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国学者で文献学者で医師。医業のかたわら『古事記』をはじめとする古典の研究をすすめた。明和9年(1772)に松阪を発って吉野・大和を巡歴した際、宇陀の萩原宿に泊まったとする記述が『菅笠日記』にもみえる。また本居宣長の弟子で養子でもある本居大平の『餌袋日記』という紀行文にも萩原に宿った時の記述が残されている。
旧旅籠「あぶらや」
江戸時代後期から末の建築とされ、伊勢本街道とあを越え道の分岐点に位置する。明治時代末頃まで旅籠を営んでおり、2階の虫籠窓や浮き彫りされた屋号、出格子窓など当時の面影を残す貴重な建物である。内部には往時の伊勢街道宿場町の賑わいを伝える資料が展示されている。
札ノ辻界隈
かつてこの界隈には多くの旅籠や旅人の用に資する店舗が多くあった宿場町と考えられている。伊勢本街道とあを越え道の分岐点に位置し、江戸時代には伊勢参りの参詣客でにぎわった。高札場であったことから「札ノ辻」と呼ばれる。
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