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更新日:2023年8月25日

宇陀市×天理大学公開講座のお知らせ

宇陀市と天理大学が共催による歴史公開講座「大和学への招待-宇陀歴史発見-」を全4回開講いたします。
この講座は、天理大学の社会連携事業として、昨年に引き続き、共催します。(事前申込不要。但し、各回先着順)

「大和学への招待-宇陀歴史発見-」

【第1回】
  • 日時:令和5年9月30日(土曜日)受付13時
    【講演13時30分~15時】
  • 講演テーマ:「享保の改革と宇陀の民衆-奥宇陀の庄屋記録を手がかりに」
  • 講師:谷山正道(元天理大学教授・新訂大宇陀町史編纂委員)
  • 概要:宇陀郡長野村の庄屋をつとめていた井上次郎兵衛は、宝永元年(1704)から宝暦4年(1754)までの50年にわたって世の中の出来事を書き留めた興味深い日記(「萬附込差引覚書帳」)を残しています。
  • この記録を手がかりに、幕府(8代将軍吉宗)が実施した享保の改革のあり方とこれに対する民衆の動きについて、宇陀のケースを中心に話します。
  • 会場:宇陀市文化会館(研修室)
  • 定員:先着70名
【第2回】
  • 日時:令和5年10月7日(土曜日)受付13時
    【講演13時30分~15時】
  • 講演テーマ:「宇陀の万葉歌」
  • 講師:大谷歩(天理大学国文学科講師・元奈良県立万葉文化館主任研究員)
  • 概要:日本現存最古の歌集「万葉集」、奈良県内には、万葉集に詠まれた土地がたくさんあります。宇陀で特に有名なのは柿本人麻呂の歌に詠まれた阿騎野ですが、他にも宇陀に関連する地名(住坂・宇陀の野など)が詠まれた歌があります。これらの歌の表現を丁寧に観察し、当時の人びとの宇陀の地に対するイメージや発想を考察します。
  • 会場:宇陀市立文化会館(研修室)
  • 定員:先着70名
【第3回】
  • 日時:令和5年10月14日(土曜日)受付13時
    【講演13時30分~15時】
  • 講演テーマ:「宇陀地域の古代史」
  • 講師:岩宮隆司(天理大学歴史文化学科非常勤講師)
  • 概要:宇陀は、神武天皇の東夷伝にも登場し、古代の天皇にとって重要な地域でした。この地域にあった村・神社、この地域にいた一族、この地域に関する少ない文献史料から、古墳時代から平安時代頃の宇陀地域の様子を探っていきます。宇陀地域の様子が解明されれば、日本の古代国家が誕生した頃の歴史を解き明かす事が出来ます。一緒に考えてみませんか。
  • 会場:宇陀市立文化会館(研修室)
  • 定員:先着70名
【第4回】
  • 日時:令和5年10月21日(土曜日)受付13時
  • 【講演13時30分~15時】
  • 講師:黒岩康博(天理大学歴史文化学科准教授)
  • 概要:宇陀市の鳥見山は、神武天皇が霊畤(まつりのにわ)を立て、皇祖天神を祀ったという伝承がある場所です。記紀に基づく「国史」は、昭和戦前期に顕彰のピークを迎えますが、その一部は現在でも「郷土史」として受容されています。宇陀においては、どのような経緯で神話が地域に根付いたのでしょうか。主に19-20世紀を対象として、その歴史を紐解きます。
  • 会場:宇陀市文化会館
  • 定員:先着70名
[お願い]
新型コロナウイルス感染症予防のため、定員を超えた場合は、受講はできません。なお、発熱などの症状がある方は、受講できません。また感染者の増加などの要因により、講座の中止、内容の変更がある場合がございますので、ご理解ください。

万葉歌碑

鳥見山公園

文祢麻呂墓

森野旧薬園

開催日時

2023年9月30日  

費用

無料

申込方法

申込不要(先着順)

主催者

天理大学(広報・社会連携課)
宇陀市

備考

(お願い)
・会場にお越しの際は、駐車台数には限りがありますので、公共交通機関をご利用を下さい。各回、手話通訳を準備しております。

お問い合わせ

教育委員会事務局文化財課 

宇陀市榛原下井足17番地の3

電話番号:0745-82-3976/IP電話:0745-88-9365

ファックス:0745-82-3900

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