以上代休を増やしても代休消化が出来ないのではないか。現状60時間を超える超過勤務者は何名ほど存在しているか。この超過勤務の積算をする基準日や事務処理についてどのように考えているか。現在の市全体での超過勤務時間はどれほどか、増えているように思えるが。職務分類で副園長、所長を新たに何名配置する予定か。一般企業と比べ職員数に対する管理職の配置がかなり多く感じる。園長と副園長という2名の管理職を配属する根拠はなにか。職員給与の抑制措置について5%から2.5%に変更する根拠はなにか。
次に、議案第97号、宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。
主な意見や質疑につきましては、なぜ今の時期に指定管理を導入するのか、その根拠は。指定管理導入によるメリットはどのようなものか。指定管理を行う団体にもっと宇陀市のイベント参加を促したい。なぜあの場所に設置されているのか。もっと宇陀市内の活動協力を要求できないのか。室生高齢者等ふれあい館の現在までの経緯と現在の管理者との関係について。以上であります。
次に、議案第110号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてであります。
主な意見や質疑は、今回提案のNPO法人音楽の森の概要はどのようなものか。指定管理後のNPO法人音楽の森の宇陀市に対するイベント等の協力に関する事項について。指定管理の指定期間5年間を1年ごとに見直しはできないか。指定管理になり宇陀市の委託費用が減額されることになるが利用者の負担になるのではないか。
次に、議案第111号、桜井宇陀広域連合規約の変更について。
桜井宇陀広域連合規約の変更は、昨今の行政事情の変化に伴い広域行政圏計画策定要綱とふるさと市町村圏推進要綱の執行に関することの変更、また連合基金の運用の変更に関する規約の変更に関して、構成市村議会へ承諾を受けるための議案上程であります。
この件について、担当課、市長から詳細な説明を受けましたが、当委員会の委員から、この規約変更により、桜井宇陀広域連合の運営の動向が大きく左右されることが懸念されるとの意見が多く出たため、10日開催の当委員会を一旦散会し、全員協議会にて多くの議員にこの議案の内容について説明及び意見をいただいたのち、17日に委員会を再開して採決することとなりました。
以上、10日の委員会は午後4時57分に終了いたしました。
引き続き、再開した17日の委員会の報告をさせていただきます。
10日の審議に引き続き、基金取り崩し後の桜井宇陀広域連合のあり方や運営について、また宇陀市への影響についてを主として審議されました。
主な意見や質疑は次のとおりであります。介護保険認定審査事務の事務負担金はいくらになっているのか、また、宇陀市単独でした場合との比較はどのようなものか。当委員会でこの議案に関してどこまで審議できるのか。桜井宇陀広域連合の基金取り崩し後の事業計画や実施はどのようになるのか。美榛苑が桜井宇陀広域連合より運用資金5億円を借入ているが、基金取り崩しによる宇陀市への影響などはどのようなものになるのか。ふるさと市町村計画、広域圏計画を策定しないとして、今後どのような計画のもと事業実施を行なうのか。桜井宇陀広域連合の今後の運営、計画については当委員会委員で審議すべきことではなく連合議会議員、構成市村で検討すべきことである。
以上のように、多数の意見、質疑がありましたが、当委員会に付託されました全議案について、それぞれ審査され午後4時55分に終了いたしました。
以上で総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

以上をもちまして総務文教常任委員長の審査報告を終わります。
ただ今の委員長の審査報告に対する質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
はじめに、日程第2、議案第93号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

21番、小林一三議員

21番(小林 一三君)

議長にお願いがございます。採決にあたりまして発言の許可をいただきたいと思いますが、議長の許可をよろしくお願いしたいと思います。

議長(玉岡 武君)

採決にかかる問題とのことでございますので、ただ、地域公共交通体系については本会議の後、全体にわたる説明をしていただく協議会を開催するはこびになっておりますので、そこのところご配慮いただきながら発言を許します。
21番、小林一三議員。

21番(小林 一三君)

それでは議長の許可をいただきましたので発言をさせていただきます。
今回の条例改正につきましては、あらたな宇陀市の公共交通計画に基づいて、既設の市営有償バスの廃止に伴う条例の一部改正でありますが、改正するにあたってその背景にあります事業並びに実施計画については、これまでに議会には説明されておらず、突然本会議に事業関連としての条例改正案が提案されました。
条例改正の背景にあるこの事業計画につきましては、市長の諮問機関である地域公共交通活性化再生協議会を設置されまして、有識者、団体の方々を含めた会議のなかで意見をまとめられて答申をされ、その答申を受けて今回条例改正の提案となったと思います。
諮問機関における答申は尊重し、非常に重いものであるということは重々承知をいたしております。諮問機関である協議会の使命と役割は、私から申し上げるまでもなく諮問された項目について、それぞれの機関あるいは団体からの意見を出し合って意見をまとめて市長に答申をすることでありまして、あくまでも議決機関は議会であります。
私が申し上げたいのは、決議機関である議会に諮問機関である協議会でまとめられた意見あるいは答申されました内容及び事業の全体構想、加えて、実施計画につきましても、所管の委員会は別といたしまして、説明もまったくされておりません。
これまでも数回にわたって、私は事業計画の説明を要請しております。議会に内容を示されることもなく、新規事業関連の条例改正案が上程されたことにあります。
今期定例会終了後に全員協議会を開催して、事業に係る説明をされるようでありますので簡単に申し上げます。
今回の条例改正の背景にある事業を決して否定するものではありません。条例の背景にある事業に対しましては、私ども有志は3年余り前から過疎化に伴う自治体の公共交通事業にかかわる多くの先進地視察を行って調査・研究し、昨年その結果をまとめまして8名の連名で前田市長に報告し、宇陀市の将来の交通体系についての実現に取り組んでいただくよう進言をしてきた経緯があり、この事業に対してはおおいに賛同いたしております。しかし、今回提案されました条例の一部改正につきましては、背景にある事業内容を議会に示されることもなく採決されることになったわけでございます。
今回の提案は、継続事業とは異なり新規事業であります。そのことを理事者側は十分に認識をしていただきたいと思います。したがって、事業計画につきましてはこれまでに議会に報告し説明していただける機会も十分にあったと思いますし、また、義務も当然あるわけでございます。プロセスの問題であります。
今回の薮から棒的な、ぶしつけな言い方になりますけれども、条例の一部改正の提案に対しまして疑義を感じている一人であります。今後、このような事態は二度とされることのないように願うところでございます。
なお、高齢化が急速に進展している宇陀市においては、交通弱者は今後ますます増加してまいります。その方々に対する取り組みは喫緊の課題でありまして、迅速な対応が求められております。中山間地域の当市内には、過疎化に伴って交通空白箇所が多く存在してきております。合併直後には大宇陀区本郷地域から約1000名の方々の署名をそえて、市に対して請願も提出されております。
そのためにも、今後、市内全域の交通体系について、将来に持続可能な、緻密な計画のもとに確立し、交通の至難な地域から優先順位のもとに実施されることはおおいに望むところであります。このことを申し添えまして私の意見といたします。ありがとうございました。

