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更新日:2014年4月1日
国民健康保険(国保)は、病気やけがをしたときに、安心して医療機関にかかることができる医療保障制度です。
国保財政は加入者皆さんの保険税と市、県および国の補助金や負担金等を財源として運営しています。
国保制度は、加入者皆さんの助け合いによる医療保障制度ですが、このままでは制度が維持できなくなってしまいかねない状況です。
宇陀市では合併時に各町村の保険税率が異なっていたため、平成20年度に保険税率を同一にするための改正を行い、均一課税としてきました。
毎年度の決算では黒字となっているものの、前年度からの繰越金や財政調整基金の繰入が無かったら単年度収支は毎年赤字となっている状況です。
この要因は高齢化の進展、生活習慣病の増加や医療技術の高度化等により、年々伸び続ける医療費と長引く景気低迷による保険税収入の伸び悩みが主な原因です。
そこで、今回その原因ついて探るとともに、私たちができることについて考えていきたいと思います。
宇陀市の国保の医療費は年々増加の一途をたどっています。
平成20年度の1人当たりの医療費が年間283,758円でしたが、平成24年度には315,272円となっています。
病気やケガを治療することは大変重要です。しかし、疾病の早期発見、早期治療に心がけていただき、重病化を招かないようにすることが医療費の抑制につながります。皆さんのちょっとした心がけで医療費を節約することができます。安定的な国保財政運営のために、次のことを心がけましょう。
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