更新日:2023年11月1日
予防接種を受けましょう
予防接種は子どもさん自身に免疫を作って病気を予防し、みんなが受けることで病気の流行を抑えることができる大切なものです。
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、3か月から1歳までに自然に失われていきます。そこで、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育と共に外出の機会も多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解のもとで予防接種を受けるようにしましょう。
詳しくは下記をクリックしてご覧下さい。
各予防接種の内容や接種間隔等について(PDF:1,192KB)
予防接種の受け方
- 予防接種を受ける前に、必ず「予防接種と子どもの健康」をよく読みましょう。わからないことは予約時や接種前に相談しましょう。
- 対象の予防接種の実施医療機関に接種の予約をしてください。予防接種は原則として市内又は桜井市の委託医療機関で行っています。お子さんの健康状態の良い時に受けてください。
- 接種当日までに予診票(2枚複写)に必要事項を記入しましょう。体調などで気になることがあればあらかじめ主治医等に相談して予診票に詳しく書きましょう。
宇陀市の予診票は、接種当日に宇陀市に住民登録がある方にのみ有効です。他の市町村へ引っ越し等をされた場合(転出をした場合)、予診票を市役所健康増進課もしくは中央保健センターまでご返却いただくか、必ず破棄してください。市外に転出される方は転出先の市町村の予防接種担当課に次回以降の接種についてお問い合わせください。
~予防接種に行く前のチェック~
- お子さんの体調は良いですか。
- 受ける予防接種についての効果や副反応などについて『予防接種と子どもの健康』を読み理解していますか。わからないことがあれば質問をメモしておきましょう。
- 予診票の記入は済みましたか。
- 母子健康手帳は持ちましたか。
予防接種には、子どもの日頃の健康状態をよく知っている方が同伴しましょう。
予防接種を受けるまでに注意すること
1.予防接種を受けることができない場合
- 接種前の体温が37.5度以上の人。(体温が37.5度未満でも体調により受けられない場合があります。)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人。(急性で重症な病気で薬を飲む必要のある人)
- 受ける予防接種のワクチンに含まれる成分によって、アナフィラキシー(ひどいアレルギー反応)をおこしたことが明らかな人。
- BCG予防接種の場合、結核にかかったことがある人、予防接種や外傷等によるケロイドの認められる人。
- その他、医師が予防接種を行うことが不適当と認めた人。(1.~4.に当てはまらなくても医師が接種不適当と判断した場合は予防接種を受けることはできません。)
2.予防接種を受ける時に注意が必要な場合
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている人。
- 過去の予防接種で2日以内に発熱の見られた人、および発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた人。
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある人(けいれんを起こした年齢、発熱があったかどうか、その後起こっているか、受けるワクチンの種類等で条件が異なります。必ず接種前にかかりつけ医とよく相談しましょう)
- 過去に免疫不全の診断がなされている人、及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる人。
- ワクチンにはその製造過程における培養に使う卵の成分、抗生物質、安定剤などが入っているものがあるので、これらにアレルギーがあると言われたことのある人。
- BCG接種の場合においては、家族に結核患者がいて長期に接触があった場合など、過去に結核に感染している疑いのある人。
3.予防接種を受けた後の一般的注意事項
- 予防接種を受けたあと30分間は、医療機関でお子さまの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応がこの間におこることがまれにあります。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は、激しい運動はさけましょう。
- 接種後、まれに副反応の起こることがあります。また、予防接種と同時に、ほかの感染症がたまたま重なって発症することがあります。予防接種を受けたあとの副反応として、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がありましたら医師の診察を受けてください。
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