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更新日:2012年2月22日

平成19年5月臨時会(第1日目)議事録

本日の会議に付した事件

日程

内容

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

諸報告
諸般の報告
近畿市議会議長会定期総会の報告
桜井宇陀広域連合議会の報告

日程第4

委員長報告
議会運営委員会
市立病院建設特別委員会
地域開発振興特別委員会
環境水源対策特別委員会

日程第5

選挙第1号

奥山組合議会議員の補欠選挙について

日程第6

承認第2号

専決処分の承認を求めることについて(宇陀市総合計画審議会条例の一部改正について)

日程第7

承認第3号

専決処分の承認を求めることについて(宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正について)

日程第8

承認第4号

専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例の一部改正について)

日程第9

承認第5号

専決処分の承認を求めることについて(宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について)

日程第10

承認第6号

専決処分の承認を求めることについて(宇陀市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について)

日程第11

承認第7号

専決処分の承認を求めることについて(平成18年度宇陀市一般会計補正予算(第6号)について)

日程第12

承認第8号

専決処分の承認を求めることについて(平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)

日程第13

承認第9号

専決処分の承認を求めることについて(平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について)

日程第14

承認第10号

専決処分の承認を求めることについて(平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について)

日程第15

承認第11号

専決処分の承認を求めることについて(平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について)

追加日程(第1号の追加1)

追加日程第1

議長の辞職について

追加日程(第1号の追加2)

追加日程第1

議長の選挙について

追加日程(第1号の追加3)

追加日程第1

副議長の辞職について

追加日程(第1号の追加4)

追加日程第1

副議長の選挙について

追加日程(第1号の追加5)

追加日程第1

常任委員会の選任について
総務文教常任委員会委員
福祉厚生常任委員会委員
産業建設常任委員会委員

追加日程第2

議会運営委員会委員の選任について

追加日程第3

特別委員会委員の選任について
議員定数検討特別委員会委員
政治倫理条例検討特別委員会委員

追加日程(第1号の追加6)

追加日程第1

議会運営委員会の閉会中の継続調査について

追加日程第2

地域開発振興特別委員会の継続調査について

追加日程第3

環境水源対策特別委員会の継続調査について

追加日程第4

市立病院建設特別委員会の継続調査について

追加日程第5

議員定数検討特別委員会の継続調査について

追加日程第6

政治倫理条例検討特別委員会の継続調査について

出席議員(22名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

井谷 憲司

2番

上田 德

3番

山本 良治

4番

峠谷 安寛

5番

田村 幹夫

6番

大澤 正昭

7番

井戸本 進

8番

中山 一夫

9番

多田 與四朗

10番

山本 繁博

11番

森下 裕次

12番

坂本 徹矢

13番

山本 新悟

14番

辻谷 禎夫

15番

髙橋 重明

16番

土井 英治

17番

竹内 幹郎

18番

泉岡正昭

19番

大西 進

20番

玉岡 武

21番

小林 一三

22番

広沢 和夫

欠席議員(なし)

欠員(なし)

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

前田 禎郎

大宇陀地域自治区長

植田八三郎

菟田野地域自治区長

大畑 俊彦

榛原地域自治区長

桐久保隆久

室生地域自治区長

勝田 榮次

教育長

向出 公三

会計管理者

新子 恵映

総務部長

奥田 信雄

総務部参事

中尾忠

財務部長

山本 高司

財務部参事

菊岡 千秋

市民環境部長

石本 直近

市民環境部参事

米田 実

健康福祉部長

向田 博

農林商工部長

穴田 宗宏

都市整備部長

高橋 博和

土木部長

南 幸男

教育委員会事務局長

中田 進

水道局長

森塚 昇

市立病院事務局長

松村 光哲

保養センター美榛苑所長

中尾 辰彦

介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長

上田 順啓

農業委員会事務局長

山本 栄次

財務部財政課長

井上 裕博

開会時間(午前10時00分)

議長(小林 一三君)

おはようございます。
開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本日、平成19年第1回宇陀市議会臨時会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを、心から厚く御礼申し上げます。
早いもので、昨年の一般選挙による議員22人の新体制から1年が経過いたしました。今臨時会では議会の役員構成改選等の関係もあり、議事がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、今臨時会に提出されました議案は、条例の一部改正並びに平成18年度補正予算の専決処分の報告など、重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、理事者各位には簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承おき願います。
ただいまの出席議員は22名であります。
定足数に達しております。
よって、平成19年第1回宇陀市議会臨時会を開会いたします。

開会(午前10時04分)

議長(小林 一三君)

前田市長から招集のごあいさつがございます。市長。

市長(前田 禎郎君)

おはようございます。本日平成19年第1回の宇陀市議会臨時会を開かれるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位には何かとご多用の中をご出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
先ほどの議長の話がありましたように、本日提案をさせていただきます案件は、専決処分のみ10件の案件でございます。内容につきましては、あと担当者から説明をさせますので、よろしくご審議を賜りましてご承認を賜りますようにお願いを申し上げまして、簡単ですがごあいさつといたします。有難うございました。

議長(小林 一三君)

それではただ今から、日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめ配布のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

日程第1会議録署名議員の指名

議長(小林 一三君)

日程第1会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において11番森下裕次議員、12番坂本徹矢議員を指名いたします。

日程第2会期の決定について

議長(小林一三君

日程第2会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会は、本日5月16日、1日間といたします。
これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。

日程第3諸報告

議長(小林 一三君)

日程第3諸報告を行います。
4月13日に開催されました第72回近畿市議会議長会定期総会の報告を事務局長にさせます。事務局長。

議会事務局長(樋口 保行君)

失礼いたします。議長の命を受けまして、ただ今から、第72回近畿市議会議長会定期総会出席の報告をさせていただきます。
平成19年4月13日午後1時30分から大阪府羽曳野市の羽曳野市立生活文化情報センターにおいて第72回近畿市議会議長会定期総会が開催され、本市から小林議長と私の2名が出席いたしました。
まず、近畿市議会議長会大阪府柏原市議会乾議長から開会のあいさつ並びに来賓の祝辞があり、会議に入りました。
会議では、平成17年度近畿市議会議長会会務報告について、平成18年度近畿市議会議長会会計出納検査結果報告についてを報告され、これを了承しました。
次に、議案審議として、平成17年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算書並びに平成19年度近畿市議会議長会会計予算が提案され審議の結果、可決されました。
次に、役員の選任が議題となり、平成19年度の会長は羽曳野市、副会長には門真市、近畿市議会議長会支部長には6市で奈良県は五條市が推薦されました。理事は17市、その中で奈良県では生駒市と宇陀市が理事に推薦されました。
監事は、宝塚市、奈良県橿原市、また、全国市議会議長会においての評議員は20市になりますが、そのうちの奈良県では、生駒市、宇陀市が評議員に推薦され選任されました。
次に、会議終了後、研修会として、早稲田大学大学院教授、北川正恭氏の講演で、地方分権時代における行財政改革について、議会の役割という演題で講演がありました。
次に、閉会式として前会長市や前支部長市に対して感謝状の贈呈、前会長市の柏原市議長の謝辞、次期開催市議会議長の門真市議長のあいさつ、そして閉会となり午後4時50分に定期総会を終了いたしました。
以上簡単ですが、第72回近畿市議会議長会定期総会の報告と致します。

議長(小林 一三君)

次に、去る3月27日に桜井宇陀広域連合議会が開催されておりますので、出席議員の代表から報告を受けます。18番、泉岡議員。
桜井宇陀広域連合議会の報告。

18番(泉岡 正昭君)

皆さんおはようございます。ただいま議長の許可をいただきましたので桜井宇陀広域連合議会の報告をさせていただきます。
去る、平成19年3月27日、曽爾村議会議場におきまして、平成19年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会が午前10時から開会され、宇陀市議会から、広沢議員、大西議員、土井議員、山本繁博議員と私の5名が出席いたしましたので、その報告をいたします。
議長の開会宣言、連合長招集あいさつのあと、会議録署名議員の指名、会期を1日とし、平成19年度桜井宇陀広域連合各会計予算、地方自治法の一部改正に伴い、関係する2条例の一部改正、監査委員の選任同意についてであります。
審議の経過につきましては、先ず、平成19年度一般会計予算は、予算総額1360万8000円で、歳入の主なものは、構成市村の負担金が1220万円、繰越金122万1000円など、歳出は、特別職と一般職職員2名、臨時職員1名などの人件費1063万5000円及び管理関係経費などが計上されています。
次に、平成19年度ふるさと市町村圏基金特別会計予算は、予算総額1538万9000円で、歳入の主なものは基金利子が1480万円など、歳出は高原音楽祭478万9000円、地域文化まちおこし支援事業350万円など、合計13の地域振興事業に要する経費1538万9000円が計上されています。
次に、平成19年度介護保険特別会計予算は、予算総額5275万7000円で、歳入は構成市村負担金4900万円、繰越金370万1000円など、歳出は、認定審査会委員、一般職・臨時職員の2045万6000円、市村の派遣職員人件費負担金2400万円、その他介護認定審査に要する経費などが計上されています。
なお、平成19年度の構成市村負担金の負担割合は、均等割30%、人口割70%となっており、宇陀市の均等割は、従来どおり7分の4です
次に、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正は、国家公務員の勤務時間等の改正に合わせ改正されたものです。
また、特別職の職員の給料及び旅費に関する条例の一部改正は、地方自治法の改正により収入役制度が廃止されたことによるものです。
次に、監査委員の選任同意については、識見を有する前任者の辞任により、宇陀市大宇陀区西山、笠野万太郎氏が選任同意されました。
以上ですべての議案について審議し、午前10時19分に散会しました。
簡単でございますが、報告とさせていただきます。

議長(小林 一三君)

以上で、諸報告を終わります。

日程第4委員長報告

議長(小林 一三君)

