○宇陀市菟田野産業振興センター条例

平成18年1月1日

条例第159号

(設置)

第1条 本市住民の地場産業を通じたコミュニティ活動の場として、木材及び毛皮革産業への地域住民の理解と認識を得、もって当該産業の振興を図るため、菟田野産業振興センターを設置する。

(名称及び位置)

第2条 菟田野産業振興センターの名称及び位置は、次のとおりとする。

(1) 名称 宇陀市菟田野産業振興センター

(2) 位置 宇陀市菟田野古市場1596番地の21

(事業)

第3条 宇陀市菟田野産業振興センター(以下「産業振興センター」という。)は、次に掲げる事業を行う。

(1) 地域コミュニティに関すること。

(2) 地場産業の研究及び開発に関すること。

(3) 人材養成に関すること。

(4) 需要開拓及び情報収集に関すること。

(5) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認めた事業

(利用許可)

第4条 産業振興センターを利用しようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。許可に係る事項を変更しようとする場合も、同様とする。

2 市長は、前項の許可に際し、産業振興センターの管理上必要な条件を付けることができる。

(利用許可の制限)

第5条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、産業振興センターの利用を許可しない。

(1) 公安又は風俗を害するおそれがあるとき。

(2) 建物又は附属設備を破損するおそれがあるとき。

(3) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団の活動を助長し、又はその運営に資することとなるとき。

(4) 前3号に掲げるもののほか、市長が管理上支障があると認めたとき。

(利用許可の取消し等)

第6条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、利用許可を取り消し、又は利用を停止することができる。

(1) 利用者がこの条例又はこれに基づく利用の条件に違反したとき。

(2) 利用者が偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。

(3) 前条各号のいずれかに該当することとなったとき。

(4) 公益の確保のため特に必要があるとき。

(5) 市長が管理上特に必要があるとき。

2 利用者は、前項第1号第2号又は第3号に該当し、同項の処分を受けた場合、これにより生じた損害につき、その補償を求めることができない。

(使用料)

第7条 利用者は、別表に定める使用料を納付しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

(使用料の不還付)

第8条 既納の使用料は、還付しない。ただし、市長が特別の理由があると認めたときは、その全部又は一部を還付することができる。

(原状回復の義務)

第9条 利用者は、利用を終了したときは、直ちに原状に回復し、返還しなければならない。

2 市長は、前項の場合において当該損害が避けることができない事故その他やむを得ない事情によるものであると認めるときは、その賠償責任の一部を免除することができる。

(損害賠償の義務)

第10条 利用者が故意又は過失により設備及び備品を損傷した場合は、それにより生じた障害を賠償しなければならない。

(運営委員会)

第11条 産業振興センターの適正な運営について諮問するため、宇陀市菟田野産業振興センター運営委員会(以下「委員会」という。)を置く。

第12条 委員会の委員は、関係団体及び学識経験を有する者のうちから市長が委嘱する。

2 委員の定数は、10人以内とし、任期は、2年とする。ただし、再任を防げない。欠員が生じた後任者の任期は、前任者の残任期間とする。

第13条 委員会の運営に関し必要な事項は、規則で定める。

(委任)

第14条 この条例に定めるもののほか、産業振興センターの管理運営に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成18年1月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の菟田野町使用料徴収条例(昭和37年菟田野町条例第3号)又は菟田野町産業振興センターの設置及び管理運営に関する条例(平成元年菟田野町条例第7号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされた処分、手続その他の行為とみなす。

附 則(平成19年条例第48号)

(施行期日)

1 この条例は、平成20年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例による改正後のそれぞれの条例の規定は、この条例の施行の日以後に係る使用料について適用し、同日前に係る使用料については、それぞれなお従前の例による。

附 則(平成22年条例第39号)

この条例は、平成23年4月1日から施行する。

附 則(平成23年条例第22号)

(施行期日)

1 この条例は、平成24年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例による改正後の第1条から第39条までのそれぞれの条例の規定は、この条例の施行の日以後に係る申請又は許可について適用し、同日前に係る申請又は許可については、それぞれなお従前の例による。

附 則(令和元年条例第9号)

(施行期日)

