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更新日:2012年12月26日

平成24年6月定例会(第5日目)議事録

本日の会議に付した事件

平成24年6月25日午前10時開議

日程

内容

日程第1

議案第41号

平成24年度過疎地域自立促進計画の変更について

(総務文教常任委員会委員長報告)

日程第2

議案第37号

宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について

日程第3

議案第38号

宇陀市共同浴場条例の廃止について

日程第4

議案第42号

奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

日程第5

請願第2号

産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書について

(福祉厚生常任委員会委員長報告)

日程第6

議案第40号

損害賠償の額を定め和解することについて

(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)

(産業建設常任委員会委員長報告)

日程第7

議案第39号

平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について

(予算審査特別委員会委員長報告)

日程第8

諮問第1号

人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

(平成24年9月30日任期満了に伴うもの)

日程第9   閉会中の継続審査について(議会運営委員会)

日程第10

 

閉会中の継続審査について(総務文教常任委員会)

日程第11

  閉会中の継続審査について(福祉厚生常任委員会)

日程第12

  閉会中の継続審査について(産業建設常任委員会)

日程第13

 

閉会中の継続審査について(市立病院建設・運営特別委員会)

日程第14   閉会中の継続審査について(行財政改革特別委員会)
日程第15   閉会中の継続審査について(予算審査特別委員会)
日程第16   閉会中の継続審査について(議会改革特別委員会)

出席議員(15名)

議員番号

氏名

議員番号

氏名

1番

勝井太郎

2番

高見省次

3番

堀田米造

4番

井谷憲司

5番

上田德

6番

山本良治

7番

峠谷安寛

8番

大澤正昭

9番

井戸本進

10番

中山一夫

11番

多田與四朗

12番

山本繁博

14番

山本新悟

15番 髙橋重明
16番 小林一三    

欠員(1名)

13番

説明のため出席した者の職氏名

役職

氏名

役職

氏名

市長

竹内幹郎

副市長

前野孝久

教育長

喜多俊幸

総務部長

井上裕博

危機管理監

山本洋

企画財政部長

楠田順康

市民環境部長

大西茂

健康福祉部長

覚地秀和

農林商工部長

仲尾博和

建設部長

吉岡博文

教育委員会事務局長

出口裕弘

水道局長

栗野肇

市立病院事務局長

竹内均

会計管理者心得

中西靖記

介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長

笹次悟郎

大宇陀地域事務所長

南勉
菟田野地域事務所長 徳田準一 室生地域事務所長 松岡保彦

午前10時00分

○議長(小林一三君)

皆さんおはようございます。

議員並びに理事者の皆様方には、御多忙のところ御参集を賜りまして、ありがとうございます。

午前10時00分開会

○議長(小林一三君)

ただいまの出席議員は15名であります。

定足数に達しておりますので、ただいまから平成24年第2回宇陀市議会定例会を再開いたします。

日程に先立ちまして、仲尾農林商工部長から、さきの本会議第2日目の一般質問の上田議員の質問の関連で発言を求められておりますので、許可をいたします。

仲尾農林商工部長。

○農林商工部長(仲尾博和君)

皆さんおはようございます。

去る6月22日金曜日の上田德議員の一般質問の際に、宇陀市森林組合に無償貸与しています施設について、内閣府の地域活性化推進室に問い合わせた結果、有償にする場合は市の判断ということになるというように報告をいたしました。その後、同じく内閣府のほうから電話をいただきまして、文部科学省では補助金適正化法の手続が必要と思われるので、文科省のほうへ問い合わせていただきたいということで電話をいただきました。そこで、文科省の施設助成課に問い合わせをいたしました。その結果、本来でしたら国庫補助金相当額の返納が必要になりますけれども、地域再生計画により無償貸与をしているのであれば、返納の必要はなく、そのまま無償貸与を継続するのであれば、それでよいとのことでした。また、有償での貸与あるいは有償譲渡にするのであれば、国庫納付金相当額、いわゆる国庫補助額ということになろうと思いますけれども、その相当額を宇陀市で学校施設整備のための基金として積み立てる必要があるということでございました。いずれにいたしましても、今後、一般質問のときに申し上げました、しばらくは無償貸与も継続していきたいというように考えております。