日程第4委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、5月8日議会運営委員会、4月3日市立病院建設特別委員会、4月23日地域開発振興特別委員会及び環境水源対策特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査並びに調査いただいておりますので、各委員長から報告を受けます。
なお、委員長報告に対する質疑は全ての委員長報告終了後受け付けます。
初めに議会運営委員長の報告を受けます。森下委員長。

11番(森下 裕次君)

おはようございます。議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成19年第1回臨時会の議会運営委員会は、前田市長、森田副市長、植田大宇陀地域自治区長、大畑菟田野地域自治区長、桐久保榛原地域自治区長、勝田室生地域自治区長、向出教育長、奥田総務部長、山本財務部長の出席を求め、平成19年5月8日、午前10時から市議会第1委員会室で開催しました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配布させていただいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき、報告させていただきます。
今臨時会の会期は、先ほど議決いただいたとおり、5月16日、本日1日とします。
今臨時会における市長提出予定議案につきましては、専決処分10件が本日提出されます。
議案の取扱いにつきましては、専決処分の内容は、条例の一部改正5件、平成18年度補正予算関係5件です。本日、5月16日提案、即決とします。
議会関係につきましては、奥山組合議会議員1名が平成19年3月31日付けで辞職されたことに伴い、欠員となっておりますので、奥山組合規約第7条の規定により、補欠選挙を行います。
選挙の方法としては、室生区染田区の自治会長さんの推薦をもとに、議長から指名推選により提案します。
次に議会の役員改選等についてでございますが、昨年5月の臨時会から1年が経過し役員改選期にあたります。宇陀市議会として初めての任期中の役員改選であり、会議終了後に協議会を行い協議いただき、同日午後4時から全員協議会で役員改選の取り扱いについての協議と確認等を行ったところです。
内容等につきましては、別途報告しておりますので省略いたします。
また、役員改選に関する案件は、議事日程を追加して行います。
議会はあくまでも市民の意思を尊重し、市民のための円滑な議会運営を図るためにも、役員選挙でのちに過言を残すような極端な対立は避けていただきたいと思います。
そのほか、議案以外の議会からの報告事項として、諸報告2件、閉会中の委員会報告4件でございます。
委員長報告につきましても、各委員会だけの議論にとどまらず、議会全体の議論、あるいは協議を得て、議会の相違として前を向いて全身をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
その他の件としまして、行政機構の再編等による所管内部の変更等に伴い、所管事務説明のための常任委員会協議会の開催を6月定例会までに開催していただきたいと思います。理事者には、ご協力をよろしくお願いします。
以上、協議し午前10時20分に閉会いたしました。
今臨時会には、重要案件のほか議会の役員改選も予定されております。審議が円滑に進みますよう皆様のご協力をお願いし、簡単ですが報告とさせていただきます。

議長(小林 一三君)

次に、市立病院建設特別委員長の報告を受けます。大西副委員長。

19番(大西 進君)

おはようございます。市立病院建設特別委員会の報告をいたします。
さる4月3日午前10時から宇陀市議会第1委員会室において、全委員と議長の出席により、市立病院建設特別委員会を開催しましたので、その報告をいたします。本来ならば広沢委員長が報告をするわけでございますが、当日昼から諸事情で欠席ということでしたので、私、副委員長から報告をいたします。
広沢委員長と市長のあいさつののち、会議では担当の健康福祉部から、1.宇陀市民病院建設懇話会の報告及び基本構想案について、2.基本計画の概要について、3.今後のスケジュールについての説明を受けました。
その後、質疑に入り、委員各位からの主な質問や意見の内容については、次のとおりでした。
一つ、宇陀市民病院建設懇話会の報告及び基本構想案についてでは、経営に関して病院規模の適正化が一番大事である。
患者の平均入院日数と保険点数の関係で長期よりも短期のほうが経営効率はよいのでは。病院運営の経営責任をはっきりさせてプロの感覚を持った管理者が運営すべき。直営ではなく、公営企業法全部適用の方向で進めるのか。医師や診療科目の問題も含め、専門的な議論をする場として経営改革委員会が必要だ。先般視察した石川の病院は黒字で、事務方と現場の連絡が密になっており、医師や看護師は患者へ目を向け、事務方は他病院との連携に努められたい。
3年ぐらいで職員も替わっていたのでは十分な対応が難しい。病院長と事務方がしっかりと相談して医療機器の整備や施設の充実を図り、住民を安心させる病院つくりをされたい。新しい病院の話ばかりでなく、今の病院はどうするのか。基金の取り崩しも多いと聞くが、今の病院の経営健全化も考えられたい。薬についても、もっと多くの会社に入札させ、できるだけ安く仕入れて経費を抑え、小さい事から考えていかなければ改善はできないのでは。
地域医療に関しては、急性期医療の充実により住民に安心を与えるような経営をされたい。最後は地元で死にたいと考えている市民もいる。地域にあった医療体制を示し、その気持ちに応えられるように努力されたい。7病床に看護師1人という大変な状況だが、地域の皆さんのために何とかできる範囲で努力されたい。従事することが許されている部分はボランティアの方の活用も含めて、地域医療という形を考えるべき。
県立医大や他の病院との連携に関して、他の病院への紹介を充実させることにより回転率を上げるべき。医師不足や診療機能の充実や運営形態などの課題も山積しているが、病棟間での医師の連携やテナント方式も検討すべき。現在、医師の派遣は殆ど奈良県立医科大学からであるが、医大としっかりと連携し、最重要課題である医師の確保に努力されたい。
2番目に、基本計画の概要についてでございます。
経営計画について、売店、駐車場の有料化、眼科におけるコンタクトレンズ、耳鼻科の補聴器、喫茶店など収益に繋がる事業もいろいろと検討されたい。他の病院との連携の悪さも患者減少の一因と考えられる。診断画像を地域の病院へ送るなど電子カルテとCATVの連携なども考えられたい。入院か外来かの判断や、高齢者だけでなく若い人が利用するような病院つくりが必要。市町村合併の第1番目の目標である病院建設と2番目のCATVを早急に進めるべきで、病院の運営形態、病床数、診療科目などの具体的方針について、なるべく早く示されたい。医薬分業で業者にある程度利益を取らせてでも院外処方の方向で積極的に進めるべき。北館などの有効利用を考えるなら、法務局跡地など周辺地の活用も検討すべき。魅力ある病院づくりのために病院の株式化や自動支払機の導入なども検討されたい。
将来の地域医療に関して、全国的に自治体病院は経営的にかなり厳しいが、地域医療の拠点としてだけでなく防災拠点としても重要である。美榛苑の送迎バスに、病院を利用する患者も乗れるようにしたり、奈良交通と相談し既存路線を病院経由にルート変更させたり、循環バスを運行するなど、病院への交通アクセスも考えるべき。地域医療に貢献するのが最大の使命であり、その中で黒字になればいう事はない。そのために事務局がいろいろな病院への視察を行い研究、調査をして、その結果どうであったかという現実に即した方針を示されたい。
3番目として、今後のスケジュールについてでは、現地建て替えということは、診察を続けながら入院患者も維持しながら進めていかなければならず、もう少し計画を早めるべきでは。現地建て替え以外の部分についてもいろいろ方向性を決めていかなければならないことがある。パークヒルの活用方針も併せて示されたい。以前から市長は一貫して現地建て替えの方針を示しているのだから、それを前提にいろいろ検討すべき。小さくても効率の良い病院に建て替えるのが一番良い。コンパクトにしてできるだけ赤字にならない病院を考えるべき。
などの意見が出て、いずれの案件も多くの質問、要望、意見が出ましたが、理事者側の答弁、説明により委員各位、概ねご理解いただきました。
最後に私の方から、合併前に既に建て替えということで決議しており、合併後も市立病院に名前が変わっただけで他の事は何も変わっていない、その事は重要で、これを十分に認識し、次回開催される特別委員会において、現地建て替えの提案を受け、パークヒル他の事柄も含めてしっかり議論すべきと締めくくりをさせていただきました。閉会は午後1時53分に終了しました。
これで4月3日に開かれた市立病院建設特別委員会の報告を終わらせていただきます。

議長(小林 一三君)

次に、地域開発振興特別委員長の報告を受けます。9番多田委員長。

9番(多田 與四朗君)