議長(玉岡 武君)

討論のようでありますが、意見として受理いたします。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

2番、上田でございます。ただいま21番の小林議員から、議会に何ら説明されていない、また、突然に出てきたというようなご発言がございましたので、その部分につきまして、議会手続上の部分も含めまして若干説明を加えさせていただきたいということで発言を許可願いたいと思います。

議長(玉岡 武君)

はい、担当の総務文教常任委員長の立場で発言を許可したいと思います。
2番、上田德議員。

2番(上田 德君)

ありがとうございます。この件につきましては去る9月14日の総務文教常任委員会におきまして、あらたな交通体系の部分が、すでに地域に説明に回られておるということをお聞きいたしまして、議会として中身のわからないままに地域に説明されるということは非常に問題があるということでございまして、総務文教常任委員会といたしましては、宇陀市全域のあらたなる交通体系はどのように構築されていこうとされているのか、また、それがどのような内容のものであるのかを委員会の中でお聞きいたしました。
そのことにつきましては委員会報告をさせていただいたところでございます。また、資料につきましても各議員に、それぞれ事務局にいただきました資料をもとに配布をさせていただきまして、それぞれ議員の方々において熟読をしていただいてご認識をいただいていると感ずるところでございます。
また、今期議会の初日に委員会報告のなかで、10月30日に行いました総務文教常任委員会でこの問題も取り上げさせていただき、地域公共交通活性化再生協議会ので審議をされる前に委員会にご報告をいただきまして、その一部につきましては、委員会として改正、修正等を望みましたけれども、若干の部分につきまして時間的なものも含め、今議会への上程及び行政許認可機関への対応等も含め、現行のままで素案を進めさせていただきたい。ただ、そのなかで副市長から懸案になりました部分につきましては早期に対応して、それで地域が希望されている部分にでき得る限り近づけていきたい、といったご返答もいただきました。本当に、薮から棒に出てきた地域公共交通活性化再生委員会を中心としたあらたなる交通機関ではございませんでして、議会の皆様方にはその資料のなかで十分ご理解いただけているんではないかなというように拝察するところでございます。
したがいまして、議会としてのルール上の手続はきちんと皆様方に、その時その時にわかりうる範囲のなかでお示しをしておると理解をしておりますので、その部分でもし至らぬところがございましたらさらに小林議員から問題点について指摘をいただくなりして、また、本議会が終わりました後もこの活性化協議会の部分につきましては、さらに委員会として整理をする部分について協議をしたいということで12月21日に総務文教常任委員会を予定しているところでございます。以上でございますので、よろしくお願いします。

議長(玉岡 武君)

これよりは、討論を受け付けます。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

ないようでございます。それでは直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立多数と認めます。よって、議案第93号、宇陀市代替バス事業に関する条例の一部改正については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第94号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第94号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第95号、宇陀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第95号、宇陀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第97号、宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第97号、宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例の一部改正については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第110号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第110号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第111号、桜井宇陀広域連合規約の変更については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立多数と認めます。よって、議案第111号、桜井宇陀広域連合規約の変更については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

日程第8 議案第99号から日程第10 議案第103号

議長(玉岡 武君)

次に、日程に従いまして、日程第8、議案第99号から日程第10、議案第103号の3議案を一括して議題といたします。
ただ今議題としました3議案につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりますので、予算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
21番、小林一三予算審査特別委員長。

21番(小林 一三君)

