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更新日:2024年6月13日
社会教育分野における人権教育の推進を担っています
宇陀市人権教育推進協議会は、
会則第3条で活動目的を
「部落問題をはじめ、あらゆる人権問題の解決を
市民一人ひとりが正しく受けとめるために人権教育を研究推進し、
基本的人権の確立された誰もが住みやすい地域共同体づくりを、
人権の視点からめざすことを目的とする。」と謳い、
人権問題の解決を市民一人ひとりが主体となって推進し、
人権のまちづくりをめざす組織です。
この組織は、宇陀市内における人権教育・啓発の最大組織であり、市内23地区組織や社会教育団体、各種団体、行政機関などさまざまな団体で構成しています。
事務局は市役所人権推進課の職員が担当し、市の補助金で運営しています。
地区組織は、大宇陀、菟田野、榛原、室生の4支部があります(旧町村)。
その地区組織の構成は、大宇陀、菟田野、榛原は自治会単位で、室生は(旧)地区公民館単位となっていますが、実質的には各地区とも自治会単位で取り組まれています(旧小学校区等)。
これらの地区組織の活動を支えるため、宇陀市人権教育推進協議会から各地区に助成金を交付しています。各地区の取り組みの内容は、地区別懇談会、人権集会・研修会、人権イベントなど工夫をこらした活動があり、地区住民の皆様が参加しています。
各地区人推協・人推委組織を除く加盟機関・団体もそれぞれの組織目的を持って活動を進めつつ、市人推協の取り組みを支えています。
加盟している県組織は、奈人推協
宇陀市人権教育推進協議会は、奈良県人権教育推進協議会(奈人推協)の加盟組織です。
県内すべての市町村に人権教育推進協議会が組織され、奈人推協にすべて加盟しています。
県組織の奈人推協は、市町村人推協のほかに、奈良県・奈良県教育委員会をはじめ、多くの機関団体が加盟し、組織を構成しています。
「同推協」から「人推協」へ
発足当時、奈人推協は、「奈良県同和教育推進協議会(奈同推協)」という名称で
あり、宇陀市人推協も合併前の旧町村では、各町村同和教育推進協議会(大宇陀町同推協・菟田野町同推協・榛原町同推協・室生村同推協)との名称でした。
2002年に、33年間にわたる「同和対策」に関わる特別法失効や国際的な人権教育の動向など、種々の動きを受け、「同和教育」から「人権教育」へと取り組みの広がりを進めていこうといううねりにより、同和教育推進協議会(同推協)から人権教育推進協議会(人推協)へと改名しています。
そして、同和教育の貴重な経験と教訓、成果を受け継ぎ、「人権教育として再構築していく」ことをめざして取り組みを進めています。
合併前の旧町村人推協は、2006年の宇陀市への合併に伴い、宇陀市人推協の支部として受け継ぎ、市人推協の主たる活動を担っています。
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