おはようございます。ただいまよりご報告をさせていただきます。
さる4月23日午前10時から宇陀市議会第1委員会室におきまして、全委員と議長の出席により、地域開発振興特別委員会を開催をさせていただきましたので、その報告をさせていただきます。
私と市長のあいさつのあと、会議に移りそれぞれの担当者責任者から説明を受けました。協議案件1.新市まちづくり計画と宇陀市総合計画の進捗状況については、菊岡企画調整部長より、2.宇陀市の土地利用計画状況については、高橋都市整備部長より、3.地域振興事業について、心の森総合福祉公園事業とメープルパーク事業について協議をさせていただきました。大宇陀植田区長、菟田野大畑区長よりそれぞれご説明を受けたところでございます。
その後質疑に入り、委員各位から、それぞれ質問や提案等が多々ありましたが、その主な内容については、次のとおりでございます。
一つ目、新市まちづくり計画と宇陀市総合計画の進捗状況につきましては、本年度中に取りまとめる予定の宇陀市総合計画は、3月に作成された基本構想素案をベースに総合計画審議会、地域協議会などの審議・協議を経て、9月には実施計画案の作成が予定されております。基本的には各担当セクションで、十分に精査され、方向性を確認しながら、予算の実現に向けて進めていくとのことであります。また、計画は、それぞれの地域性や特殊性を十二分に考慮しつつ、宇陀市の均等ではなく均衡ある発展を大前提に、よりきめ細かいゾーニングを行っていく運びとのことでありました。
その総合計画に基づいて、進められる予定の新市まちづくり建設計画については、厳しい財政状況を踏まえた中で、実現可能な実行プランを作成して欲しいものと委員各位より強く求めたところであります。とりわけ主要施策18事業の進捗状況が示されましたが、各常任委員会や特別委員会に審議・協議を求められたものは別として、全体的、総合的な観点から、各委員の広範囲に及ぶ質疑がありました。
特に、すべてが出来るとは、現在の市の財政状況では言い難いが、できるものとできないものは総合計画審議会で決まるのか。また、執行部が予算状況に応じて調整、判断を行うものなのか。など厳しい財政状況の中で、事業の先延ばしや見直しや変更に向けた検討を求める声が強くありました。
さらに、市民の声の集大成として集計されたアンケート結果報告については、概ね医療体制の充実や若者の定住促進、また就労の場の拡充と企業誘致や高齢者福祉の充実への施策等が喫緊の課題であるとの共通認識を得ました。さらに、少子高齢化の進展で、公共施設がダブつく中、その跡地活用と併せて、宇陀市固有の既存資源を有効活用することが強く望まれておるところでございます。その中で、それらの課題に対して、具体的な実行計画を早急に望む声が強くありました。特に、将来世代に求めたアンケート結果では、全体的に宇陀市の将来への憂慮される回答があったとして、先述の事項と重複するのでございますが、将来世代が夢を持てるような計画の策定の重要性かと思われます。
二つ目、宇陀市の土地利用計画状況についてでは、宇陀市土地利用状況に関しては、平成19年4月1日現在の土地利用計画の説明が高橋都市整備部長よりありました。地域開発振興の要諦はこの土地利用・土地活用の計画が基底になければなりません。宇陀市全域を展望しますと、人口の減少と少子高齢化が加速する中、近い将来において、地域コミュニティの維持が困難になることが予想されます。このような状況が続くことにより、ますます過疎化が進行することになります。優良農地や自然環境の保全が重要課題となる一方で、田園居住型志向など、居住地を選択する上で、多様化が求められています。このような状況に対応するため、平成17年1月1日に奈良県で条例施行された新たな開発許可基準として、一定の既存集落における住宅地等の立地を認めるための規制緩和の制度ができましたが、この件についても、今後の宇陀地域再生の増進施策として大きく期待する委員の声が多数ありました。
三つ目として、地域振興事業については、先述の主要18事業の中から、特に大宇陀区の心の森公園整備事業と菟田野区のメイプルパーク整備事業について各委員からさまざまな質疑がございました。
特に彩りの丘等の用地として先行取得された通称ふれあい広場のグランドの活用法など、既存の広場とそれらの効率的な活用との重複性が大いに考えられる中、実際問題として効果的な事業計画であったのか。財政的に厳しい中で、これら整備事業の見直しと既存施設の有効活用とその利用度の確認を強く求める声がありました。理事者側からは、これから調整をしながら行っていくとの答弁でありました。
また、メイプルパーク整備事業につきましては、菟田野区をかえでのまちとして発信していくなら、市民の声を十二分に集約して、その総意として取組んでもらいたい。廃校跡地を利用しながら、植物園的なことを考えているとのことであるが、行政主導ではなく、市民主体の取組みとして、実行計画をもっと説得力のあるものにしていただくことを望む声がございました。
以上が主たる概要ですが、いずれの協議案件も多くの意見や提案等々がでて、その都度、理事者側の答弁、説明がございましたが、委員各位概ねご理解いただきました。
最後に私より、これから策定にむけ取り組んでいく予定の宇陀市総合計画や新市まちづくり計画は住民の声を大いに反映させていくべきもので、その結果、各事業の見直しも必要かもしれないが、職員の皆さんも我々議員も、積極的に前向きに提案を行い、ともども宇陀市発展のために全力投球して臨みたいものと結んで、午後1時に休憩なしの3時間に及ぶロングラン協議は終了致しました。
これで4月23日に開かれました地域開発振興特別委員会の報告を終わらせていただきます。

議長(小林 一三君)

次に、環境水源対策特別委員長の報告を受けます。6番大澤委員長。

6番(大澤 正昭君)

環境水源対策特別委員長報告をさせていただきます。議長の許可をいただきましたので、閉会中の4月23日に開催いたしました当委員会の報告をいたします。
当委員会は、去る4月23日午後2時30分から宇陀市における環境対策についてを議題として、宇陀市議会第1委員会室において、全委員の出席により、環境水源対策特別委員会を開催しました。
私と市長のあいさつのあと、会議では担当の市民環境部と水道局から、暫定条例「旧榛原町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び水質の汚濁並びに災害の発生の防止に関する条例」について説明を受けました。
委員からの主な質問や意見の内容については、次のとおりでした。
一つ、旧榛原町と旧室生村では水源条例と環境条例があった。宇陀市でも早い時期に環境条例を制定しなければならない。担当部では準備をしていただきたい。
一つ、資料「榛原町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び水質の汚濁並びに災害の発生の防止に関する条例のしおり」について説明を願う。
一つ、この環境問題は、旧榛原町で大きな住民運動を巻き込んでの条例制定となった経過がある。約7500人分の署名が集まり、住民の関心は現在も続いている。
一つ、旧大宇陀町の産業廃棄物の問題は、県の環境対策課から監督してもらい規定内に収まった。現在は落ち着いている。
一つ、旧室生村でも不法投棄があり、室生ダムの水質汚染が懸念されている。
一つ、旧室生村には水源条例があるが、旧大宇陀町と旧菟田野町は室生ダムの上流に位置しながら、規制する条例がないと聞いている。現状をどう把握されているのか説明を願う。
一つ、旧室生村の水源保護条例はどの様な内容なのか説明を願う。
一つ、水源保護条例の地域指定はしてあるのか。
一つ、水源保護条例を6月定例会で提案出来るようにお願いしたい。
一つ、環境条例は地域で指定するのか、面積数で指定するのか、その点を具体的に提案しないのか。
一つ、区によって条例適用の面積数を変えるという話が一時出ていたが、市内一律で1000平方メートルにするのか。
一つ、開発業者の事業主が変更され、基準単位以下のミニ開発を行い、最終的には開発指導要綱の基準以上になる事もある。その場合、公民館用地や公民館も自治体が負担しなくてはいけないといった事例もあり、事前調査や地元住民の協力が必要になってくると思う。
一つ、300平方メートル毎の開発を行い、最終的に1000平方メートル以上になった場合は、一番初めのミニ開発をした事業主へはどのような対応をするのか。
一つ、条例内容の土壌の汚染、水質の汚濁、災害の発生の防止という事は、当然必要だと思うが、公共工事などを行っている場合や、雨が降った場合には土砂が流れ、川の水が濁る事もある。あまり神経質になりすぎてしまうと、全ての工事を阻害されてしまうと懸念する。
一つ、公共残土処分場については、開設するには県の許認可が必要であり、県が管理をしている。業者が不法な廃棄物は含まれていないとの申請をしているなら、それを信じるしかないのではないか。
一つ、市民の不安をなくすために、立入検査などを行い現状確認をしているのか。
一つ、実際に環境基準を超える水質汚濁はあったのか。
一つ、行政は市民に対して、実際には不法投棄があるかないかという事をきっちりと報告し周知しないと、事業者も困るし市民も不安になると思う。
一つ、水質汚濁の原因は産業廃棄物だけではない。自然環境を守り、水を守るという事は家庭排水、し尿処理、大気汚染、農薬問題などを考える事も環境を守る事につながる。それらを含めた内容の条例が、宇陀市の環境のために必要だと思う。
一つ、各区のにぎわい市場や道の駅で販売されている地域の農産物に対して、農薬の検査など監視が必要ではないか。
一つ、ごみは最終的に資源化されているという事を、市民に知ってもらえるようにしてもらいたい。
一つ、市内で、草刈をした草をその場所で焼いているのを見かけたが、野焼きについて規制も明確にされたい。
一つ、建築廃材を処理したチップを公園などにまくことに対して、県は了承しているのか。
一つ、建築廃材のチップをまくと数年後には土壌の腐敗、ダイオキシンの問題など、住民が安心出来るようにしなくてはいけない。
一つ、異常気象により集中豪雨が考えられる。災害の発生の防止対策として、行政がきっちりとパトロールを行い、危険箇所を点検しながら被害を未然に防いでもらいたい。
一つ、環境に関する内容について検査結果を公開し、現在は環境基準を超える水質汚濁はない事実などを住民に知らせ、誤解を招かないようにすべきである。
一つ、環境問題については範囲が広く奥が深いが、宇陀市の環境を守るために頑張っていただきたい。
等々いろんな意見が出て、午後3時50分に終了いたしました。
これで、環境水源対策特別委員会の報告を終わらせていただきます。

議長(小林 一三君)

各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

質疑なしと認めます。
次に、市立病院建設特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

質疑なしと認めます。
次に、地域開発振興特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

質疑なしと認めます。
次に、環境水源対策特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。5番田村議員。

5番(田村 幹夫君)

ごみが最終的に資源化されているということ、住民に徹底されているようにという話がありましたが、この宇陀市のごみが全て資源化されているかどうか。私もはっきりと分かっておりません。前の議会でもいいましたようにプラッチック、いわゆるペットポトルの回収につきましては、榛原の地区はやっているが他はやっていない。こうったことがまだありますので、果たしてごみが最終的に資源化をしているかどうかは疑問だと思います。その点について委員長にお伺いしたいと思います。

議長(小林 一三君)

大澤委員長。

6番(大澤 正昭君)

今の質問でありますけれども、この宇陀市になりまして旧4町村の中で統一が出来ていないということも事実であります。しかし今一気に行かないという部分の中で、早急に宇陀市として一つにまとめたごみの処理、回収に努めていただいております。その辺のところもご理解をいただきたい。
そして、ごみ処理の最終処分、「私らの出したごみはどこに行っているのだろう。どこで燃やしているのだろう。どういう処理をされているのだろう。」という疑問も勿論でありますし、小学校の教科書で3年生か4年生であったか、ごみのリサイクルを含めましたごみの処分という授業をされているようであります。そんな中で護美センター、そして庁舎の下のフロアーですけどもそういったところに宇陀市のごみ、家庭から出されるごみ、事業所から出されるごみの最終処分場まで届く過程を分かりやすく、小さなお子さんからお年寄り、高齢者の方まで見ていただいて分かるような図というのか、絵というのか、1m四方位のところに絵を描いてしっかりと住民の皆さん方にも周知をしていただけるような努力を今お願いしております。

