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更新日:2021年6月25日

 

宇陀市教育大綱

平成27年4月に改正された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」により、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、教育行政の責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、市長と市教育委員会との連携強化を図り、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることとなっております。

宇陀市では、平成28年3月に宇陀市教育大綱を策定してから一定期間が経ち、その成果と課題を踏まえ宇陀市総合教育会議において協議を重ね、令和5年度までを実施期間とする新たな宇陀市教育大綱を策定いたしました。

情報の氾濫、少子高齢化、過疎化、コロナ禍など子どもたちの置かれている環境は、以前にも増して大きく変わっていきます。

だからこそ、“未来を託す大切な宝”である子どもたち一人ひとりの学びや生きる力、豊かな心を育んで、「健やかな“宇陀っ子”の夢づくり」を学校や家庭、地域の皆さまと共に守り、応援しようではありませんか。

宇陀の自然豊かな環境の中で、子どもたち一人ひとりが、自由に『夢』を描き、自己の可能性を追求し、地域社会の一員としてお互いを尊重しあえる豊かな人づくりへ施策を展開していきます。

市民の皆さまにおかれましても、ご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

1育の基本理念

宇陀市は、市民憲章がうたう、輝く歴史と豊かな文化の息づくまちです。

私たちは、郷土に誇りをもち、自己の可能性を追求し、誰一人取り残さない、持続可能でよりよい地域社会の実現を目指します。そのために、日本国憲法や教育基本法に基づき、学ぶ権利の保障を第一に考え、宇陀市の教育を推進する大綱を定めます。

2本目標

(1)会人としてよりよく「生きる力」を育てよう学校でのひとづくり~gakkou

「確かな学力・豊かな人間性・健やかな心身」を基本に、時代の変化の中で社会を生きぬく力、地域の歴史や文化を継承し、豊かな自然や他者を思いやる心、自己実現に向けてチャレンジする力を育む『総合的な教育力』の向上を目指します。

また、誰もが楽しく学べるように、教育環境の中長期的な展望を描きつつ、健やかな「宇陀っ子」の夢づくりを支援します。

(2)庭の豊かな教育力を育もう家庭教育でのひとづくり~katei

家庭は、「生きがいをもち、未来社会にはばたくための基盤となる場」です。子育て、家庭教育の充実、就学相談等情報提供の活性化や支援のネットワークづくりを進め、家庭の教育力の向上を支援します。

(3)域全体で子どもを見守ろう地域でのひとづくり~kyoudo

宇陀市の豊かな教育資源を生かしながら、学校・家庭・地域のつながりや教育力の高揚と連携の強化を図り、市民みんながつながって子どもも大人も自他の尊厳を尊重し、誰一人取り残さない(leavenoonebehind)地域社会づくりを目指します。

(4)郷土」を誇り、人権文化を創造しようつながりづくり・生きがいづくり~tiiki

市民の誰もが、郷土の歴史や伝統文化に親しみ、生涯にわたって学び、自他ともに学びあい、支えあい、協働できるインクルーシブ社会(誰もが地域の一員として分け隔てなく生活することができる社会)の実現に向けた生涯学習の環境づくりを目指します。

3本方針

(1)会人としてよりよく「生きる力」を育てよう

①学ぶ意欲の向上と家庭学習の習慣化及び教職員の資質・能力の向上

「確かな学力」を育むために、子どもの学ぶ意欲を引き出し、主体的な学びの場としての家庭学習の定着を図るとともに、「UDAスタンダード」に示す「どの子どもにも分かる授業」を目指して教職員の資質・能力の向上を図ります。

②一人一人を大切にする豊かな人権感覚をもつ子どもの育成

「豊かな人間性」を育むために、学校や身近な生活の中で、一人一人を価値ある存在として大切にし、他者の思いや意見、考え方を尊重することのできるいじめや差別を許さない豊かな人権感覚をもった子どもの育成を目指します。

③健やかな心身と安全な生活を保持増進できる子どもの育成

「健やかな心身」を育むために、心身ともに健やかな生活を続けていくための保健教育や食育、スポーツの推進や、身の回りに潜む危険から自ら命を守るための防災教育を推進します。

④夢に向かって粘り強く挑戦し続ける子どもの育成

自ら課題を発見し、情報を収集、分析し、他者と協働して課題解決を図ろうとする力や自分の夢に向かって粘り強く取り組む態度を育むことを通して、よりよい社会のために働くことのできる子どもの育成を目指します。

⑤情報活用能力を備えた国際感覚豊かな子どもの育成

これからの社会を生きていく上で必要な力を育むため、各教科の学習や身近な生活に生かせるプログラミング教育や、グローバル社会におけるコミュニケーションツールとしての「使える英語」教育を推進し、情報活用能力を備えた国際感覚豊かな子どもの育成を目指します。

⑥いじめや不登校等に対する支援の充実

いじめや不登校はどの子どもにも起こり得るものとして、学校と家庭が連携して未然防止、早期発見、早期解決に努めるとともに、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、その他の関係機関と連携して支援の充実に努めます。

