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用明天皇の第二皇子で厩戸皇子とも呼ばれた。推古天皇の摂政をつとめ、一度に十人の声を聞き分けるなどの伝説で有名。冠位十二階、十七条憲法、遣隋使派遣など国家体制を整え、天皇による中央集権を進めた人物。
宇陀には聖徳太子が建立に関わったと伝わる宗祐寺や大願寺、聖徳太子の手によるものとされる観音像を有する佛隆寺などゆかり地も数多い。
宗祐寺
聖徳太子が「東夷降伏の功」を成就した功績により、毘沙門天を勧請し開基を許された寺であると伝えられている。
佛隆寺
室生寺の南を守る大門として重要な位置を占めている寺院で、本尊の十一面観音像は聖徳太子作と伝わる。
大願寺
聖徳太子が蘇我馬子に建立うを命じた寺。太子の読経中に一筋の光が差し、それを追っていくと、一本松の下にいた老翁が「ここにお寺を建てなさい」と言い、あとに十一面観音像が残された、という言い伝えがある。
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