ただいま議長の許可をいただきましたので予算審査特別委員会の報告をいたします。
当委員会は、12月8日の今期定例会第1日目で付託された議案を審査するため、去る12月14日午前10時から市庁舎大会議室において、全委員と議長及び前田市長はじめ理事者並びに説明員の出席により、予算審査特別委員会を開催しましたのでその報告をいたします。
今回の補正予算は、新型インフルエンザ対策費、本年6月に補正予算に計上した国の第一次補正予算、地域活性化・経済危機対策臨時交付金の執行により生じた差額を財源とした追加事業費、去る10月8日の台風18号による公共土木施設災害復旧費、農林業施設災害復旧費等による補正予算についてご審査を賜りました。
まず、審査の結果につきましてお手元に配布をいたしております委員会審査報告書により報告いたします。
平成21年12月18日。宇陀市議会議長玉岡武様。予算審査特別委員会、委員長小林一三。
委員会審査報告書。本委員会に平成21年12月8日に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、宇陀市議会会議規則第102条の規定により報告します。
事件番号、件名、審査の結果。
議案第99号、平成21年度一般会計補正予算第4号については、原案可決。議案第101号、平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第2号については、原案可決。議案第103号、平成21年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算第2号について、原案可決。
審査の経過については、私と市長のあいさつの後、付託された議案の質疑に入りました。各委員から多数の意見がありましたが、理事者の答弁によって概ね理解されました。主な事項について列挙いたします。
委員からの主な質問や意見の内容については次のとおりでありました。
議案第99号、平成21年度一般会計補正予算第4号、歳入について。
台風18号の災害件数の最終的な数字と国の査定状況を聞きたい。建設課の方から道路の災害箇所が35ヵ所ということであるがそれは宇陀市の市道だけか、県道も含むのか。差額が生じても交付金がある程度の枠で収まる話ではなかったのか、生じても補正をするところまで範囲にいかない予算組と理解をしていたが、一次補正予算の差額というものは地方交付税のどこで見直しをされているのか。みどりの産業再生プロジェクト事業の窓口はどこか、また、平成21年度の本予算を組む時に既にこの事業は立ち上がっていたのか。
以上が歳入についてであります。次に歳出について。
同時選挙の関係の予算が計上されているが、市長選挙の方で期日前投票投票事務従事者賃金25万2000円を計上、市長及び市議会議員選挙費の方では無くなっている。新たに選挙事務従事者賃金51万2000円を計上されているが、この点について説明を願いたい。市長選挙にも選挙事務の従事者ということで賃金は計上されていたのか。選挙費用の関係で25万2000円を削除して51万2000円と約倍になっているが、この要因は何か、選挙事務は変わらないと思う。次の選挙の看板が前回と比べて減るようなことを聞いたが、前回と同じか。ポスター掲示場の箇所数の4区の内訳を報告願いたい。同時選挙の関係で管理職員特別勤務手当があるが、これはどのような性格のものか、扱いはどのようになり、どのような支払理由で計上をされているのか。国、県の選挙費用である時は処分をされるべきものと思うが、今回は宇陀市の選挙なのに管理職員特別手当を支払うことをしっかりと考えていただきたい。その姿勢が財政を立て直していこうという思いに変わってくると思う。管理職員特別手当については、国、県の選挙費用も同じような考えでいていただきたいが、宇陀市の選挙費用は直接的に影響がある。
介護施設整備推進補助金3000万円の詳しい説明を願う。児童措置費の市外委託保育実施事業と私立保育所運営費の実態を教えてほしい。市外委託保育が15名になったことと、追加2名の保育先と地域別の状況を教えてほしい。生活保護費の6969万1000円と金額が多いが、内容をお聞きたい。県外等医療機関予防接種補助金822万9000円が計上されているが、どのような位置づけと、どのような方が対象となるのか。補正予算の大きな要因は、職員の人事異動による配分の変更があるが、衛生費の給与の一般職の人件費が2400万円ほど減額されているが、大きな変化があったのか。減員をされているのであれば現場がどのようになっているのか。4月1日に人事異動をして予算的に12月に減額したということだが、いままでからも人事異動の関係で見直しをしていると理解をしている。6月補正、9月補正と2回の人事異動の部分があったが、今回は一括をしてすべての職場の職員の人事異動の補正をされたのか。
農業土木費の原材料費100万は補修用材料費であるが、市の方から有害鳥獣とかに補助を出していたが、今回の台風で災害が大きかったから補修用で材料支給をするということか。農業土木費の原材料費は有害鳥獣のネット網、電柵が対象か。農業土木費の負担金、補助金及び交付金の農地有効利用支援整備事業が減額されているが、対象になった事業団体が無くなったということか、それとも何かの見直しがあってどこかの予算がついたのか。林業振興費の負担金、補助金及び交付金の分収造林育成補助金は、希望する団体が出てきて補助金が付いたのか。補助金を出す団体に将来性の検証の部分の精査をどのような形でされたのか、補助される団体の報告を願う。
土木費の住宅管理費の工事請負費500万円の市営住宅補修工事の詳細は。
消防費でJアラートが動き始めるのはいつからか。また、具体的に防災無線との関連で、我々にどのような形で知らしめるのか。Jアラート整備事業のこれからの計画と概算予算はどれだけか。
教育委員会関係はほとんど人件費の増減がないが、教育委員会の人件費の増減はないのか。人件費の増減補正予算の計上手法について。学校建設費・委託料の設計管理費の6040万円の内訳を報告願いたい。学校統合による新築する場所と、来年3月から3校が一緒に授業をするが、工事をしながら子どもに対する管理体制に問題がないのか。宇陀市になってから情報化教育がさらに推進をされていると思うが、その効果と成果のようなものがどのように担当部署で認識をされているのか。学校給食センターの統合で、来年8月に一本化する前に4月から菟田野区だけが北学校給食センターで調理をするが、8月に同時に宇陀市一本化ができないのか、そのへんが理解できない。保育所、幼稚園、小学校、中学校、公民館等に臨時対策債でパソコン、テレビを設置する時にエコポイントの話があったと思うが、エコポイントは今回整理をされていると思うがが、幾らぐらいになったのか。
台風18号で、菟田野区が激甚災害を受けるほどの被害が出ている。また大宇陀区、榛原区、室生区の道路、農地災害が増えているが、災害を受けた住民の方々は、この災害工事に対して早期に工事を願っており、早急に市民が安心できるように工事をお願いしたい。
合併前に農道と認定をしていたが、合併して宇陀市になり農道の現場を見に行き、耕作地が無いから農道をはずすというのがある。補助も受けられないので一度見直しをしてほしい。本来この道路維持費の4000万円は既に傷んでいる所の道路に対しての費用でなかったのか。それが災害によって充当をしなくてはいけなくなった。補正予算の時に道路維持費の見直しして、災害の仮復旧に要した費用の分だけでも今回補正をするのが補正の考え方にならないのか。道路維持管理費として計上されているのは通常の道路維持管理として使い、緊急を要する仮復旧費は、とりあえずは道路維持管理費から執行をしても、補正予算を組んで、当初予算は担保する必要があると思う。山林労務者の方から林道の復旧をしないから、仕事にいけないので困っているという話があった。室生村森林組合の維持管理をしている林道が4ヵ所というご説明があったが、もう少しあると思うので森林組合に再確認をし、災害箇所があれば早く復旧を願いたい。
一般会計補正予算の歳出については以上であります。
議案第101号平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第2号については、下水道ポンプ場で冠水する可能性のある箇所はあるのか。下水道会計への一般会計からの繰入金について。
以上、多くの意見が出されましたが、冒頭申し上げましたように、おおむね理解をいただいて採決をいたしました。以上で予算審査特別委員会の報告といたします。