議長(小林 一三君)

田村議員。

5番(田村 幹夫君)

私はごみの行方のことに関してはいいのですが、先ほどの委員長報告の中では、ごみが最終的には資源化されているとこのようにおっしゃったことが気になりますし、合併をして1年以上経ちますし、合併をして1年以上経つのに榛原でしていることが、大宇陀の町中でも出来ないのか。これは資源化を目指す方向としては怠慢だと思っています。
例え行方がどうこうあったとしても、ごみの資源化を目指すということでこれから努力をしていっていただきたいと思っております。

議長(小林 一三君)

答弁よろしいですか。

5番(田村 幹夫君)

いいです。

議長(小林 一三君)

他にございませんか。
質疑なしと認めます。
以上で、委員長報告を終結します。

日程第5選挙第1号奥山組合議会議員の補欠選挙について

議長(小林 一三君)

日程第5選挙第1号奥山組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
奥山組合議会議員、松村隆平氏室生区染田が、平成19年3月31日付けで辞職されたことに伴い、室生区染田区域に奥山組合議会議員に1名欠員が生じましたので、奥山組合規約第7条の規定により、補欠選挙を行うものです。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、お手元に配布しております資料のとおり、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。よって選挙の方法は、指名推選で行うことに決定しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
奥山組合議員に、宇陀市室生区染田501番地松浦正男さんを指名します。
お諮りいたします。
ただいま、私が指名した方を奥山組合議会議員の補欠選挙の当選人と定めることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、指名しました、宇陀市室生区染田501番地松浦正男さんが、奥山組合議会議員の補欠選挙に当選されました。
15分間休憩をいたします。

午前10時50分休憩
午前11時04分再開

日程第6承認第2号から日程第10承認第6号まで

議長(小林 一三君)

再開いたします。日程に従いまして、日程第6承認第2号から日程第10承認第6号までの条例の一部改正に係る専決処分の報告5議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。

議会事務局長(樋口 保行君)

失礼をいたします。それでは議長の命により朗読いたします。なお、改正条文の朗読は省略をさせていただきます。
それでは議案書1ページをご覧いただきたいと思います。
承認第2号専決処分の承認を求めることについて
宇陀市総合計画審議会条例、平成18年宇陀市条例第222号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎。
2ページをご覧いただきたいと思います。
専決処分書
宇陀市総合計画審議会条例、平成18年宇陀市条例第222号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成19年4月30日宇陀市長前田禎郎。
1枚めくっていただきまして、承認第3号専決処分の承認を求めることについて宇陀市行政改革推進懇話会条例、平成18年宇陀市条例第223号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
1枚めくっていただきまして、5ページでございます。
専決処分書
宇陀市行政改革推進懇話会条例、平成18年宇陀市条例第223号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成19年4月30日宇陀市長前田禎郎
次に7ページをお開きいただきたいと思います。
承認第4号専決処分の承認を求めることについて
宇陀市税条例、平成18年宇陀市条例第56号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
8ページでございます。専決処分書宇陀市税条例、平成18年宇陀市条例第56号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成19年4月30日宇陀市長前田禎郎
次に12ページをお開きいただきたいと思います。
承認第5号専決処分の承認を求めることについて
宇陀市国民健康保険条例、平成18年宇陀市条例第57号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
1枚めくっていただきまして13ページでございます。
専決処分書
宇陀市国民健康保険条例、平成18年宇陀市条例第56号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成19年4月30日宇陀市長前田禎郎
次に15ページをご覧いただきたいと思います。
承認第6号専決処分の承認を求めることについて
宇陀市消防団員等公務災害補償条例、平成18年宇陀市条例第194号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
16ページでございます。
専決処分書
宇陀市消防団員等公務災害補償条例、平成18年宇陀市条例第194号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成19年4月30日宇陀市長前田禎郎
以上でございます。

議長(小林 一三君)

理事者から提案理由の説明を求めます。森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました、承認第2号から承認第6号の報告の5議案について提案理由をご説明申し上げます。
なお、審議資料及び条例改正の新旧対照表を参考にしていただきたいと思います。
それではまず、承認第2号専決処分の承認を求めることについては、宇陀市総合計画審議会条例の一部改正につきまして専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
本件は、行政改革の一環といたしまして、効率かつ的確に市民のニーズに対応するため、5月1日に組織改編を行ったことに伴い、宇陀市総合計画審議会の庶務を企画調整部企画調整課から総務部企画課において処理することについて所要の改正を行ったものであります。
次に、承認第3号専決処分の承認を求めることについては、宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正につきまして専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
本件につきましても、5月1日の組織改編に伴い、宇陀市行政改革推進懇話会の庶務を企画調整部企画調整課から財務部財政課行政改革推進室において処理することについて所要の改正を行ったものであります。
平成19年4月30日に専決処分をさせていただき、5月1日から施行しております。
続きまして、承認第4号専決処分の承認を求めることについては、宇陀市税条例の一部改正につきまして専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
本件は、地方税法の一部を改正する法律等が、平成19年3月30日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴うものです。
まず、信託法の制定に伴い新たな類型の信託に対応するため、市民税の納税義務管理者等に法人課税信託の引受けを行うことにより法人税を課される個人で宇陀市内に事務所、事業所を有する者を加え、この者に対しては法人税割額により市民税を課すことになったものであります。つまり自分の財産は自分自身に信託する自己信託の場合も、その個人に法人税を課し、かつ市民税も課することが出来ることとなったことでございます。
住宅のバリアフリー改修についての特例措置の創設に伴う改正として、65歳以上の老人要介護、要支援認定者及び障害者の高齢者等が安心して居住することができる住環境を整備していくため、住宅の安全性や介助の容易性の向上に資する改修工事である30万円以上のバリアフリー改修工事が行なわれた場合に、翌年度分のみ固定資産税を3分の1減額する特例措置が創設されたことによるものであります。この減額措置の適用を受けようとする納税者は、改修工事終了後3ヶ月以内に必要な書類を市長に提出することとされています。
次に、上場株式等に係る譲渡所得等の軽減税率の特例の延長として、平成16年1月1日から実施されてきました上場株式等に係る譲渡所得等の20%から10%への軽減税率の特例の適用期限が、平成20年12月31日まで1年延長されたことに伴い、市民税の課税の特例の年度を1年延長されるものであります。
次に、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の課税の特例、いわゆるエンジェル税制といわれているものですが、ベンチャー企業の育成を支援するため、こうした企業への投資活動が掘り起こされるように講じられた制度でありまして、個人投資家が投資した株式を一定の条件で譲渡した場合に得られる譲渡益を2分の1に圧縮する特例措置が取られています。この適用期限を平成21年3月末日まで2年延長されるものであります。
また、条約適用利子等及び条約適用配当等に係る市民税の課税の特例の延長として、租税条約に基づく条約適用配当等について、上場株式等の配当等に係る20%から10%への軽減税率が平成21年3月31日まで1年延長されたことに伴い、同じく1年延長されることと、保険料に係る個人の市民税の課税の特例として、日本と他国との租税条約のうち、平成19年1月に正式署名された新日仏租税条約において、条約相手国の社会保障制度に対して支払った保険料についても、自国の社会保障制度に対して支払った保険料と同様の取扱いとすることになったことから、日本国内居住者が条約相手国の社会保障制度に対して支払った保険料についても社会保険料控除の対象となるものであります。
なお、附則といたしまして、この条例は平成19年4月1日から施行したものでございます。
次に、承認第5号専決処分の承認を求めることについては、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正につきまして専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
本件につきましても、地方税法の一部を改正する法律等が、平成19年3月30日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴うものであります。
国民健康保険法施行令の改正及び地方税法施行令の改正に伴いまして、医療分としての所得割りの基礎課税額の限度額が53万円から56万円に引き上げられたことによるものであります。この基礎課税額の限度額は、平成9年度以来、10年ぶりに改正が行われるものであります。
なお、附則といたしまして、この条例は平成19年4月1日から施行したものでございます。
次に、承認第6号専決処分の承認を求めることについては、宇陀市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきまして専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
本件は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が、平成19年3月30日に公布され、4月1日から施行されたことに伴うものであります。
社会経済情勢にかんがみ、非常勤消防団員等に対する損害補償に係る補償基礎額の加算額について、配偶者以外の3人目以降の扶養親族に係る加算額を2人目までの扶養親族に係る加算額と同額に引き上げることとし、配偶者以外の扶養親族についての補償基礎額を200円とするものであります。
以上3件につきましては、平成19年3月30日に専決処分をさせていただき、4月1日から施行しております。よろしくご審議の程をお願いいたします。

議長(小林 一三君)

提案理由の説明が終りました。
これより、各議案ごとに質疑に入ります。
はじめに、承認第2号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市総合計画審議会条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

ないようです。これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第2号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市総合計画審議会条例の一部改正については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第3号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

ないようでございます。これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第3号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市行政改革推進懇話会条例の一部改正については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第4号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市税条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。15番、髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

承認第4号の専決処分の条例の一部改正でございますが、いずれも国の法改正に伴う専決処分と理解をしておりますが、疑問点が少しありますが副市長からご説明を受けましたが、一番最初に信託法の改正について説明をされておりますが、ここに提出される審議資料の中には信託法の改正が載っていません。なぜここに載せていないのか。口頭での説明はいただきました。
引き続いて発言をさせていただきます。住宅バリアフリーの問題、上場企業の証券税制の延長の問題、エンゼル税制の延長の問題、条約適用利子の問題、この中では地方では全く当市では該当者がない事例がたくさんございます。
例えばエンゼル税制の問題とか、信託法の改正の問題とか、条約適用利子配当の問題については、多分、宇陀市では該当者がないのではないか。その点あるのか合わせてまず質問をしたいと思います。

