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更新日:2023年12月6日
宇陀川公園は、近鉄榛原駅の南東、約400mに位置し宇陀川河川空間に面した1,700平方メートルの街区公園です。
この公園は、旧榛原町役場の跡地を利用し周辺住民の憩いの場と、中心市街地からアクセスのよいオープンスペースを確保した公園となります。令和5年8月より工事に着手し、令和6年4月の開園を予定しています。
名称 | 宇陀川公園 |
所在地 | 宇陀市榛原萩原165番地の1外 |
施設概要 |
休養広場とシェルター1基、水飲み場1基、ベンチ等を設置し、芝生エリアに健康遊具を設置します。また、来園者用の駐車場(普通車用19台、車いす使用者用2台)を整備します。 |
公園予定地である旧榛原町役場の敷地には、榛原町役場開庁時に植えられた桜(ソメイヨシノ)がありました。
公園整備工事の実施に先立ち、桜を含む既存の樹木について、宇陀市と専門家(樹木医)により調査を行いました。
その結果、敷地内の桜は樹齢70年以上の老木であり、また樹木の病気であるテング巣病をはじめがん腫病に罹っており(写真1.2.)、幹の裂傷や枝枯れなど木が衰弱し(写真3.4.)立ち枯れや倒木の恐れが確認できました。長年みなさまに親しまれていた桜ではありますが、撤去するという結論に至りました。
また、撤去後に桜の断面を確認したところ、幹の中心部から大半にわたり腐っており、空洞化や深い裂傷が見られました。その事から既存の桜は、いつ倒木してもおかしくない大変危険な状態であったことを確認できました。(写真5.6.)
公園整備におきましては、だれもが安心して利用できる公園の整備を第一に検討いたしておりますのでご理解をいただきたいと思います。
また、公園開園にあわせて、地元自治会により新たに桜の植樹を行う予定であり、かつての役場の歴史を偲ぶ市民憩いの空間とします。
1.がん腫病に罹った幹(コブのようなもの) |
2.テング巣病(全域に発症)
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3.幹の裂傷(外見から見られる) |
4.枝枯れ |
5.伐採後の断面A |
6.伐採後の断面B |
宇陀市榛原萩原165番地の1外
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