議長(玉岡 武君)

以上をもちまして予算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただ今の委員長の審査報告に対する質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
はじめに、日程第8、議案第99号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算第4号については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第99号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算第4号については、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第101号、平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第2号については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第101号、平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第2号については、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第103号、平成21年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算第1号については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第103号、平成21年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算第1号については、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
ただいまより休憩をいたします。

午前11時58分休憩
午後1時00分再開

日程第11 議案第113号

議長(玉岡 武君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、日程に従いまして、日程第11、議案第113号、宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についてを議題といたします。
議会事務局長に議案を朗読させます。
議会事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

それでは命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書の1ページでございます。
議案第113号、宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について。宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について、地方自治法、昭和22年法律第67号第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成21年12月18日。宇陀市長前田禎郎。
改正条文の朗読は省略させていただきます。以上でございます。

議長(玉岡 武君)

理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。ただいま追加案件として上程いただきました議案第113号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第113号、宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についてであります。
市議会議員及び市長選挙において、候補者が使用する選挙運動用自動車の経費及び選挙用ポスターの作成の経費については、公職選挙法の規定により条例で定めることによってこれらの経費を公費で負担することが可能となっております。そこで、候補者の選挙に要する経費の負担の軽減をはかりお金のかからない選挙の実現と候補者の資金力によって選挙運動に差がつかないよう、候補者間の選挙運動の機会均等等をはかるため国政選挙における公職選挙法及び公職選挙法施行令による規定に準じて、このたび条例を制定するものであります。
内容といたしまして、まず、選挙運動用自動車の経費についてであります。
市議会議員及び市長選挙における候補者が選挙運動用自動車を使用する場合において、市は供託物を没収されない候補者について、当該候補者と道路運送法に規定する一般乗用旅客自動車運送の有償契約を締結した一般乗用旅客自動車運送事業者その他の者からの請求に基づき、当該一般乗用旅客自動車運送事業者その他の者に対して支払うものであります。市が公費負担する金額は、当該選挙候補者が実際に要した経費でありますが、ハイヤー契約による場合は、当該選挙運動において使用された各日について、1候補者1日1台につき64500円を上限と規定するものであります。
また、ハイヤー契約によらない場合、つまり、自動車の借り入れ契約、燃料の供給に関する契約及び運転手の雇いあげに関する契約の場合についてであります。自動車の借り入れ契約の場合につきましては、当該選挙運動における各日についての支払うべき金額の合計額、1候補者1日1台につき15300円を上限と規定するものであります。
燃料の供給に関する契約の場合につきましては、1候補者1日につき7350円に当該選挙運動における日数を乗じて得た金額を上限と規定するものであります。
運転手の雇いあげに関する契約につきましては、当該選挙運動における各日について、その勤務に対して支払うべき金額の合計額、1候補者1日一人につき12500円を上限と規定するものであります。
なお、これらの上限額につきましては、いずれの契約による場合も国政選挙において法令により規定する額としております。
次に、選挙運動用ポスターの作成の経費についてでありあます。
市議会議員及び市長選挙における候補者が、選挙運動用ポスターを作成する場合において、市は供託物を没収されない候補者について、作成単価に作成枚数を乗じて得た金額を、当該候補者とポスター作成の有償契約を締結したポスター作成業者からの請求に基づき、当該ポスター作成業者に対して支払うものであります。
市が公費負担する金額は候補者が実際に要した経費でありますが、ポスター1枚あたりの作成単価につきましては、国政選挙において法令の規定により作成される額とし1672円を上限額と規定するものであります。また、ポスターの作成枚数につきましては、当該選挙におけるポスター掲示場の数とし260枚を上限枚数とするものであります。
これらの他、市会議員及び市長選挙において候補者が使用する選挙運動用自動車の経費及び選挙運動用ポスターの作成の経費にかかる公費負担について、必要な事項、並びに手続関係を定めるものであります。
なお、この条例は公布の日から施行し、来年3月、選挙期日の特例により同一に執行が予定されている宇陀市議会議員選挙及び宇陀市長選挙から適用するものであります。以上ご審議の程よろしくお願い申し上げます。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終りました。これより質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