議長(小林 一三君)

森田副市長。

副市長(森田 博君)

高橋議員さんからの信託法の関係でございます。これにつきましては、条文の9ページ、23条第1項中の中で信託法の内容的なものがあるわけでございます。その中での規定でございますのでご理解をいただきたいと思います。
23条関係の中で市民税の納税義務者等の中にそういう信託法に係る個人に対しましても税割を課するというような内容でございます。
審議資料の中には記載漏れになっております。

議長(小林 一三君)

15番、髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

文章提案を追加でお願いしたいと思います。
今の信託法の問題、エンゼル税制等が当市にあるのかどうか。その点はどのように考えておられるのか。

議長(小林 一三君)

栗野税務課長。

税務課長(栗野 肇君)

お答えをいたします。今指摘のいろんな制度の中で対象者があるかどうかということですが、エンゼル税制につきましては、平成9年度に創設されまして、全国で対象が83社と聞いております。宇陀市では対象者はありません。
条約改正に伴います配当等の制度、社会保険料控除のことにつきましては、現在のところ宇陀市内の市民について、これに対象になる方は居られないと理解をしておりますが、今後の動向を見ていきたいと思っております。
それからバリアフリー改修につきましては、今後19年4月1日から3年間に起こります改修工事でございますので、今後も起こる可能性があると理解をしております。
譲渡所得にかかりましては、軽減税率というものが現在係っている部分がありますので、これにつきましては宇陀市内の合計の所得金額というものは、市民全員でございますが、448億円ぐらいあります。そのうち譲渡所得にかかるものは3.5億円、配当所得にかかるものが0.7億円というのがございますので、このものについて対象になるものが出てくるかと思います。全体の計算の中で正確な数字は分かりませんがございます。以上でございます。

議長(小林 一三君)

髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

ありがとうございます。ご答弁をいただきました住宅バリアフリーについては、高齢者障害者の適用が今後はあるのではないか。固定資産の減免でございますので、私は大いに賛成をしたいと思います。
ただ今上場企業の問題については、既に本来は税率は20%が10%になったわけです。昨日のテレビを見ましても、非常に5期連続の増収上益は続いているけども、その企業収益は株主は配当に回っている。そこで働く従業員に対する賃金は上がっていない。そういう今の格差社会の中で、12月末で消える法律をもう一年延長をするという税制でございまして、証券優遇税制では本当に一握りの株式への持っている方への減税でございます。そういう意味では、これは庶民増税につながるものであるので、私は反対をいたします。以上でございます。

議長(小林 一三君)

他にございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立多数と認めます。
よって、承認第4号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市税条例の一部改正については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第5号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。15番、髙橋議員。

15番(髙橋 重明君)

国民健康保険税条例の承認第5号の専決処分でございますが、これはまた、限度額の53万円から56万円に3万円引き上げるということでございます。
ご承知のとおり国保はますます必要性の度合いは高まっていますし、前回私の質問の中にもありましたように、国民健康保険の未納者が非常に増えているわけです。前年度の決算によりますと宇陀市では2億8000万円の未納者があったわけですから、今後値上げをするということは、低所得者の方につきましては負担が増える。上限をまだ上げたわけですから、負担力の方を増やしているというのですが、現実にはますます国民健康保険の滞納者が増えて、資格証明書を発行している人もかなり増えていると聞いておりますので、そういう意味では、国のこういう施策をそのまま市に適用するのではなくて、市独自の減免措置等を合わせてやらないと、値上げだけが先行をするということでは、庶民の感覚と合わないということでございます。
確かに国民健康保険では、最高限度資格を全体の中の5%を越えた場合は値上げという兆候がございますので、現実に宇陀市の場合に最高限度を適用される方はどれ位おられるのか、担当の課で分かれば教えていただきたいと思います。

議長(小林 一三君)

栗野税務課長。

税務課長(栗野 肇君)

該当になる分の世帯数でございますが、平成18年度の実績でございます。53万円の該当者というものが133世帯ございまして、今回53万円から56万円の3万円の上昇になるわけですが、これによります該当者18年度べースでいきますと117世帯ということで、3万円上がることによりまして16世帯が減になるという状況でございます。
こうして上限額が上がるわけでございますが、高額所得者、高額納税者の上限額が上がるということですので、その金額が3万円かける117世帯ですので、350万円位の国民健康保険税の増になる。これにつきましては、低所得者に対する還元になっていくのではないかと考えております。以上です。

議長(小林 一三君)

他にございませんか。ないようです。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

起立多数と認めます。
よって、承認第5号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第6号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第6号専決処分の承認を求めることについて、宇陀市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり承認されました。

日程第11承認第7号から日程第15承認第11号まで

議長(小林 一三君)

続いて、日程に従いまして、日程第11承認第7号から日程第15承認第11号までの平成18年度一般会計及び4特別会計の補正予算に係る専決処分の報告5議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。

議会事務局長(樋口 保行君)

失礼をいたします。それでは議長の命により朗読をいたします。議案書の18ページをご覧いただきたいと思います。承認第7号専決処分の承認を求めることについて
平成18年度宇陀市一般会計補正予算、第6号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
一枚めくっていただきまして、19ページでございます。
専決処分書
平成18年度宇陀市一般会計補正予算、第6号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分する。
平成19年3月30日宇陀市長前田禎郎
次に、20ページをご覧いただきたいと思います。
承認第8号専決処分の承認を求めることについて
平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算、第1号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
一枚めくっていただきまして、21ページでございます。
専決処分書
平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算、第1号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条題1項の規定により別紙のとおり専決処分する。
平成19年3月30日宇陀市長前田禎郎
次に、22ページでございます。
承認第9号専決処分の承認を求めることについて
平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算、第2号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
一枚めくっていただきまして、23ページでございます。
専決処分書
平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算、第2号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分する。
平成19年3月30日宇陀市長前田禎郎
24ページでございます。
承認第10号専決処分の承認を求めることについて
平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算、第4号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
一枚めくっていただきまして、25ページでございます。
専決処分書
平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算、第4号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分する。
平成19年3月30日宇陀市長前田禎郎
26ページでございます。
承認第11号専決処分の承認を求めることについて
平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算、第3号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成19年5月16日報告宇陀市長前田禎郎
次に、27ページでございます。
専決処分書
平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算、第3号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分する。
平成19年3月30日宇陀市長前田禎郎
以上でございます。

議長(小林 一三君)

理事者から提案理由の説明を求めます。森田副市長。

副市長(森田 博君)

失礼いたします。ただいま上程いただきました承認第7号から承認第11号までの専決処分報告5議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
平成18年度一般会計ほか特別会計4会計の補正予算は、いずれも3月30日付けの専決処分によるものでありますが、概要といたしましては、地方債あるいは補助金の確定に伴う精算調整が主なものとなっております。
詳細は、お手元の審議資料に掲載されておりますので、概要についてご説明申し上げます。
まず、承認第7号平成18年度宇陀市一般会計補正予算、第6号についてであります。
予算書の朗読をさせていただきます。
平成18年度宇陀市の一般会計補正予算、第6号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正
第1条既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1924万1000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ240億8841万8000円とする。
2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
繰越明許費の補正
第2条繰越明許費の追加及び変更は、第2表繰越明許費による。
地方債の補正
第3条地方債の追加及び変更は、第3表地方債補正による。
平成19年3月30日専決奈良県宇陀市長前田禎郎
一般会計補正予算の主な内容といたしましては、冒頭に申し上げましたように地方債と補助金の確定に伴う調整と共に、大きな補正内容といたしましては合併特例債を活用した、地域づくり推進基金の繰り替え運用を取りやめたことにあります。
これは昨年6月の第1回補正予算において基金12億円を積み立てると共に、このうち2億9000万円を繰り替え運用として歳入予算に計上いたしました。
ところが、昨年12月になって合併特例債を活用した基金の運用基準が示されまして、繰り替え運用は同一年度内に限るものとされたところであります。
本市のように予算に計上して年度を越えた繰り替え運用は基金の取り崩しと見なされ、本市が合併特例債の配分を受けた基金全額、残り12億円でございますが、積み立てができなくなる事態になりかねません。
このため、3月の第5回補正予算において、2億9000万円のうち1億2900万円を基金に戻し入れすると共に、今回、残り1億6100万円を再度戻し入れすることにいたしました。
これに伴い、予算上は大きな財源不足に陥ることになりますので、歳入について全て見直しをおこない、見込額を寄せ集める一方、厳しい財政事情を受けて、市長のもったいない精神のもと、節約、節減の大号令で執行残の徹底を行いまして、歳出予算を減額することで予算としての形を整えた次第であります。
補正予算額といたしましては、1億1924万1000円を減額し、補正後の予算総額は240億8841万8000円となりました。
なお、予算書第2表では、繰越明許費の追加及び変更、第3表では地方債の補正を設定しておりますが、繰越明許費に関しましては、款、民生費では菟田野区にあります老人介護施設、四つ葉のクローバーが実施する認知症の高齢者を対象とした施設整備事業に対する補助金について、工事の遅延によって平成19年度で交付することによるものであります。
また、款、農林水産事業費では、榛原区での林道カトラ線での用地買収費の繰越によるものであります。
地方債の補正におきましては、追加分として、ため池頭首工農林施設事業債を新たに追加し、変更分については、事業費の清算確定による限度額補正であります。以上が一般会計補正予算の概要であります。
次に、承認第8号平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算第1号であります。
予算書を朗読いたします。
平成18年度宇陀市の生活資金貸付事業特別会計補正予算第1号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正
第1条既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ28万9000円とする。
2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成19年3月30日専決奈良県宇陀市長前田禎郎
この特別会計は、3月定例議会において審議いただき、平成18年度限りで閉鎖することで、ご承認をいただいたところでございます。
このため、この会計に属する債権債務は一般会計に引き継ぐことになりますので、3月末の残余財産のうち現金28万9000円を一般会計へ引き継ぐための事務手続き上の補正予算であります。
補正予算額といたしましては2万5000円を追加し、補正後の予算総額は28万9000円であります。
次に、承認第9号平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成18年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算第2号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正
第1条事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9572万9000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億9097万4000円とする。
2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成19年3月30日専決奈良県宇陀市長前田禎郎
この会計のうち事業勘定において、予算の主要な部分を占める保険給付費が確定いたしました。
医療費の伸びが予想を大きく下回ったことから、保険給付費に見合った歳入としての国・県支出金、共同事業交付金、一般会計からの繰入金などに所要の調整を加えると共に、当初予算において、財源不足に対応した財政調整基金の取崩しも大きく減額することができました。なお、財政調整基金の平成18年度末現在の残高が、8億2855万2000円となっております。
この結果、補正予算額は9572万9000円を減額し、補正後の予算額は35億9097万4000円であります。
なお、診療施設勘定でありますが、東里診療所の医療機器、内視鏡購入費に対して県補助金の交付があったため財源の振替を行ったものであり、予算総額に変更はございません。
次に、承認第10号平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算第4号についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成18年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算第4号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正
第1条既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2808万7000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億8265万5000円とする。
2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
地方債の補正
第2条地方債の追加及び変更は、第2表地方債補正による。
平成19年3月30日専決奈良県宇陀市長前田禎郎
歳出につきましては、水道施設、維持管理経費の精算並びに田原給水区、松井給水区及び水道局舎建築にかかる事業費の確定による減額であります。
歳入につきましては、事業費確定に伴う補助金、地方債の調整その他水道使用料、水道加入金などの過不足の調整が主なものであり、補正予算額は減額で2808万7000円となり、補正後の予算額は10億8265万5000円であります。
最後に、承認第11号平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第3号についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成18年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算第3号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正
第1条既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1949万6000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億1603万6000円とする。
2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第一表歳入歳出予算補正による。
地方債の補正
第2条地方債の変更は、第二表地方債補正による。
平成19年3月30日専決奈良県宇陀市長前田禎郎
今回の補正予算の内容といたしましては、歳入で地方債が5120万円と大きく減少いたしました。
これは、資本費平準化債として、起債の元利償還期間30年と、一般的な下水道施設の原価償却期間約45年との期間の差に着目した下水道会計の安定化のための地方債が、枠配分の都合によって減額となったものであります。
このため、財源不足に対応するため歳出において維持管理経費の縮減を図りながら、前年度繰越金1068万8000円を計上するなど歳入を精査し、なお不足する財源については一般会計から1698万9000円の繰入を行いました。
補正予算額は1949万6000円を減額し、補正後の予算額は10億1603万6000円であります。
以上が一般会計並びに特別会計4会計の補正予算の概要でありますが、冒頭に申し上げましたように、いずれも地方債や国・県支出金の確定とこれに伴う会計間の繰り入れ、繰り出し等の調整が主要な内容であります。
ご審議のほどをよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

