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更新日:2024年6月20日
土地を売買したり、相続する場合、必ず土地の正確な地籍(地番、地目、境界、面積、所有者)が必要になります。
このような地籍の情報は、登記所に登記されている登記簿と地図によって表わされます。しかし、これらの記録は、いまだに明治初期の地租改正事業の調査記録を基礎としたものが多く、面積等が正確でないことはよく知られています。
特に当時作成された字限図は、測量技術の未熟さや土地の利用状況の変化等から現地と大きく食い違いが生じているものもあります。
現在の公図はその図面をフイルム化したり電子化している場合が多く、一見正確な地図に見えますが、現地の復元性はなく精度も低いものです。
地籍調査が実施されていない地域では経済活動に支障を来たしたり、無駄を生じたりしています。
地籍調査とは、土地の最も基礎的な情報である地籍を明らかにし、その結果を記録することにより、このような状況を改善する為実施するものです。
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