⑦時代の変化に対応した最適な教育環境の充実gakkou2

子どもの学びの連続性を踏まえた就学前教育及び小・中学校の連携による一貫教育や子どもの多様な見方・考え方を育むための学校規模の適正化、GIGAスクール構想(注1)に基づくICT環境の整備など時代の変化に対応した最適な教育環境の充実に努めます。

(2)庭の豊かな教育力を育もう

⑧基礎的な生活習慣と規範意識の定着への支援

「三つ子の魂百まで」の言葉のように、子どもの頃に身に付けた習慣や考え方は大人まで引き継がれることを踏まえ、園・所、学校と家庭が協働して基本的な生活習慣や規範意識の定着を図る取組を推進します。

⑨自尊感情や自己肯定感をもった子どもの育成

家族の愛情を基盤として、子どものよさを積極的に認めたり、お手伝いなど家庭での役割を与え、達成感を味わう経験を積み重ねたりすることなどを通して、子どもの自尊感情や自己肯定感を育む取組を推進します。

⑩自他の命を大切にする思いやりの心をもった子どもの育成

人や動物など命あるものとの関わりの中で、生きていることのすばらしさを感じ取るとともに、相手の立場や気持ちを考えることのできる思いやりや優しさ、感謝の心を育む取組を推進します。

⑪親の子育てを支援する相談体制の充実

子育てに悩む保護者を支援するために、専門的な知識・技能を備えたスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、その他の関係機関との連携を図り、様々なニーズに対応するための相談体制を整えます。

⑫就学前教育の充実と親の子育てや学びを支える環境づくりkatei2

幼稚園、保育所、こども園等就学前教育の受入れ体制を整えるとともに、子どもが遊びを通して学ぶ環境や、子育てや親の学びを支えるための環境の一層の充実に努めます。

(3)域全体で子どもを見守ろう

⑬宇陀の資源を生かした体験的な学習活動の推進

子どもが学校での学びと身近な生活のつながりを実感することができるように、宇陀の豊かな自然や文化、地域の人との関わりの中で体験を通して学ぶ活動を推進します。

⑭主体的に地域に参画する子どもの育成

自らがよりよい地域社会をつくる存在であることに気付き、地域の一員としての連帯感や自尊感情を育むために、ボランティア活動や地域の行事などに参加するなど、子どもが地域との関わりの中で主体的に考え、行動する取組を推進します。

⑮地域のネットワークを活用した見守り体制の強化

どの子どもも安心して学校・園に通うことができるように、地域住民や関係機関と連携して、安全な通学路の確保児童虐待の未然防止等、子どもを見守る体制の強化に努めます。

⑯子どもが安心して過ごせる居場所づくりの充実

様々な家庭環境にある子どもが、安心して過ごせる居場所を確保するために、地域と行政が連携して、学童保育や放課後子ども教室の設置、子ども食堂の支援などの充実に努めます。

⑰保護者や地域と共にある学校づくりの推進tiiki2

複雑で予測困難なこれからの社会において、学校や子どもを取り巻く様々な課題を保護者や地域と協働して解決を図ることができるようにするために、コミュニティ・スクール(注2)の構築等、学校と地域の連携を一層推進します。

(4)郷土」を誇り、人権文化を創造しよう

⑱豊かな人権感覚を育む学びの支援

誰もが生き生きと暮らすことのできるまちづくりのために、市民の人権感覚を豊かにする啓発活動を行うとともに、インターネットによる人権侵害やジェンダーによる差別など多様な人権課題について学ぶ機会の充実を図ります。

⑲一人一人の違いを尊重するインクルーシブ教育の推進

一人一人の違いを尊重し、障害のある人もない人も共に学び合い、支え合い、協働できる社会環境づくりのための学習を推進します。

⑳市民や地域社会のニーズに応じた学習機会の充実

市民の学び続ける意欲や活力を支援するために、公民館活動やまちづくり協議会などの地域活動と行政が連携して、ニーズに応じた学習機会の充実に努めます。

㉑生きる活力と喜びを与えるスポーツライフの推進

市民の誰もが健康で幸せと思えるウェルネスシティの実現のために、老若男女問わず、それぞれの体力に合わせた運動やスポーツを生涯にわたって楽しむことのできる環境の充実を図ります。

㉒郷土の文化を未来に継承、発展させる取組の推進

市民の郷土への理解と愛着を深めるために、宇陀の史跡や文化財等の資源を活用して学ぶ機会を通して、先人に思いを馳せ、それらを大切にするとともに、未来に向けて継承、発展させる取組を推進します。

㉓宇陀のよさを次代へ継承、発展させる教育の推進kyoudo2

大和高原の中心都市として存在感のある、誇りと活気あるまちづくりのために、地場産業観光など郷土の豊かな資源を活用して次代へ継承、発展させる教育活動を推進します。

 

(注1)1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、多様な子どもたち一人一人に合わせて、最大限にその力を引き出すことができる教育ICT環境を実現する考え方

(注2)学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域と共にある学校づくり」を進める仕組み

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-3973/IP電話:0745-88-9259

ファックス:0745-82-3900

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