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更新日:2023年1月31日
榛原総合センターにて、企画展『笠間陽雲寺と澤氏』を開催いたします。
榛原総合センターにて、企画展『笠間陽雲寺と澤氏』を開催いたします。
宇陀市榛原笠間の地にある「陽雲寺」は、後村上天皇の中宮で北畠親房の娘である顕子(けんし)の墓とされる笠間山陵(かさまのみささぎ)に隣接する寺院です。詳しい創建年代は分かっていませんが、後亀山天皇の創建とも、顕子が隠棲(いんせい)した寺院とも言われています。県指定文化財である「木造菩薩坐像(伝如意輪観音)」を本尊としており、その他徳治2年(1307)や永享元年(1429)の裏書がある市指定文化財の「大般若経」が伝えられています。また、中世の宇陀で活躍した宇陀三将の一人である「澤氏」はこの笠間出身であるという説もあります。
今回の企画展では全595巻ある「大般若経」の一部や、澤城や澤氏の居館である下城・馬場(しもんじょ・ばば)遺跡の発掘調査で出土した遺物を展示いたします。
期間は令和5年2月3日(金曜日)から2月26日(日曜日)まで、休館日は火曜日・祝日、開館時間は9時から17時、観覧は無料です。ぜひこの機会にご観覧ください。
下城・馬場遺跡出土犬型土製品
(市指定文化財)陽雲寺大般若経
2023年2月3日から2023年2月26日 9時~17時/火曜日・祝日休館
名称 |
宇陀市榛原総合センター |
---|---|
住所 |
宇陀市榛原2610-1 |
電話番号 |
0745-82-3377 |
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