(設置)

第1条　林業従事者の減少や高齢化等により次の担い手の不足が懸念させる本市の林業に新しい発想を持った人材を採用することで、その定着を図るとともに地域の活性化を促進することを目的に、宇陀市林業振興協力隊を置く。

(林業振興協力隊の活動)

第2条　林業振興協力隊は、地域力の維持強化に資する次に掲げる活動(以下「地域協力活動」という。)を行う。

(任用等)

第3条　林業振興協力隊の隊員(以下「隊員」という。)は、次の各号に掲げる要件を全て満たす者のうちから選考し、市長が任用する。

(任期)

第4条　隊員の任期は、1会計年度を超えない範囲で必要な期間とする。

(身分)

第5条　隊員の身分は、地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する会計年度任用職員とする。

(報酬等)

第6条　隊員の報酬は、月額17万980円とする。ただし、第8条ただし書の規定により市が隊員に住居を提供しない場合であって、その理由が隊員自ら住居を借り上げることによるものであるときは、17万980円以上22万980円以下の範囲内で市長が定める額とする。

(勤務時間等)

第7条　隊員の勤務時間は、1日につき7時間45分とし、1週間当たり31時間を原則とする。

(住居)

第8条　市は、隊員が生活するための住居を借り上げ、隊員に提供するものとする。ただし、隊員が希望しない場合は、この限りでない。

(遵守事項)

第9条　隊員は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(身分証明書)

第10条　隊員は、地域協力活動に従事するときは、身分証明書(様式第2号)を携帯し、関係者から請求があったときは、これを提示しなければならない。

(日誌)

第11条　隊員は、地域協力活動を行った日ごとに、その活動概要を宇陀市林業振興協力隊活動日誌(様式第3号)に記録し、毎月市長が指定する日までに前月分の宇陀市林業振興協力隊活動日誌を市長に提出しなければならない。

(市の役割)

第12条　市は、隊員の活動が円滑に実施できるように、次に掲げることを行うものとする。

(庶務)

第13条　隊員に関する庶務は、農林商工部農林課において処理する。

(その他)

第14条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。