申しわけございません。以上、報告なりをさせていただきます。

○議長(小林一三君)

それでは、これより日程に入ります。

本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。

 日程第1議案第41号

○議長(小林一三君)

日程に従いまして、日程第1、議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。

ただいま議題といたしました議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託いたしておりましたので、総務文教常任委員長の審査報告を受けます。

11番、多田與四朗総務文教常任委員長。

○11番(多田與四朗君)

皆さんおはようございます。議席番号11番、多田でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。

去る6月11日午前10時から第1委員会室におきまして、委員5名全員の出席と市長、副市長、教育長、総務部長、危機管理監、企画財政部長、教育委員会事務局長、関係職員の出席により、6月8日に付託されました議案を審査するため総務文教常任委員会を開催させていただきました。その結果を委員会審査報告におきまして報告をさせていただきます。

平成24年6月25日。宇陀市議会議長、小林一三様。総務文教常任委員会委員長、多田與四朗。

委員会審査報告書。

本委員会は、平成24年6月8日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。

議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更について、原案可決。

審査内容につきましては、以下のとおりでございます。

審議の論点になったのは、過疎計画による過疎債をハード事業に投資するのではなく、ソフト事業を重視すべきという意見でございます。その中でも、過疎債といえども借金ということで、その扱いは慎重になるべきだという意見や、地域に残る方々が長い計画で必要としている事業に重点的に充当すべきだとの意見、また、日本だけではなく、世界の情勢を勘案しながら進めるべきだということもございまして、地域の情勢を日ごろから事務上で執行されておる菟田野、室生の地域事務所長からの意見も聞いた上で、過疎計画のあり方について慎重審議をさせていただきました。

最後に、総合計画後期基本計画について報告があり、アンケート実施に伴い、その計画にどのようにかかわるのか、地域があり続けるためにはどのような計画を最優先すべきかなどの意見が出されました。

以上のように今回の付託案件を審査し、その後、当委員会の事務事業である1件の報告を受け、おおむね委員方々の理解を得まして、それぞれ審議、議論を行い、午前11時25分に終了いたしました。

以上で、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○議長(小林一三君)

以上をもちまして、総務文教常任委員長の審査報告を終わります。

ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。

質疑はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

特にないようであります。

これをもちまして質疑を終結いたします。

お諮りいたします。

日程第1、議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議がないようであります。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

 日程第2議案第37号から日程第5請願第2号

○議長(小林一三君)

次に、日程に従いまして、日程第2、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正についてから日程第5、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書についてまでの4議案を一括して議題といたします。

ただいま議題といたしました4議案につきましては、福祉厚生常任委員会に審査を付託いたしておりましたので、福祉厚生常任委員長の審査報告を受けます。

4番、井谷憲司福祉厚生常任委員長。

○4番(井谷憲司君)

おはようございます。議席番号4番、井谷憲司でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、福祉厚生常任委員会の御報告をさせていただきます。

当委員会は、6月8日の今期定例会2日目で付託されました議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止について、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての3議案と、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書についての請願1件を審査するため、去る6月12日午前9時30分より市庁舎第1委員会室において、全委員と議長及び市長、副市長並びに関係職員の出席により委員会を開催しましたので、その報告をいたします。

まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。

平成24年6月25日。宇陀市議会議長、小林一三様。福祉厚生常任委員会委員長、井谷憲司。

委員会審査報告書。

本委員会は、平成24年6月8日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。

事件番号、件名、審査の結果の順に申し上げます。

議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について、原案可決。議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止について、原案可決。議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、原案可決。請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書について、採択。

審査の経過については、私と市長のあいさつの後、付託された各議案及び請願の質疑に入りました。委員各位から多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については、次のとおりでございます。

まず、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正についてですが、これは、外国人登録法の廃止、そして住民基本台帳法の改正により、外国人の住民の方にも住民基本台帳法が適用になることから、一部の条例改正を行うものでございます。

質問としましては、現在、市内の外国人の状況はどうか。

窓口業務でのメリット・デメリットはどうか。

サービス面でのメリット・デメリットはどうか。

条例の新旧対照表に記載の印鑑登録に関する御質問。

そのほか、今回の制度改正に伴う外国人対象者への広報はどうなっているのか。

不法就労についてはどうか等の質問がございました。

次に、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止についてですが、この条例では、対象の施設が無山共同浴場1カ所であり、その運営に当たっていた無山自治会より臨時総会にて浴場の運営を終了する指定解除の決議がなされ、その手続として条例の廃止を議会に上程されたものでございます。