15番、髙橋重明議員。

15番(髙橋 重明君)

ただいま議案第113号のご提案をいただきました。この議案につきましては、先の議会運営委員会に私がその他事項で質問させていただいてこういう措置をとっていただいただきましたことについて、大変お忙しいなか、担当部局並びに財政の厳しいなか、補正予算まで提案をいただいておりますので、最初に感謝を申し上げたいと思います。と申しますのは、確か9月の全員協議会の時にも話題になっておったんですが、12月定例会の当初には提案がなかったので、私が議会運営委員会のなかで質問させていただいたわけでございます。
特に、来年3月に予想されます市長及び市議会議員選挙については、経費削減を主な目的として同一選挙になったという経過がございます。
その上に加えて、今回、あらたに公費負担で選挙運動の費用を計上したということになりますし、私は提案にもございましたように、若い人がまた出馬をしやすい条件の一つではないかと思っておりますし、民主主義の最低のコストは必要だということも市民の皆様方にご理解願えるのではないかと思っております。
さて、1点だけ質問させていただきますが、ポスターの掲示箇所は260ヶ所と、一応、仮計算と私は理解したのですが、合併後4カ町村にまたがっていました第1回は止むを得なかったのですが、縮小するとういような話も聞いておりますが、その方向についてはいつ決まるのか、どれぐらいになるのか、その点わかっておったらお知らせいただきたいと思います。

議長(玉岡 武君)

樋口総務部長。

総務部長(樋口 保行君)

お答えいたします。ポスター掲示場の箇所につきましては宇陀市全体で260箇所でございます。これにつきましての選挙管理委員会として、現在、増減につきましては、特に協議しておりませんでして、260箇所そのままで今回の選挙もしていきたいと思っております。以上です。

議長(玉岡 武君)

他にございませんか。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

12番、坂本徹矢議員。

12番(坂本 徹矢君)

先ほど副市長の説明のなかに、供託金が没収されない数ということでしたが、ちょっと勉強不足で申し訳ございませんが、有効投票の何%かお教え願いますか。

議長(玉岡 武君)

樋口総務部長。

総務部長(樋口 保行君)

お答えいたします。供託物の没収点につきましては、公職選挙法の規定によりまして、市長の場合は、有効投票の総数を10分の1で割った数でございます。そして、市議会議員の場合につきましては、有効投票の総数を定数で除して得た数の10分の1ということになります。有効投票数を16で割って、それの10分の1という数でございます。

議長(玉岡 武君)

他にございませんか。
ないようであります。これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第113号、宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。

日程第12 議案第114号

議長(玉岡 武君)

次に、日程第12、議案第114号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算第5号についてを議題といたします。
議会事務局長に議案を朗読させます。
議会事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書の5ページでございます。
議案第114号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算第5号について。
平成21年度宇陀市一般会計補正予算第5号について、別冊のとおり地方自治法、昭和22年法律第67号第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年12月18日提出。宇陀市長前田禎郎。
以上でございます。

議長(玉岡 武君)

理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。ただいま追加案件として上程をいただきました議案第114号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本日、追加案件としてご提案申し上げますのは、先ほど宇陀市議会議員及び宇陀市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例のご議決をいただき、あわせてその経費を補正予算第5号として計上するものであります。
それでは補正予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の一般会計補正予算第5号は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1838万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ200億7888万7000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分、及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成21年12月18日提出。奈良県宇陀市長前田禎郎。
歳出の内訳として、詳しくは先ほどの条例提案で申し上げましたので省略させていただきますが、市長及び市議会議員選挙費の負担金補助及び交付金で、公費負担分として1838万1000円を計上しております。財源といたしましては、歳入につきましては地方交付税1838万1000円をあてることとしております。
以上、大変簡単でございますが提案理由の説明とさせていただきます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終りました。これより質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、議案第114号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算第5号については原案のとおり可決されました。

日程第13 同意第8号から日程第17 同意第12号

議長(玉岡 武君)

続いて、日程にしたがいまして、日程第13、同意第8号から日程第17、同意第12号の任命同意、及び選任同意5議案を一括して議題といたします。
議会事務局長に議案を朗読させます。
議会事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

それでは命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書の6ページでございます。
同意第8号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について。
宇陀市教育委員会委員の選任同意について、宇陀市教育委員会委員に次の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、昭和31年法律第162号第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成21年12月18日提出。宇陀市長前田禎郎。
住所、氏名、生年月日。
次に、7ページ。同意第9号は先ほどの同意第8号は同一議案につき、朗読は省略させていただきます。
次に、8ページでございます。
同意第10号宇陀市公平委員会委員の選任同意について。
宇陀市公平委員会委員の選任同意について、宇陀市公平委員会委員に次の者を選任したいので、地方公務員法、昭和25年法律第261号第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。
平成21年12月18日提出。宇陀市長前田禎郎。
住所、氏名、生年月日。
次に、9ページでございます。
同意第11号宇陀市監査委員の選任同意について。
宇陀市監査委員の選任同意について、宇陀市監査委員に次の者を選任したいので、地方自治法、昭和22年法律第67号第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成21年12月18日提出。宇陀市長前田禎郎。
住所、氏名、生年月日。
次に、10ページでございます。
同意第12号宇陀市財産区管理委員の選任同意について。
宇陀市財産区管理委員の選任同意について、宇陀市財産区管理委員に次の者を選任したいので、宇陀市財産区管理会設置条例、平成18年宇陀市条例第205号第4条の規定により、議会の同意を求める。
平成21年12月18日提出。宇陀市長前田禎郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。

