ホーム > くらし・環境 > 応援します!うだぢから!(市民活動) > まちづくり活動トピックス > 「深野ササユリ保存会」がユネスコ「プロジェクト未来遺産」に登録されました
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更新日:2019年7月10日
今年で4回目となる公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が主催する「プロジェクト未来遺産」には、21都道府県から24プロジェクトの応募があり、書類審査や現地調査など約5ヶ月に及ぶ選考期間を経て、平成24年12月に9プロジェクトが登録されました。
本市からは「深野ササユリ保存会(宇陀市室生深野)」のプロジェクトである『いやしの里深野を目指して。希少になったササユリ保護・増殖活動』が登録されました。
「プロジェクト未来遺産」に登録された9プロジェクト(外部サイトへリンク)
【深野の風景】
長い歴史を超えて人々が紡ぎ続けてきた文化遺産や、自然とともに生きる知恵や工夫の中でつくりあげてきた自然遺産という豊かな贈り物に光を当て、それらを未来に伝えていこうという人々の意欲を活性化させることによって、時代を切り拓いていこうとするものです。
日本ユネスコ協会連盟は、失われつつある文化や自然を未来に伝える市民の活動を「プロジェクト未来遺産」として毎年10件程度を登録し、それを推進する人と地域を日本全体で応援する仕組みづくりを行っています。
深野ササユリ保存会は、地域の財産であるササユリを「今であれば復活、保護が可能である」と考え、平成18年から保護活動に取り組んでいます。地域全員で行うこの活動は、ササユリの保護のみにとどまらず、都市との交流による交流人口の増加や里山保存の取り組み、美しい景観づくりなどの熱心な活動が認められ、平成21年に「にほんの里100選」にも選ばれています。
今回の登録は、これらの活動を全住民が一丸となって取り組む姿が高く評価されたもので、今後ますますの活力ある地域づくりが期待されます。
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【清楚な姿と香りで初夏を感じさせてくれる深野のササユリ】 |
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【彼岸花植栽運動の様子】 |
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【ビオトープづくりの様子】 |
「プロジェクト未来遺産」の登録にあたり、登録証の伝達式および記念講演を次のとおり開催しました。
日本ユネスコ協会連盟未来遺産委員会朴恵淑委員より、深野ササユリ保存会中尾文俊深野自治会長へ登録証を授与。
記念撮影には、宇陀市マスコットキャラクター「ウッピー」と宇陀市記紀万葉マスコットキャラクター「八(や)ッピー」も一緒に参加。
記念講演
演題:深野の地域づくり
講師:深野ササユリ保存会世話役北森義卿氏
「プロジェクト未来遺産」の登録を記念し、室生深野の写真展を次のとおり開催しています。
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