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強い木材をつくる

宇陀では木材の腐れやシロアリからの被害を防止するために、
木材に加圧注入防腐・防蟻処理を行っています。

加圧注入式防腐・防蟻処理とは

加圧注入式防腐・防蟻処理とは、大きな缶の中に木材を入れ減圧・加圧処理を行って薬剤を注入処理する方法です。
この処理方法は、一般の処理法に比べて木材内部まで薬剤がムラなく浸透するため、木材の耐久性が大幅に向上します。

メリット

浸透性

木材内部までムラなく浸透

安全性

人体に影響のないACQ(水溶性の薬液)を使用

耐久性

腐りにくく、シロアリの被害も最小

施工前

施工後

施工手順

木材の前加工として、木内部の薬剤の末浸透部分が露出し老化しないために木材を切断、穴あけ、切欠きを行います。

缶内に木材を投入し、館内を一定の真空状態にします。木材内部の真空層もできるだけ排除していきます。

缶内に薬液(防腐・防蟻)を入れた後、圧力をかけ木材内部まで薬液を染み込ませます。薬剤を十分に染み込ませたあと、もう一度缶内を真空状態にし、木材表面の余分な液を取り除きます。機械の稼働時間は1回に約2時間程度です。

木材を缶から出し、薬液を吸着させるために乾燥させます。さらに加工が必要な部分には表面処理用木材防腐・防蟻剤などを塗布して完成です。

年間約700立方メートルの製品発注がある。
宇陀木材の強みを最大限に活かした木材です。

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