議長(玉岡 武君)

理事者から提案理由の説明を求めます。
前田市長。

市長(前田 禎郎君)

同意第8号の宇陀市教育委員会の委員の選任について申し上げます。
住所、宇陀市菟田野区岩崎441番地。氏名、寺澤亮一。生年月日、昭和13年12月6日です。
選任の理由といたしまして、寺澤氏は、現在、宇陀市教育委員会委員長として宇陀市の教育行政の運営に尽力をされておりまして、長きにわたって教職員であられたことから、教育に関して豊富な経験をもって、国や奈良県の付属機関や団体などの要職や委員に就任され、幅広い人格と教育・芸術・文化に関して識見を有する方でありまして、適任であると認められますので、任期満了に伴い引き続き宇陀市教育委員会委員に任命をいたしたい。任期は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第5条の規定によりまして4年でございます。
次に、同意第9号の宇陀市教育委員会委員の任命でありますが、申し上げます。
住所は、宇陀市榛原区榛見が丘1丁目5番地の5。氏名、船津憲央。生年月日は、昭和33年11月14日です。
選任の理由といたしましては、船津氏は、同法第4条第4項に規定する保護者でありまして、平成12年に榛原幼稚園PTA会長に就任し、平成18年には榛原小学校PTA会長に就任され、卓越した識見と豊富な経験のもとにPTA活動に、おおいに尽力をされました。高潔な人格と教育に対する深い理解を有する方でありまして、適任であると認められるために、任期満了に伴い引き続き宇陀市教育委員会委員に任命をいたしたいということでありまして、任期は、同法第5条の規定によりまして4年であります。
次に、同意第10号の宇陀市公平委員会委員の選任同意についてであります。申し上げます。
住所は、宇陀市大宇陀区五津602番地。氏名、松井利文。生年月日は、昭和21年9月20日であります。
選任の理由といたしましては、平成22年3月28日に小西義雄氏の任期が満了することに伴うもので、松井氏は、昭和46年4月に奈良地方検察庁に入庁され昨年3月に退職をされるまで、社会の治安維持のために常に不偏不党、厳正公平を旨として、事件処理の過程において人権を尊重すべきことを基本として職務に精励をされておられました。現在は宇陀簡易裁判所調停委員を務められております。つきましては、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解がありまして、かつ、倫理行政に関し識見を有すると認められます。公平委員会の委員として適任であると認められますので、選任をいたしたいと存じます。なお任期は、地方公務員法第9条の2第10項の規定によりまして4年であります。
次に、同意第11号の宇陀市監査委員の選任同意についてであります。申し上げます。
住所は、宇陀市榛原区長峯152番地。氏名、三浦桂太郎。生年月日は、昭和18年8月13日であります。
選任の理由といたしましては、平成22年3月28日に山本安弘監査委員の任期が満了することに伴うものでありまして、三浦氏は、昭和42年4月から15年6ヶ月にわたりまして株式会社南都銀行に勤務をされた後に、昭和57年11月から平成18年6月までの間天満台西郵便局長を勤められ、また、平成10年1月から4年間榛原町消防団長として消防行政に尽力をされたほか、現在は保護司を勤められておられます。つきましては、人格が高潔で、財務管理、事業の経営管理、行政運営に関して識見を有すると認められ、かつ、広い視野と豊富な知識、経験が、今後の行政運営に資するところが多いと考えられます。監査委員として適任であると認められますので、選任をいたしたいと思うものであります。なお任期は、地方自治法第197条の規定によりまして4年であります。
以上、委員の任命同意そして選任同意についてよろしくお願いをいたします。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終りました。これより質疑に入りますが議案ごとに行います。
はじめに、日程第13、同意第8号、宇陀市教育委員会委員の任命同意についての質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑がないようであります。本件に関しましては人事案件でございますので、討論を省略いたしますのでご了承願います。
それでは採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、同意第8号、宇陀市教育委員会委員の任命同意については原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第14、同意第9号、宇陀市教育委員会委員の任命同意についての質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑がないようです。本件に関しましては人事案件でございますので、討論を省略いたしますのでご了承願います。
それでは採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、同意第9号、宇陀市教育委員会委員の任命同意については原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第15、同意第10号、宇陀市公平委員会委員の選任同意についての質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑がないようです。本件に関しましては人事案件でございますので、討論を省略いたしますのでご了承願います。
それでは採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立多数と認めます。よって、同意第10号、宇陀市公平委員会委員の選任同意については原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第16、同意第11号宇陀市監査委員の選任同意についての質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑がないようです。本件に関しましては、人事案件でございますので、討論を省略いたしますので、ご了承願います。
それでは採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、同意第11号、宇陀市監査委員の選任同意については、原案のとおり同意することに決しました。
ここで提案理由の説明漏れがあるようでありますので、前田市長、発言を許します。

市長(前田 禎郎君)

失礼をいたします。説明が漏れました。あらためまして、宇陀市財産区管理委員の選任の同意についての提案の説明を申し上げます。
同意第12号の宇陀市財産区管理委員の選任でありますが、住所は、宇陀市菟田野区上芳野932番地。氏名、源内幸親。生年月日は、昭和18年7月1日。
提案の理由といたしまして、平成22年3月25日の任期満了に伴うもので、源内氏は現在、宇陀市財産区管理委員の菟田野第2財産区の委員を2期勤めておられまして、当該財産区の実状を熟知されているとともに委員としての信頼もあつく、その委員として適任であると認められますので、引き続き財産区管理委員として選任するものであります。なお、任期は、地方自治法第296条の2第3項の規定により4年間であります。よろしくお願いをいたします。

