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更新日:2016年9月14日
セアカゴケグモは、宇陀市各地で発見されています。
このクモは、毒をもっていますが突かれると驚いて死んだふりをするなど比較的おとなしい性質です。むやみに人に危害を加えることはありませんが、見かけたら、絶対素手でさわらないでください。また、屋外清掃や庭の手入れの際には必ず軍手などの手袋を着用してください。
かまれた時の症状は、はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じます。痛みはしだいに全身に広がります。悪化すると、多量の汗をかいたり、寒気、吐き気などが現れることもあります。
通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどありません。
セアカゴケグモが実際に生息している所は物陰ですが、周囲は日当たりが良く乾燥しているところを好みます。人工的な場所で多く見られ樹木や草むらにはほとんど生息しません。住宅では、グレーチングのふたの裏や側面、自転車・バイクの泥よけ・サドルの裏、プランターの持ち手部分、低木の下などが挙げられます。
また、公園では、ベンチの裏、公園の遊具のなどが挙げられます。
万一クモに咬まれたら、余分の毒を温水や石けん水で洗いおとします。多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうが良いでしょう。
できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です。また、病院には咬まれたクモを殺して持参してください。適切な治療につながります。
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