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第11代垂仁天皇の第4皇女。天照大神のために安定して神事を続けることができる場所を求め、御杖代として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て伊勢の国に入り、皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建したとされる。御杖代とは依代として神に仕える者の意味である。倭姫が伊勢神宮を創建するまでに天照大神の神体を順次祀った場所は「元伊勢」と呼ばれる。
篠畑神社
『日本書紀』の記述の中にある「ここに倭姫命、大神を鎮め坐させむ処(ところ)を求めて、菟田の筱幡(ささはた)に詣(いた)る。」というように、元伊勢として初めて見える神社である。
阿紀神社
鎌倉時代にできた『倭姫命世紀』という倭姫ゆかりの地を示す文書に「遷于大和国宇多秋志野宮」とみえ、天照大神を祀る元伊勢の一つとして信仰される。
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