議長(玉岡 武君)

提案理由の説明が終わりました。
次に、日程第17、同意第12号、宇陀市財産区管理委員の選任同意についての質疑をお受けいたします。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑がないようです。本件に関しましては人事案件でございますので、討論を省略いたしますのでご了承願います。
それでは採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立全員と認めます。よって、同意第12号、宇陀市財産区管理委員の選任同意については原案のとおり同意することに決しました。

日程第18 選挙第2号及び日程第19 選挙第3号

議長(玉岡 武君)

続いて、日程に従いまして、日程第18、選挙第2号、並びに日程第19、選挙第3号の選挙関係2議案を一括して議題といたします。
これらの選挙関係議案はいずれも議長提案となっていますので、私から提案理由の説明をさせていただきます。
日程第18、選挙第2号、宇陀市選挙管理委員会委員の選挙について並びに日程第19、選挙第3号、宇陀市選挙管理委員会補充員の選挙についての2議案につきましては、委員並びに補充員が来る平成22年3月26日に任期満了となることから、地方自治法第128条の規定に基づき選挙を行うものであります。
以上、ただいま説明いたしました2議案について、これより選挙を行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、はじめに日程第18、選挙第2号、宇陀市選挙管理委員会委員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましてはお手元に配布しております資料のとおり、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にいたしたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選で行うことに決しました。
お諮りいたします。指名の方法については議長が指名することにいたしたいと思いますがこれにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって議長が指名することに決定いたしました。
宇陀市選挙管理委員会委員には、1、宇陀市大宇陀区上新1922番地、林彬さん。2、同じく菟田野区稲戸593番地、梅岡あや子さん。3、同じく榛原区諸木野248番地、森田哲爾さん。4、同じく室生区無山335番地の1、森井一成さん。以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名した方々を宇陀市選挙管理委員会委員選挙の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました、1、林彬さん。2、梅岡あや子さん。3、森田哲爾さん。4、森井一成さん。以上の方々が宇陀市選挙管理委員会委員に当選されました。
次に、日程第19、選挙第3号、宇陀市選挙管理委員会補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましてはお手元に配布しております資料のとおり、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にいたしたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については議長が指名することにいたしたいと思いますがこれにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって議長が指名することに決定いたしました。
宇陀市選挙管理委員会補充員には、第1順位、宇陀市室生区室生64番地、松平三千代さん。第2順位、同じく大宇陀区大東296番地、松久保康吉さん。第3順位、同じく榛原区下井足1376番地、前野博さん。第4順位、同じく菟田野区東郷218番地、神明悦子さん。以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名した方々を宇陀市選挙管理委員会補充員選挙の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よってただいま指名いたしましたとおり、第1順位、松平三千代さん。第2順位、松久保康吉さん。第3順位、前野博さん。第4順位、神明悦子さん。以上の方々が宇陀市選挙管理委員会補充員に当選されました。

日程第20 発議第7号

議長(玉岡 武君)

次に、日程第20、発議第7号、子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書案についてを議題といたします。
議会事務局長に議案を朗読させます。
議会事務局長。

議会事務局長(山本 栄次君)

それでは命によりまして議案書の朗読をいたします。
発議第7号、平成22年12月18日、宇陀市議会議長、玉岡武殿。提出者、宇陀市議会議員、辻谷禎夫。賛成者、宇陀市議会議員、井谷憲司。
子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書案。上記の議案を別紙のとおり宇陀市議会会議規則第14条の規定により提出します。
以上でございます。

議長(玉岡 武君)

提出者の説明を求めます。
14番、辻谷禎夫議員。

14番(辻谷 禎夫君)

それでは意見書の説明をさせていただきます。
昨日、一般質問でもさせていただきました内容でございまして、その時に上田健康福祉部長からも答弁をいただいておりますが、このヒブワクチンは3歳未満、特に0歳から1歳の子どもに多く発症するインフルエンザ菌による細菌性髄膜炎を予防するするために有効であり、接種費用は1回につき7000円から8000円という高額のため、なお4回まで必要となっております。
子どもたちも生命を守るために、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求めるものでございます。朗読をもって説明にかえさせていただきますので、どうかご審議よろしくお願いしたいと思います。
子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書でございます。
細菌性髄膜炎は、乳幼児に重い後遺症を引き起こしたり、死亡に至る恐れが高い重篤な感染症で、その原因の75%がヒブ、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型と肺炎球菌によるものです。細菌性髄膜炎は早期診断が困難なこと、発症後の治療には限界があることなどから、罹患前の予防が非常に重要であります。ヒブや肺炎球菌による細菌性髄膜炎については乳幼児期のワクチン接種により効果的に予防することが可能です。世界保健機関もワクチンの定期予防接種を推奨しており、既に欧米、アジア、アフリカなど100カ国以上で導入され、90カ国以上で定期予防接種とされております。こうした国々では発症率が大幅に減少しております。日本においては、世界から20年遅れてヒブワクチンが昨年12月に販売開始となり、小児用肺炎球菌ワクチンも欧米より約10年遅れ、今年10月に国内初承認され、来年春までに販売開始の予定となっております。
医療機関においてワクチンの接種が可能となっても、任意接種であるため費用負担が大きく、公費助成や定期接種化など、子どもたちの命を守るための早急な対策が必要です。
そこで、細菌性髄膜炎の予防対策を図るために、政府におかれましては次の事項について、一日も早く実現されますよう強く要望いたします。
記。1、ヒブワクチンおよび小児用肺炎球菌ワクチンの有効性、安全性を評価したうえで、予防接種法を改正し、ヒブ重症感染症、髄膜炎、喉頭蓋炎、敗血症を定期接種対象疾患に位置付けることでございます。2、ワクチンの安定供給のための手立てを講じること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月18日。奈良県宇陀市議会。
提出先は、内閣総理大臣、鳩山由紀夫殿。厚生労働大臣、長妻昭殿。
以上でございます。審議よろしくお願いいたします。