質問としましては、大宇陀の共同浴場はどのような取り扱いになっているのか。

補助金が削減されていった経緯はどうなっているのか。

市営住宅に関しての住宅政策はどう考えているのか。

施設廃止後の建物はどうするのか等の質問がございました。

次に、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてでございますが、この議案につきましては、議案第37号と同じく、外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の改正に伴う広域連合の規約変更でございます。

ここでは、保険料の値上げについての周知はどうなっているのかとの質問と、議案そのものの質疑ではございませんが、2日目の本会議でも御質問にございましたが、広域連合に対して少数意見が反映されていないのではないかと感じる現状にあって、今後の意思決定にどのようにかかわっていけるのかとの質問があり、行政側としては、本会議でも市民環境部長の御答弁があったように、県とも相談して要望していきたいとの答弁があり、さらに、福祉厚生常任委員会としてどのように取り組んでいくのかとの質問もあり、これにつきましては、私のほうから、今回の常任委員会での審査として正式に諮問があったことではございませんので、この委員会の場で審査することは適当でないという認識であるということ、しかしながら、大切で、もっともな御意見であると感じる点から、今後、議員全員でさまざまな議論が必要で、宇陀市議会の総意としてどのような対応をしていけるのか、検討も必要であると考えますし、議長も出席していただいておりましたので、議長とも御相談させていただきたいとの答弁をさせていただきました。

最後に、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書についてでございます。

これにつきましては、現在係争中の榛原額井にあります産業廃棄物処理施設の土地取得を求め、請願書が出されたものでございます。

質問としましては、現在、裁判での審尋の状況についてはどうなっているのか。

今後について、再発防止にさらに行政として新しい手を打つことができないか。

土地利用の形態についてはどのように考えているのか。

環境パトロールはどうなっているのか等々の質問の後、私から、この問題については、宇陀市の一地域の問題ということではなく、宇陀市全体としてどう考えていくのか。この地域は近いから、他の地域は関係ないということではなく、今後、宇陀市のどこに至ってもみんなで協力していくことが大切であることを最後に申し上げさせていただき、質疑を終了させていただきました。

委員会の中では、これら多くの質問、意見等ございましたが、理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解をいただけたものと考えております。

その後、議案ごとに採決が行われ、それぞれ可決及び採択すべきものと決定し、午前11時54分に散会いたしました。

以上で、福祉厚生常任委員会委員長報告を終わらせていただきます。

○議長(小林一三君)

以上をもちまして、福祉厚生常任委員長の審査報告を終わります。

ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。

質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

ないようであります。

これをもちまして質疑を終結いたします。

これより議案ごとに採決を行います。

まず初めに、日程第2、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議がないようであります。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正については、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

次に、日程第3、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止については、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

次に、日程第4、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

次に、日程第5、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は採択であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書については、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり採択されました。

 日程第6議案第40号

○議長(小林一三君)

次に、日程に従いまして、日程第6、議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)を議題といたします。

ただいま議題といたしました議案につきましては、産業建設常任委員会に審査を付託しておりましたので、産業建設常任委員長の審査報告を受けます。

12番、山本繁博産業建設常任委員長。

○12番(山本繁博君)

議席番号12番、山本繁博でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、産業建設常任委員会の委員長報告をさせていただきます。

当委員会は、6月8日の今期定例会第2日目で付託されました議案を審査するため、去る6月13日午前10時から第1委員会室にて、全委員と議長及び市長と関係職員の出席により開催いたしました。

まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。

平成24年6月25日。宇陀市議会議長、小林一三様。産業建設常任委員会委員長、山本繁博。

委員会審査報告書。

本委員会は、平成24年6月8日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。

議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)、原案可決。

審査の経過については、私と市長あいさつの後、資料に基づき各担当部長・課長から説明後、付託されました議案の質疑に入りました。主な意見や質問、要望の内容については次のとおりです。