議長(小林 一三君)

提案理由の説明が終りました。
これより、各議案ごとに質疑に入ります。
承認第7号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市一般会計補正予算第6号についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第7号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市一般会計補正予算第6号については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第8号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算第1号についての質疑を行います。
5番、田村議員。

5番(田村 幹夫君)

この会計は、平成18年度で終わりということになっておりますが、この補正予算の中に貸付金元利収入が16万6000円減額になっております。これは16万6000円返ってくる予定が返ってこなかったという焦げ付きだと思っております。ということは、まだ生活資金貸付事業の回収を行わなければならないということになると思いますけど、それを平成19年度では詳しく項目で出てくるのでしょうか。また、その担当のところはどこでしょうか。そして16万6000円で回収されるべき金額は終わりでしょうか。この3点についてお伺いします。

議長(小林 一三君)

石本市民環境部長。

市民環境部長(石本 直近君)

お答えいたします。
生活資金貸付事業特別会計につきましては、3月議会で廃止されました。そして先ほど一般会計の方で5万9000円の繰入の処理がされております。
ご指摘のように歳入歳出今回生活資金につきましては、0円とするということでございまして、2万5000円の補正をお願いしているわけでございます。なお、この生活資金のそれぞれの一般会計並びに残っております元利償還金等につきましては、市民環境部人権施策課の方で担当をし、引き続いて償還に努めていきたいというように思っております。
現在貸付金件数につきましては17件ございまして、そして平成18年度の分も含みまして、131万2500円ということでございます。

議長(小林 一三君)

5番、田村議員。

5番(田村 幹夫君)

私は16万6000円かなあと思ったのですが、131万2500円もまだ残っているのですね。このことを人権施策課でやっていくということですけども、これは19年度からの項目できっちりと決算書で出てくるのですか。

議長(小林 一三君)

石本市民環境部長。

市民環境部長(石本 直近君)

平成19年度のそれぞれの部分につきましては、いわゆる元利償還金分ということで、貸付金元利収入ということで、今申し上げました金額につきましては出てまいります。

議長(小林 一三君)

他に質疑は、ございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第8号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計補正予算第1号については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第9号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。5番、田村議員。

5番(田村 幹夫君)

補正予算のところを見まして不思議に思ったのは、基金の返し方です。4億円出し、そして3億3000万円、結局使ったのは6000万円、そして先ほどの副市長さんの報告にありましたように、現在の国民健康保険の基金は8億5000万円と100分の1も使っていないということです。
大変国保が厳しくて、国保税が去年の市民税が上がり、今年もまた大幅に上がります。この市民税の計算をもとにしている国保税が上がってくるのは必然ですが、それに対して滞納が3億円近くある。まだまだ払えない人がたくさんいているというところに、これだけの貯金をまだ持つ必要が本当にあるのか。
その一つの目安として、厚労省が出している基金保有率というのがあります。これはだいたい各自治体は25%に押さえるようにということになっておりますが、現在の宇陀市でこの8億5000万円でいくと、基金の保有率は何パーセントになるのでしょうか。

議長(小林 一三君)

山本財務部長。

財務部長(山本 高司君)

財務部の方からお答えを申し上げます。
確かに国の一つのガイドラインとしての25%の基金というお話でございます。25%の基準が出ていた時点におきましては、療養給付費を対象としているわけでございます。ところが高額療養制度ができ、共同事業拠出金があり、介護納付金がありというこういう制度の中であって、なおかつ保健給付費の25%と仮にするならば保健給付費が補正予算書を見ていただきましたら、補正後でおきまして23億8100万円でございまして、これの25%とするならば約6億円というところでございますが、先ほど申しましたような各拠出金等もございますので、この8億2000万円ほどの基金が特に多いと思われるものではないと考えているところでございます。

議長(小林 一三君)

石本市民環境部長。

市民環境部長(石本 直近君)

基金繰入の3億9500万円あまりの部分を今回3億3461万円減額させていただいたということで、6064万円余りです。これほどの基金がどうして減になるのかということでございますけども、ご承知のように先ほどらいご説明のありましたように、平成18年度の予算につきましては、4か町村の決算状況、あるいはそれぞれの状況を持ち寄りまして集約をしました。そしてなおかつ高齢者の増大も見込みまして、医療費の伸びを見込んだわけでございますけれども、本年度につきましては暖冬の影響、あるいは医療費の伸びがそれほどなかったということで、今回過大の部分も含めてあります。これを契機といたしまして、今後精査をしながら進めてまいりたいと思いますのでご了承いただきたいと思います。

議長(小林 一三君)

5番、田村議員。

5番(田村 幹夫君)

先ほど財務部長さんとは、大宇陀時代でもさせていただきました。大宇陀時代では基金の保有率が50%を超えておりました。それでもまた25%台に崩せば乳幼児医療費無料化とか保険料が少し下がるのではないかと言った時も、いざとなった時にとか、まだ医療費が上がる可能性があるというかたちで、基金を崩さず合併をいたしました。
ここで奈良市においても基金保有率は約8億円から9億円です。25%は全くありません。10%を切っております。
御所にいたっては基金はゼロです。それでも国保を何とかやっております。御所のことは誇れることは全くありません。
なぜこのようなことを言うのかと言いますと、先ほど言ったようにここで今年副市長がおっしゃいましたように、医療費の伸びが少なかったとありますけど、この4ページのところで保険給付費の減ったのは5000万円以下です。5000万円以下で、そして基金が3億3000万円返ってくる。そして一般会計には2000万円返している。それから繰越金が平成17年度の会計では、1億7000万円も入ってきている。こういうことを比べれば国保会計について、今現在払いたくても払えないという方のことを考え、また、滞納率を保険料を下げることによって上がる可能性もあります。このことをもっと還元するようなことを考えるべきではないかと思って、ここで取り上げている次第です。そういった考えはあるのでしょうか。基金を取り崩して、例えば小学校卒業するまでの医療費無料化をすると前田さんすごく人気者になります。こういう特別な施策、これをおこなうためのお金は実際あるのです。いざとなった時に困るとかそういうことばかり言っていても、これは仕方がないと思います。
国保は国保で皆さんの健康を守るために使って欲しいと思いますけど、そういったお考えはあるのかどうか、最後にお聞きして私の質問を終わらせていただきます。

議長(小林 一三君)

森田副市長。

副市長(森田 博君)

田村議員から基金の残高が多すぎるのではないか、それを他に利用したらどうかというようなご指摘でございます。
確かにこれも大宇陀時代から常々田村議員から言われておったわけでございますけれども、やはり医療費というのはその時のいろんな状況の中で、伸びたり縮減したりするわけでございます。われわれとしてもやはりその限度額が適正か、適正でないかといういろいろな考え方があるかと思うわけでございますけども、やはりそういう医療費が伸びる状態を想定して、この金額が妥当な金額でないかと思うわけでございます。従いまして他にそれを流用するような考えは今の段階では持っておりません。

議長(小林 一三君)

他にございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第9号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第10号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算第4号についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第10号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算第4号については、原案のとおり承認されました。
次に、承認第11号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第3号についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(小林 一三君)

