更新日:2022年5月10日
住宅火災が多発しています!
奈良県広域消防組合管内で令和4年に入り火災が多発しています。
令和4年4月30日現在で51件の火災が発生し、そのうち15名(うち65歳以上が12名)がお亡くなりになっています。
住宅用火災警報器を設置して火災の早期発見、早期避難を!!
なぜ設置が必要なのか?
- 住宅火災における死傷者の削減のため必要
- 住宅火災の死者は建物火災の死者の約9割
- 住宅火災の死者のうち約7割が高齢者
- 死亡原因の約6割が逃げ遅れ
住宅用火災警報器ってなに?
- 火災の発生を早期に警報音で知らせ、火災による逃げ遅れを防ぐ機器です。
種類はどんなものがありますか?
煙を感知する煙式と熱を感知する熱式などがあります。
- 煙式の火災報知機は、寝室や階段に設置します。
- 熱式は台所や車庫など煙や湯気が発生する場所に適した火災警報器です。
- また、高齢者の方や目や耳の不自由な方が火災発生を察知しやすいように火災警報器と連動して音や光が出る補助警報装置や1箇所で火災を感知すると屋内の火災警報器が一斉に鳴る「連動型」も大変おすすめです。
どこで購入できますか?
- 家電量販店や電気屋、ホームセンターなどで購入できます。購入する際は国の検定に合格した検マークがついている製品を選びましょう。電池式は自分で取り付けが出来ます。
設置しないと罰則があるの?
- 罰則はありませんが、設置は義務です。必ず設置しましょう。
どこに取り付けたらいいの?
- 取り付けが義務づけられている所(寝室・階段)
- 取り付けをおすすめする所(台所・全ての居室)
警報が鳴ったら?万が一のために、警報が鳴った時の正しい対処方法を知っておきましょう。
火災の時
- 大きな声で知らせましょう。
- 避難しましょう。
- 119番通報し、可能なら初期消火をしましょう。
火災ではない時
- 火災ではないのに火災警報器が鳴る場合があります。警報停止ボタンを押すか、ひざ紐を引いて警報を止めてください。
電池切れの時
- 電池切れ警報が鳴ったら電池を新しいものに交換してください。(機器ごと交換する機種は、新しい火災警報器に交換してください。)
定期的に点検しましょう。
- 住宅用火災警報器についているボタンを押す、またはヒモを引いて、定期的に火災時の警報音を確認しましょう!
音が鳴らない場合は?
- 電池がきちんとセットされているか、ご確認ください。それでも鳴らない場合は「電池切れ」か「機器本体の故障」です。付属の取扱説明書を確認するか、メーカーに直接問い合わせしましょう。
お問い合わせ
宇陀消防署予防課0745-82-3199
宇陀市危機管理課0745-82-1304