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更新日:2020年9月23日

女人高野「室生寺」への旅

室生寺仁王門

癒やしの聖地

真言宗室生寺派の大本山・室生寺は、女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名があり、石楠花(しゃくなげ)の名所としても知られています。

門前から室生川に架かる朱色の太鼓橋を渡ると、室生寺の世界へ。そこには、奈良・平安時代からの悠久の歴史が、現在に受け継がれています。街の喧騒から離れ、美しい堂塔や仏像を静かに眺めれば、自然と心が洗われ、リフレッシュできるでしょう。

「女性とともに今に息づく女人高野~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地~」として、室生寺は日本遺産に認定されています。時を超え、時に合わせて女性とともに今に息づき、訪れる女性たちを癒し続けています。

➡日本遺産認定についての詳細ページに移動します

室生寺の伽藍と仏さま

春は桜や石楠花、初夏は青もみじ、秋には紅葉、そして冬は雪景色と季節ごとに境内は四季に彩られ、その表情を変えています。境内の堂塔には、美しい仏さまなどが安置されており、これらの多くは、国宝や重要文化財に指定されています。仏さまたちのお姿は、どれも繊細で美しく、優美であり、また時には力強くも見えます。

国宝

  • 室生寺五重塔(平安時代初期)
  • 室生寺金堂(平安時代前期)
  • 室生寺本堂(灌頂堂/鎌倉時代前期)
  • 板絵著色伝帝釈天曼荼羅図(金堂来迎壁/平安時代)
  • 木造釈迦如来立像(平安時代)
  • 木造十一面観音菩薩立像(平安時代)
  • 木造釈迦如来坐像(平安時代)

重要文化財

  • 御影堂(鎌倉時代中期)
  • 納経塔石造二重塔(平安時代後期)
  • 五輪塔(室町時代前期)
  • 弥勒堂(鎌倉時代前期)
  • 木造如意輪観音坐像(平安時代)
  • 木造弥勒菩薩立像(平安時代)
  • 木造薬師如来立像(平安時代)
  • 木造文殊菩薩立像(平安時代)
  • 木造地蔵菩薩立像(平安時代)
  • 木造十二神将立像(鎌倉時代)
  • 両部大壇具(鎌倉時代)
  • 大新宮御正体(鎌倉時代)

雪化粧の室生寺

奈良県の東部に位置する宇陀市は、「大和高原」と呼ばれるように県内では標高が高い地域にあります。この時期は、室生寺がある室生の里では雪が降り積もり、数日、銀白の世界に包まれる日があります。四季折々に色んな姿が見られる堂塔では、檜皮葺の美しい屋根に純白の雪が積もります。ゆっくりと拝観することができますのでぜひお越し下さい。

お問い合わせ

農林商工部観光課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-2457/IP電話:0745-88-9081

ファックス:0745-82-8211

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