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更新日:2012年2月27日
古きよき街をつないで・・・
宇陀市内には、古の時代から伊勢街道の宿場町として栄えた昔の街並みが、数多く残されています。
旧旅籠〔あぶらや〕
諸木野関所跡
伊勢表街道三本松の町屋
札の辻
日本最古の井戸杉
〔高井千本杉〕
伊勢参宮は平安時代から盛んで、室町から江戸時代には伊勢講で賑わいをみせ、御陰参り(一種の無銭旅行)も爆発的に流行し、街道筋でも施行されていました。大阪や奈良から初瀬を経てこの地に入り、国学者の本居宣長も宿泊したという旅籠「あぶらや」前の「札の辻」で街道が二手に分かれ、南進する「伊勢本街道」は高井から千本杉・石割峠から御杖村を経て伊勢へ。東進する「伊勢表街道(初瀬街道)」は三本松、名張・青山高原を越えるため「あを越え道」とも呼ばれていました。現在でも、当時の面影が残る街道は、多くのハイカーに利用されています。
かつて城下町として栄えた旧松山地区には、情緒豊かな歴史的町並みが残されています。その街道筋である「松山街道」は、南進すると「南路伊勢街道」を経由して「熊野街道」へ。東進すると高見越えで「和歌山街道」へ。北進すると榛原を経由する「伊勢本街道」へ通じるなど交通の要衝でした。これらの道は伊勢参宮のほか、伊勢や熊野から魚や塩、また宇陀松山からは宇陀紙や葛・油・薬などを運ぶ重要な役割を担っていました。
薬の館
松山西口関門
大宇陀の街並み
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