1 この条例は、令和2年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例第1条の規定による改正後の宇陀市有料駐車場条例第3条の規定、第2条の規定による改正後の宇陀市通勤等対策駐車場条例第9条の規定、第3条の規定による改正後の宇陀市高萩台自転車等駐車場条例別表の規定、第4条の規定による改正後の宇陀市公民館条例別表第3の規定、第5条の規定による改正後の宇陀市文化会館条例別表の規定、第7条の規定による改正後の宇陀市生涯学習施設条例別表第2の規定、第8条の規定による改正後の宇陀市文化芸術活動体験交流施設条例別表の規定、第9条の規定による改正後の宇陀市室生地域文化伝習展示施設条例別表の規定、第10条の規定による改正後の宇陀市心の森「多世代交流プラザ」条例別表の規定、第11条の規定による改正後の宇陀市室生福祉保健交流センターぬく森の郷条例別表の規定、第12条の規定による改正後の宇陀市榛原総合センター条例別表の規定、第13条の規定による改正後の宇陀市室生高齢者等ふれあい館設置及び管理に関する条例別表の規定、第14条の規定による改正後の宇陀市農村環境改善センター「農林会館」条例別表の規定、第15条の規定による改正後の宇陀市菟田野農村環境改善センター「農林センター」条例別表の規定、第16条の規定による改正後の宇陀市基幹集落センター条例別表の規定、第17条の規定による改正後の宇陀市室生屋内山村広場条例別表の規定、第18条の規定による改正後の宇陀市菟田野産業振興センター条例別表の規定、第20条の規定による改正後の道の駅「宇陀路大宇陀阿騎野宿」条例別表の規定、第21条の規定による改正後の宇陀市室生オートキャンプ場条例別表の規定、第22条の規定による改正後の宇陀市室生山上公園芸術の森条例別表の規定及び第23条の規定による改正後の宇陀市松山地区まちなみギャラリー条例第9条の規定は、この条例の施行の日以後になされた利用の許可に係る使用料について適用し、同日前になされた利用の許可に係る使用料については、なお従前の例による。

別表(第7条関係)

施設使用料

利用時間

区分

午前9時から正午まで

午後1時から午後5時まで

午後6時から午後10時まで

図書・資料室

940円

1,250円

1,250円

研修室A

940円

1,250円

1,250円

研修室B

940円

1,250円

1,250円

研修室C

940円

1,250円

1,250円

研修室D

940円

1,250円

1,250円

多目的ホール

1,570円

2,090円

2,090円

備考

1 冷房又は暖房を利用するときは、この表に定める額の3割を加算した額とする。この場合において、当該額に10円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとする。

2 宇陀市に住所を有しない者が利用する場合の使用料は、この表に定める額の2倍の額とする。

3 営利を目的とする利用については、この表に定める額の5倍の額とする。

機械使用料(地場産業体験室)

区分

単位

使用料

ボイラ

1時間につき

1,830円

パーマックドライクリーナ(ボイラ及びエアーコンプレッサーSH2型と同時使用の場合に限る。)

1時間につき

1,510円

低温低湿乾燥装置(ボイラと同時使用の場合に限る。)

1時間につき

2,040円

遠心分離機

1時間につき

680円

蒸気湯沸装置(ボイラと同時使用の場合に限る。)

1時間につき

890円

テストドラム

1時間につき

680円

還流式自動パトル

1時間につき

730円

皮革染色試験機

1時間につき

730円

丸鞣用グライディングマシン(エアーコンプレッサーSH2型と同時使用の場合に限る。)

1時間につき

680円

オガアミドラム

1時間につき

520円

振子、横駆動式キッカーマシン

1時間につき

730円

丸鞣用ストレッチングマシン

1時間につき

520円

ローピングマシンRTF―T7型

1時間につき

620円

仕上アイロン機IMF―30型(エアーコンプレッサーSH2型と同時使用の場合に限る。)

1時間につき

780円

エアーコンプレッサーSH2型

1時間につき

520円

エアーコンプレッサーSHO4型(タッカー2丁含む。ただし、針は除く。)

1時間につき

520円

ドラフトチャンバー(排風装置を含む。)

1時間につき

620円

電子台はかり

1時間につき

520円

電子上ざら天びんEB330H

1時間につき

520円

電子上ざら天びんEB―6200S

1時間につき

520円

純水製造装置MA―4

1時間につき

520円

高性能純水製造装置

1時間につき

520円

PHメータHM―30S

1時間につき

520円

PHメータHM―5S

1時間につき

520円

宇陀市菟田野産業振興センター条例

平成18年1月1日 条例第159号

(令和2年4月1日施行)