議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)。

住民の生活道路に加え、農耕・酪農用作業道路、さらに観光アクセス道路と多目的道路としての役目を持っている本市道について、今後の維持管理においても行政として入り込んだ形で対応していかないといけないと思うが、宇陀市として本市道につきましてはどのように考えているのか。

担当課より事故の状況説明を受けたが、市の過失100%というのはいかがなものかと思います。自己責任も幾らかあったのでは。

このままのコンクリート舗装では、すぐにまた道路が損傷して事故が起こる。年次計画を立ててアスファルト舗装するなり、道路の維持管理方法を変える必要がある。

地権者の協力も必要だが、本市道の拡幅を検討してはどうか。

毎年市が掛けている自治体保険から損害賠償金が支払われているが、宇陀市が合併以降この保険にどのくらいの金額をかけて、毎年どれくらいの金額がこの保険から支払われているのか、その辺のデータをきちっと把握した上で損害賠償での対応を考えておられるのか。

このような事故が起こった場合、宇陀市として損害賠償金を払って問題を解決するのではなく、道路利用者が事故なく安心して利用できるようなインフラ整備が必要ではないかなど、以上、多くの意見、質問、要望が出ました。

これに対して理事者側から、今回の事故発生については、道路状況が悪いということで、道路管理者である宇陀市に責任があることは否めない。

地元自治会、周辺農家の方々等関係者とコミュニケーションを密にとりながら、宇陀市として年次計画を立てて、本市道の利用目的に合った道路改修、整備を進めていきたいなどの説明、答弁により、委員各位おおむね御理解いただきました。

その後、本議案の議決の可否について採決が行われ、可決すべきものと決定しました。

その他として、商工観光課、都市計画課からそれぞれ報告案件があり、その後、副委員長のあいさつにより、午前11時27分に閉会いたしました。

以上、甚だ簡単ではございますが、平成24年6月13日に開催いたしました産業建設常任委員会の報告を終わらせていただきます。

以上でございます。

○議長(小林一三君)

以上をもちまして、産業建設常任委員長の審査報告を終わります。

ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。

質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

質疑なしと認めます。

これをもちまして質疑を終結いたします。

お諮りいたします。

日程第6、議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議がないようであります。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。

休憩いたします。

午前10時45分から再開をいたします。

午前10時30分休憩

午前10時45分再開

○議長(小林一三君)

休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 日程第7議案第39号

○議長(小林一三君)

日程に従いまして、日程第7、議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。

ただいま議題といたしました議案につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、予算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。

3番、堀田米造予算審査特別委員長。

○3番(堀田米造君)

失礼いたします。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、予算審査特別委員会の報告をさせていただきます。

当委員会は、6月8日の今期定例会2日目に付託されました議案第39号、平成24年度一般会計補正予算(第1号)について審査するため、去る6月18日、庁舎大会議室において、全委員と議長及び市長、副市長、教育長並びに関係職員の出席により予算審査特別委員会を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。

まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。

予算審査特別委員会審査報告書。

本委員会は、平成24年6月8日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。

議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、原案可決。

審査の経過については、18日の午前10時に開会し、私と市長のあいさつの後、付託された議案の質疑に入りました。委員各位から多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については次のとおりです。

まず歳入では、一つ、ふるさと復興協力隊事業委託金について、大まかな制度の内容についての説明。

一つ、復興協力支援隊は鳥獣害支援と観光振興だが、この選択理由について。

一つ、繰越金計上の手法と今後の計上予定について。

歳入につきましては、以上のような質疑がございました。

次に歳出では、一つ、コミュニティ助成事業などの申請と採択枠について。

一つ、有害鳥獣捕獲のための猟銃免許保持者減数に対する市の対応方法。

一つ、鳥獣害対策補助の農業費と林業費への適正な予算措置。

一つ、ふるさと復興協力隊の詳細内容について。計画終了後の対応などについて。

一つ、危機管理に関連した医療施設などの状況について。

一つ、自主防災組織育成補助金とほかの補助金との整合性についてなど、以上が質疑の概要です。

委員会の中では多くの質問、意見などがございましたが、理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解をいただけましたものと思います。

その後、採決が行われ、可決すべきものと決定し、6月18日午後0時41分に閉会いたしました。

以上で、予算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○議長(小林一三君)

以上をもちまして、予算審査特別委員長の審査報告を終わります。

ただいまの予算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。

質疑はございませんか。

14番、山本新悟議員。

○14番(山本新悟君)