議長(玉岡 武君)

提出者の説明が終りました。これより質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますがご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]

議長(玉岡 武君)

起立多数と認めます。よって発議第7号、子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書案については原案のとおり可決することに決しました。

日程第21 から日程第26まで

議長(玉岡 武君)

次に、日程に従いまして、日程第21、閉会中の継続調査について、議会運営委員会。日程第22、閉会中の継続調査について、総務文教常任委員会。日程第23、閉会中の継続調査について、福祉厚生常任委員会。日程第24、閉会中の継続調査について、市立病院建設特別委員会。日程第25、閉会中の継続調査について、行政改革特別委員会。日程第26、閉会中の継続調査について、美榛苑経営検討特別委員会。
以上6件を一括上程します。
はじめに、議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、各委員長からは所管する調査事項について、それぞれ閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたしますただ今議題となっております6件については、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって以上6件については、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
以上をもちまして本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。本定例会の会期は明日12月21日まででございますが、会議規則第7条の規定により本日をもって閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(玉岡 武君)

異議なしと認めます。よって平成21年第4回宇陀市議会定例会は本日をもちまして閉会いたします。

閉会

議長(玉岡 武君)

それでは、閉会にあたり前田市長のごあいさつをお願いいたします。
前田市長。

市長(前田 禎郎君)

閉会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。
去る12月8日開会されました今期定例会は、各種条例案をはじめ各会計補正予算案など重要案件について審議を賜りました。滞りなくご議決、ご同意を賜りきましたことを厚くお礼を申し上げます。市政発展のためにまことにご同慶に存します。
会期中、本会議や各委員会において議員各位からいただきましたご意見、ご要望、ご提案等につきましては十分これを尊重して、市政運営に遺憾なきを帰してまいる所存であります。ご承知のように政権が変わりまして、これからの地方財政、地方分権、地方交付税の見直し、経済対策など、国の行財政運営にかかわって地方も大きな影響を受けることもあり、厳しさも増してくることが予想されます。
合併して5年目を迎える来年は、更なる新しい局面を迎えることとなりますが、議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。
これからますます寒さも厳しくなります。皆様におかれましては節にご自愛をいただきまして、ご家族ともどもに健やかな2010年の新春をお迎えくださいますようお祈りを申し上げます。
最後になりましたが、私の任期も2月11日、本議会が私の最後の議会となると思います。今日までいただきました議員各位のご支援、ご協力を重ねてお礼を申し上げ、閉会にあたってのご挨拶といたします。ありがとうございました。
[拍手]

議長(玉岡 武君)

ありがとうございました。
閉会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は12月8日に招集され、本日までの13日間にわたり過密な日程にもかかわりませず、提案されました条例の制定及び一部改正案のほか補正予算案等数多くの重要案件について、議員各位には終始極めて熱心にご審議賜り、適切な結論を得ましたことに対し重ねて敬意と感謝を申し上げます。
また、市長をはじめ執行部の皆様方には審議の間、常に真摯な態度でご協力をいただきましたことに対し、深く敬意をあらわしますとともに、本会議並びに委員会において議員各位から出されました意見、要望等については、今後、十分ご配慮のうえ執行にあたられますよう強く要望する次第でございます。
後になりましたが、前田市長には先ほど丁重なごあいさつがございました。また小林議員からは前田市長に対しまして、調整また合併後の市政に対しまして、これまでの功績と感謝のお話がありました。そのなかにございまして前田市長におかれましては、県の市町村会をはじめ、また、近畿、全国、それぞれそのなかにあって重責を担っていただくなかにありながら、宇陀市のこれまでの執行にご尽力賜り、今日の日を迎えていただいたわけでございます。そのことに対しましても、議会といたしまして本当に心より感謝を申し上げる次第でございます。先ほど申されましたように任期は2月11日でございますけれども、またこれからも、さらにお元気で、これからの宇陀市発展のために、我々、また市民の皆様に、市政に対するご意見などもいただきまして、さらには、これからの宇陀市の反映にお力添えを賜りたい、そのように思っているところでございますのでどうぞご健康に留意されまして、これからさらにご活躍されますことをご祈念申しております。本当にありがとうございました。
冬本番はまだまだこれからでございます。議員並びに執行部各位におかれましては年末年始何かとご多用のこととは存じますけれども、季節性あるいは新型インフルエンザなどがまん延しておりますので、特に健康に留意されまして、ますますご活躍くださいますよう、そして、輝かしい、希望に満ちあふれる新年を迎えられますようご祈念申し上げ閉会のごあいさつといたします。大変ご苦労様でございました。ありがとうございました。

閉会(午後1時52分)

お問い合わせ

議会事務局総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-5771/IP電話:0745-88-9082

ファックス:0745-82-0139

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