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更新日:2021年5月20日
風水害の危険から身を守るには、日頃から地域の危険箇所を把握しておくことが大切です。
災害時は恐怖と不安からパニックが発生する恐れがあるので、正しい情報を入手し、お互いに協力し合い避難するときのルールを守ってください。
一時集合場所や避難場所までの経路(避難路)は、あらかじめ自分たちで決めておき、安全に通行できるかを確認しておきましょう。また、一時避難所についても自治会(班・組単位)や自主防災会などであらかじめ決めておきましょう。
ラジオ・テレビで最新の気象情報・災害情報、避難情報に注意しましょう。ガケの近くに住んでいる人は早めに避難しましょう。
危険が迫ったときには、市役所や消防団から避難の呼びかけをすることがあります。呼びかけがあった場合には、速やかに避難してください。
避難する前に、電気・ガスなどの火元を消し、戸締まりをおこない、避難場所を確認しましょう。また、親戚や知人、隣近所の方などに避難する旨を連絡しておきましょう。
身の危険を感じた場合には、自主的判断により早めの避難を心がけましょう。
「避難指示」が出たら、ただちに避難しましょう。
避難場所へ移動するとき、狭い道・塀ぎわ・川べりなどは避ける。
増水した川の様子を見に行くのは大変危険ですので、絶対にやめましょう。
車やバイクでの避難は緊急車両の通行の妨げになります。また、交通渋滞を招き、浸水すると動けなくなりますので、特別な場合を除き徒歩で避難しましょう。
できるだけ1人の行動を避けて、動きやすい服装で避難しましょう。
お年寄りや子供、病気の人などは、早めの避難が必要です。近所のお年寄りなどの避難に協力しましょう。また、日本語が不自由な外国人の避難にも協力しましょう。
避難路できるだけ高い道路を選び、浸水箇所があった場合は、溝や水路に十分注意し、1m程度の杖か棒の用意を用いて確認しながら歩きましょう。また、ガケ地などでは土砂災害に注意しましょう。
河川増水、河川堤防決壊、津波などで、避難のための十分な時間を確保できない場合や避難所への移動が危険と感じられた場合には、近くの高台や建物の2階以上等の安全な場所に避難しましょう。
万が一のときに、すばやく避難できるように、日頃から非常持出し品の準備、定期的に確認しておきましょう。持出品を欲張りすぎると避難時に支障が生じます。およそ10~15kgを目安に公助が本格化するまでの数日間(最低3日分)は自足できるよう非常持出品を確保しておきましょう。
家族構成などを考慮し、必要となる物資の種類・数量を確認しましょう。
備蓄品は、災害直後から数日間、自足するための物資です。避難したあとで、安全を確認して自宅へ戻り、避難場所へ持ち出したり、自宅で避難生活を送る上で必要なものです。(備蓄食料は1週間以上確保(PDF:179KB)しましょう。)
非常持出品の準備に家族全員が参加すれば、防災意識が高まり、必要なものを入れ忘れることもありません。また、みんなが分担して持てば重量も軽くできます。
家具が倒れたような場合、非常袋が取り出せなかったり、中の物が使えなくなったりするケースも考えられます。庭やベランダなどにも、分散して保管しておきましょう。
車を運転しているときに地震が起こることもあります。また、家が倒壊したような場合にも、取り出して使える利点があります。
半年に一回程度、定期的に中身を点検し、期限切れのものは入れ替えましょう。あらかじめ「わが家の防災の日」を決めておくと忘れずにすみます。
地震時の避難の際には、まず集合場所に集まり、人員の点検をしてから避難場所へ移動するため、近隣の人たちと協力することが重要となります。
普段からコミュニケーションをもち、集合場所や集合方法を確認し合いましょう。
特に高齢者や障害者の方については、家族だけでは緊急時の対応が難しい場合があります。また、外国人には情報が伝達できないおそれがあります。近隣の人たちと話し合って、救援体制と、分担すべき役割を決めておきましょう。
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