総務の自治会コミュニティ補助金2140万円、これは10カ所と書いてあるけど、どこの自治区で、どういうように選定したのか。そしてまた、消防費の危機管理課の中で811万3000円が減額になっているけれども、下の人事課のところで1072万7000円となっているけど、261万4000何ぼふえているけれども、職員の人事課でなっていると思いますけれども、ここへきてどう変わったのか。そしてまた、もとの職場にいても差し支えなかったん違うかと。その点どういうようにみんなが出たのか、委員長、報告。

○議長(小林一三君)

3番、堀田米造委員長。コミュニティ並びに消防費についての答弁をお願いいたします。

○3番(堀田米造君)

総務費の款1の目7ですか、自治振興費、10件分。

○議長(小林一三君)

この件について委員会で意見が出たかどうか。

○3番(堀田米造君)

委員会においては、一応、高見委員から出ております。

○議長(小林一三君)

では、出た件について御答弁をいただきたいと思います。

○3番(堀田米造君)

申請件数は17件で、10件が採択されております。10件が採択されて、7件は内容審査の結果、不採択になっております。一応、見積書も添付してありますので、7件が結果、不採択で、10件だけ皆さんのあれで採択させてもらっております。

○議長(小林一三君)

14番、山本新悟議員。

○14番(山本新悟君)

採択はわかるんやけど、17件の中で10件に絞ったのは、どのように選定して10件に絞ったのか、その結果をお願いします。

○議長(小林一三君)

この件については委員長の答えの範疇ではないのかなと思いますので、17件の申請に対して10件に絞った理由ですね、そういうことですね、その理由について、井上総務部長。

○総務部長(井上裕博君)

議長の御指名ですので、委員長へのお尋ねですけれども、理事者側から……

○議長(小林一三君)

絞った理由だけで結構です。

○総務部長(井上裕博君)

はい。

委員会でも申し上げたんですけれども、これは宝くじの利益をもって運営しております全国自治総合センターというところが運営いたしております。その際、委員会の際にもお答え申し上げたんですが、この宝くじの利益をもって運営されておりまして、平成24年度、全国で1740件採択されております。奈良県では23件です。そのうち宇陀市では10件採択されております。先ほどからお話しになっておられますように、宇陀市では17件の申請がございまして、10件に絞られておると。

どういう理由かというお尋ねなんですけれども、それぞれの申請団体、宇陀市の場合はすべて自治会なんですけれども、よそもおおよそ自治会ばかりです。その計画の中身でありますとか必要な書類あるいは必要性等を勘案して、全国自治協会が決めておると、こういうことで御了解いただきたいと思います。

主な内容といたしましては、集会所の備品整備あるいは祭りの備品整備、清掃活動等の備品整備、それから街路灯の整備と、防犯灯かと思うんですけれども、街路灯の整備とこういうようなことで選ばれておるのが10件、すべて書類内容あるいは必要な計画等を審査した上で全国自治協会が決めておるということで、申しわけないんですけれども、我々はただ伝達だけさせていただいておると、それで市の予算として執行していくと、こういう形になっております。

以上です。

○議長(小林一三君)

委員長に対しての質問でお願いします。

14番、山本新悟議員。

○14番(山本新悟君)

消防費。

○議長(小林一三君)

消防費について、3番、堀田米造委員長。

○3番(堀田米造君)

この消防費は常備消防費811万3000円ですね、これはそのときには出ておりません、皆さんから。

○議長(小林一三君)

14番、山本新悟議員。

○14番(山本新悟君)

それは何で出てないのか。消防費、今1072万7000円やろう。そしたらこれ、ふえています。そしたら前の場合は3町村で払ったから、200何ぼふえてるということは、曽爾、御杖の分が入ってきてるからふえてないのか、減ったのか。その話は出てないの。その話、全然出てないの、予算委員会で何も出てないの。

○議長(小林一三君)

出てないということです。

○14番(山本新悟君)

出てなかったら、どこで聞くのか、それは。

○議長(小林一三君)

委員会では、委員長答弁では出てないということでございます。

○14番(山本新悟君)

そしたら行政で説明してくれるの。私は予算委員会に入ってないから、わかりませんけれども。

○議長(小林一三君)