起立全員と認めます。
よって、承認第11号専決処分の承認を求めることについて平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算第3号については、原案のとおり承認されました。
ここで休憩いたします。午後1時15分から再開をいたします。

午後0時15分休憩
午後1時16分再開

副議長(中山 一夫君)

会議を再開いたします。
ただいま小林一三議長より、本日付をもって一身上の都合により、議長の辞職願が提出されました。
ただいまから私が議事進行に当たらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
お諮りします。
議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。

追加日程第1号の追加1議長の辞職について

副議長(中山 一夫君)

追加日程第1議長の辞職についてを議題とします。
なお、小林議長におかれましては、除斥の規定が適用されますのであらかじめ退席をされております。
お諮りします。
地方自治法第108条の規定により、小林一三議員の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

異議なしと認めます。
よって、小林一三議員の議長の辞職を許可することに決定しました。
小林一三議員の入場を許可します。

〔小林一三議員入場〕

副議長(中山 一夫君)

小林一三議員には、議長の辞職が許可されたことをお伝えします。
議長を退任されました小林一三議員より発言を求められておりますので、これを許可します。
小林議員。

21番(小林一三君)

議長の許可を得まして、議長を退任させていただくにあたりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
平成18年度宇陀市が誕生いたしまして、この1年間議長職という大変重責を皆さん方のご支援を持ってさせていただきました。
私はもとより非才な私でございますにもかかわりませず、この1年間本当にご指導、あるいはご協力を賜りまして、そして今日を迎えさせていただきましたのも、議員各位の本当に暖かいご厚情のたまものであると、心から厚くお礼を申し上げます。
昨年度におきましては、合併直後ということでもありさまざまな行政課題が山積をいたしておりました。その中にありまして、非常に至らない点、そして暗中模索の中でいろいろと皆さん方にも迷惑を及ぼしたこともあったとこのように思っておりますが、ここにおきまして、平にご容赦をいただきたいと思います。しかし、議員各位の本当に熱心な、そして前向きなこの宇陀市を思う宇陀市民を思っていただくその気持ち、そしてご努力によりまして、この1年間宇陀市議会として一定のしっかりとした成果が私は上げていただけたと、このように確信をしております。今後ともいろんな形の中でどうかこの宇陀市議会、そして住民のための行政、どうかよろしくお願いを申し上げます。
そして理事者各位におかれましては、1年間至らない私でしたけれども、大変ありがとうございました。心から厚くお礼を申し上げます。本当に意を尽せませんでしたけれどもこれをもちましてお礼のごあいさつとさせていただきます。誠にありがとうございました。

〔拍手〕

副議長(中山 一夫君)

小林議員のあいさつが終わりました。
お諮りします。
ただいま、議長が欠員でございますので、議長選挙を日程に追加し直ちに選挙を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。11番、森下議員。

11番(森下 裕次君)

議会運営委員会の委員長の立場から発言をさせていただきます。
今回、この役選が今後の宇陀市の役員改選のひな形になるというようなことで、いろんなことを考えなくてはならないと思います。
こういうことまで想定をして、議会運営委員会で議会運営の方法を想定したわけではございません。
今回選挙を行うということも一つの方法ではないかと思いますが、今回立候補する方の所信表明なりを皆の場で拝聴した上で判断すべきかと思います。そのためには暫時休憩をしまして、一旦議員の中での協議をいたしまして、その後議長選挙をしてはいかがかと思います。
これにつきましては、前議長が議員に戻られたわけですが、前議長とそのように協議をしていたわけですが、ところがそこまで想定をしなかったので、お諮りする間もなかったのですけども、この場で提起をさせていただきたいと思います。

副議長(中山 一夫君)

9番、多田議員。

9番(多田 與四朗君)

ただいま議運の委員長の意見もございましたけれども、私は議事を円滑に進めるということで、続行を申し上げたいと思います。

副議長(中山 一夫君)

ここで休憩をいたします。休憩をする予定でございましたが、このような意見がございますので、休憩をして協議をさせていただきます。
5分後に全員協議会室へご集合いただきたいと思います。

午後1時26分休憩
午後1時55分再開

追加日程第1号の追加2議長の選挙

副議長(中山 一夫君)

会議を再開いたします。
追加日程第2議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票、あるいは指名推薦いずれの方法といたしましょうか。

〔「指名推薦」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

指名推選とのご発言がございましたので、地方自治法第118条第2項に規定によって、指名推薦にいたしたいと思います。
ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

異議なしと認めます。
よって、議長選挙の方法は指名推薦で行うことに決定いたしました。
指名の方法については、副議長の私が指名をすることにいたします。
ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

異議なしと認めます。
従って小林一三議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま私が指名をいたしました、小林一三議員を議長の当選人と定めることにご異議はございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副議長(中山 一夫君)

異議なしと認めます。
従ってただいま指名をしました小林一三議員が議長に当選をされました。
ただいま議長に当選をされました、小林議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
ここで小林議員に当選の承諾及びあいさつをお願いいたします。

議長(小林 一三君)

一言お礼のごあいさつを申し上げます。
ただいま議員各位の温かいご推挙をいただきまして、平成19年度この1年間本当に非才な私ではございますけれども、精一杯その与えられました職責を全うさせていただく決意でございます。
合併2年を迎えた現在、本当にいろいろな行政課題の中で、特にCATVの整備、これも事業化に向けて取り組みをされております。そしてまた、市民病院建設、これも住民の皆さん方の本当に期待がございます。そしていろいろとこの宇陀市におきましても重要課題が推進されてまいるわけでございます。この時にあたりまして、皆様方共々に精一杯住民福祉の向上と、そして幸せのために精一杯努めさせていただきたいとこのように思っているところでございます。どうかよろしくお願いを申しあげます。
また、理事者の皆様方におかれましても、議会と理事者は車に両輪とこういうたとえで言われております。合い寄らず合い離れず、そしてまた、前輪、後輪とも同じ速度で進む、そしてそのことが住民の幸せと福祉につながる行政の推進に向けて、大きな原動力となっていくとこのように言われているわけでございます。是非これは勿論のことでありますけれども、議会と理事者、そして皆様方とともに、住民が宇陀市のこれからも皆さん方が思っていただいております期待に添えるような、行政推進をしっかりとお互いに手を握りあって進めてまいりたいと思っております。どうかよろしくお願いを申し上げます。
まだまだ意を尽くせませんが、この1年間本当に皆さん方の温かいご協力、ご指導、ご支援を賜りますように、心からお願いを申し上げましてお礼の言葉といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

〔拍手〕

副議長(中山 一夫君)

これをもちまして、私の議事進行の職務を終わらせていただきます。新議長と交代いたします。ご協力どうもありがとうございました。新議長、議長席にお着き願います。

〔副議長退席、議長着席〕

議長(小林 一三君)

ただいまから議会運営に当たらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
暫時休憩いたします。

午後2時04分休憩
午後2時12分再開

議長(小林 一三君)

会議を再開いたします。
ただいま中山一夫副議長より、本日付をもって一身上の都合により、副議長の辞職願が提出されました。
お諮りします。
副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。

追加日程第1号の追加3副議長の辞職について

議長(小林 一三君)

追加日程第3副議長の辞職についてを議題とします。
なお、中山副議長につきましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますのであらかじめ退席をされております。
お諮りします。
地方自治法第108条の規定により、中山一夫議員の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、中山一夫議員の副議長の辞職を許可することに決しました。
中山一夫議員の入場を許可します。

〔中山一夫議員入場〕

議長(小林 一三君)

中山一夫議員には、副議長の辞職が許可されたことをお伝えいたします。
副議長を退任されました中山一夫議員より発言を求められておりますので、これを許可します。
中山議員。

8番(中山一夫君)

議員のみなさん方には、大変この1年間私のような未熟な者を、副議長としていろいろとご指導、ご協力を賜りまして、この1年間大きな事故もなく経過をさせていただきましたことは、皆さん方のご指導のたまものと深く感謝をいたしておるところでございます。
この1年間の経験をもとに宇陀市民の向上のために、また、勉強をさせていただきたいとこのように思っておりますので、今後とも皆さん方のご指導をよろしくお願いいたします。
また、市長さんはじめ理事者の皆さん方、また、職員の皆さん方に対しまして本当にこの1年間いろいろとご指導、ご協力を賜りましたことを心より厚くお礼を申し上げます。今後ともよろしくご指導のほどお願いいたしたいと思います。簡単ではございますが、お礼の言葉とさせていただきます。

〔拍手〕

議長(小林 一三君)

中山一夫議員のあいさつが終わりました。
お諮りします。
ただいま、副議長が欠員でございますので、副議長選挙を日程に追加し直ちに選挙を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、副議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。
暫時休憩いたします。

午後2時16分休憩
午後2時32分再開

追加日程第1号の追加4副議長の選挙

議長(小林 一三君)

会議を再開いたします。
副議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、副議長選挙の方法は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。

〔議場閉鎖〕

議長(小林 一三君)

ただいまの出席議員は22名であります。
次に、立会人の指名をいたします。
会議規則第31条第2項の規定により、5番、田村幹夫議員、6番、大澤正昭議員の2名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。白票は無効といたします。

〔投票用紙配付〕

議長(小林 一三君)

投票用紙の配付漏れはありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。

〔投票箱点検〕

議長(小林 一三君)

異常なしと認めます。
これより投票に移ります。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番、井谷議員から順次、投票をお願いいたします。

〔投票〕

議長(小林 一三君)

投票漏れはありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたしました。
開票を行います。
田村議員、大澤議員、立ち会いをお願いいたします。

〔開票〕

議長(小林 一三君)

開票結果を報告いたします。
投票総数22票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票21票、無効1票であります。
有効投票中、坂本徹矢議員10票、山本繁博議員7票、辻谷禎夫議員2票、髙橋重明議員2票以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は有効得票数4分の1の6票であります。
よって、坂本議員が宇陀市議会副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。

