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更新日:2023年9月11日
前立腺肥大症とは、男性の尿道をとりまく前立腺が肥大して尿道を圧迫し排尿障害を起こす病気です。尿が細くチョロチョロとしか出なかったり、排尿に時間がかかったり、頻尿になります。残尿が増えてくる為、細菌が感染して急性前立腺炎を起こすこともあります。加齢とともに、徐々に進行する疾患で、50歳以上の男性に多くみられます。
前立腺は男性ホルモンの支配を受けている臓器です。
年を重ね、ホルモンバランスが崩れてくると前立腺の表面の組織が萎縮し内部の組織が肥大して起きます。
しかし、その原因はよく分かっていません。
前立腺肥大症の代表的な内視鏡手術には大きく分けて3種類あります。
当院は最新のレーザー蒸散術(CVP)治療を開始しました。
CVPは Contact laser Vaporization of the Prostate の略で、前立腺組織に光ファイバーを接触させてレーザー光を照射することで、前立腺組織に高熱を与え、組織中の水分や血液を一瞬で沸点に到達させて蒸発させ、組織を気化して消失させてしまう最新の手術方法です。当院では最新の機器を用意し、短時間で安全に手術を行うことができます。また血液をサラサラにする抗凝固薬・抗血小板薬の服用を継続した状態でも手術ができます。
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