今回は委員長報告に対する質疑ということで、理事者側に対しての質疑は行っておりませんので、御理解をいただきたいと思います。

3番、堀田米造委員長。

○3番(堀田米造君)

このことについては審議しておりません。

議長さんのほうでお願いします。

○議長(小林一三君)

質疑とは別に、14番、山本新悟議員から出ました金額についてのみ、理事者のほうで答弁をお願いいたしたいと思います。

井上総務部長。

○総務部長(井上裕博君)

議長から、理事者のほうから答弁せよという御指名でございますので、させていただきます。

今、山本議員がお尋ねになっておられますのは、補正予算の概要の数字をもとにお尋ねいただいておると思います。

まず、災害対策費の人事課、危機管理監の人件費につきまして、御指摘のように1072万7000円増額いたしております。これに対しまして、宇陀市が広域消防組合に負担いたしております組合の負担金、これの減額は811万3000円であります。このことは既に2日目のときにも御指摘があったかと思うんですけれども、我々、広域消防組合に対して負担しております負担金は、曽爾、御杖を入れますと、組合の金額が例えば1000万円といたしますと、概算で約850万円程度が宇陀市の負担ということになっております。危機管理監が前職の広域消防組合の消防長からこちらに移られて、我々の人件費は約1072万7000円ふえると。そのかわり、広域消防組合の人件費として負担する予定でありました消防長の人件費811万円については減額になっておると、こういうことであります。

多少、金額的には差額が若干端数の関係で異なっておりますけれども、山本議員が御指摘になったように曽爾、御杖の分もかぶさってきているのではないかということは、これは審議の中でも御指摘がありましたけれども、このことは、危機管理監として前消防長を迎えて宇陀市の災害対策を充実させていくということの中での宇陀市の負担だということで答弁させていただいたとおりでございます。

以上でございます。

○議長(小林一三君)

ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

ないようであります。

これをもちまして質疑を終結いたします。

お諮りいたします。

日程第7、議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議がないようであります。

よって、直ちに採決を行います。

本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。

本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

○議長(小林一三君)

起立全員と認めます。

よって、議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)については、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。

 日程第8諮問第1号

○議長(小林一三君)

次に、日程に従いまして、日程第8、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成24年9月30日任期満了に伴うもの)を議題といたします。

本件につきましては、過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、意見をお受けいたします。

2番、高見省次議員。

○2番(高見省次君)

質問でよろしいでしょうか。

○議長(小林一三君)

結構です。

○2番(高見省次君)

人権擁護委員ということで、制度としましては、市の推薦で法務大臣が委嘱をするということで、現在は17名の方にお願いしているという説明をいただいております。この人権擁護委員の職務については、自由人権思想に関する啓蒙及び宣伝、民間における人権擁護運動の助長に努める。人権侵犯事件につき、その救済のため調査及び情報の収集、報告、関係機関への勧告など、貧困者に対し訴訟援助その他の人権擁護のための適切な救済方法、その他人権の擁護ということになっております。

1点お聞きしたいのは、この人権擁護委員の方々に対して法務大臣の委嘱ということですけれども、宇陀市としてはどのような、推薦ということ以外のかかわり方、かかる費用などについてどのようにかかわっているのか、御説明をお願いします。

○議長(小林一三君)

大西市民環境部長。

○市民環境部長(大西茂君)

人権擁護委員の委嘱ですけれども、市長のほうが人権擁護委員にふさわしい人格、見識高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護についての理解ある社会事業家あるいは教育者、報道関係者、弁護士などのさまざまな分野に携わる者の中から候補者を選ぶと。それで市議会の意見を聞いた上で、人権擁護委員の候補者を推薦していくという形になっております。

それが1点と、費用的なことでよろしいでしょうか、宇陀市とのかかわりという形で。宇陀市のほうからは、桜井宇陀人権擁護委員会協議会というのが結成されておりまして、本年ですと、その負担金として宇陀市のほうから40万6900円、これを協議会の負担金としてお支払いをさせていただいていると。これにつきましての費用ですけれども、主な費用としては、啓発物品、これについて昨年度ですと部会活動費として48万9500円が支払われていると、あるいは啓発活動費としても19万7750円というような形で、協議会全体で収入といたしましては一昨年度で100万円ぐらいございます。そのうちのそれぐらいの啓発物品、あとは総会費とかいろんな諸費用として使われているというような形でございます。