〔議場開場〕

議長(小林 一三君)

ただいま副議長に当選されました坂本徹矢議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ここで坂本議員に、当選の承諾及びごあいさつを、お願いいたします。
坂本議員。

副議長(坂本 徹矢君)

失礼します。このたびの役員改選におきまして、副議長に当選させていただき、光栄と思うとともに責任の重さを痛感しているところでございます。
22人一枚岩になりまして、市民に信頼される議員を目指し、小林議長にも信頼される副議長として、相談もしていただけるように努力をさせていただきたいと思っております。
市長さんはじめ理事者の皆さん方におかれましては、浅学非才な私が副議長を勤めさせていただくことになりました。どうか今後ともご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

〔拍手〕

議長(小林 一三君)

暫時休憩いたします。

午後2時43分休憩
午後3時07分再開

議長(小林 一三君)

会議を再開いたします。
議事日程についてお諮りいたします。
ただいまお手元に配付いたしております追加の議事日程のとおり、本日の日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕)

議長(小林 一三君)

ご異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。

追加日程(第1号の追加5)第1常任委員会委員の選任について

議長(小林 一三君)

追加日程(第1号の追加5)第1常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
3常任委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
初めに、総務文教常任委員会の委員8名を指名します。
1番井谷憲司議員、2番上田德議員、3番山本良治議員、4番峠谷安寛議員、9番多田與四朗議員、15番髙橋重明議員、17番竹内幹郎議員、18番泉岡正昭議員の8名であります。よろしくお願いをいたします。
次に、福祉厚生常任委員会の委員7名を指名します。
5番田村幹夫議員、6番大澤正昭議員、10番山本繁博議員、11番森下裕次議員、14番辻谷禎夫議員、19番大西進議員、22番広沢和夫議員以上7名であります。よろしくお願いをいたします。
続いて、産業建設常任委員会の委員7名を指名します。
7番井戸本進議員、8番中山一夫議員、12番坂本徹矢議員、13番山本新悟議員、16番土井英治議員、20番玉岡武議員、21番小林一三以上7名を指名します。
ただいま、委員を選任しました3常任委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、各常任委員会をそれぞれ招集いたしますので、総務文教常任委員会は、議長室、福祉厚生常任委員会は、議員控室、産業建設常任委員会は、全員協議会室に各委員はご参集いただきまして、よろしくお願いを申し上げます。
それでは暫時休憩いたします。

午後3時12分休憩
午後3時30分再開

議長(小林 一三君)

会議を再開いたします。
各常任委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
総務文教常任委員会の委員長に山本良治議員、同じく副委員長に峠谷安寛議員。
福祉厚生常任委員会の委員長に辻谷禎夫議員、同じく副委員長に大西進議員。
産業建設常任委員会の委員長に井戸本進議員、同じく副委員長に中山一夫議員。
以上で報告を終わります。

追加日程(第1号の追加5)第2議会運営委員会委員の選任について

議長(小林 一三君)

次に、追加日程(第1号の追加5)第2議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
議会運営委員9名を指名します。
2番上田德議員、3番山本良治議員、6番大澤正昭議員、7番井戸本進議員、8番中山一夫議員、10番山本繁博議員、14番辻谷禎夫議員、15番髙橋重明議員、16番土井英治議員の9名の方々を選任いたします。
ただ今、委員を選任しました。議会運営委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、議会運営委員会を招集いたしますので、委員は議長室にご参集をいただきたいと思います。
それでは暫時休憩いたします。

午後3時38分休憩
午後4時18分再開

議長(小林 一三君)

会議を再開いたします。
議会運営委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
議会運営委員会の委員長に山本繁博議員、同じく副委員長に大澤正昭議員。
以上で報告を終わります。

追加日程(第1号の追加5)第3特別委員会委員の選任について

議長(小林 一三君)

追加日程(第1号の追加5)第3特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
特別委員会の選任については、前回の定例会で設置をしました議員定数検討特別委員会及び政治倫理条例検討特別委員会の2特別委員会の委員について選任を行います。
選任にあたりお諮りします。
この2特別委員会の構成は、それぞれ11名といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

ご異議なしと認めます。
よって、議員定数検討特別委員会及び政治倫理条例検討特別委員会の2特別委員会の委員構成はそれぞれ11名とすることに決定しました。
2特別委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
初めに、議員定数検討特別委員会の委員11名を指名します。
1番井谷憲司議員、3番山本良治議員、4番峠谷安寛議員、5番田村幹夫議員、7番井戸本進議員、8番中山一夫議員、10番山本繁博議員、12番坂本徹矢議員、18番泉岡正昭議員、19番大西進議員、20番玉岡武議員の11名の方々を選任いたします。
次に、政治倫理条例検討特別委員会の委員11名を指名します。
2番上田德議員、6番大澤正昭議員、9番多田與四朗議員、11番森下裕次議員、13番山本新悟議員、14番辻谷禎夫議員、15番髙橋重明議員、16番土井英治議員、17番竹内幹郎議員、21番小林一三議員、22番広沢和夫議員の11名の方々を選任いたします。
以上、指名した方々を選任いたします。
ただいま、委員を選任しました2特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくわけでございますけれども、先ほど議員の指名をしていただきましたその互選の報告をさせていただいてよろしいですか。
異議はございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

ご報告を申し上げます。
議員定数検討特別委員会の委員長に泉岡正昭議員、同じく副委員長に井谷憲司議員。
続きまして、政治倫理条例検討特別委員会の委員長に髙橋重明議員、同じく副委員長に山本新悟議員。
以上で報告を終わります。
次にご報告を申し上げます。
地域開発振興特別委員会、環境水源対策特別委員会、市立病院建設特別委員会、行政改革特別委員会が開催され、それぞれ正副委員長が互選をされておりますので、ご報告を申しあげます。
地域開発振興特別委員会の委員長に多田與四朗議員、副委員長には土井英治議員。
環境水源対策特別委員会の委員長に大澤正昭議員、副委員長に髙橋重明議員。市立病院建設特別委員会の委員長に広沢和夫議員、副委員長に大西進議員。行政改革特別委員会の委員長に上田德議員、副委員長に中山一夫議員。
以上のとおり報告をさせていただきます。
続きまして、議事日程に加えて委員の辞任について、市立病院建設特別委員、4番峠谷安寛、12番坂本徹矢議員について、辞任の申し出がありましたので許可し、新たに市立病院建設特別委員に8番中山一夫議員、16番土井英治議員を選任いたします。

追加日程(第1号の追加6)第1から追加日程(第1号の追加6)第6

議長(小林 一三君)

追加日程(第1号の追加6)第1閉会中の継続調査について議会運営委員会、第2閉会中の継続調査について地域開発振興特別委員会、第3閉会中の継続調査について環境水源対策特別委員会、第4閉会中の継続調査について市立病院建設特別委員会、第5閉会中の継続調査について議員定数検討特別委員会、第6閉会中の継続調査について政治倫理条例検討特別委会。
お諮りいたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、また、各特別委員長からは、それぞれ所管する調査事項について、それぞれ、閉会中の継続調査の申し出がありました。
閉会中の継続調査について6件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
したがって、閉会中の継続調査6件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
以上6件を一括上程します。
お諮りします。
ただ今議題となっております6件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(小林 一三君)

異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長、地域開発振興特別委員長、環境水源対策特別委員長、市立病院建設特別委員長及び議員定数検討特別委員長並びに政治倫理条例検討特別委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
以上をもちまして、本臨時会に付された事件は、すべて終了いたしました。
それでは、閉会に当たり、前田市長のごあいさつをお願いいたします。

市長(前田 禎郎君)

臨時会の閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
提案をさせていただきました専決処分案件につきまして、慎重にご審議いただき、ご承認を賜りました。誠にありがとうございました。
ご承認をいただきました件につきまして、執行に遺憾無きようしてまいる所存でございます。
議員各位におかれましては今後とも市政発展のため一層のご尽力を賜りますようにお願い申し上げます。
なお、今回正副議長に就任されました、小林議長、坂本副議長、誠におめでとうございます。新市が誕生をいたしまして、2年目を迎えましたが、重要課題が山積しております。市政発展のためにますますご活躍をされますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。有難うございました。

議長(小林 一三君)

ありがとうございました。
閉会にあたり、一言、ごあいさつ申し上げます。
本日、理事者から提案のありました専決処分の承認など、議員各位には、終始極めて熱心にご審議賜り、適切妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第であります。
また、議会人事の選挙をはじめ議会構成改選におきましても、皆様のご協力のもと円滑に進めることができました。心から感謝を申し上げます。
特に、今臨時会において選任いたしました議員定数検討特別委員会並びに政治倫理条例検討特別委員会につきましても、議会が市民の期待にこたえる上で非常に重要な案件でございます。
今後、慎重な調査並びに審議をお願いし、適切な結論へと導いていただくよう願うものであります。
宇陀市は、誕生後2年目に入り、大きく意識改革をして、さらなる創意工夫を凝らした施策展開を行い、いよいよ将来に向けての活気と個性、魅力ある都市・宇陀市の礎を築かねばならない時期であります。
まだまだ整理・調整を図る多くの課題が数多くございますが、議会におきましても、市民の負託に十分応えられる円滑な市政が展開できるよう、行政と一体となって取り組んでいくことが、我々市議会議員に課せられた使命であると痛感いたしておるところでございます。
本日から新体制により議会運営に当たってまいりますが、議員各位、執行部各位のこの上ないご理解、さらなるご支援をお願いを申し上げますとともに、たゆまざるご研さんを賜りたく、重ねてお願い申し上げる次第でございます。
今後、くれぐれも健康にご留意され、ご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
これをもちまして、平成19年第1回宇陀市議会臨時会を閉会いたします。
ありがとうございました。

閉会(午後4時34分)

お問い合わせ

議会事務局総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-5771/IP電話:0745-88-9082

ファックス:0745-82-0139

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