○議長(小林一三君)

2番、高見省次議員。

○2番(高見省次君)

桜井の人権擁護委員の方と協議会を結成していただいて、御一緒に活動していただいていると伺っております。今御答弁いただきましたように、100万円ぐらいの予算で、うち宇陀市のほうから40万円ということでございました。市長のほうから推薦いただく方にいろいろ御苦労をお願いしているわけですけれども、人権というのは非常に幅が広い概念ですので、時代とともに、いろいろ変わってきているところもあると思います。やはり最近は、子どもの虐待とかお年寄りの方への虐待もそうですね、それからDV、そういったことも非常に社会的な問題となってきておりまして、宇陀市においてもそうした事例が出てきていると聞いております。

そうした中で、今、救済のそういう措置も講ずる必要があるということで申し上げましたけれども、やはり費用も出しているという以上、人権擁護委員の方に市としてどういうことを中心として期待をしているのか、そういうことをちょっとこの機会に、時間もございますので、市長のほうからお伺いしたいと思います。人権全般に対してのお考えも含めてお伺いできればと思います。

それから、教育が非常に重要ですので、教育長にも現時点での教育に関するお考えをお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(小林一三君)

喜多教育長。

○教育長(喜多俊幸君)

人権擁護委員の推薦に関しまして、人権についてどのように考えているのかという御質問であったかと思います。

人権は私たち国民に与えられた普遍の原理ということで、わかりやすく言うと、日々の生活が保障される、これが私は人権であろうかとこのように思っております。もう少し詳しくわかりやすく申し上げましたら、人が人として尊重される、日常の生活の中で一人一人が尊重される、このことを人権の保障というように考えていいかと思います。

そのことから、教育の場では人権教育の推進ということで、本市におきましても人権教育の推進の方針を立てまして、その目標の流れに従いながら、各学校で、また生涯学習、社会教育の場で人権教育の推進をいただいているところでございます。

特に学校教育の中では、私は子どもたちに人権を保障するというのは、就学の保障であろうかと思います。これは、子どもたちに一人一人に保障された就学の保障です。学校へ来ることの保障と同時に、授業の中で、やはり授業がわかるという、わかりやすい授業をつくっていくということは本市におけるところの私は人権教育の柱立てとして考えて実践をしているところです。

そんな中から、人権擁護委員さんとの関係について少しお話しさせていただきましたら、人権擁護委員さんがそれぞれの学校へ出向いていただきまして、人権劇をしたり、あるいは人権の大切さについてお話をいただくというような、こういう場の設定もしているところですし、また、教育あるいは子どもたちをめぐる現状の中で、先ほどありましたようないじめやあるいは不登校または児童虐待、こういうことがあった場合には、関係者との連絡をとりながら、人権擁護委員さんにもその一翼を担っていただいて、その解決に資しているというこういう具体的なお取り組みもいただいているところでございます。

今後とも人権の大切さをきっちりと認識しながら、学校現場あるいは社会教育の中での啓発や学習の場、そういうことを保障しながら、一人一人が尊重される住みやすい宇陀市、こういうことの創造に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えています。

○議長(小林一三君)

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

人権政策についての御質問でございます。

宇陀市の人権活動は、国の政策もございますし、そしてまた宇陀市独自に大きな予算を投資して人権の政策に取り組んでいるところでございます。

そうした中で、三つほど活動といたしましてしていただいております。法務局桜井支局が開設している人権相談の面談または電話相談、宇陀市におきましても、各地域で毎月1回、人権相談をしているところでございます。そして、委員が小学校に出向き配布した花の種子等を子どもたちが協力し合い育てることを通じ、相手への思いやりをはぐくむ運動である人権の花運動や、幼保育園、小学校へ出向いた人権講座の実施、差別をなくす強調月間等で私も含めて街頭啓発活動を行っております。そしてまた、人権を侵害されたという被害者からの申告等を受け、救済手続を委員の方々に行っていただいておるところでございます。

宇陀市におきましても、いろんな形で政策させていただいておりますし、そしてまた人権が本当に尊重される地域を目指して、本当に住みよい地域にするためには、やはり人権も尊重しなければいけないと思いますし、そしてまた昨今いろんな形で差別事象もございますし、そんなことも含めながら、ハード事業はある一定の成果があるんですけれども、ソフト事業を中心に、意識の問題でございますので、今後は地域づくりも含めて、そこら辺にシフトを置きながら意識の問題を啓発していきたいと考えております。

以上でございます。

○議長(小林一三君)

ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

ないようであります。

これをもちまして意見の受け付けは終了いたします。

お諮りいたします。

ただいま議題となっております諮問第1号について、適任と答申することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成24年9月30日任期満了に伴うもの)は、適任と答申することに決しました。

 日程第9から日程第16まで

○議長(小林一三君)

続きまして、日程に従いまして、日程第9、閉会中の継続審査について(議会運営委員会)。日程第10、閉会中の継続審査について(総務文教常任委員会)。日程第11、閉会中の継続審査について(福祉厚生常任委員会)。日程第12、閉会中の継続審査について(産業建設常任委員会)。日程第13、閉会中の継続審査について(市立病院建設・運営特別委員会)。日程第14、閉会中の継続審査について(行財政改革特別委員会)。日程第15、閉会中の継続審査について(予算審査特別委員会)。日程第16、閉会中の継続審査について(議会改革特別委員会)。以上8件を一括上程いたします。

議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を審査事件として、また、各委員長からはそれぞれ所管する審査事項について、それぞれ閉会中の継続審査の申し出がありました。

お諮りいたします。

ただいま議題となっております8件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、以上8件について、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

以上をもちまして、本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。

お諮りいたします。

本定例会の会期は6月26日まででございますが、会議規則第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(小林一三君)

異議なしと認めます。

よって、これをもちまして、平成24年第2回宇陀市議会定例会を閉会いたします。

それでは閉会に当たり、竹内市長にごあいさつをお願いいたします。

竹内市長。

○市長(竹内幹郎君)

議会閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。

今定例会に提出いたしました条例の一部改正、また一般会計補正予算等の諸議案を採決または御承認をいただきました。ありがとうございました。

今回、採択いただきました請願書も市長部局にも要望書という形で提出されております。市民の生命、財産を守る、宇陀市の環境を守るという考えの中で対応してまいりたいと考えております。

そして、議員各位から貴重な御意見をいただきました。今後の政策に生かしていきたいと考えるところでございます。

平成24年度の予算の執行もこれからでございます。慎重に、そしてまた、その予算の趣旨を遂行できるよう、また着実に実行していきたいと考えております。

昨年発生いたしました東日本大震災の影響は、今、電力不足という形であらわれてきております。そして消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革の関連法案での採決をめぐって、国の政局も混迷をしております。世界的にも金融不安があり、社会経済的にも今後も混迷が続くのではないかなと思っているところでございます。絶えず変化に対応できる行政体質、組織でありたいと思うところでございます。

これからアジサイが雨の中で咲き誇っていきます。夏がもうすぐそこまで来ております。市民の方々、私たちの宇陀市は高原の文化都市、夏の風薫る宇陀市を楽しみながら、元気で健康で日常の生活、仕事に頑張っていただきたいと思います。

議員の皆様におかれましても、健康に留意され、御活躍を御期待申し上げまして、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(小林一三君)

ありがとうございました。

閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

今期定例会は6月4日に招集され、本日までの22日間にわたり、過密な日程の中にもかかわらず、提案されました条例の一部改正・廃止案、24年度一般会計補正予算案、人事・諮問案件、請願等数多くの重要案件について、議員各位には終始極めて熱心に御審議を賜りまして、適切、妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。

また、市長を初め、理事者の皆様方には、審議の間、常に真摯な態度で御協力をいただきましたことに対しまして、深く敬意を表しますとともに、本会議並びに委員会において議員各位から出されました意見、要望等については、今後十分御配慮の上、執行をお願いいたします。

終わりに、議員並びに理事者各位には、くれぐれも健康に留意をされまして、今後ますます活躍されますことを御祈念申し上げまして、平成24年第2回定例会を閉会いたします。

ありがとうございました。

午前11時22分閉会

お問い合わせ

議会事務局総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-5771/IP電話:0745-88-9082

ファックス:0745-82-0139

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